ライモンダ ウィーン国立バレエ 2回目

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    Wiener Staatsballett 2018年3月10日 19時〜22時15分

    RAYMONDA
    Ballett in drei Akten nach einem Libretto von Lydia Pachakowa
    und Marius Petipa

    振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa
    音楽 Alexander Glasunow
    演出 Rudolf Nurejew
    舞台と衣装 Nicholas Georgiadis
    照明 John B. Read
    指揮 Kevin Rhodes

    ライモンダ Olga Esina*
    シビル・ド・ドリ伯爵夫人 ライモンダの伯母 Alena `klochkova*
    白い貴婦人 Gloria Maass
    クレメンス ライモンダの友人 Ioanna Avraam
    アンリエット ライモンダの友人 Alice Firenze
    ジャン・ド・ブリエンヌ ライモンダの婚約者 Jakob Feyferlik
    アンドレ2世 Igor Milos
    アブデラフマン Vladimit Shishov
    ベルナール・ド・ヴァンタドール Trevor Hayden*
    ベランジェ Tristan Ridel*

    1幕ワルツ1番(ソロ)
    Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Anna Shepelyeva
    Marcin Dempc, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Richard Szabó
    1幕ワルツ2番(ソロ)
    Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto, Madison Young
    Francesco Costa, Marian Furnica, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco
    2幕 サラセンの踊り(ソロ)
    Sveva Gargiulo, Francesco Costa
    2幕 スペインの踊り(ソロ)
    Gala Jovanovic, Alexandru Tcacenco
    3幕 ハンガリーの踊り(ソロ)
    Alena Klochkova*, Igor Milos
    3幕 グラン・パ・クラシック(ソロ)
    Elena Bottaro*, Rikako Shibamoto

    すみません、ライモンダが続きます ^^;
    (通算9回目)

    今回は、今回は、今回は

    オルガさま ご復活!!!!!!

    オペラ座舞踏会で元気なお姿を拝見して
    もう、涙が出る程に嬉しかったのだが
    とうとうメインの舞台にお戻りに・・・・(感涙)

    ベビー休暇を取っていらしたので
    2015年〜16年シーズンが最後のご降臨だった。

    あ〜、まるで宗教のごとくですが
    オルガさまというのは、もう「さま」抜きでは考えられない。
    あの美しさ、気品、目ヂカラ
    正にバレエを踊るために、この世に降臨された女神さまである。

    オルガのファンになったのは
    オルガが、まだ10代だった頃に
    フォルクス・オーパーで
    エイフマンのアンナ・カレーニナが上演された時からで

    あの時のアンナ・カレーニナ役を
    オルガとダグマーのダブル・キャストだった。
    私の微かな記憶では
    (ブログの記録が消えてしまったので(涙))
    この公演だけはフォルクス・オーパーで一番高い席を買って
    (国立オペラ座じゃないので、そんなに当時は高くなかった)
    ほとんど全公演、必ずカブリツキで観て

    ・・・・それで本格的にバレエにハマったんだわ、ワタシ。

    クラシック・バレエの申し子のようなオルガさまは
    登場するだけで悲劇的オーラを出されるので
    ライモンダという役柄は向かないかも・・・と思っていたが

    最初の登場の時の笑顔の華やかさは・・・何これ???
    こんな明るい笑顔が出来る女神さまだったのか・・・(呆然)

    もちろん
    「私の眉間の美しい縦ジワを見て」という悲劇オーラも健在。
    (青池保子の「イブの息子たち」のニジンスキー
     ・・・という(別種類の)オタクには通じる筈)

    アブデラフマンに言い寄られるシーンの
    あ〜、イヤイヤイヤという場面の切なさ・・・というより

    私、商売熱心で金持ちのキリルと結婚して
    すごく幸せなのに
    前の旦那が復縁を迫ってくる
    ・・・・という、そこはかとない妄想が湧いて来て
    ちょっと困った (ーー;)

    しかしまぁ、本当に美しいダンサーである。
    あれだけ強い脚を持ちながら
    脚も背中も腕も
    筋肉を全く感じさせないたおやかさで
    日本のバレエ・コミックに登場する
    こんなスタイルあるかい?!という絵も軽々と凌駕する美しさ。
    二次元世界の住人もビックリする三次元の奇跡。

    時々、幸せ満喫のはずのシーンで
    悲劇オーラが出て来た時もあったが
    (夢の中でのジャン・ド・ブリエンヌとのパ・ド・ドゥって
     オルガさま、ずっと眉間にシワの悲しい表情で
     ジャン・ド・ブリエンヌ、ほとんど見てなかったし。
     ヤコブは例のあの甘い視線でずっとオルガさまを見ていたが)
    ジャンとのハッピー・エンドの決定後は
    眉間のシワもあまり目立たず
    輝くばかりの笑顔を惜しみなく聴衆に見せてくれた上

    最終幕のハンガリーのダンス(ソロ)の時は
    珍しい下目使いのサド目まで・・・
    ああああああ、実はオルガさま、サドっぽい目つきが出来るのだ。
    しかも、その時の目ヂカラって、すごいモノがある。
    (モダン以外では滅多に見られない)

    いやもう、ともかく美しいライモンダさま
    あっ、違ったオルガさまだった。
    この世のものとは思えぬ少女コミックの世界だわ、これは。

    オバサン役+ハンガリーのダンスのソロにアレーナがデビュー。
    ちょっと小柄だが、キュートなダンサー。

    友人役の女性陣、イオアンナとアリーチェは鉄板。
    この2人、ソロも多い役柄で
    でもあまり目立ってもいけないという難しい役。

    アリーチェのソロがすごくキュート。
    キュートなんだけど、ナターシャのように
    観客に媚び媚びという訳ではなくて
    もっと自然なキュートさで好感。

    友人役男性陣はトレヴォーとトリスタンがデビュー。
    トレヴォーは割に団歴は長くて
    小柄なのであまり目立つ役はなかったけれど
    トレヴォーのダンスって、むちゃくちゃ巧いじゃないの。

    トリスタンも2012年からの団員で
    コールドのメンバーとしてはよく踊っているけれど
    こうやってセミ・ソロを踊ると
    意外に光るイケメンだと言う事を発見。

    シショフのアブデラフマンはさすがの安定度。
    でもミハイルと比べるとワイルド味には欠ける。
    やっぱりこのダンサー、持っているものが
    王子さまなんだよね。

    もっともシショフも背が高いので
    ジャンの役のヤコブと対峙するところでは絵になる。

    ヤコブは最初と比べると
    しっかり芯が出来て来ていて
    王子さまの優しさだけではなく
    騎士としての堂々としたところも踊っていて見事だが

    右回りと左回りのザンレールで差があり過ぎ(笑)
    いや、右回り・左回りのザンレール連続4回なんて言う
    とんでもない振付をしたヌレエフも罪な奴だが。

    サラセンの踊りのスヴェーヴァがピカッと光る。
    このダンサー、最初から、持っている明るさのオーラが凄くて
    以前から注目していたのだが
    相変わらず、明るい役柄ではキビキビして実に美しい。

    スペインの踊りのガラも良かった。
    あのちょっとツンケンした感じのツンデレ風がステキ。

    ライモンダという演目は
    ストーリーがあまりに薄いのに
    それでも休憩2回挟んで3時間以上の公演で
    むちゃくちゃバレエを堪能できるのだが
    ・・・でも、やっぱり、かなり長い・・・というより冗長(笑)

    それでも、まだ追いかけます、という
    懲りない私に
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    ライモンダ ウィーン国立バレエ 1回目

    0
      Wiener Staatsballett 2018年3月9日 19時〜22時15分

      RAYMONDA
      Ballett in drei Akten nach einem Libretto von Lydia Pachakowa
      und Marius Petipa

      振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa
      音楽 Alexander Glasunow
      演出 Rudolf Nurejew
      舞台と衣装 Nicholas Georgiadis
      照明 John B. Read
      指揮 Kevin Rhodes

      ライモンダ Liudmila Konovalova
      シビル・ド・ドリ伯爵夫人 ライモンダの伯母 Oxana Kiyanenko
      白い貴婦人 Gloria Maass
      クレメンス ライモンダの友人 Nikisha Fogo*
      アンリエット ライモンダの友人 Natascha Mair
      ジャン・ド・ブリエンヌ ライモンダの婚約者 Leonardo Basílio*
      アンドレ2世 Zsolt Török
      アブデラフマン Mihail Sosnovschi
      ベルナール・ド・ヴァンタドール Scott McKenzie*
      ベランジェ Richard Szabó

      1幕ワルツ1番(ソロ)
      Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo*, Fiona McGee*, Anna Shepelyeva
      Marcin Dempc, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem*
      1幕ワルツ2番(ソロ)
      Elena Bottaro*, Anita Manolova, Rikako Shibamoto, Madison Young*
      Francesco Costa, Marian Furnica*, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco
      2幕 サラセンの踊り(ソロ)
      Anita Manolova, Francesco Costa
      2幕 スペインの踊り(ソロ)
      Ioanna Avraam, Alexandru Tcacenco
      3幕 ハンガリーの踊り(ソロ)
      Oxana Kiyanenko, Zsolt Török
      3幕 グラン・パ・クラシック(ソロ)
      Adele Fiocchi, Madison Young*

      2016年〜17年シーズンは通算7回行って
      皆勤賞だったライモンダの再演。
      (よって今回は通算8回目の鑑賞となる)

      今シーズンも皆勤賞の予定だったのに
      ちょっと信じられないイロイロな事情があって
      皆勤賞不可能になった(涙)
      (読者諸氏はホッとしているかもしれない)

      さて、このヌレエフ版ライモンダというのは
      さすがヌレエフ版で、ともかく、むちゃくちゃ難しい(らしい)
      「らしい」というのは
      ワタクシ、バレエもド・シロートなので全然わからないからなのだが

      バレエ好きの聴衆として観ていても
      うわあああ、なんだ、そのパの細かさは!ギョッ
      という箇所は非常に多い。

      超絶技巧の展覧会みたいな演目で
      しかもストーリーが、もうアホらしくて
      現代のカルチャー・スタディやジェンダー・スタディから見たら
      これはヤバイだろ、という差別の連続なのだが

      ・・・コホン (・_・;

