白鳥の湖 今シーズン3回目

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    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年5月17日 19時〜22時

    SCHWANENSEE
    Ballett in vier Akten
    振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
    音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
    舞台・衣装 Luisa Spinatelli
    照明 Marion Hewlett
    指揮 Paul Connelly

    ジークフリート王子 Semyon Chudin
    オデット・オディール Olga Smirnova
    ロットバルト Eno Peci
    王子の母 Oxana Kiyanenko
    王子の友人たち Alice Firenze, Natascha Mair
    Jakob Feyferlik, James Stephens
    王子の教育係 Jaimy van Overeem
    侍従長 Gabor Oberegger
    第一幕
    ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Laura Nistor
    Leonardo Basílio, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin
    Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
    Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
    Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
    Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
    女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
    Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
    第二幕・第四幕
    大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
    小さな白鳥 Ioanna Avraam, Alice Firenze, Nikisha Fogo, Natascha Mair
    白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
    Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Vanessza Csonka, Erina Kováčová,
    Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek
    Andrea Némethová, Suzan Opperman, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
    Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
    Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
    Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
    第三幕
    貴族の娘たち Elena Bottaro, Eszter Ledán, Laura Nistor
    Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
    スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Koválova
    Alexis Forabosco, Andrey Teterin
    ナポリのダンス Anita Manolova, Dumitru Taran
    Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
    Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
    ポーランドのダンス Iliana Chivarova, Alexandru Tcacenco
    Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
    Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
    ハンガリーのダンス Nikisha Fogo, Géraud Wielick
    Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
    Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc
    Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Igor Milos,
    Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Jaimy van Overrem

    同じ時間に
    コンツェルトハウスではウィーン・フィルとバレンボイムが
    プラハの春オープニング・コンサートで演奏した
    スメタナの「我が祖国」全曲を
    楽友協会ではウィーン交響楽団がフィリップ・ジョルダンと
    ベートーベンの交響曲8番と6番を演奏していて
    両方ともチケットを持っていたのに(どうせアホです)

    キャストがキャストだし
    時々はロジェの後ろから立って舞台が欠ける席とかじゃなくて
    ちょっとマトモな席で見たい ♡ と
    清水の舞台から飛び降りたバルコンの席。

    視線はいつもより高めになっちゃうけれど
    舞台全体が見えて、しかも後ろの方まで見えるので
    わっ、この舞台装置、最初のシーンで上手(かみて)奥に
    ノイシュヴァンシュタイン城を彷彿とさせる絵があるんだ
    ・・・って何回も観に行っているのに初めて気がついた。
    (いつもどんな貧民席を買っているか、バレバレである)

    この間はセミヨンがかなり緊張していたようで
    あまりオーラがなかった印象だったのだが
    今日は落ち着いていて、おおお、最初から王子さまのオーラがバシバシ。

    最初のソロも、しっとり優雅に踊って見せてくれて
    あらら、この前の萎縮が嘘みたい。

    ご友人とのパ・ド・サンクも見事。
    ナターシャのソロのキュートさには毎回参るし
    ヤコブとジェームスのパ・ド・ドゥは
    超イケメンで手足長くてダイナミックで悶絶する。
    アリーチェもいつも華やかでキレイだし
    王子さまオーラのセミヨンが加わると
    あぁ、もう私、何も言えないわ。

    で、オルガ・スミルノヴァのオデット!!!!!
    いやもう、本当に信じられない。
    あの身体の美しさ、空虚で悲劇性に満ちた表情。
    身体の形と動きの、この上もない音楽性。

    最初のセミヨンとのパ・ド・ドゥを
    遅めのテンポで、もうじっくりと、しっとりと
    不幸な身の上を語るオデット姫は
    厚かましく懇願するわけでもなく
    不幸な運命を諦めて受け入れているかのような
    透徹した悲しみが伝わってくる。

    いや、このストーリー
    荒唐無稽と言えば、こんなにアホらしい非現実的な話もないのだが
    このオデットをスミルノヴァが
    全身から醸し出す透明な悲しみと踊ってくれると
    アホらしいと思いながらも、ついついストーリーに引き込まれてしまう。

    アーティストってある意味、すごいわ。
    こういうアホ話にリアリティをもたらしてしまうんだもん。

    いやもう、こんな美しいオデットが
    しかもドヤ顔じゃなくて
    こんなに運命に耐えて抑えた悲しみを表現したくれたら
    アホ王子のジークフリートでなくても惚れます(断言)

    小さな白鳥の見事なパ・ド・カトルも良いけれど
    大きな白鳥がかなり見応えあって
    アデーレ、ガラ、オクサーナ(前半ではお母さん役)、ラウラが
    ダイナミックに、でも、やっぱり悲しみも充分に出して踊ってくれる。

    で、第二幕になると
    スミルノヴァの大変身が・・・

    このダンサー、二重人格?(いや失礼)
    だって、最初のあの楚々としたオデットは何処へ行ったやら
    登場の時から、オディール、全然オデットと似てませんが。

    別人28号どころか、別人84号くらいに化けて
    ちょっと待て、これはジークフリートだって
    オディール=オデットってわからんだろ。

    ・・・と不思議に思っていると
    途中でちゃんと、一瞬、オデットっぽくなって
    あら、私、オデットよ、何でわからないの?
    さっき、愛してくれるとか言っていたのは嘘だったの?

    うううううう、芸が細かい(驚嘆)

    こりゃジークフリートみたいなアホでなくても
    オディールの罠にしっかり嵌ってしまうでしょう、きっと。

    第二幕のディヴェルティスマンもなかなか楽しいけれど
    ハンガリーのダンスを(先日も)踊ったジェラウドが素晴らしい。

    この役はミハイルが得意としているのだが
    野生児ミハイルのような荒々しさがなくて
    実に優雅に、柔らかい身体で、滑らかにノーブルに踊ってくれるのだ。
    (フォルクス・オーパーのストラヴィンスキー・ムーブメントで
     見事なモダンのソロを見せてくれるダンサーで
     今まであんまり目立つ役は踊っていないのだが、注目株かも)

    最終幕のオデットが、あああああ、また別人になって
    しかも悲劇のオーラがますます強くなって
    セミヨンとのデュエットのあまりの美しさに失神しそう。

    ロットバルトに奪われたオデットを
    波と霧の中で翻弄されつつ追いかけるジークフリートも
    しっかりと倒れる動きを見せてくれたし
    煙の中から、ちゃんと上半身もきっちり見えて
    ドラマチックな幕切れになった。

    (だって、最初の日、デニスって小柄だし
     この日は煙を大量に出しすぎたらしく
     最後のデニスの翻弄されつつ上半身が見える筈のシーンで
     何にも見えなかったという悲惨な事になってたし)

    この演目、ウィーンはヌレエフ版なのだが
    専門家から話をチラッと聞いたところによると
    世界で最も難しい白鳥の湖なのだそうで
    ヌレエフ版をパリのオペラ座にもって行った時に
    あまりの難しさに改訂したそうで

    この難しい「白鳥の湖」をいまだにレパートリーにしているのは
    ウィーンの国立バレエ団だけなのだそうだ。

    ひえええええ、だって私、「白鳥の湖」と言ったら
    このヌレエフ・バージョンしか知らなくて
    マリイインスキーが一度ゲスト公演した時に
    (フォルクス・オーパーで6月の終わりにやった事がある)
    ハッピー・エンドになって、椅子からずり落ちそうになったんだけど

    この振り付けって、そんなに難しかったのか・・・

    確かに、細かいパが多くて
    普通だったら一つのパ、というところに
    出来る限り、他のパも組み込んじゃえ、というところはあるが
    そう知ってから見て見ると
    確かに・・・・振り付けの難度は半端じゃないわ。

    白鳥の湖は、これからも
    ウィーン国立バレエ団のメンバーを中心に
    もう一度だけ
    とんでもないゲスト・ダンサーで上演される ♡
    (ご存知とは思うけれど6月4日、ヴァディムとマリアネラのロイヤル組)

    まだローベルトとマリアとか
    ヤコブとニナ(ポラコヴァ)とか
    木本クンとマリアとか
    しつこく行く予定の私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    白鳥の湖 今シーズン2回目

    0
      Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年5月14日 19時〜22時

      SCHWANENSEE
      Balett in vier Akten
      振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
      音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
      舞台・衣装 Luisa Spinatelli
      照明 Marion Hewlett
      指揮 Paul Connelly

