ベルベデーレ宮殿でのミュシャの展覧会

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    本来なら私のような一介の旅行会社平社員など
    (おっ、今日は書き出しから低姿勢?!)
    とてもお近づきになれないであろう
    ハンサムでカッコ良くて、頭も切れて、有名で
    女性ファンが山ほどいる(と推測される)高名な旅行作家の

    山口俊明氏

    が私の宣伝をして下さるのは、
    何とも有り難い ( ^.^)( -.-)( _ _)
    ・・・ありがとうございます。とは言え、何のお礼もできないが(自爆)

    今日の夜はベルベデーレ宮殿で現在行われている
    アルフォンス・ミュシャの展覧会へのご招待へ

    ・・・ 行って、ガイドさんの話を聞いて、堪能するハズ・・・だったのに

    あああああっ、私のアホ (゜゜☆\(--メ)ポカッ

    開始19時と書いてあったのに、18時50分まで会社でゴタゴタがあって
    オフィスを出て急いでベルベデーレ宮殿に向かう。
    到着19時20分。門は固く閉まっていて、周囲にも誰もいなくて
    仕方なく、マイナス1℃の気温のなか、市電を待って帰ったのだが

    ちょっと・・・あの・・・
    ミュシャの展覧会って
    市電 D の停まるベルベデーレ宮殿(上宮)じゃなくて
    市電 71 の停まるベルベデーレ宮殿(下宮)で行われているじゃん!!! (*_*)

    下宮に行けば良かったんだわ〜〜〜っ (((。o゜))))((((゜o。)))

    ううう・・・(涙) 見逃した(号泣)

    展覧会そのものは6月1日まで開催されているから
    改めて行って、ガイディングに参加しよう(ガイディング4ユーロ、入場料別)

    アルフォンス・ミュシャが別に特別好き、というワケではないが
    ちゃんと、スラブ叙事詩も見に行ったし
    ついでに生家のイヴァンチツェまで行った。
    暇な人は、ここ と ここ と ここ をどうぞ。

    この2005年のレストランでの、コーヒーもオーダーできなかった体験から
    チェコ語の初級コースに3回行った。最近はサボっていてやっていないが (^^;;;

    ところで、ここで「ミュシャの展覧会」と言っても通じない。
    「ミュシャ」はフランス語読み。
    こちらでは、「ムハ」と呼んでいるので、お間違いのないよう (^.^)

    さて、明日はオペラ座舞踏会。
    リング通りは閉鎖になり、お金持ちの有名人たちが着飾ってオペラ座に集う。

    私はその間、いつもの通り(?)楽友協会へ。

    このオペラ座舞踏会が終わると
    来週はファッシングの火曜日。灰の水曜日を迎えて
    イースターまで、長い「受難の季節」が始まる。
         私もダイエットしなくちゃ・・・・


    鑑賞し損ねた現代芸術

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      一日だけコンサート行きを休んだ後
      やっぱり今日は行こうか、でも、あそこ、車を停めるところがないし・・・

      そうだ、水曜日のエッセル・コレクション! (^^)v
      そのテがあった!

      夕方7時くらいまで仕事をしてから
      ウキウキと車でクロースター・ノイブルクへ。

      以前の読者はご存知と思うが
      この、現代美術館、水曜日の夜6時〜9時は無料で開放されているのである。
      現代音楽じゃなくて、現代美術だわ、うっふっふ。

      以前のサイトを調べてみたら
      だいたい3ヶ月に1回くらいの割合で通っている。
      (もちろん、無料の日だけである(自爆))

      19時半に到着。入ろうと思ったら、入り口に
      「本日は市の水道管工事があるため、16時30分にて閉館です」

      何ぃっ?! (*_*)
      でも、中は明るいし、ドアも開いてるし・・・

      入ろうとしたら、受付の女性が声をかけてきた。
      「今日は入れないの。ごめんなさい。
       突然、市が水道管工事を始めて、全く水が出ないのよ」

      うわ。そんな事だったら、せめてインターネットのサイトに一言書いてくれ・・・

      「でも、明日の夕方、新しい展覧会のオープニングがあるから
       それに来たら?」
      「ありがとうございます。でも、明日はコンサートに行く予定なんです。
       今日、ここに来るのにも、コンサート一つ諦めて来たんです」

      カウンターの横に立って、カタログを捲っていた男性がボソッと言う。

      「俺も、わざわざ、このためにグラーツから来たのに。
       わかっていれば、夜は別の予定にしたって良かったんだ・・・・」

      受付の人が悪いワケではないし
      だいたい、無料で現代美術を鑑賞しようという我々も
      ケチの代表みたいなものだから、何も言えません (T.T)

      「でも、貴女は、また近いうちに来るでしょう?」

      おわ、やっぱり顔を覚えられてる (^^;;;

      これからコンサートに行っても間に合わないし
      まぁ、仕方なく帰宅したけれど、ちょっと悔しかったのは事実。

      せっかく、現代芸術について、ウンチク垂れようと思っていたが
      そんな理由で、本日の記事は、これにて終わり。
      すみません <m(__)m>


      ファン・ダイク

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        今週のテーマはファン・ダイク。
        ファン・ダイクとヴァン・ダインとファイロ・ヴァンスをよく間違える、という笑い話は
        わかる人にはわかる(今、二階堂黎人を集中的に読書中 f(^^;))

