Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper
2019年9月30日 19時30分〜21時45分
FORSYTHE / VAN MANEN / KYLIÁN
ARTIFACT SUITE
振付・舞台・衣装・照明 William Forsythe
音楽 Johann Sebastian Bach, Partita für Violine solo Nr. 2 d-Moll BWV 2004
Chaconne; Eva Crossman-Hecht
ダンサー
Nikisha Fogo - Jakob Feyferlik
Nina Poláková - Roman Lazik
Oxana Kiyanenko
Elena Bottaro, Marie Breuilles, Natalya Butschko, Laura Cislaghi,
Venessza Csonka, Sveva Garguilo, Gala Jovanovic, Zsófia Laczkó,
Ester Ledán, Anita Manolova, Suzan Opperman, Xi Qu,
Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Rikako Shibamoto,
Chiara Uderzo, Iulia Tcaciuc, Beater Wiedner, Madison Young
Nicola Barbarossa, Leonardo Basílio, Giovanni Cusin, Marat Davletshin,
Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
Igor Milos, Gabor Oberegger, Hanno Opperman, Tristan Ridel,
James Stephens, Zsolt Török, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde
TROIS GNOSSIENNES
振付・舞台・衣装 Hans van Manen
音楽 Erik Satie
衣装 Oliver Haller
照明 Jan Hofstra
ピアノ Laurence Lisovich
ダンサー Olsa Esina - Yakob Feyferlik
Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Hanno Opperman
SOLO
振付 Hans van Manen
音楽 Johann Sebastian Bach, Partita für Violine solo h-Moll BWV 1002,
Corrente - Double
舞台・衣装 Keso Dekker
照明 Joop Gaboort
ダンサー Denys Cherevychko, Richard Szabó, Dumitru Taran
PSALMENSYMPHONIE
振付・照明コンセプト Jiří Kylián
音楽 Igor Strawinski
舞台 William Katz
衣装 Joop Stokvis
ダンサー
1. Paar: Ketevan Papava - Roman Lazik
2. Paar: Sveva Gargiulo - Dumitru Taran
3. Paar: Madison Young - Davide Dato
4. Paar: Ioanna Avraam - Masayu Kimoto
5. Paar: Eszter Ledán - Trevor Hayden
6. Paar: Zsófia Laczkó * - Leonardo Basílio
7. Paar: Oxana Kiyanenko - Giovanni Cusin
8. Paar: Alaia Rogers-Maman - Tristan Ridel
夏休み最後の日。
もう、こんなにダラダラした夏休みって
私の人生であっただろうか、というくらい
やらねばならぬ事やら、読まなくてはならない本とか
勉強しなくてはいけない事とかを
すべて、放り出して
ひたすら電子書籍でコミックを読んで
食っちゃ寝している私を、どうぞお許し下さい・・・
午後にMRT検査に行ったのだが
例によって、音を遮断するヘッドフォンをしていても
あの雑音は聴こえてくるワケなのだが
あれに適当に和声を追加したら
何かこう、現代音楽みたいなモノにならないですかね。
いや、そんな事したら、かえって患者が不安になるかも(笑)
10分待ったら渡せるから、というので
本当に写真とCDーROMが渡された。
(さすがにUSBスティックではないのだな)
写真見ても、何もわからないけれど
医者の診断書は追ってオンラインでもらう予定。
しかしまぁ、システム的には遅れていると思っていたオーストリアも
MRTの許可も携帯電話のSMSで来ちゃうし
意外な場所で新しいシステムを取り入れているのだなぁ。
オーストリアの日常話はさて置いて
フォーサイス、ファン・マネン、キリアーンは
今年はこれが最後の公演となる。
ちょっと頭痛が始まっていて
もしかしたら、これは風邪の初期症状?