      ジークフリート王子 Semyon Chudin
      オデット・オディール Olga Smirnova
      ロットバルト Eno Peci
      王子の母 Oxana Kiyanenko
      王子の友人たち Natascha Mair, Nina Tonoli
      Jakob Feyferlik, James Stephens
      王子の教育係 Jaimy van Overeem
      侍従長 Gabor Oberegger
      第一幕
      ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Laura Nistor
      Leonardo Basílio, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin
      Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
      Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
      Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
      Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
      女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
      Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
      第二幕・第四幕
      大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
      小さな白鳥 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Natascha Mair, Nina Tonoli
      白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
      Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Vanessza Csonka, Erina Kováčová,
      Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek
      Andrea Némethová, Suzan Opperman, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
      Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
      Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
      Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
      第三幕
      貴族の娘たち Elena Bottaro, Eszter Ledán, Laura Nistor
      Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
      スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Koválova
      Alexis Forabosco, Andrey Teterin
      ナポリのダンス Anita Manolova, Dumitru Taran
      Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
      Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
      ポーランドのダンス Iliana Chivarova, Alexandru Tcacenco
      Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
      Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
      ハンガリーのダンス Nikisha Fogo, Géraud Wielick
      Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
      Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc
      Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Igor Milos,
      Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Jaimy van Overrem

      だいたい今日の夜は
      楽友協会ではミュンヘン・フィルとゲルギエフ
      コンツェルトハウスではウィーン・フィルとバレンボイム。
      (しかも当初は両方ともチケットを持っていた)

      まぁ、そこら辺までなら
      よくある、あああ、身体二つ欲しい、で終わるのに
      今回は何と、国立オペラ座で、同じ時間に「白鳥の湖」で
      しかも

      ジークフリート王子役にセミヨン・チュージン
      オデット・オディールにオルガ・スミルノヴァ
      というモスクワ・ボリショイ・バレエの二大スターが出演 ⭐

      ウィーン・フィルとバレンボイムのブーレーズは
      泣く泣く早めにチケットを返し
      ミュンヒェン・フィルは友人に押し付けて
      一番安いチケットをバレエに確保して行って来たが

      ああああああ、行って良かった❤

      オルガ・スミルノヴァのオデットの素晴らしさと言ったら
      もう全てに於いて完璧。
      身体のカタチ、ポーズのキメ、ジャンプからピルエット
      フェテはダブルを充分に取り込んで
      しかもその演技力たるや

      オデット登場したとたん
      会場の空気がガラッと変わった。

      舞台一杯に広がる悲劇のオーラ。
      ヌレエフ版の悲劇的結末を予想させるような
      透明な冷たさの、深い青を纏った白鳥。

      あっ、あまりに感激しすぎて
      オデット登場前のシーンについての言及を忘れた(汗)

      王子さまパーティで
      王子さまご友人2組のカップルのシーンがあるのだが

      ううううう、監督、
      ナターシャにニナ(トノリ)
      ヤコブにジェームスって組み合わせ
      あまりに豪華過ぎて
      しかもそこにセミヨンまで加わったら

      何処を見て良いのか、悩むじゃないですかっ!!!

      ナターシャのいつもの小悪魔的キュートなソロにノックダウンの後
      ヤコブとジェームスのカップリングのパドドゥが
      二人とも手足長いし、掴む空間が大きいし
      目がテンになった後の

      ニナのソロが
      きゃーっ、ニナってナターシャの影響を受けた?
      と思わせるほどに
      今までのキュートさに拍車がかかっていて

      いやもう、眼福というより
      何処にオペラ・グラス(望遠鏡)持って行ったら良いのか
      悩んだ末に、そのまま舞台全体を堪能してしまったわ。

      セミヨンはさすがに典型的王子さまタイプ。
      自分じゃ何もできないし
      お母さ〜ん、って泣くしすがるし(笑)
      また、それが良く合っちゃうんですよね。

      しかしともかく、今回のスターは
      オルガ・スミルノヴァである!!!

      第一幕の、この上ない、この世とも思えない美女が
      ジークフリートの前に出て自分の不幸な身の上を語った後
      ロットバルトが出て来て
      そこで白鳥に変身するのがモロにわかるって
      私は初めての体験だったわ。

      で、このオルガの白鳥だが
      第二幕のオディールでぶったまげた。

      だってオディール、全くの別人じゃないの!!!!

      これ、どうやったって
      オディールをオデットに見間違える訳がない・・・

      と思ったら
      途中のほんの少しの仕草で
      オデット風の雰囲気を醸し出して
      ジークフリートに
      あら、ワタシ、オデットよ、忘れちゃったの?
      ・・・という目線を送って誘惑する。

      うわあああああ、これアリか?!

      信じられない
      演技がリアルで、すごい説得力。

      最後の幕では
      また悲劇のオーラがますます強くなった
      オデットの素晴らしさ ❤

      いやもう、この作品、白鳥たちの群舞もステキなんだけど
      オルガ・スミルノヴァの白鳥があまりに群を抜いて素晴らし過ぎて
      ちょっと他の白鳥たちが・・・(以下省略)

      テクニックとかだけではなくて
      オルガ・スミルノヴァの白鳥って
      悲劇的雰囲気もだけど
      もともと魔法使いに白鳥にされる前は
      お姫さまだった、という品の良さがあって
      押し付けがましくないし
      透明感がすごくて

      あぁ、これがオデットなのよ、という
      ある意味、理想型のオデット 💘

      ここまで完璧なオデットを見ちゃうと
      これからの白鳥がちょっと見難くなっちゃうかも・・・

      5月17日に同じキャストでもう1回公演がある。
      (もちろんチケットは早々に売り切れだが)

      もう一回、このカップル見られるかと思うと
      うふふ、という気分になる私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      白鳥の湖はさすがに人気作品で
      全公演のチケット、ほとんど売り切れだが
      ウィーン国立バレエ団のメンバーの上演の時に
      まだ少しチケットは入手可能(高いチケットだけね(笑))

      今回はさすがに全公演は見ません(笑)

      白鳥の湖 今シーズン1回目

      0
        Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年5月12日 19時〜22時

        SCHWANENSEE
        Balett in vier Akten
        振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
        音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
        舞台・衣装 Luisa Spinatelli
        照明 Marion Hewlett
        指揮 Paul Connelly

        ジークフリート王子 Denys Cherevychko
        オデット・オディール Liudmila Konovalova
        ロットバルト Eno Peci
        王子の母 Oxana Kiyanenko
        王子の友人たち Alice Firenze, Nikisha Fogo
        Masayu Kimoto, Richard Szabó
        王子の教育係 Jaimy van Overeem
        侍従長 Gabor Oberegger
        第一幕
        ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Laura Nistor
        Leonardo Basílio, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin
        Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
        Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
        Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
        Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
        女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
        Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
        第二幕・第四幕
        大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
        小さな白鳥 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Natascha Mair, Nina Tonoli
        白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
        Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Vanessza Csonka, Erina Kováčová,
        Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek
        Andrea Némethová, Suzan Opperman, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
        Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
        Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
        Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
        第三幕
        貴族の娘たち Elena Bottaro, Eszter Ledán, Laura Nistor
        Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
        スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Koválova
        Alexis Forabosco, Andrey Teterin
        ナポリのダンス Natascha Mair, Richard Szabo
        Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
        Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
        ポーランドのダンス Ioanna Avraam, Masayu Kimoto
        Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
        Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
        ハンガリーのダンス Nina Tonoli, Mihail Sosnovschi
        Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
        Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli, Iulia Tcacius
        Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Igor Milos,
        Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Jaimy van Overrem

        キャスト書き出すだけでタイヘンな事になっていて(汗)
        この演目の役デビュー、普通は * を付けて書いているんだけど
        かなり多いので、もう面倒になって止めた。

        しかも最終幕の白鳥に、レベッカも出てたぞ
        (キャスト表には記載されていない)

        今シーズン最後のオペラ座でのバレエ「白鳥の湖」
        5月・6月はコンサートも多くて
        白鳥の湖、観たいけれどコンサートと重なる(涙)と言う日も多く
        持っていた、とんでもないコンサートのチケットを人に譲ったり
        (わ〜ん、コンサート記事を楽しみにしている読者の皆さま、ごめんなさい)
        もう、色々と苦労しつつ日程を組んだ(自慢にならん)

        初日とは言え、この演出で既に225回の上演となる演目。
        私も大昔はマラーホフのジークフリート王子観た事あるし
        ローマンも、何と(記憶が確かなら)ミハイルまで観た覚えがある。
        もちろんシショフの若い頃のジークフリートも・・・