      それはもう、おとぎ話として割り切って下さい。
      (でないと、過去のオペラとかバレエは上演できなくなる)

      実はこの演目
      ライモンダをリュドミラが踊る回だけ
      ジャン・ド・ブリエンヌ役に
      ワディム・ムンタギロフの名前が出ていた。

      うああああああ、チケット買っておいて良かった、と飛び上がったら
      その喜びは数日で消え

      誰がジャン・ド・ブリエンヌ役になるんだろう?
      リュドミラ姐さんと昨今、一番組んでいるのがレオナルドだから
      今回、まさか、またレオナルドになるんじゃないだろうな・・・

      あ〜、予感的中・・・

      リュドミラはいつもながら華やかだし
      テクニックは呆れるほどに完璧で

      あの鬼のようなバランスやポワント続きを
      あたかも何の苦労もないように鮮やかに見せてくれるのはスゴイ。
      卓越したバランス保持能力は人間技とは思えない素晴らしさ。

      なんだけど
      リュドミラ、若いのに、何となく「姐さん」に見えちゃう。
      ベテランの余裕綽々が演技に出てくるのもあるし
      ほら、美しいでしょ、見て見て、というオーラがスゴイのもある。

      対するジャン・ド・ブリエンヌのレオナルドは
      背は高いし、身体のバランスは整っているし
      脚が長くて、ジャンプが高くて

      ただ、やっぱりテクニック的について行くのが精一杯。
      余裕のなさがチラホラ見える。
      若いし、ともかく必死に踊っているから
      余裕綽々のリュドミラと組ませると
      なんかちょっと痛々しい。

      アブデラフマンのミハイルが当たり役。
      さすがベテランの野生児で堂々としていて
      ふてぶてしくてワイルドで

      リュドミラ姐さんを相手にしても臆さないどころか
      手玉に取ってるような感じもあるし
      パ・ド・ドゥでのリフトは
      レオナルドよりずっと安定している。

      ライモンダ、アブデラフマンに嫁いだ方が良いんじゃないの?
      2人で踊ると、すごくお似合いだし
      アブデラフマン、金持ちで、ワイルドで
      ライモンダに惚れているから貢物もスゴイし
      きっと大事にしてくれるよ?

      と、客席で突然、お見合いオバサンと化したワタシ。

      舞台出ずっぱりの友人カップルに
      ニキーシャがデビューしてリッチーと組み
      小悪魔的にキュートなナターシャが
      新人スコットと組んだ。

      わ〜い、スコットがピンに出て来た!
      このダンサー、小柄で童顔で、むちゃ可愛くて
      コールドの時から
      おおおおっ、可愛い男の子がいる、と注目していたので
      ピンで踊ると、ちょっと嬉しい。

      ワルツとグラン・パ・クラシックには
      注目新人マディソンが登場。

      最近、入団したばかりの若い才能溢れるマディソンは
      モダンでも光っているが
      超美少女で、身体も美しくテクニックも抜群。

      リーズの結婚の雄鶏を踊っていた
      私の初恋の君に似ているマリアンも
      ワルツでセミ・ソリスト。
      マディソンと組んでいて
      ああああ、そこからオペラ・グラスを移動できない!!!
      (他のダンサー、全然見てない・・・すみません)

      ストーリーはあってないようなものなのだが
      クラシック・バレエを楽しむなら
      とことん贅沢に
      最初から最後までクラシック・バレエを堪能できる演目。
      舞台も衣装も美しいし、バレエはとことん満喫できる (^^)v

      これからキャスト変更で
      またこの演目がちょっと続きますが
      どうぞお見捨てなく
      1クリックをお恵み下さい。



      バレエになると見境いつかずチケットを買ってしまうのだが
      チケット発売の時には
      まだキャストが発表になっていない事が多いので
      ともかく買いまくるしか方法がない・・・

      アロンゾ・キング・ライン・バレエ

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        Festspielhaus St. Pölten 2018年2月24日 19時30分〜21時20分

        Alonzo King LINES Ballet

        Biophony
        コンセプト・振付 Alonzo King
        音楽・サウンドスケープ Bernie Krause, Richard Blackford
        照明 Axel Morgenthaler
        衣装 Robert Rosenwasser

        Sand
        コンセプト・振付 Alonzo King
        音楽 Charles Lloyd, Jason Moran
        照明 Axel Morgenthaler
        舞台 Christopher Haas
        衣装 Robert Rosenwasser

        ダンサー Alonzo King LINES Ballet:
        Shuaib Elhassan, Jeffrey Van Sciver, Babatunji, Michael Montogomery,
        Adji Cissoko, Madeline DeVries, Yujin Kim, James Gowan, Maya Harr,
        Kendall Teague, Guerra Ilaria

        サンクト・ペルテン祝祭劇場で
        アロンゾ・キング・ライン・バレエの公演。

        うはははは、こういうものを持って来てしまうのが
        サンクト・ペルテン州立劇場の凄さである。

        最初のビオフォニー、と読むのか
        英語だからバイオフォニーと読むのか定かではないが

        音楽が熱帯のサウンド・スケープなの。きゃああああっ。

        サウンド・スケープ、大好きなんです、というのはさておいて
        舞台装置もなにもない簡素なところに
        熱帯の鳥の鳴き声や蚊のブンブンする音などで
        やっぱりシンプルな身体のラインがはっきり出る衣装で踊るダンサーたちが

        ・・・巧すぎる!!!!

        クラシックの基本を踏まえた上での
        あの、ものすごいバランスと柔軟性は、いったい何なんだ。
        サウンド・スケープとピッタリ合って
        熱帯の動物たちや昆虫たちの動きが
        バレエとして完成されて
        洗練された動きで、ものすごく有機的な「生き物」たちが
        ソロや群舞で舞台の上を自由自在に飛び回る。

        照明がまた凝っていて
        実は床の照明がものすごく効果的。
        ビデオ・インスタレーションだが
        ダンサーの動きと相まって
        信じられない空間性を舞台の上で描き出す。

        うっふっふ、こういうのは
        お高い平土間の席では見えないのよ〜ん。
        貧民席のギャラリーで良かったわ。
        (註 とは言え、サンクト・ペルテン祝祭劇場は
           平土間の席はそんなに高価ではないけれど
           その分、貧民席のチケットは比較的高い。
           金持ち席と貧乏席の価格差が小さいのだ)

        しかしまぁ、何という素晴らしいダンサーたち・・・(絶句)
        ウィーン国立バレエ団のダンサーたちも素晴らしいけれど
        あ〜、ちょっと、あの、その、全然比較にならんわ、これは。

        アロンゾ・キング・ライン・バレエは
        Youtube で独自のチャンネルを持っているので
        見たい方は、ぜひ見ていただければ面白いと思うのだが
        あまりに感激したので
        ビオフォニー(それともバイオフォニー?)から2つばかり
        クリップを貼っておく。
        これだけだと、あの作品の素晴らしさの片鱗しかわからないけれど。





        このビオフォニーがあまりに素晴らしくて
        しかも音楽・・・じゃなくて
        サウンド・スケープがあまりにワタクシ好み過ぎて

        後半の Sand の方が、ちょっと霞んだ。

        こちらは、ブルース的なウエットな音楽に乗せて
        何となくラブストーリーかしら、というエモーショナルな作品だが
        正直言えば
        ラブストーリーのモダン・ダンスなら
        もっとすごい振付師が居る・・・ような気がする。

        あれだけ踊れるダンサーを持っていて
        あれだけモダンで柔軟で、すごいバランスの振付を踊れて
        アロンゾ・キングの振付も
        ビオフォニーでは実に新鮮な動きが多かったし
        何も無理してウエットな題材を取り上げなくても
        と、ついつい思ってしまった。

        数日前には雪で
        その後は晴れただけに気温がむちゃくちゃ下がり
        道路が氷結してるかも、と
        久し振りにシャトル・バスを予約したのだが

        シャトル・バス14ユーロ(往復)でガソリン代より安く
        バスの中でプログラム(買えば3ユーロか4ユーロする筈)もくれるし

        何と、常連さんっぽい何人かは
        このクソ寒い中、コートをバスの中に置いて
        クローク・ルームの1ユーロを節約してた(笑)

        ・・・まぁ、私も自分の車で行く時には
        車の中にコートを置いて地下駐車場から会場に行くけれど(わはは)

        シャトル・バス、便利だし往復バスの中で寝られるし安いけれど
        その分、数時間のロスは出てしまうのだよねぇ。

        サンクト・ペルテン祝祭劇場の次のダンス公演は
        ウエイン・マクレガー4月13日。

        バスの中で宣伝パンフレットもらったけれど
        とっくにチケットは押さえてます (^^)v という
        懲りない私に
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        バランシン・リャング・プロイエット 6回目

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          土曜日のダブル・ヘッダー。
          時系列に読みたい方は、まずはこちらからどうぞ。
          下は夜の印象記です。

          Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年2月17日 19時〜21時40分

          BALANCINE / LIANG / PROIETTO
          SYMPHONIE IN C / MURMURATION / BLANC

          指揮 Fayçal Karuoi

          SYMPHONIE IN C
          振付 George Balancine
          音楽 Geroges Bizet, Symphonie in C
          舞台・衣装 Stephanie Bäuerle
          Hauptpaare :
          I. Satz : Maria Yakovleva - Jakob Feyferlik
          II. Satz : Liudmila Konovalova - Roman Lazik
          III. Satz : Kiyoka Hashimoto - Denys Chrevychko
          IV. Satz : Alice Firence - Dumitru Taran
          Solopaare :
          I. Satz : Elena Bottaro - Arne Vadervelde, Adele Fiocchi - Tristan Ridel*
          II. Satz : Gala Jovanovic - Alexandru Tcacenco, Oxana Kiyanenko - Andrey Teterin
          III. Satz : Sveva Gargiulo - Géraud Wielick, Anita Manolova - Richard Szabó
          IV. Satz : Rikako Shibamoto - Marcin Dempc, Natalya Butchko - Trevor Hayden
          Ensemble
          Marie Breuilles, Natalya Butchko, Aoi Choji, Vanessza Csonka,
          Maho Higashi, Zsófia Laczkó, Fiona McGee*, Katharina Miffek,
          Marina Montibeller, Xi Qu, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
          Isabella Lucia Severi, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo,
          Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder, Beate Wiedner,
          Madison Young