と思っているうちに
オペラ座でどんどん悪化したのだが
キャスト表を見たら
最後のストラヴィンスキーの詩篇交響曲が
かなり良い感じのダンサーで占められているので
頑張って残る事にした(無謀)
アーティファクトは素晴らしいのだが
なにせこの間、これは見た目が理想的、という
カップリングを鑑賞してしまっているので(以下省略)
しかし、こういう難しい演目
見ている方はともかくとして
ダンサーは大変だろうなぁ。
特に後半になって、現代曲になってからの
まるでダンスによるスティーヴ・ライヒみたいな動き。
ダンサーそれぞれのカウントが違うのである。
観ていても、不思議な感じがして面白いが
誰か1人が間違ったらアウトという演目ではある。
それを考えると
ダンサーの水準が非常に高い。素晴らしい。
群舞ではあっても、それぞれの小グループで
ソロも一杯入っていて、これがまた楽しい。
グノシエンヌはオルガさまとヤコブ。
オルガさま、ちゃんとヤコブと目線を合わせているじゃないか。
そこはかとない「愛」の香りが漂って来て
この間のリュドミラ・ローベルトの
あの冷たい冷たい、まるで夫婦喧嘩をした後のようなカップルと
イメージが全然違うぞ。
途中の足を曲げて、男性ダンサーの頭の上で運ばれる
とんでもないリフトは
オルガさまが途中で、足をヤコブの胸元に置いていた。
どこかでバランスを崩したのかもしれないが
もちろんダンス事故でもなく、巧く繋いで
知らない人なら、それはそういう振りと思ったかもしれない。
(しかし珍しいモノを見てしまったって感じだわ)
ソロの3人のダンサーが今回面白かったのは
デニス、リッチー、ドミトルって
ダンサーの印象としては、かなり違っていて
「ソロ」として振付師が1人のダンスを分けた、という感じじゃなくて
それぞれに、自分の特徴を目一杯出して
他のダンサーに負けるもんか、という印象があった事。
それはそれで、3人の個性がぶつかり合って面白い。
詩篇交響曲は、もう何回も書いていて
読者飽き飽きとは思うけれど
ケテヴァンとローマンの、成熟したダンスに加えて
ドミトルとスヴェーヴァのカップリングが非常に良かった。
スヴェーヴァって、あんなに存在感とオーラがあるんだから
今はデミ・ソリストだけど、どんどん上がって来そうな気がする。
ソロ・ダンサーになったマディソンとダヴィデの組み合わせも素晴らしい。
このダンサーも、舞台でピカピカするので(比喩的表現)
目が離せない。このカップリング見られて良かった。
というワケで頑張って最後まで残って
その後、むちゃくちゃ身体の調子を崩したのだが(アホですどうせ)
この演目は今年はこれにて最後。
10月は、国立オペラ座ではバレエ公演はなく
フォルクス・オーパーでも10月3日のピーターパンしかなく
(10月3日は行けません・・・他のプログラムが入ってる)
11月に、華々しくバランシンのジュエルスのプレミエとなる。
1ヶ月、バレエ鑑賞から遠ざかるのは
とっても寂しいけれど
その間、オペラとかコンサートもあるので
どうぞお見捨てなく・・・と懇願する私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
2019年9月30日 19時30分〜21時45分
FORSYTHE / VAN MANEN / KYLIÁN
ARTIFACT SUITE
振付・舞台・衣装・照明 William Forsythe
音楽 Johann Sebastian Bach, Partita für Violine solo Nr. 2 d-Moll BWV 2004
Chaconne; Eva Crossman-Hecht
ダンサー
Nikisha Fogo - Jakob Feyferlik
Nina Poláková - Roman Lazik
Oxana Kiyanenko
Elena Bottaro, Marie Breuilles, Natalya Butschko, Laura Cislaghi,
Venessza Csonka, Sveva Garguilo, Gala Jovanovic, Zsófia Laczkó,
Ester Ledán, Anita Manolova, Suzan Opperman, Xi Qu,
Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Rikako Shibamoto,
Chiara Uderzo, Iulia Tcaciuc, Beater Wiedner, Madison Young
Nicola Barbarossa, Leonardo Basílio, Giovanni Cusin, Marat Davletshin,
Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
Igor Milos, Gabor Oberegger, Hanno Opperman, Tristan Ridel,
James Stephens, Zsolt Török, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde
TROIS GNOSSIENNES
振付・舞台・衣装 Hans van Manen
音楽 Erik Satie
衣装 Oliver Haller
照明 Jan Hofstra
ピアノ Laurence Lisovich
ダンサー Olsa Esina - Yakob Feyferlik
Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Hanno Opperman
SOLO
振付 Hans van Manen