        再演初日はウィーン国立バレエ団のプリンシパルの
        デニスとリュドミラ登場。

        デニスがこの役のデビューした時も観ているけれど
        王子さま役としては、確かにちょっと小柄過ぎるきらいはあるが
        あのオーラで、僕は王子さまなんだ、文句あるか、と言う感じだし

        最初の時はリュドミラがちょっと重すぎて
        リフトに不安定さ(よっこらしょって感じ(笑))があったけれど
        回を重ねるにつけて素晴らしいリフトになった。

        デニスの最初のソロが、気張りすぎたのか
        ちょっと「体操」っぽくなっていたのが気になったが(笑)
        デニスのピルエットの安定さと言うのは特筆もので

        これもテクニック完璧なリュドミラと踊ると
        第二幕のオディールとのシーンが
        もう、失礼ながら
        笑っちゃうくらい、凄くて完璧で華やか。

        リュドミラのオディール、ものすごくハマる。
        オデットより、オディールの方が良い(ごめんなさい)
        最初から妖しげな流し目で
        ジークフリート王子を誘惑する気、満々な上
        落とした、と思った瞬間の表情が
        もう一瞬なんだけど、リアルで凄みがあってひっくり返る。

        男性の見せ所は少ない演目で
        女性の白鳥たちの素晴らしさが際立つ美しい作品だが

        第二幕の各国の踊りのところは
        男性陣も大活躍で楽しいシーン。

        で、男性陣の中でも
        最初の幕で友人をリッチーと踊って
        第二幕でポーランドのダンスを踊った
        木本全優クンに、ちょっとハートがドキドキ。

        だって本当に優雅なんだもん。
        長い手足のノーブルなダンスを第一幕で見つつ
        あああああ、木本クンのジークフリート王子が観たいっ!!!
        と本気で思っていたのは
        たぶん、私だけではないと思う。

        6月12日の千秋楽に
        木本クンとマリアがキャストに上がっているので
        もしかして、もしかしたら・・・と
        ちょっと希望的観測でドキドキしてはいるのである。
        (わかる人にはわかる)

        久し振りの鑑賞だけど
        舞台よし、音楽よし
        衣装は美しく、振付は見事で
        美人揃いのダンサーが
        悲しげな表情で舞台一杯に踊る様子を観ながら
        (いや、本当にこの演目、別名「美人カタログ」とか名付けても良い)

        馬齢を重ねて
        だんだん、オヤジになって来てるなぁ、と
        つくづく思ってしまう私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。



        火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント3回目

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          Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年5月11日 19時〜21時45分

          Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

          Petruschuka
          振付 Eno Peci
          音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
          ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
          舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
          指揮 David Levi
          教師 Davide Dato
          その妻 Nina Tonoli
          その子供 Raphael Grotrian
          校長 Rebecca Horner
          2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
          クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
          Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
          Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

          Movements to Strawinsky
          振付・舞台・衣装 András Lucács
          音楽 Igor Strawinski
          Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
          Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
          Les Cinq Doigts : Largetto
          Apollon musagète : Aposhéose
          Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
          照明 Attila Szabó
          指揮 David Levi
          Maria Yakovleva * - Jakob Feyferlik *
          Nina Tonoli * - Richard Szabó
          Eszter Ledán * - Andrey Teterin *
          Oxana Kiyanenko * - Igor Milos *
          Adele Fiocchi * - Attila Bakó
          Céline Janou Weder - Géraud Wielick

          Der Feuervogel
          振付 Andrey Kaydanovskiy
          音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
          reduzierte Fassung von Hans Blümer
          ドラマツルギー Richard Schmetterer
          舞台と衣装 Karoline Hogl
          照明 Vasil Lisichov
          指揮 David Levi
          イワン Zsolt Török *
          火の鳥 Davide Dato
          ヴァシリッサ Rebecca Horner
          カシェイ Mihail Sosnovschi
          労働者 Scott McKenzie, Dumitru Taran *, Arne Vandervelde *
          掃除婦 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Jakob Feyferlik, Greig Matthews
          王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
          Sveva Gargiulo, Erika Kováčová, Carolina Sangalli
          Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
          お客さま Attila Bakó, Martin Dempc * , Trevor Hayden,
          Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
          Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem *
          ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

          Orchester der Volksoper Wien
          Wiener Staatsballett

          5月2日の感想記で
          オーケストラが酷い、と書いたら
          オーケストラは頑張っているが
          指揮者があまりに酷い、という内部告発があって

          プログラムの紙に載っている指揮者の写真が
          え〜、これ、10年〜20年前の写真でしょ?という
          (芸術家にはありがちなパターン)
          立派な経歴だが、オペラ関係の指揮が多くて
          う〜ん、この経歴でストラヴィンスキーは・・・(以下省略)

          ペトルーシュカなんて
          変拍子とポリフォニーの嵐みたいなもので
          オーケストラが必死なのは充分に伝わって来るんだけど
          ちょっと何かもう痛々しいというか

          いや、それは火の鳥にしてもそうなんだけど
          ペトルーシュカとか火の鳥とか
          現代の贅沢な観客って
          コンサート・ホールで
          いわゆる超一流オーケストラが
          超一流指揮者で演奏されるのを
          何回も聴いているじゃないですか。

          この演目はあくまでもバレエだし
          フォルクス・オーパー・オーケストラのコンサートじゃないし
          それを考えたら
          オーケストラ頑張っているとは思うのだが

          失礼な言い方であるのは承知の上で
          やっぱりプレイヤーの技量が違う(すみません)

          最初のペトルーシュカは同じキャストだったが
          ストラヴィンスキー・ムーブメントのダンサーが入れ替え!!!

          きゃあああああっ 😍 
          ちょっと飛び上がりたい。
          3回目にしてこのキャストを持ってくるとは
          ウィーン国立バレエ団もニクい事をするじゃないの。

          最初の頃に出てくる
          ゲラウドの完全モダンのソロが
          私はものすごく好きなのだが
          ゲラウドはそのまま持ち越し。
          あんな優雅で柔らかい滑らかなモダンのソロ
          あのダンサーでないと出来ないよね、と思わせるソロ ♡

          最初でも踊ったニナ(トノリ)とリッチーのカップルが素敵。
          もちろん、マリアとヤコブのカップリングもハートがドキドキ。
          エスターとアンドレイも良かったし
          オクサーナとイゴールも、アデーレとアッティラも
          もう、みんなすごく良かった ♡♡♡

          この演目、やっぱりスゴイ。
          スタイリッシュで
          バロック的なところにモダンが違和感なく入り込んで
          新古典派の時期のストラヴィンスキーの音楽と
          コンセプト的にもバッチリ合って
          また衣装がモダンなんだけどバロックというか

          バレエを観ていると
          この演目だったら、何回観ても良いわ、という作品に
          時々遭遇するけれど
          このストラヴィンスキー・ムーブメントは
          間違いなくその一つ。

          これ、そのうち、国立オペラ座の方で取り上げてくれないかなぁ。
          舞台は簡素な真っ白の舞台で
          その中に様々なモダン・バロック的な黒い衣装のダンサーが踊るので
          舞台装置とかに問題はないと思うのだが。

          最後の火の鳥。
          イヴァンを演じたのはツォルト(と読むんだろうか)
          よく脇役には出てくるダンサーなんだけど

          えええええっ
          あんなに若くてハンサムで
          身体のキレイなダンサーだったの????