          MURMURATION
          振付 EDWAARD LIANG
          音楽 Ezio Bosso, Violinkonzert Nr. 1, Esoconcerto
          衣装 Edwaard Liang & Laura Lynch
          照明 Lisa J. Pinkham
          バイオリン Volkhard Steude
          Roman Lazik
          Nikisha Fogo - Mihail Sosnovschi, Ioanna Avraam - Jakob Feyferlik
          Alice Firenze - Dumitru Taran, Ketevan Papava* - Roman Lazik
          Sveva Gargiulo, Gala Jovanovic*, Anita Manolova, Franziska Wallner-Hollinek,
          Igor Milos, Tristan Ridel, Zsolt Török, Arne Vandervelde*, Géraud Wielick

          BLANC
          振付 Daniel Proietto
          音楽 Mikael Karlsson, Blanc ;
          Frédéric Chopin, Prélude op. 28/7 A-Dur
          Klavierkonzert Nr. 1 op. 11 e-Moll Romance - Larghetto
          テキスト Alan Lucien Øyen
          衣装 Stine Sjøgren
          舞台 Leiko Fuseya
          照明・ビデオ Martin Flack
          ピアノ Maria Radutu
          詩人(語り手) Andrey Kaydanovskiy
          女性・シルフィード Ketevan Papava
          詩人の影 Eno Peci
          黒いシルフィード Natascha Mair
          黒い詩人 Alexis Foraboxco, András Lukács
          主なシルフィード・影 Ioanna Avraam, Xi Qu, Madison Young
          シルフィード・影 Elena Bottaro, Marie Breuilles*, Natalya Butchko,
          Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó,
          Katharina Miffek, Joanna Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
          Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
          Céline Janou Weder, Beata Wiedner

          Orchester der Wiener Staatsoper
          Wiener Staatsballett

          読者の皆さまがげっそりする番だと思うのだが

          何せこのチケット、バレエ・ボーナス会員(有料)の
          先行発売で買ってしまったので

          その後、どんなにチケット30%割引のお知らせとか来ても
          ワタクシ関係ございません、という演目(ちっ)

          ロジェは観光客ばかりで
          お隣の女性はロシアのキエフ出身ポーランド在住
          英語ペラペラで、最初英語で話していたら
          ドイツ語も大丈夫で、
          もちろんロシア語、ポーランド語も出来るそうで
          モダン・ダンスが好きな英語の先生だった。

          1列目に1人で来ていた男性は
          どうも地元のバレエ・ファンらしく
          2列目のカナダ人カップル(上演中のお喋りが凄かった)に
          バレエ公演で、こんなに同時に数多くのプリンシパルが踊るのは珍しい、と
          興奮しながら話していた。

          確かにバランシンは
          マーシャにリュドミラ、清香ちゃん、デニスにローマン
          豪華にプリンシパルが揃うんだけど

          ・・・・面白くない(ぼそっ)

          まぁ、クラシックですから。
          別にこんなクラシックの演目、入れなくても良かったような気が・・・

          この公演で一番素晴らしいのは
          リャングの Murmuration である事は何回も書いてるけど

          何とこの演目にケテヴァンが役デビュー!!!!!!

          で、これが、これが、これが
          素晴らしかったのである!!!!!!

          第2楽章で、ヤコブと踊っていて(それも良いんだけど)
          ローマン(たぶん、昔の恋人?の役どころ)と会って
          ローマンと繰り広げるパ・ド・ドゥの色っぽさと言ったら

          ケテヴァンの明るい、でも妖艶な
          熟した女性のエロチックな魅力のオーラが舞台で爆発してる。

          天性の女優だから
          イロケムシと化した時のケテヴァンの魅力には
          女性のワタシだってクラクラくるのに、男性が勝てる訳がない。

          (註 普通に街で会うと、スタイルはめちゃ良いけど、いたって普通の女性です。
             ただ、舞台にダンサー(ないしは演じる人)として立つと
             ケテヴァンは信じられないオーラを発散する)

          失礼ながら、この間はニナ(ポラコヴァ)で観たから
          ケテヴァンになったら、もうもうもう(以下省略)

          さすがに拍手もブラヴォー・コールもこの演目は最も激しい。
          それだけの作品だし、音楽美しくて
          シュトイデさんのバイオリン・ソロの音がクリアで素晴らしいし
          作品そのものの美しさも半端じゃない。
          あ〜〜〜、これにケテヴァン出るんだったら、何回観ても良いわ。

          最後のプロイエットのブランクは
          まぁ・・・

          詩人役のアンドレイが
          何だかだんだん役にハマって来てしまい
          冷静に話していたこの間と比べると
          セリフにめちゃくちゃ感情入って来ていて

          それは良いんだけど
          だいたい、あの詩人役、最初から最後まで浮きっぱなしだから
          そんなに頑張らなくても(笑)

          でもさすがにバレエ・ダンサーだから
          先シーズンのウキまくりの俳優さんよりも
          しっかり舞台に溶け込んでいる。
          (やっぱり、ちょっとした走りでも違う)

          3人のシルフィードのマディソンが、やっぱり抜群に良い。
          清冽で、ともかく美しい。新人なのに抜群の存在感。

          最初から最後まで激しいダンスをしているのに
          全く目立たない役回りのエノ(ダンスは素晴らしいのだ)
          真っ黒に塗られてチャーミングさが全くわからないナターシャとか
          かわいそうな役の多い作品だが

          やっぱりケテヴァンがピカッと光る。
          あ〜、もう、ホント、このダンサー、すごい存在感。
          (私は彼女がプリンシパルになる前からのファンだ!)

          シルフィードは美しいけれど
          シルフィードの衣装を脱いでレオタードになると
          ウィーン国立バレエ団ってクラシック・カンパニーだから
          ものすごおおおおく細い身体が大量に蠢いて
          失礼だけど、虫にしか見えなくなったりする・・・のだが

          もともとシルフィードって羽があるから虫なのか、と
          何となく納得しているアホな私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          バランシン・リャング・プロイエット 5回目

          0
            Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年2月13日 19時〜21時40分

            BALANCINE / LIANG / PROIETTO
            SYMPHONIE IN C / MURMURATION / BLANC

            指揮 Fayçal Karuoi

            SYMPHONIE IN C
            振付 George Balancine
            音楽 Geroges Bizet, Symphonie in C
            舞台・衣装 Stephanie Bäuerle
            Hauptpaare :
            I. Satz : Maria Yakovleva * - Jakob Feyferlik
            II. Satz : Liudmila Konovalova - Roman Lazik
            III. Satz : Kiyoka Hashimoto* - Denys Chrevychko
            IV. Satz : Alice Firence - Dumitru Taran *
            Solopaare :
            I. Satz : Elena Bottaro* - Arne Vadervelde, Adele Fiocchi - Francesco Costa
            II. Satz : Gala Jovanovic - Alexandru Tcacenco, Oxana Kiyanenko* - Andrey Teterin*
            III. Satz : Steva Gargiulo - Géraud Wielick, Anita Manolova - Richard Szabó
            IV. Satz : Rikako Shibamoto - Marcin Dempc, Natalya Butchko* - Trevor Hayden
            Ensemble
            Abigail Baker*, Marie Breuilles*, Vanessza Csonka, Maria Giulia Firiti,
            Zsófia Lacykó, Katharina Miffek, Marina Montibeller, Suzan Opperman,
            Xi Qu, Joanna Reinprecht, Alaia Rogers-Maman*, Carolina Sangalli,
            Isabella Lucia Severi*, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo,
            Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder, Madison Young*

            MURMURATION
            振付 EDWAARD LIANG
            音楽 Ezio Bosso, Violinkonzert Nr. 1, Esoconcerto
            衣装 Edwaard Liang & Laura Lynch
            照明 Lisa J. Pinkham
            バイオリン Volkhard Steude*
            Roman Lazik
            Nikisha Fogo* - Mihail Sosnovschi*, Ioanna Avraam - Jakob Feyferlik
            Alice Firenze - Dumitru Taran*, Nina Polákova - Roman Lazik
            Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Suzan Opperman*, Franziska Wallner-Hollinek, Francesco Costa, Igor Milos, Tristan Ridel, Zsolt Török, Géraud Wielick

            BLANC
            振付 Daniel Proietto
            音楽 Mikael Karlsson, Blanc ;
            Frédéric Chopin, Prélude op. 28/7 A-Dur
            Klavierkonzert Nr. 1 op. 11 e-Moll Romance - Larghetto
            テキスト Alan Lucien Øyen
            衣装 Stine Sjøgren
            舞台 Leiko Fuseya
            照明・ビデオ Martin Flack
            ピアノ Maria Radutu
            詩人(語り手) Andrey Kaydanovskiy*
            女性・シルフィード Ketevan Papava
            詩人の影 Eno Peci
            黒いシルフィード Natascha Mair
            黒い詩人 Alexis Foraboxco*, András Lukács*
            主なシルフィード・影 Ioanna Avraam, Xi Qu*, Madison Young*
            シルフィード・影 Abigail Baker*, Elena Bottaro, Natalya Butchko,
            Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Oxana Kiyanenko*, Zsófia Laczkó*,
            Katharina Miffek, Alaia Rogers-Maman*, Carolina Sangalli,
            Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
            Céline Janou Weder*, Beata Wiedner

            Orchester der Wiener Staatsoper
            Wiener Staatsballett

            2016年に4回観た演目の再演。
            今回の上演が6回目だから、私は1回欠席している事になる。

            今回の上演は2月17日・20日・21日・23日で
            うち、私は2回公演のチケットを購入してあるのだが

            先日メールで
            「この公演、チケット30%割引!」という連絡が入ったので
            やっぱり売れてないんだろうなぁ・・・

            正直、私も繰り返して観てしまうと
            真ん中のリャングの Murmuration 以外はどうでも良いという気分。

            最初からあまりに気のない記事でごめんなさい。

            ビゼーの交響曲を使った
            バランシンの Symphonie in C はクラシックな演目。
            バランシンらしい音楽とピッタリ合った
            バレエの動きが見事ではあるけれど

            別にこの演目、ウィーンのバレエ団で観なくても
            ・・・というのはある(すみません)

            役デビューとなったマーシャ(マリア)とヤコブの組み合わせはキュート。
            マーシャの持っている明るいオーラは
            この作品を華やかなものにしてくれる。