        ファン・ダイクはバロック期のフランドルの画家 (1599-1641)
        ルーベンスの工房で3年、その後、イタリアに7年。
        アントワープに帰るが、その後、イングランドに渡り
        宮廷肖像画作家として活躍した。

        イングランド貴族たちを描いた肖像画が有名だが
        美術史美術館にあるのは初期作品 及び帰郷後のアントワープで描いた作品。

        ルーベンスの影響を受けたとは言え、ルーベンスと決定的に違うのは
        「落ち着きのなさ」「不安感」

        ゆっくりと熟成して安定感のあったルーベンスとは異なり
        ファン・ダイクは早熟の画家。神経質で不安定だったようだ。
        結婚も遅かったらしい。
        楽しい2回の結婚生活を楽しみ、外交官としても手腕を発揮したルーベンスとは違い、
        多かれ少なかれ、いわゆる「芸術家」っぽい人生で、そういう作品を残している。

        ルーベンスの宗教画や肖像画は、ダイナミックでドラマティックではあるが
        在るべきものが在るべきところに落ち着いていて、安心して観ていられる。
        ファン・ダイクは同じようなモティーフを使っていても
        突き放したような冷たさ、地味にも見える色使い、生地の不安定な動きなど
        ルーベンスの暖かさと対極的な位置にある。

        貴族の肖像画。一見すれば、ノーブルな堂々とした作品だが
        着ている立派な甲冑の見事な描写と、
        そこから出ている異様に小さな、しかも横を向いた無関心な顔が
        よくみると、全く合っていない。
        どの肖像画も、立派な衣装に比べて、顔が小さく
        その表情も、何ともいわく言いがたい、イヤな感じ(ホント)
         
        ファン・ダイクについての解説を読むと
        ノーブルな肖像画、威厳のあるモデル、ルーベンスより優雅な画風、などと書かれていて
        一般的評価はそれで間違いはないのだろうが
        しかし、その「優雅」な表情をジッと見ていると
        肖像画の人物が「だから何?」と冷たく言い返してくるような怖さがある。

        ウソだろ?と思う方は美術史美術館で、ぜひ、肖像画をご鑑賞のほど。
        私も「優雅な肖像画」と思っていたのだが、今回のガイディングで言われて
        これも、目からウロコの体験だったもん。 

        ベロットのカナレット(笑)

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          美術史美術館。今回のテーマは Bernardo Bellotto (1720-1780)

          誰、それ?

          無教養な私 f(^^;) ドイツ語圏では、ベロットではなく
          カナレットという名前で知られている。が、実は2人いる。

          ジョバンニ・アントーニオ・カナール (1697-1768)
          父親も画家だったため、小カナール=カナレットと呼ばれていた。

          甥のベルナルド・ベロットは、カナールの元で修業した後
          ヴェネツィアを出てローマ、ドレスデン、ウィーン、ミュンヒェンなどを巡り
          長期滞在したワルシャワで没。
          自分の絵に「カナレット」と署名したが、詐欺ではない。
          いわゆる「ブランド」あるいは「工房名」である。

          ウィーンには2年。文献には「マリア・テレジアに招聘」とあるが
          最新の研究では、招聘はなく、7年戦争で危険になったドイツから逃げて来たらしい。
          カウニッツ候とリヒテンシュタイン候の注文で描き
          その後、マリア・テレジアの依頼で、当時の「新建築」やウィーンのパノラマ画を13枚描いた。

          風景画は、もともとオランダ・ベルギーから始まり
          イタリアでは、巡礼者や旅行者が、お土産として買っていた。
          今で言えば「絵葉書」。えらく高い絵葉書だが(笑)
          貴族の邸宅に飾るための、ベロットの大型の風景画と異なり
          カナレットのヴェネツィア風景は、確かに「持って帰れる大きさ」だ。

          こういう絵を見ると「ヨーロッパ人は不器用だ」なんて言えないわ。

          シェーンブルン宮殿を正面(入口)を描いた大作は
          キンスキー侯が、プロイセン戦争での勝利を知らせに入場する場面。
          テラスの人たちの細かさと言ったら・・・・(驚愕)
          現在の入場券購入場所の上のテラス、左から2番目に描かれた女性が
          マリア・テレジア、と言われているが
          識別しようとすると、絵に近付き過ぎて、警報が鳴る(本当です) 
          望遠鏡が要る(本気)

          どの絵でも、様々な層の人物がいる。
          貴族から乞食まで、同じ画面の中で活動している。
          穿った見方をする学者は、社会批判だと言うけれど
          そこまで考えてはいなかっただろう、との事。私もそう思う。

          写真代わりの記録として、正確さと同時に
          遠近法を意図的に歪め、人間の視覚に合う形で、
          注文主の意図する建物や人物を描きこんだ手腕。
          細かい建物の描写、人物の動き。細かい部分を観察すると見飽きない。

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