          こういうのが面白いんだよね。
          脇役やコールドで全然目立たないダンサーが
          主役を踊ると急にオーラが出てくるという・・・

          ちょっとビックリした。

          初演の時には
          最後にホットドッグが出てくる意味は
          私にはわからないだろうと思っていたけれど

          わかったぞ 💡

          ニワトリの着ぐるみに入って
          チラシ配りをしていたイヴァンが
          着ぐるみを脱いで、自分自身になって
          そこに火の鳥がくっついて
          イヴァンの欲望を掻き立てるのだ。

          欲望というのは
          まぁ、男性だからね、彼女が欲しい、というのが第一で
          彼女とイチャイチャしているカシェイの姿を見て
          ボクもああなりたい、というので
          カシェイが破滅すると
          その権威をそのまま引き継いで
          自分の欲望(彼女+権威+金)を実現する。

          それを促進した「火の鳥」は
          またもや彫像みたいになって
          それを見ているホットドッグの着ぐるみの人が
          たぶん、また次に火の鳥に憑かれて
          同じような事をするんだろうな〜というので終わるのだ、たぶん。

          まさかホットドッグの意味がわかるとは思わなかった。
          何回か観てみるもんだなぁ(ってちょっと違う気もするが)

          でもイヴァンとカシェイって
          別に戦うワケじゃないし
          すごく良いタイミングで
          イヴァンがスーパーの品物をぶっちゃけただけの事で
          あれだけで金と権威と女が手に入るんだったら
          人生、結構、楽かもしれない(こらこらこらこらっ)

          ミハイルが踊るカシェイの滑稽さが
          回を重ねるに連れて、どんどん強力になって来て
          ミハイルって、こういう役、本当に巧いわ。

          初演からずっと追い掛けているけれど
          この演目は、ちょっとこれにてお休み。
          9月にも上演されるので
          ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。

          やっと晴れて少し暖かくなって来たけれど
          まだまだ油断できないな、と思っている私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          若い振付師たち 2017年

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            Theater Akzent 2017年5月8日 20時〜22時30分

            junge choreographen ’17
            des wiener staatsballetts

            pas de sang
            振付 Trevor Hayden
            音楽 Béla Bartók, Sergej Prokofiev
            ダンサー Ioanna Avraam, Eszter Ledán, Alexis Forabosco

            shadows we cast
            振付 Attila Bakó
            音楽 Nils Frahm
            ダンサー Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Mila Schmidt
            Greig Matthews, Zsolt Török, Géraud Wielick

            daneben
            振付 Nina Poláková
            音楽 Yann Tiersen
            ダンサー Gala Jovanovic, Jakob Feyferlik

            anima et corpo
            振付 Francesco Costa
            音楽 Anna RF Feat Imamyar Hasanov
            ダンサー Francesco Costa, Natalya Butschko, Nina Tonoli, James Stephens

            realité
            振付 László Benedek
            音楽 Madonna, Richard Sanders, Tony Holiday
            ダンサー Marie-Sarah Drugowitch, Suzanne Kertész, Alexander Kaden

            skin
            振付 Leonardo Basílio
            音楽 René Aubry, Epic Score
            ダンサー Nina Tonoli, Alaia Rogers-Maman, Masayu Kimoto, James Stephens

            movements of the soul
            振付 Nikisha Fogo
            音楽 Barbatuques, Kyle Dixon & Michael Stein
            ダンサー Sveva Garguilo

            thoughts & feelings
            振付 Tainá Ferreira Luiz
            音楽(ライブ・ミュージック) Sebastian Brugner, Simon Brugner
            Franz Brugner, Lorenz Raab, Roman Bisanz, Luiz Gustavo D’Ippolito
            (ビブラフォン、ドラム、パーカッション、トランペット、ビオラ、コントラバス)
            ダンサー Irene Garcia-Torres, Natalie Salazar, Andrés Garcia-Torres, Felipe Vieira

            verrat
            振付 Samuel Colombet
            音楽 Piotr Iljitsch Tschaikowski
            ダンサー Iliana Chivarova, Trevor Hayden

            outside in
            振付 Martin Winter
            音楽 George Crumb, Michal Hrůza
            ダンサー Tainá Ferreira Luiz, Mila Schmidt

            an die ferne geliebte
            振付 Andrés Garcia-Torres
            音楽 Ludwig van Beethoven
            ダンサー Irene Garcia-Torres, Andrés Garcia-Torres

            desire
            振付 Jakob Feyferlik
            音楽 Max Richter
            ダンサー Nikisha Fogo, Natascha Mair, Nina Tonoli
            Francesco Costa, Greig Matthews, James Stephens

            バレエのファン・クラブが主催する
            若い振付師たちの夕べ。
            ウィーン国立バレエ団(国立オペラ座とフォルクス・オーパー)の
            現役ダンサーたちが
            年に1回、自分たちの振付を
            仲間のダンサーに踊ってもらって披露するもの。

            衣装から照明、舞台装置、音響に
            場合によってはライブ音楽
            ダンサーたちは自由時間に振りうつしをして
            いやいや、たぶん、これは大変な準備が必要だったと思う。

            音楽はテープだが、クラシックからポピュラーまで様々。
            振付も、各ダンサーたちの趣味傾向や人柄が
            その作品に滲み出るようで
            普段、ダンサーを舞台で観ているだけに
            何となく納得できて面白い。

            一つ一つの作品について何か書いたら
            とんでもない長さになるので
            自分の個人メモで一言だけ。
            (読者諸氏はたぶん理解できないと思うが、ごめんなさい)

            トレヴォアの Pas de Sang 骸骨の恐怖
            アッティラの Shadows we cast は工業大学との共同作業で
            後ろのスクリーンにダンサーの心臓の鼓動が写されるという試み。
            ニナ(ポラコヴァ)の daneben はロマンティックなラブストーリー
            フランチェスコの anima et corpo って、フランチェスコがニナと絡みたかったの?(笑)
            ラズロの réalité は映画音楽を使って、女性二人にモテまくる男性(願望あるな)
            ポピュラー的で、2人の女性が双子みたいで、かなり可笑しい。
            レオナルドの skin はハダカ祭りで木本クンとジェームスの絡みにムフフ
            ニキーシャの movements of the soul は短いソロ作品だが
            クラシックを排した徹底的なモダン・ダンス

            後半に続くと
            タイナの throughts & feelings はライブ音楽が入って
            バーのシーンで、男性1人が女性2人にモテまくって
            もう1人の男性もホ○で、当該の男性を狙いまくるという
            かなりユーモアのある作品
            サムエルの verrat は、ダンサーとしての彼を舞台で見ていると
            ちょっと想像がつかない非常にクラシックな美しい作品。
            マルティンの outside in は女性2人だけど、ここで寝落ち(すみません)
            アンドレスの an die ferne geliebte はベートーベンの「遥かな恋人に」
            なんだけど、ベートーベンの格好をして、その後ろに女性が見えて
            たぶん、その女性は楽譜だか音楽だかの象徴だと思うんだけど
            やっぱり途中で何回か意識が飛んだ。
            最後のヤコブの desire は、まぁ、豪華ダンサー。

            いつも「ド・シロウトですから」の言い訳ばかりしているが
            今回もその言い訳を防波堤にした上で
            スゴイ事を書いちゃう(個人的メモだからお許しあれ)

            振付にせよ作曲にせよ
            ともかくクリエイティブな事というのは
            その人が「何を言いたいか」に凝縮されると思うのだが

            作品見ながら思ったのは
            男女関係のテーマが多いのは
            若い男女のダンサーだから、まぁ、仕方がないとしても
            この「振付師」たちって
            本当に自分の言いたい事がハッキリあって作品を作っているんだろうか?

            どうも、あまりそうとも思えないと言うか
            ダンサーの踊れる時間は限られているから
            振付とかやっておいて
            ダンサー引退後の仕事にするかな、程度じゃないのか
            (いやすみません)

            さすがに現役のダンサーだから
            作品の見せ方は巧い。
            どうやったら観客にアピールするかはよく心得ていると思う。

            同時に、社会的テーマを感じさせる作品が
            一つもなかったのは、ちょっとショック。

            別にサッシャ・ワルツになれ、とか言ってる訳ではないが
            政治的・社会的なテーマが全く取り上げられておらず
            男女関係とかを扱っていても
            例えば性的マイノリティに対するテーマも全くない。

            いわゆる「バレエの世界」だけで生きて来て
            しかもある意味
            かなり恵まれた環境に居ることすら意識していない感じがする。

            振付の物理的側面を見ても
            現役のダンサーたちが
            自分の踊った経験から
            似たようなモノを組み替えているだけに見える。

            だから意外に面白かったのが
            フォルクス・オーパーのダンサーたちの作品で
            彼らはオペラ座のダンサーに比べると
            クラシック・バレエやモダン・ダンスだけではない
            レパートリーをこなしているので
            振付の間口が広い。

            それでも、厳しい事を言ってしまえば
            そこから自分のオリジナリティで
            飛び出した振付は一つもなかったと言って良いと思う。

            現代の観客は贅沢になり過ぎていて
            (上品に言えば、目が肥えているとも言えるが)
            私もクラシック・バレエのみならず
            コンテンポラリー作品を鑑賞する機会も多いので

            政治的テーマを容赦なく取り上げるサシャ・ワルツや
            アクラム・カーンとか
            シェルカウイとか
            ジェローム・ベルとかの
            かなり極端なダンスまで知っている中で