            リュドミラとローマンはプリンシパル同士の品格。
            あ〜、それ以上のコメントは控えます(笑)
            (いや、すごく巧いんですよ、巧いんだけど、やっぱり「ほら見て」だし)
            清香ちゃんとデニスの第3楽章は
            いったい、いくつのグランド・ジュテを飛ばせる気?と
            振付のバランシンの正気を疑ってしまうのだが
            さすがにこのプリンシパル2人も、見事に飛んだ。

            コールドがピッタリ揃わないのは
            ウィーンの伝統なので、何も言わない。こちらも慣れてる(笑)

            この演目で唯一、何回観ても感激するのは
            Murmuration で、これは見飽きない。

            影を投影したり、背景に雪を降らせたり
            さりげない舞台の演出が、見事な効果を出す。

            ストーリーは(現代作品なので)あるかないか
            これは各自が、その中にストーリーを作るかどうかの問題。

            私はどう見ても
            ニナ(ポラコヴァ)が若いヤコブと仲良くイチャイチャしているところに
            昔の恋人、しかも未練タラタラのローマンが現れて
            ローマンの貫禄にヤコブが気圧されて
            ニナを渡して退場という

            おい、ヤコブ、キミはまだ若いのに
            そんなに早く諦めてしまって良いのか
            少しは恋のライバルと戦うという気概を見せろ

            とか、ワケわからん理由で憤慨しているのだが
            これはすべて脳内妄想のなせる技である。

            いやしかし、この三角関係のバレエの美しさと言ったら
            三角関係が好き、というワケではないのだが
            いや、正直言っちゃうと三角関係って何となく燃えるんだけど(あっ)
            ヤコブとニナとローマンのパ・ド・トロワって
            この作品の中の一番の魅せどころではある(勝手な解釈)

            曲は Ezio Bosso のバイオリン協奏曲で
            これ、Youtube で探すと第3楽章しか出て来ないので
            この音楽を聴きたい方は、ぜひ(今や30%割引の)この公演にどうぞ。

            シュトイデさんのバイオリン・ソロが素晴らしい ♡
            先シーズンはダナイローヴァ女史がソロを弾いていたが
            シュトイデさんのソロだと、もっとクリアに音が立つ。

            現代作品だから、ストーリー云々は言えないけれど
            (三角関係のストーリーは、一部のバレエでの私の脳内妄想です)
            この作品、何だか心にずっしりと響いて来て(音楽の効果もあるかも)
            なんだか根源的な懐かしさというか
            ちょっと涙が出て来そうな気分になる。

            よって、この演目はお勧め。
            何回観ても素晴らしい。

            最後のブロイエットのブランクだが
            あ〜、もう何と言ったら良いのか・・・困惑する。

            ケテヴァン、お帰りなさい!!!!
            産休から戻ってのカムバック公演。
            ケテヴァン登場時に、何人かのファンの温かい拍手。
            (あ〜、こういうのがウィーンのオペラ座の良いところ)

            だってケテヴァン居なかったら、この作品、成り立たないだろう。
            あの妖艶な笑み、静けさに秘めた熱いオーラという
            ケテヴァンのために作られた作品みたいなもんだ。

            先シーズンは、詩人(俳優さんがやった)が最初から最後まで邪魔で
            バレエ・ダンサーの中で浮きまくって
            ワケのわからん事を言っているそこの中年男、早よ出てけ、と思ったが

            今回は俳優さんが
            僕、もうこの演目、イヤです、と断ったのか
            オペラ座の予算の関係上
            俳優さんに払うギャラの予算がないので
            バレエ団の中で誰かにやってもらって下さい、と言われたのか

            ダンサーのアンドレイが「詩人」役になった。
            この間のペール・ギュントで見事に死神を演じ
            キャラクター的には抜群の演技力を誇るアンドレイが

            あの、ワケわからん、とんでもないテキスト(ドイツ語)を
            丸暗記して、この上なく美しいディクテーションで喋ったのには脱帽。

            しかし、この詩人の自分勝手なよくわからんモノローグって
            一部の独りよがりな学術論文より、ずっと酷くない?
            アンドレイのクリアなドイツ語で
            (ちなみにアンドレイの母国語はドイツ語ではない)
            ドイツ語そのものは、よく理解できるのだが
            理解できても、内容がさ〜っぱりわからない。

            この演目、かわいそうなダンサーが何人も居て
            まずは最初から最後まで「詩人の影」として
            激しいモダン・ダンスを踊り続けるエノ。

            詩人やシルフィードに視線が行ってるから
            エノのダンス、たぶん、ほとんど誰も見てないです(汗)

            シルフィードたちも
            シルフィードの影(=衣装なしのレオタード)も
            いや、美しいんだけど、全然意味ないし

            ダンサーの無駄遣いというなら
            黒いシルフィードと黒い詩人の3人なんか
            もっと悲惨で
            だいたい、顔含めて全身真っ黒なので
            誰が踊ってるのか、全然わからないし
            (あのキュートなナターシャが・・・あああ(号泣))
            しかも、この黒のシーン、無駄に長くてむちゃ退屈。

            ケテヴァンの妖艶な微笑みは魅惑的だし
            最後のシーンで、詩人の横に佇むだけで
            ものすごい雰囲気を醸し出すのは素敵だけど

            しかしこの作品、本当に退屈だわ(断定)

            ちらっとケテヴァンが出てくるので
            続いての2公演も鑑賞するつもりだが
            もしかしたら、途中で抜けるかも・・・

            まぁ、何回も観ると、ちょっと飽き飽きするかもしれないけれど
            モダンが好きな方には面白いかもしれない(一回鑑賞限定なら)
            アンドレイが話すドイツ語は
            ドイツ語わからなくても
            内容はごちゃごちゃした詩人の繰り言なので
            無視しても全くかまいません(断言)

            この公演、あと2回鑑賞予定だが
            4回でなくて良かった、と
            ちょっとホッとしている私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。


            国立バレエ ペールギュント 2回目

            0
              Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年1月22日 
              19時30分〜21時45分

              PEER GYNT
              Ballett in zwei Akten
              振付・リブレット Edward Clug
              音楽 Eduvard Grieg
              舞台 Marko Japelj
              衣装 Leo Kulaš
              照明 Tomaž Premzl
              指揮 Simon Hewett
              ピアノ Shino Takizawa

              ペール・ギュント Jakob Feyferlik
              ソルヴェイク Alice Firenze
              死 Andrey Kaydanovskiy
              鹿 Zsolt Török
              ペールの母オーセ Franziska Wallner-Hollinek
              イングリ Ioanna Avraam
              緑衣の女 Rebecca Horner
              小さなヘルガ Isabella Lucia Severi
              アスラック Vladimir Shishov
              マッズ・モエン イングリの花婿 Igor Milos
              アニトラ Nikisha Fogo
              医者 András Lukács
              村民 Emilia Baranowicz, Fiona McGee, Anna Shepelyeva,
              Céline Janou Weder, Madison Young
              Marcin Dempc, Richard Szabó, Andrey Teterin,
              Arne Vandervelde, Géraud Wielick
              3人の女 Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Iulia Tcaciuc
              トロルの王 Kamil Pavelka
              トロル Elena Bottaro, Marie Breuilles, Natalya Butchko, Sveva Gargiulo,
              Oxana Kiyanenko, Fiona McGee, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
              Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Gabor Oberegger,
              Tristan Ridel, Richard Szabó, Dumitru Taran, Jaimy van Ovreem
              モロッコ人 Fiona McGee, Suzan Opperman, Anna Shepelyeva,
              Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder, Madison Young
              Nicola Barbarossa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Gabor Oberegger,
              Kamil Pavelka, Arne Vandervelde, Jaimy van Overeem
              精神病院の患者 Rebecca Horner, Fiona McGee,
              Leonardo Basílio, Richard Szabó
              Isabella Lucia Severi, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
              Venessza Csonka, Oxana Kiyanenko, Suzan Opperman, Rikako Shibamoto,
              Céline Janou Weder, Madison Young
              Zsolt Török, Kamil Pavelka, Marcin Dempc, Alexis Forabosco, Marian Furnica,
              Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin,
              Arne Vandervelde, Jaimy van Overeem, Géraud Wielick

              Wiener Staatsballett
              Chorakademie und Extrachor der Wiener Staatsoper
              Orchester der Wiener Staatsoper

              いや〜、本当にグリーグの音楽って素晴らしい。
              で、バレエがどうのこうのと書く以前に
              ともかく、この話が気に喰わないというのは
              一緒に観劇した友人と
              終演後に熱く語ったテーマである。

              世の男性諸氏は
              女性の「白馬の王子さま幻想」をお笑いになるが

              それ言ったら、男性だって
              グレートヒェン幻想とか、ソルヴェイク幻想とか
              あるいは津軽海峡冬景色とか
              箸にも棒にもひっかからないアホな幻想に憧れているだろう。

              白馬の王子さまは、0,001% くらいの確率で
              居ないワケではないが
              (昔のパトロンとか、まぁ、色々とその手のパパになりたい男性は居る)

              グレートヒェンもソルヴェイクも津軽海峡冬景色も
              100% いませんから(断言)

              だいたい、生物学的に言って
              エサを持ってこないオスなんてメスの興味対象外ですし。
              (だからメスを養え、というワケでは(昨今)ありませんが)
              生物学的に役目を終えたメスが
              オスの餌運び対象外になるのと同じだわよ。

              第一、ソルヴェイクが待っていた、と言うけれど
              ソルヴェイクだって歳取りますからね。
              自分が還暦になって
              還暦の女性が一筋に自分を待っていた、と言われても
              オスとしては、あんまり嬉しくないんじゃないかと思うんだけど。

              「誰かが自分を待っている」幻想は
              どんなに大目に見ても母親だけですよ、うん。

              それでも男性はペール・ギュントのように
              好き勝手やって、女性を喰い散らかして
              最後には(還暦になっても?)待っている女性がいる、という
              あり得ない幻想がお好きなのかしら。
              男性じゃないからわかりませんが
              あり得ないだけに、その憧れは非現実的で美化されるのかもしれないなぁ。

              って、これ、バレエの感想記じゃなくなってるぞ(汗)

