Wiener Staatsballett 2018年3月23日 19時30分〜21時45分
Wiener Staatsballett 2018年3月26日 19時30分〜21時45分
BLANCINE / NEUMEIER / ROBBINS
指揮 Simon Hewett
STRAVINSKY VIOLIN CONCERTO
振付 George Balancine
音楽 Igor Strawinski, Konzert in D für Violine und Orchester
照明 Ronald Bates
バイオリン・ソロ Rainer Honeck
Olga Seina, Nina Polákova
Roman Lazik, Masayu Kimoto
THEMA UND VARIATION
振付 George Balancine
音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski, Orchestersuite Nr. 3 G-Dur op. 55, 4. Satz
衣装 Christian Lacroix
Kiyoka Hashimoto, Jakob Feyferlik
Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
BACH SUITE III
振付・衣装 John Neumeier
音楽 Johann Sebastian Bach, Orchestersuite Nr. 3 D-Dur BMW 1068
Olga Esina - Vladimir Shishov
Fiona McGee - Richard Szabó
THE CONCERT OR, THE PERILS OF EVERYBODY
振付 Jerome Robbins
音楽 Frédéric Chopin, Polonaise A-Dur Nr. 1 op. 40,
Berceuse Des-Dur op. 57, Prélude f-Moll Nr. 18 und
Prélude b-Moll Nr. 16 op. 28, False e-Moll Nr. 14, Prélude A-Dur Nr. 7 op. 28
Mazurka G-Dur Nr. 50, Prélude e-Moll Nr. 4 op. 28,
Ballade As-Dur Nr. 3 op. 47
オーケストレーション Clare Grundman
舞台 Saul Steinberg
衣装 Holly Hynes nach Irene Sharaff
照明 Ronald Bates
ピアノ Igor Zapravdin
バレリーナ Maria Yakovleva
既婚男性 Eno Peci
既婚女性 Franziska Wallner-Hollinek
恥ずかしがりの若い男性 Arne Vandervelde
エネルギッシュな女性 Fiona McGee
男性 Igor Milos
2人目の男性 Gabor Oberegger
2人の若い女性 Natalya Butchko, Anna Shepelyeva
案内人 Marcin Dempc
Wiener Staatsballett
Studierende der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
Orchester der Wiener Staatsoper
すみません、手抜きしてます (^_^;)
実は3月23日と26日、両方行っているのだが
ワキのダンサーに多少の変更があったかもしれないが
メインのダンサーは同じなので
まとめて1つの記事にする事にした。
でないと私も繰り返しばかりになっちゃうし
読者も退屈するだろうし・・・
このプログラムは今シーズン
あと2回上演が予定されていて
うっふっふ、あと2回分もチケットは確保している (^^)v
今回のストラヴィンスキー・バイオリン・コンチェルトのソロは
ホーネックさん。
音が透き通って美しい上に
リズムの確かさとボウイングの安定さが抜群で
このネオ・クラシックの不思議なリズムの曲が素晴らしい。
バランシンにしてはモダンな作品なので
一般ウケはあまりしないと思うが。
今回はオルガさまとローマン
ニナ(ポラコヴァ)と木本クンという
プリンシパル・ダンサーがソリストに立った。
(他にもダンサー出るけど、面倒なので書き出すのは止めた。ごめんなさい)
オルガさまのサドっぽい目つきに加えて
オルガさまの海老反りが観られる演目なんて
これしかありません!!!