            例えばエポック・メイキングな
            フォーサイスやイジ・キリアーンや
            私の大好きなナッチョ・ドゥアトのような
            本当の天才的な振付にギョッとするような事もなかった。

            (私の人生の中で最もショックだったのは
             イギリスのダンス集団の DV8 Physical Theatre だったのだが
             まぁ、あそこまで極端になると、それは別世界だし)

            その意味では
            恵まれたエリートの輪の中で
            自分の経験から、似たようなモノを作るための試み
            というイメージが強い。

            もちろんダンサーたちの毎日が
            非常にハードなもので
            才能に恵まれていても
            信じられない程の努力を必要とするのは
            よくわかっているから
            だから、所詮シロウトの戯言と思ってクダサイ。

            偉そうな事を書いているが
            オマエは何か言いたい事があるのか?と問われれば
            私も恵まれているので
            (まぁ、貧乏だとかオトコがいないとか
             結婚してくれる人がいなかったとか
             拒食症やって自殺未遂を繰り返したとか
             どうも子供の頃、かなり苛められていたらしいとか
             そ〜いうのはあるみたいだけど)
            今まで何の苦労もしていないので(鈍感とも言う)
            全然語る事はないのであって
            だからクリエイティブなお仕事は全くできません(恥)

            ・・・という情けない私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            まぁ、辛辣な事を容赦なく書いちゃいましたが
            それなりに工夫があちこちに凝らされていて
            見せる、という意味では非常に楽しいパーフォーマンスでした ♡

            赤いジゼル 6回目観賞記(千秋楽)

            0
              Volksoper 2017年5月5日 19時〜21時

              GISELLE ROUGE
              Ballett von Boris Eifman
              振付・照明 Boris Eifman
              舞台・衣装 Wiacheslav Okunev
              指揮 Andreas Schüller

              音楽
              1幕
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Serenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Der Strum, Pantasie nach dem Drama von William Shakespeare, op. 18
              Alfred Schnitke : Ritual. In memory of the victims of the 2nd World War (for the 40th Anniversary of the liberation of Belgrade)
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Senrenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Elegie (für Streichorchester)
              Alfred Schnittke : Gogol-Suite, III. Satz (Das Portrait)
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz und I. Satz
              2幕
              Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, III. Satz, Minuet
              Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, I. Satz, Ouverture
              Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, III. Satz, Adagietto
              Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, IV. Satz, Farandole
              Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, II. Satz, Intermezzo
              Walter Donaldson : Yes Sir, that’s my Baby
              Elias Paul “Allie” Wrubel : The Lady in Red
              Alfred Schnittke : Konzert für Viola und Orchester, II Satz
              Alfred Schnittke : Gogol-Suite, IV. Satz (Die Bürokraten)
              Alfred Schnittke : Gogol-Suite, VIII. Satz (Das Testament, Vermächtnis)
              Alfred Schnittke : (K)ein Sommernachtstraum
              Peter Iljitsch Tschaikowski : Francesca da Rimini. Fantasie op. 32
              Adolphe Adam : Giselle (Finale)

              バレリーナ Ioanna Avraam
              教師 Andrey Teterin
              人民委員 Alexis Forabosco *
              パートナー Roman Lazik
              パートナーの友人 James Stephens
              バティルデ Oxana Kiyanenko

              自分のカレンダー見て
              あぁ、今日はフォルクス・オーパーで
              また例のストラヴィンスキーかぁ、と思って
              会場に入って
              クロークのところで
              キャスト表を買って

              席についてキャスト表みたら
              「赤いジゼル」だった時には、ちょっと失神しそうになった。
              (どうせアホです、老眼だし(笑))

              赤いジゼル6回目(ゲネプロ入れると7回目)
              今回で10回目の公演だから、まぁ半分以上観ている計算。

              なんかオーケストラが異様に張り切っていて
              音はデカイし、すごく元気な演奏。

              ついでにここで書いてしまうと
              この間のストラヴィンスキーのバレエ公演について
              オーケストラ最悪、とブログに書いたら
              内部告発のメールをいただいて

              あれはオーケストラが悪いのではない
              無能な指揮者が悪い

              というご指摘をいただいたので
              オーケストラの名誉のために、ここに記しておく。

              今回の指揮者がどうなのかは
              何せ天井桟敷の一番安い席で
              オーケストラ・ビットは全く見えないので
              (幸いにも舞台はよ〜〜〜く見える)
              全く私にはわからないけれど
              ともかく、すごい音量での元気なチャイコフスキーを
              たっぷり前半で聴いた後
              後半のビゼーは、もっと元気だった ♡

              イオアンナのバレリーナ役。
              この間より、役が板に付いて来た印象。
              個性の強い顔立ちのダンサーだから
              なかなか難しい部分はあるのだけれど
              この間見た時より、数段と演技がしっくりしてきた印象。

              身体はキレイだし
              バレエ的な表現も巧みで技術的には完璧なので
              役が身についてくると、すごく見栄えがする。
              最後の頃のイオアンナ
              今までにない位に美しく見えて、ハッとしたもん。

              怪しい秘密警察はアレクシスがデビュー。
              もともとマスクリンなタイプなんだけど
              顔がちょっと骨張っていて長いので

              わわわわわ・・・ 骸骨・・・(あっ、失礼しました)

              最初のリフトは
              残念ながら両手リフトになっちゃったけど
              (他のダンサー、みんな右手だけでやった。それもスゴイが)
              でも、安定したリフトで
              すべての見せ場がキッチリ決まったし
              前半の慟哭場面のソロが、迫真的でカッコ良かった。

              更に後半に腐女子が泣いて喜ぶのは
              ローマンとジェームスのパ・ド・ドゥです(断言)
              いやもう、真に迫って
              ジェームスがいじらしくて可愛らしくて
              またローマンが、ほら、オネエだから
              むちゃくちゃハートに迫るのだ。

              ジゼルのシーンになって
              ローマンがアルブレヒト
              ジェームスがヒラリオンを踊る部分での絡みも
              (短いシーンだけど)
              ちょっと腐女子にはウハウハの場面なので見逃さないよう♡

              しかしローマンって、良いダンサーだなぁ。
              ジャンプの着地で音しないし
              ピルエットも絶対にズレないし
              何と言う事のない細かい部分で
              うわ、派手に上手、と言うアピールはないのに
              ともかく優雅この上なくて
              身体も筋肉モリモリというよりは
              この上ないバランスの取れた美しい身体で
              何を踊っても演技が巧いからハマる。

              この演目、コールドのダンスも素晴らしい。
              クラシックから、リファール風のモダン
              更にはチャールストンなんかの社交ダンス(のバレエ版)に
              もちろんジゼルやミルタの動きまで
              すべてが舞台の上で
              複雑なフォーメーションで踊られるのが
              見事にキマっていて
              ダンサーたちの素晴らしさに目を剥く。

              残念ながら、今シーズンの公演は本日が最終日。
              2017年・18年のシーズンの上演はないので
              またしばらくの間、この演目は見られない。

              ストラヴィンスキーじゃなくて
              ちょっとホッとしていたけしからん私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              何回か貼ったような気はするのだけれど
              ジゼル・ルージュの紹介クリップ、もう一度貼っておきます。

              バレリーナはオルガさま
              秘密警察は(引退しちゃったオルガさまの旦那さまの)キリル
              教師はエノでリファールはローマン
              何とリファールの彼氏役の可愛いダンサーは移籍しちゃいました(涙)
              順序がかなり違うカッティングだけど
              ベスト・メンバーのクリップで、観て損はありません(断言)



              火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント2回目

              0
                Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年5月2日 19時〜21時45分

                Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

                Petruschuka
                振付 Eno Peci
                音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
                ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
                舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
                指揮 David Levi
                教師 Davide Dato
                その妻 Nina Tonoli
                その子供 Raphael Grotrian
                校長 Rebecca Horner
                2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
                クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
                Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
                Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

                Movements to Strawinsky
                振付・舞台・衣装 András Lucács
                音楽 Igor Strawinski
                Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
                Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
                Les Cinq Doigts : Largetto
                Apollon musagète : Aposhéose
                Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
                照明 Attila Szabó
                指揮 David Levi
                Alice Firenze - Masayu Kimoto
                Nikisha Fogo - Greig Matthews
                Ioanna Avraam - James Stephens
                Erika Kováčová - Zsolt Török
                Iliana Chivarova - Attila Bakó
                Céline Janou Weder - Géraud Wielick