              初演と同じキャスト。
              やっと少し、私の噛み砕きが出来て来た感じ。
              バレエというよりは
              モダンの動きを取り入れた
              おとぎ話の音楽付き演劇と思った方が良いプロダクション。

              相変わらずヤコブのキュートさと
              アンドレイの存在感と
              レベッカの妖艶な魅力と
              アリーチェの清純な感じで
              キャストの良さでもってるような演目だわ。

              オスが自分の子孫を残すために
              あちこちのメスにちょっかいかけるのは
              私はあまり気にならないので
              ペール・ギュントの女遍歴は構わないのだが

              山師で一山当てて金持ちになったり
              身ぐるみ剥がれて無一文になったりという
              計画のなさが、人間的にイヤなの。

              27歳の時に、独りで暮らす年金生活を考えて
              オーストリアに飛び出して
              32年、色々と我慢した自分がアホみたいじゃないの。

              ペール・ギュントの音楽は素晴らしい。
              ペール・ギュント組曲以外に使われている
              グリーグの音楽も素晴らしい。

              前半の終わりの方で
              ピアノ協奏曲の第2楽章で踊られる
              ペールとソルヴェイクの愛のダンスは
              音楽の素晴らしさと相待って、美しい。

              が、この名曲、ピアノ協奏曲の第3楽章のシーンが
              精神病病棟での
              精神病患者(しかも偏見たっぷりの振付)で踊られる
              ハチャメチャなダンスというのは、ちょっと納得がいかん。

              ダンス的に派手なシーンが少ない中で
              この精神病患者によるダンス・シーンというのは
              かなり派手な振付ではあるのだが
              いやもう、舞台の奇妙でダイナミックな動きに
              呆気に取られて
              そこに響く、この上なく美しいピアノ協奏曲最終楽章って

              ・・・ちょっと悲しすぎる(涙)
              これから、この曲を聴くたびに
              あのシーンが目の前に現れたらどうしよう・・・

              モダンだから、派手なピルエットとかジャンプは一切なく
              どちらかと言えば柔軟性が必要な動きが多くて
              いわゆる「バレエ」を期待すると、ちょっと違う。

              が、このキャスト
              ともかく登場人物が魅力的。

              実はワタシが好きなのは
              精神病患者のダンスの中でのリッチーなんだけど(笑)
              だって、なんか、ものすごく滑稽なんだもん。

              ああ、そう言えば
              この「精神病患者」のダンスだが
              現在のポリティカル・コレクトネスを強調するご時世では
              一部の人には、大変な反感を買いそうなシーン。

              ただ、これ、あくまでも「おとぎ話」で
              登場人物にリアリティありませんから。
              振付師が何を思って、この物語をバレエにしたかったのか
              サイトのインタビューでは、何か言っていたけれど定かではない。
              (またもやオペラ座のサイトに入れなくて
               もう一度見る事が出来ない)

              ペール・ギュント役は
              最初からかなり激しいビンタされて
              その後も、お尻ペンペン(しかもかなり本気)もあって
              殴られるわ、蹴られるわ
              踏みつけにされるわ
              硬い床を膝や肘で這い回るシーンもあるので
              かなり痛そう。
              (ヤコブ、というバレエ・ダンサーだから同情する。
               これがペール・ギュントその人であれば
               ざまあみろ、とか思うけどさ)

              水曜日の同じキャストの公演には行けないが
              セカンド・キャストのデニスとニナ(ポラコヴァ)に
              行こうかどうしようか迷っている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。


              ペール・ギュント 国立バレエ プレミエ

              0
                Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年1月21日
                 18時30分〜20時45分

                PEER GYNT
                Ballett in zwei Akten
                振付・リブレット Edward Clug
                音楽 Eduvard Grieg
                舞台 Marko Japelj
                衣装 Leo Kulaš
                照明 Tomaž Premzl
                指揮 Simon Hewett
                ピアノ Shino Takizawa

                ペール・ギュント Jakob Feyferlik
                ソルヴェイク Alice Firenze
                死 Andrey Kaydanovskiy
                鹿 Zsolt Török
                ペールの母オーセ Franziska Wallner-Hollinek
                イングリ Ioanna Avraam
                緑衣の女 Rebecca Horner
                小さなヘルガ Isabella Lucia Severi
                アスラック Vladimir Shishov
                マッズ・モエン イングリの花婿 Igor Milos
                アニトラ Nikisha Fogo
                医者 András Lukács
                村民 Emilia Baranowicz, Fiona McGee, Anna Shepelyeva,
                Céline Janou Weder, Madison Young
                Marcin Dempc, Richard Szabó, Andrey Teterin,
                Arne Vandervelde, Géraud Wielick
                3人の女 Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Iulia Tcaciuc
                トロルの王 Kamil Pavelka
                トロル Elena Bottaro, Marie Breuilles, Natalya Butchko, Sveva Gargiulo,
                Oxana Kiyanenko, Fiona McGee, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
                Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Gabor Oberegger,
                Tristan Ridel, Richard Szabó, Dumitru Taran, Jaimy van Ovreem
                モロッコ人 Fiona McGee, Suzan Opperman, Anna Shepelyeva,
                Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder, Madison Young
                Nicola Barbarossa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Gabor Oberegger,
                Kamil Pavelka, Arne Vandervelde, Jaimy van Overeem
                精神病院の患者 Rebecca Horner, Fiona McGee,
                Leonardo Basílio, Richard Szabó
                Isabella Lucia Severi, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
                Venessza Csonka, Oxana Kiyanenko, Suzan Opperman, Rikako Shibamoto,
                Céline Janou Weder, Madison Young
                Zsolt Török, Kamil Pavelka, Marcin Dempc, Alexis Forabosco, Marian Furnica,
                Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin,
                Arne Vandervelde, Jaimy van Overeem, Géraud Wielick

                Wiener Staatsballett
                Chorakademie und Extrachor der Wiener Staatsoper
                Orchester der Wiener Staatsoper

                使われているグリークの音楽まで書き出そうと思ったら
                とんでもないページが必要になるので止めた(あっさり)
                ペール・ギュント以外にも、弦楽四重奏曲とか、ダンス曲とか
                有名どころでは、ピアノ協奏曲の2楽章と3楽章も使われている。

                ご存知グリークのペール・ギュント組曲は
                まぁ、一般教養範囲なので
                小学校の音楽鑑賞とかで聴いてはいるが

                例の有名な「朝」の曲
                あぁ、北欧の冷たい空気の爽やかな夜明け、とか思っていたら
                実は砂漠の夜明けだった事がわかった時の衝撃って
                今でも忘れられない。
                (このバレエでは、ちゃんと砂漠のシーンで使われている)

                さてペール・ギュントの話だが
                私は、これが大嫌い。

                女関係にはだらしないわ、好き勝手な事はするわ
                放浪だの遍歴だの、美しい言葉で綴ってみても
                要は好き勝手やって、はちゃめちゃな生活を送った無責任男の話ではないか。

                もちろん北欧文学の専門家からすれば
                イプセン当時の社会背景だの、作者の隠された意図だのがあるのだろうが
                ストーリーとしてみる分には
                こういう男が居たら、殴ってやりたい、という主人公である(断言)

                何故、こういう話がフォルクス・テアーターで上演されたり
                鳴り物入りの国立バレエ団の新作品として取り上げられるのか
                私にはわからん。

                責任なしで好き勝手やって、あちこち放浪して
                女と見れば手を出して、すぐに飽きて
                故郷に戻れば、誠実に待っている女性が居る、というのは
                ある意味、男性にとっては理想的なのかもしれないが
                こいつは女性の敵だ。

                舞台も衣装も凝っていて
                ストーリーもきっちりと押さえて、ちゃんと追っている。
                それだけに、だらしない女性の敵のペール・ギュントが
                しっかりと人物造形されてしまうのだが

                ヤコブなら許す!!!!!!

                どんなハチャメチャやっても
                結婚式から花嫁を強奪して、すぐに捨てても
                金持ちになってから砂漠に行って
                いやらしい脂ぎった女狂いの金持ちオヤジになっても

                どんなシーンでも絵になるダンサーって何なんだ?!

                そのヤコブが、最初のシーンでは
                お母さんのオーセ役のフランツィスカから
                バンバン、ビンタを喰らう。

                フランツィスカ、本気でビンタしてるし
                オーセの死の直前のシーンでは
                ペールギュントがお母さんの前に横たわり
                ズボンを下げてお尻を出して
                お尻ペンペンのシーンでも
                本気でお尻を叩いている。

                ああああ、羨ましい(違!)
                (^◇^;) あ〜、それはともかくとして

                荒唐無稽な冒険談ではあるのだが
                キャストが非常に良い。

                何やっても憎めないヤコブは
                バレエと共に演技が抜群で
                若い頃のやんちゃ振りから
                後半のスケベ中年に、ボロボロになった老人まで
                ばっちりリアルに演じてくれる。
                しかも、可愛いから、どんなにイイ加減な男でも
                スケベおやじでも、あまりのキュートさに悶える。

                「死」の役のアンドレイの存在感がすごい。
                真っ黒な長いマントを着て、重要な場面に神出鬼没の役だが
                アンドレイが出てくるとシーンの雰囲気がガラッと変わる。

                しかもシリアスな役のはずなのに
                アンドレイが演じると、そこはかとなくユーモアが漂って
                ちょっとコミカルで憎めない狂言回しの役どころがピッタリ。

                オーセのフランツィスカは
                巧く老け役を踊っていて、枯れた感じと
                息子を本当に心配している心情が伝わって来る。

                カッコいいのは緑衣の女のレベッカ!!!
                トロルの王女さまで
                異様に色っぽくて、誘惑の仕方がもう超絶萌えだが
                後ろ姿に仮面をつけて、何と突然妊婦になって
                (お尻のところが妊婦のお腹に相当する・・・すごいアイデア)
                赤ちゃんまで産んでしまうシーンがある。

                いつまでもペールを待っているソルヴェイクのアリーチェは
                清純な役を清純に誠実に演じていたけれど
                この役は、あまり強烈では困るので
                自分の存在感を隠して演じている、というのが、さすがだなぁ。

                すがりつくイングリ役のイオアンナがいじらしいし
                アニトラ役のニキーシャは、これまた色気がムンムンしている。

                鹿の役は両手が前足になっているから
                かなり踊りにくいと思うんだけど、ゾルトのダンスは見事だったし
                実は、この鹿、かなりカッコいい役。