いやもう、すごいです、あの海老反り移動は。
読者諸氏は想像がつかないだろうが
背中アーチのまま横に移動するシーンがあるのだ。
しかもまぁ、その動きの美しさと言ったら・・・
あんな動き、普通の人じゃ出来ないし
出来たとしても無様な動きになるだろう。
バレエ・ダンサーってスゴイな・・・
ニナ(ポラコヴァ)はモダンが巧い。
活き活きしているのもあるけれど
まとわりつくような柔軟な身体のラインが美しい。
で、ニナ(ポラコヴァ)のパートナーの木本クンが
これまた柔らかで優雅な動きを
抜群の安定性で見せてくれるので、客席で悶絶する。
テーマとヴァリエーションには
清香ちゃんとヤコブの登場。
ヤコブの役デビューは3月23日。
清香ちゃんの完璧なクラシックのテクニックには魅了される。
上品なスタイルに見事なバランスで、美しい。
ヤコブの身体のライン、もう、本当にキレイでうっとりする。
ピルエットの多少の不安定感も
2回目のパーフォーマンスではぐっと良くなって来ていて
超絶技巧の技にも、少しづつ余裕が見えて来たのが嬉しい。
バッハ組曲はオルガさまとシショフ
リッチーと新人のフィオーナの組み合わせ。
オルガさまとシショフのカップリングの2楽章の素晴らしさを
何と言って良いのか、よくわからん。
日本だと G線上のアリアで知られるメロディに乗せて
2人のダンサーの動きや絡みの美しさが
ううううう、スゴイんですよ、これ。
多少アクロバチックな動きも多いのだが
アクロバットに感じさせない。
一つ一つの動きに、深く秘められた意味が見えて
ノイマイヤーの作品の魅力爆発。
音楽と舞踏というコミュニケーション表現が
それぞれの特徴を最大限に発揮しているって感じかなぁ。
抽象的表現も多いのだが
ダンスという表現そのものが
言語化せず、直接語りかけてくるという不思議な体験が出来る。
最後の THE CONCERT は
何回観ても面白い! 面白すぎる!!
エノの演技がコミカルで爆笑できるし
マーシャのバレリーナが実にキュート。
気弱な男性とバレリーナとのパ・ド・ドゥは
コミカルに見せなければならない分
不安定でかなり難しいと思うのだが
それを感じさせない面白さで、モロに笑える。
この気弱な男性が
エノの奥さん(フランツィスカがやっていて、むちゃすごい演技力!)に
ギロッと睨まれて、椅子を移動していくシーン。
言語化できないのがもどかしいのだが
(バレエの筋力で持って、椅子を乗り越えるのである!)
も〜、カワイイの何のって、胸キュン。
フランツィスカの怖い奥さんが
またスゴイ存在感で
この、スゴイ怖い奥さんがリアルに演技される事で
実はスケベ・オヤジだが恐妻家というエノの役どころが活きる。
いつ観ても面白くて笑える、という演目があるのは楽しい。
何回観ても、いつも爆笑してしまう。
というワケで目一杯楽しんだ演目で
あとはイースター後までナイト・ライフはない・・・予定(笑)
ちょっとサボりが続くけれど
またイースター後は
コンサートやバレエやその他に頑張ろうと思っている私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
プリンシパルのローマンのプロモーション・ビデオがアップされたが
3分の間に、ローマンが踊ったほとんどの演目が出ている!!!
(マイヤーリンクの迫真の演技もあり!!!)
ローマンのファンとしては嬉しい。
シーンの上に、作品名と振付師の名前が出るのも親切!!!
ぜひご覧あれ!!! ❤
Wiener Staatsballett 2018年3月26日 19時30分〜21時45分
BLANCINE / NEUMEIER / ROBBINS
指揮 Simon Hewett
STRAVINSKY VIOLIN CONCERTO
振付 George Balancine
音楽 Igor Strawinski, Konzert in D für Violine und Orchester
照明 Ronald Bates
バイオリン・ソロ Rainer Honeck
Olga Seina, Nina Polákova
Roman Lazik, Masayu Kimoto
THEMA UND VARIATION
振付 George Balancine
音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski, Orchestersuite Nr. 3 G-Dur op. 55, 4. Satz
衣装 Christian Lacroix
Kiyoka Hashimoto, Jakob Feyferlik
Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
BACH SUITE III
振付・衣装 John Neumeier
音楽 Johann Sebastian Bach, Orchestersuite Nr. 3 D-Dur BMW 1068