                Der Feuervogel
                振付 Andrey Kaydanovskiy
                音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
                reduzierte Fassung von Hans Blümer
                ドラマツルギー Richard Schmetterer
                舞台と衣装 Karoline Hogl
                照明 Vasil Lisichov
                指揮 David Levi
                イワン Masayu Kimoto
                火の鳥 Davide Dato
                ヴァシリッサ Rebecca Horner
                カシェイ Mihail Sosnovschi
                労働者 Scott McKenzie *, Zsolt Török, Géraud Wielick
                掃除婦 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Jakob Feyferlik, Greig Matthews
                王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
                Sveva Gargiulo, Erika Kováčová, Carolina Sangalli
                Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
                お客さま Attila Bakó, Alexis Forabosco, Trevor Hayden,
                Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
                Alexandru Tcacenco, Arne Vendervelde
                ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

                Orchester der Volksoper Wien
                Wiener Staatsballett

                先日4月28日のプレミエとほとんど同じメンバーで2回目。
                天井桟敷の席は、かなり空いていて
                う〜ん、これは・・・
                張り切ってかなりの公演のチケットを買ったけれど
                直前50%割引狙いで充分イケたかもしれない(ちっ)

                さて、フォルクス・オーパーのYoutube チャンネルに
                振付した3人が、それぞれに作品を語るクリップが公表された。

                貼っておくので、おヒマな方はどうぞ(笑)

                ペトルーシュカのエノ(ドイツ語)


                アンドラシュの Movements to Strravinsky(英語)


                アンドレイの火の鳥(ドイツ語)


                全部観られないわよ、という方は
                アンドラッシュの英語の Movements to Stravinsky だけでもどうぞ。

                エノはペトルーシュカの読み替えを
                リブレットから現代に移し
                真面目な教師がペトルーシュカ
                奥さんがバレリーナ
                学校の校長がムーア人という設定を取り上げているらしい。

                国立バレエ団のプリンシパルのダヴィデが踊る
                教師(=ペトルーシュカ)は
                熱心な学校の先生だが、何せ学級崩壊不良生徒だらけの学校で
                (でもこの不良たちのダンスがね〜、カッコ良かったりするんで(笑))
                苛められて揶揄われて、それでも必死に仕事をしていると
                奥さんが不満を持つようになって
                最後に消えるという悲劇。

                ただ、エノの話を聞いて、確かにそうだな、と思うのは
                このペトルーシュカの音楽って
                情景やリズムが非常にきっちりと決まっているので
                それに合わせるのに苦労した、という事。

                それを踏まえて観てみると
                まぁ、荒唐無稽でちょっとあれ、みたいな
                こじつけの読み替えはあるとしても
                音楽とダンスが、バッチリ合っているのに驚く。

                アンドラシュのムーブメントは後に書くが
                最後の「火の鳥」
                アンドレイの話では
                スーパーマーケットの中という設定というんだけど
                どこがスーパーマーケットだって???

                最初のシーンから、書いてあるのはロシア語らしきもので
                あ、もしかしたらロシアのスーパーって
                あ〜いう感じなのか???
                スーパーというより倉庫、倉庫というより工場。

                イワン(木本クン)が主人公で
                イワンを駆り立てるのが火の鳥(ダヴィデ)
                悪役のカシェイ(ミハイル)をやっつけて
                恋人のヴァシリッサ(レベッカ)と結ばれるという
                まぁ、ある種のラブストーリーではあるんだけど
                何か、やっぱりワケわからん。

                この演目、木本クンのイワンがものすごく良い。
                火の鳥に駆り立てられるシーンのダヴィデとの PDD も
                ヴァシリッサとのラブシーン(らしきもの)も良いが

                倉庫が崩れて
                ヴァシリッサを探すところの演技が
                まぁ、本当に迫真的で、心を打つ。

                さて読み替え演目の間に挟まった
                ムーブメント・トゥ・ストラヴィンスキーだが

                これ、ホントにステキ ♡
                2回目を見ても、そのセンスの良さに背筋がゾクゾクする。

                ストラヴィンスキーの新古典派の音楽に絡めて
                衣装もモダン+バロックの絶妙な混合で
                ダンスそのものも
                モダンとクラシックのバランスが見事。

                抽象的なバレエって
                時々、むちゃくちゃ美しいものがあって
                ストーリーないから退屈だろう、とか思っていると
                横っ面をすごい勢いで殴られるような気分になる事がある。

                この演目、本当に踊るダンサーのキャラクターに合っていて
                自己陶酔の罠にも落ちず
                ダンサーも観客も、しっかりとターゲットにしていて
                そのモダンとクラシックのバランス感には圧倒される。

                この演目だけだったら、何回観ても飽きないかも。

                最後だけど
                まぁ、仕方ないと言えば仕方ないんだけど
                で、悪口でも何でもない(つもり)なんだけど
                すみません・・・
                ちょっとあのあの
                オーケストラ、問題外でしたね今日は。

                演奏している本人たちもわかっているだろうから
                傷口に塩を塗るような真似は止めるけれど
                あれは、ちょっと、現代という時代のプロオケとしては(以下省略)

                そりゃストラヴィンスキー3連発
                超絶技巧のものすごく早いテンポを続けて2時間以上で
                特に管楽器はスゴイ技巧を次から次、というのはわかるけど
                (で、幕間に必死に練習していた努力は認めるが)

                う〜ん、真ん中の演目があまりに良過ぎたので
                これを国立オペラ座で上演していたら・・・と
                ついつい恨めしく思ったりしている
                イケナイ私に、どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント1回目(初演)

                0
                  Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年4月28日 19時〜21時45分

                  Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

                  Petruschuka
                  振付 Eno Peci
                  音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
                  ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
                  舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
                  指揮 David Levi
                  教師 Davide Dato
                  その妻 Nina Tonoli
                  その子供 Raphael Grotrian
                  校長 Rebecca Horner
                  2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
                  クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
                  Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
                  Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

                  Movements to Strawinsky
                  振付・舞台・衣装 András Lucács
                  音楽 Igor Strawinski
                  Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
                  Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
                  Les Cinq Doigts : Largetto
                  Apollon musagète : Aposhéose
                  Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
                  照明 Attila Szabó
                  指揮 David Levi
                  Alice Firenze - Masayu Kimoto
                  Nikisha Fogo - Greig Matthews
                  Ioanna Avraam - James Stephens
                  Erika Kováčová - Zsolt Török
                  Iliana Chivarova - Attila Bakó
                  Céline Janou Weder - Géraud Wielick

                  Der Feuervogel
                  振付 Andrey Kaydanovskiy
                  音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
                  reduzierte Fassung von Hans Blümer
                  ドラマツルギー Richard Schmetterer
                  舞台と衣装 Karoline Hogl
                  照明 Vasil Lisichov
                  指揮 David Levi
                  イワン Masayu Kimoto
                  火の鳥 Davide Dato
                  ヴァシリッサ Rebecca Horner
                  カシェイ Mihail Sosnovschi
                  労働者 Richard Szabó, Zsolt Török, Géraud Wielick
                  掃除婦 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Jakob Feyferlik, Greig Matthews
                  王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
                  Sveva Gargiulo, Erika Kováčová, Carolina Sangalli
                  Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
                  お客さま Attila Bakó, Alexis Forabosco, Trevor Hayden,
                  Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
                  Alexandru Tcacenco, Arne Vendervelde
                  ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

                  Orchester der Volksoper Wien
                  Wiener Staatsballett

                  フォルクス・オーパーでの上演だが
                  歴としたウィーン国立バレエ団の出演で
                  出演どころか
                  振付も全部ウィーン国立バレエ団のダンサー。

                  普段、舞台でバレエを踊っているダンサーたちが
                  振付師として作品を作る ♡

                  ストラヴィンスキー三連発!!!