                いやでも、ヤコブだよ、この作品のキモは。
                女狂いだから、あっちでデュエット、こっちでデュエット
                絡むのは女だけではなくて
                しょっちゅう男と喧嘩もしているし
                いつもフラフラしていて現実感に乏しく
                自分のやっている事が何を引き起こすかなんて何にも考えず
                好き勝手に人生送って
                棺桶から逃げて
                結局、待っていたソルヴェイクと旅立つという

                ・・・それって私の人生か(反省)
                あ、ワタシの場合は待っている人はいないけど(自爆)

                シリアスなストーリー(しかも主人公は憎たらしい)なのだが
                途中で、ちょっと笑えるシーンが結構入っていて
                そのユーモアで救われているところもあるなぁ。

                オペラ座のウエブ・サイトに写真やビデオが公開されたので
                ご興味ある方はぜひどうぞ。

                舞台、衣装、その他、かなり豪華版の作品。
                音楽は書いた通り、ペール・ギュント以外の作品も多く
                ラブシーンで華麗に演奏されるピアノ協奏曲は素晴らしい。
                (このシーンの後、バレエよりはピアノに対しての拍手が凄かった)

                何回か公演はあるのだが
                何故かこの演目、コンサートと重なったりしていて
                全公演制覇どころか、数回しか観られない。
                (って、数回は観るつもり(笑))

                いわゆるクラシック・バレエの美しい舞台を期待すると
                ちょっとギョッとすると思うけれど
                よく出来た作品だし、音楽は素晴らしいし
                観ておいて損はない、と断言する私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                ネタバレになるから書けないけど
                後半の最初のシーン、実にキュート ♡
                ヤコブがアリーチェに「お金ちょうだい」というマイムで
                お金のシンボルとして OK マークを使っていたのは
                (オーストリアではあれは使わない)
                ノンバーバル・コミュニケーションの文化的差異として刮目すべきシーンだった。

                サンクト・ペテルブルク・フェスティバル・バレエ「白鳥の湖」

                0
                  Festspielhaus St. Pölten 2018年1月10日 19時30分〜21時50分

                  St. Petersburg Festival Ballet

                  SWAN LAKE
                  オデット・オディール Svetlana Filatova
                  ジークフリート王子 Yevgeni Khissamutdinov
                  ロットバルト V. Smirnov/I. Medvedev
                  道化師 A. Fedorkov/D. Dubrovin
                  パ・ド・トロワ K. Mikheeva/V.Stavtseva/D.Gruzdeva/S.Zezyulina
                  V.Smirnov/I.Medvedev

                  出し物は有名なチャイコフスキーの「白鳥の湖」
                  バレエ・カンパニーは
                  サンクト・ペテルブルク・フェスティバル・バレエ

                  サンクト・ペテルブルクと言えば、キーロフ劇場の
                  マリインスキーを連想するが、違うカンパニーである。

                  プログラム5ユーロもしたのに
                  白鳥の湖・くるみ割り人形・眠りの森の美女・ジゼル
                  の4つの演目の筋書きだけで
                  キャストも何人か持ち回りで踊っているらしく
                  数人の記載があって、どのダンサーが踊っているかは不明。

                  オデット・オディール、及び、ジークフリートは
                  舞台で顔を見て、プログラムにあったプリンシパルの写真と比べたので
                  たぶん、上記の人だと思う。

                  仮面みたいなメイクをしている道化師と
                  ロットバルトについては、どのキャストだったかわかりません。

                  こういうのって、日本だったらどこかに張り出すなり何なりするのだが
                  オーストリアは別に誰も知りたがらないようだ(たぶん)

                  さて、この演目、チケットが結構なお値段で
                  まぁ、ロシアからの引越し公演だし、エージェント絡んでるから
                  最貧民席で40ユーロも仕方ないか、と思っていたら

                  公演1日前に電話があって
                  「明日、私どもの劇場の公演にいらっしゃいますね?
                   チケットを買われたギャラリーが閉鎖される事になったので
                   追加料金なしで別のお席をご用意しました。
                   公演前にチケット売り場で新しいチケットにお引き換え下さい」

                  ほ〜、それは技術的問題でギャラリーを閉鎖したのか
                  あまりに観客が少ないので、ギャラリーの人を平土間に移動させたのか

                  ・・・後者でした(笑)

                  バルコンとギャラリー締め切って
                  全員を平土間に移したようだが
                  それでも平土間の後ろの方はガラガラである。

                  何とまぁ、お気の毒というか
                  そりゃ、ウィーンの国立オペラ座で
                  バレエ「白鳥の湖」を上演すれば
                  チケットは全公演売り切れだが
                  それは観光客が、あっ、これならわかる、と殺到するからで

                  ウィーンのバレエ・ファンで
                  平日の19時30分のサンクト・ペルテンに行けるような年齢の人は
                  国立オペラ座のヌレエフ版「白鳥の湖」は
                  何回も観ているに違いない(← ええ、自分の事ですけど)

                  音楽はテープ。
                  劇場の舞台はかなり狭いので
                  舞台装置は書き割り。
                  いつものように貧民席の上からの視線ではなく
                  平土間で舞台と同じ目線、というのもあるけれど
                  舞台の奥行きが狭い。

                  ジークフリート王子の誕生日シーン。
                  衣装は原色を華やかに使って、とても豪華絢爛でステキ。
                  道化師という役はヌレエフ版では存在しないが
                  この舞台では最初から、ずっと高いジャンプをしっぱなしで登場する。

                  いったい何回飛ぶんだ?!という位
                  最初から最後まで、道化師は飛んでいる。
                  ジャンプ続きのソロもある。
                  ひええええ、これは技術も体力も要る。

                  そこに登場するジークフリート王子

                  ・・・小さい

                  あ、すみません。
                  人の見た目の事を言ってはいけないのは承知ですが
                  ことバレエ・ダンサーに関しては外見も価値のうちと思ってお許し下さい。

                  ファンの人が聞いたら腰を抜かすかもしれないが
                  指揮者のエ○・○ッカ・サ○ネンの顔をちょっと左右に伸ばした感じ。
                  丸顔っぽいので、私の好み(というのは関係ないが)
                  ただ、コールドの女性たちに囲まれると
                  女性ダンサーがポワントでなくても、中に埋もれている。

                  パ・ド・トロワの男性ダンサーは
                  反対にかなり上背があったのだが
                  でも、この上背のあるダンサーは、ちょっとマスクに(以下省略)

                  いや、大丈夫。
                  女性より小さなジークフリート王子は世の中にはわんさか居る。

                  だって、このダンサー、小さいのに品が良い。
                  まぁ、第一幕では、ソロを除けばマイムなのだが
                  ソロの時にもジャンプの着地も、一つ一つのパも丁寧。
                  オネエ系だが、男性ダンサーのほとんどはそうなので構いません。

                  第一幕のパ・ド・トロワはヌレエフ版にはないので楽しませてもらった。
                  しかしコールドがちょっと微妙というか、合ってない(ような気がする)

                  オデットはさすがの貫禄のプリンシパル女性ダンサーで
                  動きのところどころに、素早い身体の表現があって

                  これ、白鳥というより、ネコ・・・だよね?!

                  見せ方は巧いんだけど
                  悲しい、というよりは、何だかネコ的にワイルドで
                  しかも不貞腐れたネコのような印象を残す。
                  それはそれで味はある(と言えない事もない)

                  第2部と第3部は続けての上演。
                  オディールとして出て来て、妖艶な微笑みを浮かべる・・・とは言え
                  何だか微笑みが引きつっている不自然な感じ。

                  32回転は一番の見せ所だと思うんだけど
                  ダブルは一回もなく
                  シングルで、軸はしっかりしているけれど
                  何だか手抜きというか、すごく単調な回転だったなぁ。

                  かなり存在感のあるオデット・オディールだっただけに
                  このダンサーの本気の公演を観たい、と思わせるほど
                  お疲れだったのか
                  会場が満席でない事にご不満だったのか

                  それ言えば、コールドも道化師も、ちょっと手抜き気味だったかもしれない。
                  (それとも、あんまり上手じゃないとか? う〜ん、それは失礼だきっと)

                  オネエのジークフリートが、かなり丁寧に踊っていたのに好感を持ったが
                  ちょっとこの舞台、緩い感じがする。

                  デヴェルティスマンはそれなりに楽しかったけれど
                  見慣れたヌレエフ版の方が面白い(すみません)

                  まぁ、舞台の大きさが違うし
                  よって、白鳥の群舞の人数が全然違うし
                  (ウィーンのオペラ座の方が数倍の白鳥さんが舞台に居る)
                  衣装は美しいし、狭い舞台で、それなりに頑張った、という感じはするけれど

                  この「白鳥の湖」で、あのチケット料金はちょっと
                  (まぁ、今回は平土間のすごく良いところに移動できたから良いけど)

                  結末だが
                  この演出は、ハッピー・エンドである。
                  何と、王子さまがロットバルトを倒してしまうのだ。

                  ほら、悪い魔法使いは死んだよ
                  僕と一緒に幸せになろう、というところで
                  オデットの表情が暗いままって

                  あら、そんな事になっちゃったの、困ったわ
                  私、この王子と結婚しなければならないのかしら
                  他にもっと良い選択肢がありそうなんだけど

                  あっ、ごめんなさい、妄想です、妄想。

                  ガラガラだったこの公演
                  前の人が、最初から、ずっとスマホで録画していて
                  (画面が光るので、ものすごく迷惑)
                  第2幕で、隣の男性が、やっぱりスマホで録画を始めたので
                  録画とか写真は禁止ですよ、と言ったら
                  今日は例外で、録画・写真撮影禁止のアナウンスはなかった、と言われ

                  いや、確かに言われてみれば
                  録画・写真禁止のアナウンスなかったし
                  プログラムのどこにも、録画・写真は禁止と書いてない!