音楽 Johann Sebastian Bach, Partita für Violine solo h-Moll BWV 1002,
Corrente - Double
舞台・衣装 Keso Dekker
照明 Joop Gaboort
ダンサー Denys Cherevychko, Richard Szabó, Dumitru Taran
PSALMENSYMPHONIE
振付・照明コンセプト Jiří Kylián
音楽 Igor Strawinski
舞台 William Katz
衣装 Joop Stokvis
ダンサー
1. Paar: Ketevan Papava - Roman Lazik
2. Paar: Sveva Gargiulo - Dumitru Taran
3. Paar: Madison Young - Davide Dato
4. Paar: Ioanna Avraam - Masayu Kimoto
5. Paar: Eszter Ledán - Trevor Hayden
6. Paar: Zsófia Laczkó * - Leonardo Basílio
7. Paar: Oxana Kiyanenko - Giovanni Cusin
8. Paar: Alaia Rogers-Maman - Tristan Ridel
夏休み最後の日。
もう、こんなにダラダラした夏休みって
私の人生であっただろうか、というくらい
やらねばならぬ事やら、読まなくてはならない本とか
勉強しなくてはいけない事とかを
すべて、放り出して
ひたすら電子書籍でコミックを読んで
食っちゃ寝している私を、どうぞお許し下さい・・・
午後にMRT検査に行ったのだが
例によって、音を遮断するヘッドフォンをしていても
あの雑音は聴こえてくるワケなのだが
あれに適当に和声を追加したら
何かこう、現代音楽みたいなモノにならないですかね。
いや、そんな事したら、かえって患者が不安になるかも(笑)
10分待ったら渡せるから、というので
本当に写真とCDーROMが渡された。
(さすがにUSBスティックではないのだな)
写真見ても、何もわからないけれど
医者の診断書は追ってオンラインでもらう予定。
しかしまぁ、システム的には遅れていると思っていたオーストリアも
MRTの許可も携帯電話のSMSで来ちゃうし
意外な場所で新しいシステムを取り入れているのだなぁ。
オーストリアの日常話はさて置いて
フォーサイス、ファン・マネン、キリアーンは
今年はこれが最後の公演となる。
ちょっと頭痛が始まっていて
もしかしたら、これは風邪の初期症状?
と思っているうちに
オペラ座でどんどん悪化したのだが
キャスト表を見たら
最後のストラヴィンスキーの詩篇交響曲が
かなり良い感じのダンサーで占められているので
頑張って残る事にした(無謀)
アーティファクトは素晴らしいのだが
なにせこの間、これは見た目が理想的、という
カップリングを鑑賞してしまっているので(以下省略)
しかし、こういう難しい演目
見ている方はともかくとして
ダンサーは大変だろうなぁ。
特に後半になって、現代曲になってからの
まるでダンスによるスティーヴ・ライヒみたいな動き。
ダンサーそれぞれのカウントが違うのである。
観ていても、不思議な感じがして面白いが
誰か1人が間違ったらアウトという演目ではある。
それを考えると
ダンサーの水準が非常に高い。素晴らしい。
群舞ではあっても、それぞれの小グループで
ソロも一杯入っていて、これがまた楽しい。
グノシエンヌはオルガさまとヤコブ。
オルガさま、ちゃんとヤコブと目線を合わせているじゃないか。
そこはかとない「愛」の香りが漂って来て
この間のリュドミラ・ローベルトの
あの冷たい冷たい、まるで夫婦喧嘩をした後のようなカップルと
イメージが全然違うぞ。
途中の足を曲げて、男性ダンサーの頭の上で運ばれる
とんでもないリフトは
オルガさまが途中で、足をヤコブの胸元に置いていた。
どこかでバランスを崩したのかもしれないが
もちろんダンス事故でもなく、巧く繋いで
知らない人なら、それはそういう振りと思ったかもしれない。
(しかし珍しいモノを見てしまったって感じだわ)
ソロの3人のダンサーが今回面白かったのは
デニス、リッチー、ドミトルって
ダンサーの印象としては、かなり違っていて
「ソロ」として振付師が1人のダンスを分けた、という感じじゃなくて
それぞれに、自分の特徴を目一杯出して
他のダンサーに負けるもんか、という印象があった事。
それはそれで、3人の個性がぶつかり合って面白い。
詩篇交響曲は、もう何回も書いていて
読者飽き飽きとは思うけれど
ケテヴァンとローマンの、成熟したダンスに加えて
ドミトルとスヴェーヴァのカップリングが非常に良かった。
スヴェーヴァって、あんなに存在感とオーラがあるんだから
今はデミ・ソリストだけど、どんどん上がって来そうな気がする。
ソロ・ダンサーになったマディソンとダヴィデの組み合わせも素晴らしい。
このダンサーも、舞台でピカピカするので(比喩的表現)
目が離せない。このカップリング見られて良かった。
というワケで頑張って最後まで残って
その後、むちゃくちゃ身体の調子を崩したのだが(アホですどうせ)
この演目は今年はこれにて最後。
10月は、国立オペラ座ではバレエ公演はなく
フォルクス・オーパーでも10月3日のピーターパンしかなく
(10月3日は行けません・・・他のプログラムが入ってる)
11月に、華々しくバランシンのジュエルスのプレミエとなる。
1ヶ月、バレエ鑑賞から遠ざかるのは
とっても寂しいけれど
その間、オペラとかコンサートもあるので
どうぞお見捨てなく・・・と懇願する私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。