                  本日の初演まで
                  ・・・オーケストラ大丈夫?と
                  ひそひそ陰で呟いていた私だが(すみません)

                  多少、荒技で、力で
                  えいっ、キメるところだけキメてしまえ、というのはあったけれど
                  そこそこ音楽にはなっていて、ちょっと感心した。

                  これから何回か上演があるので
                  その度に巧くなって行くか
                  緩くなって行くかは、これからのお楽しみ(根性悪)

                  3部作になっていて
                  最初はエノの「ペトルーシュカ」
                  ・・・・の、とんでもない読み替え 😅

                  背広来たサラリーマン的なダヴィデ。
                  キュートな奥さまのニナ(トノリ)との子供が
                  プレゼントの箱を開けると、そこに人形が。

                  あぁ、この人形がペトルーシュカか、と思ったら
                  最初から最後まで、人形、全く関係なし(爆)

                  繰り広げられるのは、学級崩壊事件である。
                  う〜ん、これはやはり日本だったら
                  PTA のコワイ方々が何かクレームを挙げてきそう。

                  崩壊学級で弱々しいダヴィデ先生は暴力を受け
                  (ああああ、ダヴィデ、可愛い上にダンス巧いのに・・・)
                  途中で現れるド・サドの衣装を纏ったレベッカ校長先生。
                  ド迫力で、コワイぞ(笑)

                  どうも最後はダヴィデ先生は
                  妻のニナと子供を残して失踪してしまうらしいのだが
                  まぁ、よくわからん。
                  何回か観ているうちに、わかってくる(だろうか?う〜ん(悩))

                  生徒たちが元気で
                  ・・・と言うよりはワイルドで
                  これが意外に魅力的。
                  (だってだって、ステファンとか私の初恋の君(に似たダンサー)とか居るし)
                  とんでもないアクロバットな振付もあって
                  フランチェスコあたりが
                  あの卓越した運動能力で、スゴイ事をやったりすると
                  客席で、きゃぁぁぁぁ、とついつい興奮してしまう。

                  ・・・まぁ、ペトルーシュカとは何の関係もない(ような気がする)
                  でも、もしかしたら、何か深い意味があるのかもしれない。

                  次の作品は
                  舞台ではオジサンっぽい
                  でもものすごくキレのあるダンスを見せてくれる
                  アンドラッシュの振付で

                  うわわあああ
                  これは美しい ♡

                  ストーリーのないモダンなのだが
                  シンプルな白黒の舞台で
                  シンプルながら、装飾に工夫が凝らされた衣装。

                  滑らかな動きの連続が長いボーゲンで続き
                  品のあるパ・ド・ドゥが場を盛り上げる。

                  イジー・キリアーンとかフォーサイスとかの流れを汲む
                  正統派モダン。

                  しかもフォーメーションの美しさ
                  そのバリエーションの多様さで
                  観ているものを飽きさせない。

                  ともかくセンスが良い。
                  超一流のファッション雑誌を見ているような気分。

                  ストーリーもないし
                  (いや、あるのかもしれないが、よくわからん)
                  ただのモダンかよ、と思っていたら、とんでもない作品だった。

                  音楽はプルチネラから始まって
                  チェロとピアノの美しい曲など
                  ストラヴィンスキーの新古典時代の曲を使っていて
                  これまた美しく、舞台の美的感覚とピッタリ合う。

                  ダンサーとしてはワイルドな持ち味なのに
                  こんなに品の良いセンスのある振付をするんだ・・・
                  (って、失礼な事を書いているかもしれない・・・)

                  最後の作品は「火の鳥」なのだが

                  え???
                  最初に出てくるのが・・・ 鶏 🐔

                  いやさすがに鶏の着ぐるみで踊るのではなく
                  すぐに脱いで、そこから現れるのが木本クン。

                  ダヴィデとの絡みがあって
                  その後の舞台は、何故か工場になっていて
                  3D プリンターで作ったようなモデルさんたちが
                  ベルト・コンベアに乗って来て

                  イワン(木本クン)が
                  盲目のヴァシリッサ(レベッカ!)に恋をして
                  繰り広げられるパ・ド・ドゥが
                  ロマンティック・・・な筈なんだけど(沈黙)

                  アンドレイの恋の感覚って
                  よくわからんな(悩)

                  それとも、最愛のレベッカと絡ませるのに
                  自分以外のダンサーが踊るなら
                  あんまりロマンティックなラブシーンはさせない、という事?(まさか)
                  (註 レベッカとアンドレイはご夫婦です)

                  悪玉カシェイのミハイルは
                  サングラスかけて、出来損ないのマフィアみたいだし(笑)

                  悪玉がやっつけられて
                  みんなが崩れたレンガ?箱?の下敷きになって
                  倒れるシーンで
                  (ああああ、この作品、大道具係の人たち、大変だわ)

                  木本クンのイワンが
                  レベッカのヴァシリッサを探して駆け回るところがある。

                  木本クン!!!!
                  最近、突然、演技に目覚めましたか?????

                  リアルな迫力が出て来て、ちょっとビックリ。
                  やっぱりアレですかね
                  お父さんになると強いのかしら(ってワケわからんが)

                  で・・・
                  何で最後にホットドッグが出てくるの??? 😱

                  いや、最初の鶏の登場からして
                  え?ニワトリ??? と驚いたものの

                  あぁ、火の鳥って
                  もしかしたら、焼き鳥の事だったのかしら
                  ・・・と思っていたのに

                  いくら焼き鳥の着ぐるみは難しいからと言って
                  何故にホットドッグ・・・(絶句)

                  まぁ、フォルクス・オーパーのドン・ジョバンニも
                  最後は全員がソーセージになる、という演出もあった事だし。
                  (これ観たいと思っていたのだが、今まで時間が合わなくて・・・)

                  アンドレイはキャラクター踊らせると
                  すごく良い味を出すダンサーなんだけど
                  なんか、ぶっ飛んだ芸術性の人なんだなぁ。

                  国立オペラ座のダンサー総出で
                  (しかもプリンシパルまで出るし、ソリスト山盛りだし)
                  バリエーション的には面白い舞台に仕上がっているので
                  これから、何回か追い掛けるつもりなので

                  今日観て、あれ?と思った部分も
                  これから、自分なりに解釈が出来るかもしれない。

                  ホットドッグの登場だけは
                  何回観ても、きっと理解できないだろうと
                  そこはかとなく予感している私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  相変わらずウィーンは寒くて、まるで冬なのだが
                  ザルツブルクとかミュンヒェンは、ほとんど零度で
                  山岳地帯は大雪まで降って
                  本当にそろそろ4月も終わりなんですか?(涙)

                  赤いジゼル 5回目観賞記

                  0
                    Volksoper 2017年4月18日 19時〜21時

                    GISELLE ROUGE
                    Ballett von Boris Eifman
                    振付・照明 Boris Eifman
                    舞台・衣装 Wiacheslav Okunev
                    指揮 Andreas Schüller

                    音楽
                    1幕
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Serenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Der Strum, Pantasie nach dem Drama von William Shakespeare, op. 18
                    Alfred Schnitke : Ritual. In memory of the victims of the 2nd World War (for the 40th Anniversary of the liberation of Belgrade)
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Senrenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Elegie (für Streichorchester)
                    Alfred Schnittke : Gogol-Suite, III. Satz (Das Portrait)
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz und I. Satz
                    2幕
                    Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, III. Satz, Minuet
                    Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, I. Satz, Ouverture
                    Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, III. Satz, Adagietto
                    Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, IV. Satz, Farandole
                    Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, II. Satz, Intermezzo
                    Walter Donaldson : Yes Sir, that’s my Baby
                    Elias Paul “Allie” Wrubel : The Lady in Red
                    Alfred Schnittke : Konzert für Viola und Orchester, II Satz
                    Alfred Schnittke : Gogol-Suite, IV. Satz (Die Bürokraten)
                    Alfred Schnittke : Gogol-Suite, VIII. Satz (Das Testament, Vermächtnis)
                    Alfred Schnittke : (K)ein Sommernachtstraum
                    Peter Iljitsch Tschaikowski : Francesca da Rimini. Fantasie op. 32
                    Adolphe Adam : Giselle (Finale)

                    バレリーナ Ioanna Avraam *
                    教師 Andrey Teterin *
                    人民委員 Mihail Sosnovschi *
                    パートナー Roman Lazik
                    パートナーの友人 James Stephens
                    バティルデ Oxana Kiyanenko

                    赤いジゼル5回目(ゲネプロ入れると6回目)
                    (総計8回の公演のうち、半分以上は観てる(自慢にならん!))

                    今回のキャストは
                    役のデビューが3名。

                    タイトル・ロールをイオアンナ
                    バレエ教師がアンドレイ
                    ・・・というのはともかくとして

                    ミーシャって秘密警察役って初めてだったっけ?