                  ・・・私も撮れば良かった(ウソです😀)

                  4つのプロダクションでヨーロッパ公演をするらしいのだが
                  主催者のサイトを調べても、どの都市でいつ公演するかは
                  全く記載されていないという、ちょっと不思議なカンパニーでもある。

                  授業サボって、雨の中、サンクト・ペルテンまで車を飛ばして
                  まぁ、40ユーロで、平土間のど真ん中だったから
                  こんな良い席、座った事がない、ときゃ〜きゃ〜騒いだけれど
                  ちょっと不思議な公演だった。

                  サンクト・ペルテン祝祭劇場が満杯になるのは
                  こういうクラシックじゃなくて
                  実はモダンという現象を
                  面白いな、と思う私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  今年は暖かくて(でも風は強い)
                  雪じゃなくて雨で、朝から暗くてジトジトするし
                  なんだか変な冬だ。

                  国立バレエ クルミ割り人形 今シーズン4回目(通算25回目)

                  0
                    Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年1月6日 19時30分〜21時30分

                    DER NUSSKNACKER
                    Ballett in zwei Akten nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                    振付・演出 Rudolf Nurejew
                    音楽 Peter Iljitsch Tchaikowski
                    舞台・衣装 Nicholas Georgiadis
                    照明 Jacques Giovanangeli
                    指揮 Paul Connelly

                    クララ Kiyoka Hashimoto
                    ドロッセルマイヤー・王子 Robert Gabdullin
                    ルイーザ Sveva Garguilo *
                    フリッツ Dumitru Taran
                    父親 Alexis Forabosco *
                    母親 Emila Baranowicz *
                    祖父 Gabor Oberegger
                    祖母 Gloria Maass
                    街の少年たち Nicola Barbarossa, Theo Bourg, Marat Davletshin, Marian Furnica,
                    Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Arne Vandervelde
                    お客様たち Vanessza Csonka, Oxana Kiyanenko, Alena Klochkova, Zsófia Laczkó,
                    Katharina Miffek, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc
                    Martin Dempc, András Lukácis, Igor Milos, Kamil Pavelka,
                    Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin, Jaimy van Ovreem
                    Abigail Baker, Marie Breuilles, Carolina Sangalli
                    ネズミの王 Andrey Kaydanovskiy, Zsolt Török
                    小さなくるみ割り人形 Scott McKenzie
                    雪の精 Adele Fiocchi *, Nikisha Fogo
                    Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles
                    Natalya Butchko, Venessza Csonka, Sveva Gargiulo, Gala Jovanovic,
                    Oxana Kiyanenko, Alene Klochkova, Zsófia Laczkó
                    Anita Manolova, Fiona McGee, Katharina Miffek, Suzan Opperman,
                    Joanna Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Carolina Sangalli,
                    Isabella Lucia Severi, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
                    Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder, Madison Young
                    スペインの踊り Sveva Gargiulo * - Dumitru Taran
                    Vanessza Csonka, Gala Jovanovic, Iulia Tcaciuc
                    Leonardo Basílio *, Andrey Kaydanovskiy, Andrey Teterin
                    アラビアの踊りOxana Kiyanenko - Alexandru Tcacenco,
                    Gloria Maass, Gabor Oberegger
                    Abigail Baker, Marie Breuilles, Carolina Sangalli
                    ロシアの踊り Emilia Baranowicz * - Alexis Forabosco *
                    Natalya Butchko, Alene Klochkova, Anna Shepelyeva, Franziska Wallner-Hollinek*
                    Marat Davletshin*, András Lukács, Igor Milos, Kamil Pavelka
                    中国の踊り Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres*, Trevor Hayden
                    パストラーレ Alaia Rogers-Maman*, Madison Young*, Tristan Ridel*
                    ワルツ Elena Bottaro, Natalya Butchko, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
                    Anita Manolova, Fiona McGee, Katharina Miffek, Suzan Opperman,
                    Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder,
                    Nicola Barbarossa, Francesco Costa, Marat Davletshin, Marcin Dempc,
                    Andrey Kaydanovskiy, Scott McKenzie, Igor Milos, Hanno Opperman,
                    Zsolt Török, Jaimy van Ovreem, Arne Vandervelde, Géraud Wielick

                    Wiener Staatsballett
                    Studierende der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                    Kinder der Opernschule der Wiener Staatsoper
                    Orchester der Wiener Staatsoper

                    1月6日の夜公演は
                    キャストが変わって、橋本清香ちゃんとローベルト。
                    ルイーザ(とスペインの踊り)にスヴェーヴァがデビュー。
                    雪の精にアデーレがデビュー。
                    パストラーレはアライア、マディソン(強力新人!)、トリスタンのデビュー。

                    1日2公演、踊ったり演奏したり、裏方とかは大変だが
                    観る側としては嬉しい。

                    いや、全然飽きないですから(笑)
                    しつこさには定評が・・・(何言ってる?!)

                    産休から復帰した清香ちゃんについては
                    この間のいにしえの祭りの時に
                    えええええっ!とひっくり返って
                    その変身振りにビックリしていたのだが

                    うわああああ、本当に清香ちゃん、別人のようになった。
                    前から技術は完璧で
                    教科書通りの優等生なバレエだったのだが
                    演技が今ひとつ上滑りで
                    キレイなお人形さんみたいなクールな印象があったのに

                    清香ちゃんが、人間になった!!!!

                    何とまぁ、生き生きして
                    キュートなエネルギーがわざとらしくなく
                    ストレートに響いて来る。

                    技術だけ優れたクール・ビューティの冷たさから一転して
                    血の流れる人間ダンサーの存在感の大きさ!!!
                    いやもう、驚くの何のって
                    舞台での輝き方が、以前の数百倍くらいになってる。

                    第一部の演技にちょっと難あり・・・っていう感じだったのだが
                    観客からの目線では、問題はすご〜く簡単なところにあって

                    くるみ割り人形の扱い方!!!

                    踊っている時に、どう見ても清香ちゃんの演技だと
                    人形を可愛いと思っていなくて
                    ダンスに邪魔な小物、として扱っているのがミエミエ。

                    心の持ち方を変えて
                    くるみ割り人形を抱いて踊る時に
                    最愛の息子を抱えていると思ってごらんよ(ええ、どうせシロウト意見ですが)
                    あの人形の扱い方だけ注意すれば
                    表情は豊かだしキュートだし、絶対にクララの演技は抜群に良くなるはず。

                    以前の鉄壁のテクニックはそのままに
                    でも、その技術が「技術」としてではなく
                    バレエの芸術表現、というより、人間としての表現に直結しているので
                    超絶技巧だけが浮いてしまう事がない。

                    いやぁ、木本クンも最近変身したけれど
                    清香ちゃんの変身振りには驚いた。

                    しかも・・・
                    清香ちゃんのダンスは品が良い。

                    いやナターシャに品がないとは言っていないけれど
                    ナターシャは、ちょっと小悪魔的なところがあるので
                    あのダンサーにはマノンとか踊って欲しいなぁ、という
                    キュートで、程よく俗的なところがあるのに対して

                    清香ちゃんは、プリンシパルのオーラも出ているので
                    何とまぁ、ノーブルな・・・・

                    ローベルトと踊ると
                    そのノーブルさ、品の良さがますます活きる。
                    存在感が悪どい個性になっていない。

                    ローベルトはドロッセルマイヤー登場の時に
                    あれ?このダンサー、こんなに小柄だったっけ?
                    たぶん、レオナルドの方が背は高い・・・ような気がしたけれど
                    どんどんその存在感を出して来て
                    さすがのプリンシパルの余裕。

                    ローベルトは若い頃には、お〜い、それ体操?っていうところがあったけれど
                    どんどん、自分のパにこなしていって
                    もともと王子さまタイプなので
                    金平糖と王子さまのパ・ド・ドゥの時の
                    ノーブルな華やかさが、むちゃくちゃ映える。

                    清香ちゃんとローベルトの後半の金平糖の素晴らしさと言ったら!!!
                    レオナルドとナターシャの素晴らしさとはまた違って
                    上品さ満開で、しっかりポーズを見せて
                    バッチリ決まって、ため息が出て悶絶する。
                    片脚バランスの見事な事。あれだけ見事に見せてくれたら
                    客席で悶え狂ってしまうわ、ワタシ。

                    スヴェーヴァのスペインの踊りが見事。
                    もともとスヴェーヴァって、ものすごく明るいオーラの持ち主で
                    最初にソロを見た時に
                    えええ?これ誰?と私の注目を集めたくらいだから
                    スペインのダンスは実にハマる。
                    あの輝くような陽性のオーラは素晴らしい。
                    見ている人たちを喜びのど真ん中に持って行く。

                    アラビアのダンスのオクサーナに脱帽。
                    何とまぁ、色っぽいダンス。
                    しなやかな動きで、脚は伸びるし
                    ひとつひとつの動きに、何とも絶妙な間を持っていて
                    艶っぽくて、ものすごく魅力的。
                    昼間の公演で、色気ゼロのソフィアを見ちゃったから
                    ますますオクサーナの色香にクラクラくる。

                    パストラーレは3人とも役デビューだが
                    マディソンが超可愛かった ♡
                    トリスタンも、しっかりと超絶のパをモノにしていたし
                    美女2人との組み合わせが視覚的にも美しい。

                    雪の精のアデーレが魅力的でドキドキした。
                    いや、最初、エレナかと思ったんだよね。
                    エレナとアデーレって、双子みたいに雰囲気が似ているので
                    時々、間違えそうになる(すみません、ファンの風上にも置けない・・・)
                    ニキーシャの雪の精は鉄板だけど
                    アデーレの魅力にもうっとりした。

                    いや良いわ、くるみ割り人形。
                    ヌレエフ版のクソ難しい振付だが
                    (ウィーンでは、白鳥の湖もヌレエフ超絶技巧版です)
                    やっぱり、ものすごく舞台が華やかで美しい。

                    清香ちゃんとローベルトは1月9日にも出演する。
                    この公演もチケットは入手しているけれど
                    今日のような良い席ではなくて
                    舞台がほとんど見えない席(笑)

                    今日はバルコンだのギャラリーの真ん中だの
                    身分不相応な席で贅沢してしまったので
                    これからは当分、自粛します。

                    ツィッターには書いたけれど
                    プロフェッショナルに対しての要求水準というのは
                    もう昔と比べ物にならない程、高くなっていて
                    ヌレエフという天才が出たら
                    それ以降のダンサーは、みんな、その水準を求められてしまう。