                    何かあの役どころとして
                    ミーシャがやりたそうで
                    しかもむちゃくちゃ合う役だと思っていたので
                    今日がデビューって、ちょっと意外。

                    で、ミハイルの秘密警察(人民委員)の役
                    何か、マッチョ過ぎて
                    コワモテのマフィアがそこに・・・
                    みたいな感じなんですが。

                    いや、カッコいいというよりは
                    何か最初の登場からして、かなり不気味な雰囲気を纏って

                    最初から最後まで
                    マッチョなんだけど

                    ミーシャ、別にイオアンナを愛してないよね
                    (あっ、すみません、別に個人的な事を言うワケでは)

                    どうも何か、鋼鉄で徹底的なマッチョ男になっているのは良いが
                    そこに現れる優しさとか言うのがあんまり(う〜ん 😓)

                    まぁ、あの役、すごいリフト続きだし
                    そこまで演技の余裕がなかったのかもしれないが。

                    嬉しかったのはローマンの再登場。
                    後半で、パリに逃れた後の
                    どうも事実ではリファールだったようだが
                    最初のソロでズッキン ♡

                    クラシックというよりはモダンなんだけど
                    あの薄い衣装で
                    関節の一つ一つが完璧にコントロールされて
                    身体の中で蠢く様って

                    ちょっとグロテスクなんだけど
                    その身体の不思議な美しさには魅了される。

                    だけどローマンって
                    最近、むちゃ「オネエ」になってない??

                    いや、私の見る目が曇っていて偏見だろうとは思うのだが
                    バレリーナと会って
                    振付をするシーンでも

                    「あら、それ良いわね」
                    「そうよ、そうなの、そうやって動いて」

                    という、オネエ言葉のセリフが
                    舞台の動きから見えて来ちゃうって何なんだこれは。

                    だからジェームスとのラブシーンが
                    むちゃくちゃリアルじゃないの・・・
                    腐女子の道に嵌りかけてる事に自覚はあるけれど
                    あんなにキュートに
                    男性ダンサー2人で絡んだら
                    あれにドキドキしない女性はいないと思う(断言)

                    イオアンナは身体は美しいし
                    クラシックからモダンまで、きっちりこなす上に
                    モダンの動きが、非常に幾何学的で美しい。
                    (これ見て、イオアンナにベラ・フィグーラの
                     最後の場面を踊って欲しくなった)

                    イースターに風邪ひいて
                    すごい状態で行ったので
                    私の耳がおかしかったのかもしれないが

                    本日のオーケストラ、すごい音量・・・
                    力一杯って感じで演奏してるけど、どうしたの?
                    しかも、力一杯なのに
                    アルルの女の音楽で盛大にズレまくる(笑)
                    (管が走って、弦が付いて行けない状態だった・・と思う)

                    素晴らしい作品なんだけど
                    やっぱり5回目か6回目になって

                    しかも先シーズンに
                    オルガさまとケテヴァンで観ちゃってるからなぁ。
                    やっぱりオルガさまやケテヴァンと比べると
                    誰が主人公を踊っても
                    多少、見劣りしてしまうのは仕方がない。

                    非常に難しい役なので
                    (演技もテクニックも)
                    巧いダンサーでなければ踊れない、というのはわかっていても
                    こういう役、エスターに踊らせたらどうだろう、とか
                    意外にアデーレあたりがハマるかも、とか
                    エレーナなんか踊れるかもしれないぞ、とか

                    あらぬ妄想に悶える私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    え〜い、いつコンサート鑑賞がまた戻ってくるんだ?と
                    待ちきれない読者の皆さま
                    イースターが終わって
                    やっと、今週木曜日くらいから
                    普通のコンサートに戻ります(たぶん)

                    あまりに寒いのでひいた風邪は
                    昨日は喉で、本日は胸と鼻に順調に移動して来ていて
                    咳すると胸が痛いよ〜(涙)
                    バレエは途中で拍手があるので
                    その度に咳き込んでましたが
                    たぶん、今日と明日がピークでしょう(だいたいわかる)

                    オネーギン 9回目(シーズン千秋楽)

                    0
                      Wiener Staatsballett 2017年4月12日 19時30分〜22時

                      ONEGIN
                      Balett in drei Akten von John Cranko
                      nach dem Roman in Versen EUGEN ONEGIN von Alexander Puschkin

                      振付・演出 John Cranko
                      音楽 Peter Ilijitsch Tschaikowski
                      編曲・オーケストラ編曲 Kurt-Heinz Stolze
                      舞台 Elisabeth Dalton
                      照明 Steen Bjarke
                      指揮 Guillermo García Calvo

                      オネーギン Roman Lazik
                      レンスキー Masayu Kimoto
                      マダム・ラリーナ Erika Kováčová
                      タチアナ Nina Poláková
                      オルガ Alice Firenze
                      乳母 Franziska Wallner-Hollinek
                      グレーミン侯爵 Alexis Forabosco

                      友人、農民、サンクトペテルブルク社会の人たち
                      Abigail Baker, Elena Bottaro, Marie Breuilles, Natalya Butchko,
                      Iliana Chivarova, Adele Fiocchi, Erika Kováčová, Zsófia Laczkó
                      Kathalina Miffek, Andrea Némethová, Suzan Opperman,
                      Alaia Rogers-Maman, Carolina Sangalli, Anna Shepelyeva,
                      Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder
                      Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Marat Davletshin,
                      Marcin Dempc, Greig Matthews, Igor Milos, Gabor Oberegger,
                      Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Richard Szabó,
                      Dumitru Taran, Arne Vandervelde, Jaimy van Ovreen, Géraud Wielick

                      オネーギン9回目。
                      今シーズンの千秋楽。

                      来シーズンのプログラムには入っていないので
                      当分の間、この美しい演目はウィーンでは観られない(涙)

                      読者も
                      こいつ同じ演目ばかり
                      何回観てるんだよ、と飽き飽きしているだろうが

                      今週は聖週間で
                      学校も休みで
                      コンサートたるもの、何もないのである!!!
                      (だからバレエばかり行っているのは
                       私だけが悪いワケではない・・・いや私も悪いのだが(汗))

                      この演目
                      クランコの振付の美しさと言ったら
                      観れば観るほど素晴らしい。

                      舞台も、豪華絢爛から幻想的な部分まであって
                      衣装も色とりどりの美しさ。
                      群舞のフォーメーションの美に
                      アクロバット的なパ・ド・ドゥが
                      ストーリーの中にリアルに活かされて
                      古今東西のバレエの中でも
                      最も美しいバレエの一つであろう。
                      ・・・・まぁ、そんなに言うほど観てはいないが(冷汗)

                      ニナ(ポラコヴァ)が美しい、というのは
                      この間、散々書いたけれど
                      彼女の美しさが際立つのは
                      グレーミンと結婚してからの最終場面。

                      グレーミンとのパ・ド・ドゥの
                      落ち着いた上品な美しさには息を飲む。
                      あの気品は、他のダンサーにはないものだ。

                      まぁ、その分
                      グレーミンと結婚して
                      それなりに貴族の奥さまで落ち着いて
                      幸せなんだろうなぁ、とか思えちゃうので

                      そんなに(男に)恵まれていて
                      それでもオネーギンに心を残してしまうのか
                      何と言う贅沢な奴だ
                      ・・・というのはモテない老女の嫉妬ですが 😅

                      木本クンの見事なレンスキー。
                      いやもう、何てノーブル。
                      軸が全くズレないピルエット
                      動から静への鮮やかな移り変わり
                      品のある美しい身体のライン。

                      アリーチェのオルガのキュートさに
                      木本クンのノーブルの組み合わせ、最高だわ。

                      ローマンのダンスのしなやかさと演技にも目を奪われる。
                      まぁ、多少、女形化していないワケではないが
                      (だから最初にタチヤーナにそっけなくするところは
                       リアルなのだが、最後の縋り付きが・・・)

                      チャイコフスキーの音楽の美しさ
                      編曲の見事さもあるけれど
                      イースター休みなのに
                      何でボクたち仕事なの?という
                      ちょっとグダグダ感が(以下省略)

                      まだ頭の中で音楽が鳴り続けていて
                      目の前にシーンが思い浮かんで
                      ボーッとして
                      現実に戻って来られないアホな私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      国立オペラ座のバレエは
                      これから集中的に「白鳥の湖」
                      これもチャイコフスキーの美しい音楽に
                      ため息が出る程に美しい舞台になりそう。
                      ・・・まぁ、ストーリーはあまりに荒唐無稽なんだけどね(笑)

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