                    音楽家だって、フレデリック・ショパンとかフランツ・リストとか
                    むちゃくちゃな天才が出てしまってから
                    みんなプロになる人って
                    ショパンやリスト並みの技術が当たり前みたいになってるじゃないですか。

                    グローバル化が進むと、何処にいてもトップの水準を求められるしなぁ。
                    いやもう、ホントに芸術ってタイヘン。

                    とは言え、そういう現代に生きて
                    自分はチェルニーをつっかえながら弾いているくせに
                    なんだかんだと言えるというのは
                    観客側としては素晴らしい事に違いはない。
                    (あ〜、ダンサーのみなさま、音楽家のみなさま、ごめんなさい)

                    来週から大学も再開。
                    コンサートも少しづつ再開する予定の私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                    国立バレエ クルミ割り人形 今シーズン3回目(通算24回目)

                    0
                      Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年1月6日 14時〜16時

                      DER NUSSKNACKER
                      Ballett in zwei Akten nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                      振付・演出 Rudolf Nurejew
                      音楽 Peter Iljitsch Tchaikowski
                      舞台・衣装 Nicholas Georgiadis
                      照明 Jacques Giovanangeli
                      指揮 Paul Connelly

                      クララ Natascha Mair
                      ドロッセルマイヤー・王子 Leonardo Basílio
                      ルイーザ Anita Manolova
                      フリッツ Richard Szabó
                      父親 Andrey Teterin
                      母親 Franziska Wallner-Hollinek
                      祖父 Gabor Oberegger
                      祖母 Gloria Maass
                      街の少年たち Nicola Barbarossa, Theo Bourg, Marat Davletshin, Marian Furnica,
                      Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Arne Vandervelde
                      お客様たち Vanessza Csonka, Oxana Kiyanenko, Alena Klochkova, Zsófia Laczkó,
                      Katharina Miffek, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc
                      Martin Dempc, Alexis Forabosco, András Lukácis, Igor Milos, Kamil Pavelka,
                      Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Jaimy van Ovreem
                      Abigail Baker, Marie Breuilles, Carolina Sangalli
                      ネズミの王 Andrey Kaydanovskiy, Zsolt Török
                      小さなくるみ割り人形 Trevor Hayden
                      雪の精 Alice Firenze, Nikisha Fogo
                      Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles
                      Natalya Butchko, Venessza Csonka, Sveva Garguilo
                      Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Alene Klochkova, Zsófia Laczkó
                      Anita Manolova, Fiona McGee, Katharina Miffek, Suzan Opperman
                      Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Carolina Sangalli, Isabella Lucia Severi
                      Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Franziska Wallner-Hollinek,
                      Céline Janou Weder, Madison Young
                      スペインの踊り Anita Manolova - Richard Szabó
                      Vanessza Csonka, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko,
                      Alexis Forabosco, Andrey Kaydanovskiy, Alexandru Tcacenco
                      アラビアの踊りZsófia Laczkó* - Eno Peci, Gloria Maass, Gabor Oberegger
                      Abigail Baker, Marie Breuilles, Carolina Sangalli
                      ロシアの踊り Franziska Wallner-Hollinek - Andrey Teterin
                      Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Alene Klochkova, Anna Shepelyeva
                      András Lukács, Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel
                      中国の踊り Francesco Costa, Marcin Dempc, Géraud Wielick
                      パストラーレ Fiona McGee*, Isabella Luciz Severi*, Scott McKenzie*
                      ワルツ Abigail Baker*, Natalya Butchko, Sveva Garguilo,
                      Katharina Miffek, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman,
                      Carolia Sangalli*, Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto,
                      Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder,Madison Young,
                      Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Marian Furnica,
                      Andrés Garcia-Torres, Sergiy Golovin, Trevor Hayden,
                      Andrey Kaydanovskiy, Igor Milos, Tristan Ridel, Zsolt Török,
                      Jaimy van Ovreem, Arne Vandervelde

                      Wiener Staatsballett
                      Studierende der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                      Kinder der Opernschule der Wiener Staatsoper
                      Orchester der Wiener Staatsoper

                      2018年の初文化生活はクルミ割り人形の午後公演。
                      通算30回目の公演で、私は24回目。
                      皆勤賞とは言わないが、頑張ってます(って誰も褒めてくれない(笑))

                      昨年最後の公演で
                      レオナルドが力入りすぎで
                      見せ所の片足バランスを崩してしまったのが気にかかっていたのだが
                      (あれは超むずかしい。ベテラン・ダンサーでも失敗する事がある)
                      今日のレオナルドはどうだろう・・・

                      レオナルドとナターシャの最終公演になるのだが
                      うわあああ、良い感じ。
                      最初のレオナルドのソロでも
                      この間みたいに力が入りすぎていなくてバランスが良い。

                      う〜ん、クリスマスから新年の
                      普通の人(ワタシみたいなの)がダラダラしている間に
                      どれだけ練習したんだろう・・・

                      しかしレオナルドって、本当に舞台で映えるな。
                      あのスタイルの良さ、空間を掴む大きさは素晴らしい。
                      テクニックはあるんだし
                      恵まれた容姿で、真面目な努力家だし(少なくともそう見える)
                      これから王子さまタイプで期待が持てる。

                      キャストはほとんど同じだが
                      アラビアの踊りとパストラーレのキャストが変わった。

                      アラビアの踊りは、最近出てきたソフィア(って読むのか?)とエノ。
                      このソフィアって、ものすごくキュートで顔立ちがキレイなんだけど
                      う〜ん、柔軟性がない、と言ったら失礼なのだろうが
                      ちゃんと脚を上げているのに、上げていないように見える。
                      一つ一つのポーズの間を、まだ取りきれていなくて
                      技術的にギリギリなんだろうか。

                      アラビアの踊りは
                      年寄りのボスが、若い人に食料を寄こさず
                      飢えたカップルが空腹に悶えまくって
                      女性が色仕掛けで年寄りボスの気を引いている間に
                      男性がボスから財布を掏り取って
                      2人でざまみろ、うっしっし、という

                      まぁ、あまり道徳的ではないストーリーなのだが
                      (良いんです、クララの夢の中だから)
                      普段、上司に虐められていると、ちょっと小気味良い
                      ・・・あっ、もう上司いないんだった ^^;

                      よって、色仕掛けする女性のダンサーに
                      色気がないと割りにつまらなくなってしまう。
                      ケテヴァンとか、凄かったもんなぁ。

                      ソフィアはちょっとまだ色気もないし
                      柔軟性に欠けるわけではないと思うんだけど
                      ポーズを「キメる」のが、まだ弱い。
                      ・・・・これからだよ、頑張って ♡

                      パストラーレはフィオーナ、イザベラとスコット。
                      3人とも新人(だと思う)
                      スコットは小柄だけど、童顔で、もうカワイイの何のって
                      コールドの時から、うわ、キュートな男性ダンサーが居る、と
                      私がはしゃぎまわっていた踊り手で
                      あの難しいパストラーレの細かいステップを見事に踊った。
                      ただ、女性のうち1人が、途中のソロで膝が落ちてしまい
                      一瞬、怪我したんじゃないか、とドキッ。
                      転ぶ寸前で立て直して、その後はちゃんと踊ったのでホッとしたが。

                      そうなんですよ、これ、何せヌレエフ版だから
                      主役級のパの技術も、超超超超超絶技巧を要求される上に
                      他の端役のダンサーも
                      デヴェルティスマンのダンスも一筋縄ではいかない
                      細かいパの連続なの。

                      リッチーとアニータのフリッツとルイーズは良かった。
                      特にリッチーの元気に満ちたオフザケ・フリッツは
                      むちゃくちゃハマったヤンチャ坊主の演技で
                      キレのあるダンスをするリッチーにはピッタリの役柄だと思う。
                      (今年の真夏の夜の夢で、またパック踊ってくれないかな)

                      後半の見どころ
                      金平糖と王子さまのパ・ド・ドゥ!!!

                      いやもう、ナターシャって、何という安定感。
                      ポワント続きの鬼のような振付を
                      全く難しいと感じさせずに、実に自然に
                      しかも、あの「ほら見てうっふん」のキュートな笑顔でやられたら
                      観ている方のハートを鷲掴み。

                      対するレオナルド。
                      前半からとても安定していて
                      あの難しいパもしっかりモノにしていたので
                      これは期待できるかも・・・と思っていたら

                      期待以上・・・・

                      最後の片脚バランス、しかも、上げた片脚に女性ダンサーが乗るという
                      ヌレエフ何考えてんの?という、超むずいポーズを

                      何秒保ってるんですかっ!!!!!! 💦
                      オーケストラの音楽、残響まで消えてますが!!!!

                      ったく極端な奴だ(爆笑)
                      だって、脚、ブルブル震えているのに、まだキープしてるんだもん。
                      最初の公演時に素晴らしいキープを見せて
                      その次の時に半分失敗しているのを取り戻そうと
                      まぁ、いったい、どの位、練習したんだか・・・

                      いや、良くやった、レオナルド!!!
                      その後のジャンプも大きくてダイナミックで素晴らしかった。

                      何だか観ていて、涙が出て来た。
                      息子か孫が、舞台で頑張って、素晴らしいものを見せてくれたような気分。
                      同じバレエ団を長く追いかけていると
                      コールドから出てくるダンサーに、ついつい思い入れが発生する。

                      しかしこの公演、舞台は美しいし
                      音楽は美しいし
                      (時々、ズレたり、あれ?というのは
                       バレエ公演だから仕方がないです(笑))
                      子供の声は時々観客席から聞こえるけれど
                      (子供は一律15ユーロ、どんな高いチケットでも(笑))
                      私の周りの子供たちは夢中になって観ていたし
                      いや、本当に本当に、本当に楽しい。

                      まぁ、身分不相応な40ユーロ以上の席を買って
                      バルコン席から舞台全体をバッチリ観た、というのもあるんだけど(笑)
                      (発売初日の一番最初に狙ったのだが、安い席はもうなかったのである)

                      12月下旬から、文化生活におさらばしていたせいもあって
                      あああああ、ワタシ、飢えていたんだわ、と
                      つくづく思ったわ。

                      公演後、友人とお茶して帰宅して
                      すぐにトンボ返りで、またオペラ座に行った私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      夜のくるみ割り人形公演もあったのですが
                      ケチして、これは明日、ブログにアップする予定 ^o^

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