Olga Esina - Vladimir Shishov
Fiona McGee - Richard Szabó
THE CONCERT OR, THE PERILS OF EVERYBODY
振付 Jerome Robbins
音楽 Frédéric Chopin, Polonaise A-Dur Nr. 1 op. 40,
Berceuse Des-Dur op. 57, Prélude f-Moll Nr. 18 und
Prélude b-Moll Nr. 16 op. 28, False e-Moll Nr. 14, Prélude A-Dur Nr. 7 op. 28
Mazurka G-Dur Nr. 50, Prélude e-Moll Nr. 4 op. 28,
Ballade As-Dur Nr. 3 op. 47
オーケストレーション Clare Grundman
舞台 Saul Steinberg
衣装 Holly Hynes nach Irene Sharaff
照明 Ronald Bates
ピアノ Igor Zapravdin
バレリーナ Maria Yakovleva
既婚男性 Eno Peci
既婚女性 Franziska Wallner-Hollinek
恥ずかしがりの若い男性 Arne Vandervelde
エネルギッシュな女性 Fiona McGee
男性 Igor Milos
2人目の男性 Gabor Oberegger
2人の若い女性 Natalya Butchko, Anna Shepelyeva
案内人 Marcin Dempc
Wiener Staatsballett
Studierende der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
Orchester der Wiener Staatsoper
すみません、手抜きしてます (^_^;)
実は3月23日と26日、両方行っているのだが
ワキのダンサーに多少の変更があったかもしれないが
メインのダンサーは同じなので
まとめて1つの記事にする事にした。
でないと私も繰り返しばかりになっちゃうし
読者も退屈するだろうし・・・
このプログラムは今シーズン
あと2回上演が予定されていて
うっふっふ、あと2回分もチケットは確保している (^^)v
今回のストラヴィンスキー・バイオリン・コンチェルトのソロは
ホーネックさん。
音が透き通って美しい上に
リズムの確かさとボウイングの安定さが抜群で
このネオ・クラシックの不思議なリズムの曲が素晴らしい。
バランシンにしてはモダンな作品なので
一般ウケはあまりしないと思うが。
今回はオルガさまとローマン
ニナ(ポラコヴァ)と木本クンという
プリンシパル・ダンサーがソリストに立った。
(他にもダンサー出るけど、面倒なので書き出すのは止めた。ごめんなさい)
オルガさまのサドっぽい目つきに加えて
オルガさまの海老反りが観られる演目なんて
これしかありません!!!
いやもう、すごいです、あの海老反り移動は。
読者諸氏は想像がつかないだろうが
背中アーチのまま横に移動するシーンがあるのだ。
しかもまぁ、その動きの美しさと言ったら・・・
あんな動き、普通の人じゃ出来ないし
出来たとしても無様な動きになるだろう。
バレエ・ダンサーってスゴイな・・・
ニナ(ポラコヴァ)はモダンが巧い。
活き活きしているのもあるけれど
まとわりつくような柔軟な身体のラインが美しい。
で、ニナ(ポラコヴァ)のパートナーの木本クンが
これまた柔らかで優雅な動きを
抜群の安定性で見せてくれるので、客席で悶絶する。
テーマとヴァリエーションには
清香ちゃんとヤコブの登場。
ヤコブの役デビューは3月23日。
清香ちゃんの完璧なクラシックのテクニックには魅了される。
上品なスタイルに見事なバランスで、美しい。
ヤコブの身体のライン、もう、本当にキレイでうっとりする。
ピルエットの多少の不安定感も
2回目のパーフォーマンスではぐっと良くなって来ていて
超絶技巧の技にも、少しづつ余裕が見えて来たのが嬉しい。
バッハ組曲はオルガさまとシショフ
リッチーと新人のフィオーナの組み合わせ。
オルガさまとシショフのカップリングの2楽章の素晴らしさを
何と言って良いのか、よくわからん。
日本だと G線上のアリアで知られるメロディに乗せて
2人のダンサーの動きや絡みの美しさが
ううううう、スゴイんですよ、これ。
多少アクロバチックな動きも多いのだが
アクロバットに感じさせない。
一つ一つの動きに、深く秘められた意味が見えて
ノイマイヤーの作品の魅力爆発。
音楽と舞踏というコミュニケーション表現が
それぞれの特徴を最大限に発揮しているって感じかなぁ。
抽象的表現も多いのだが
ダンスという表現そのものが
言語化せず、直接語りかけてくるという不思議な体験が出来る。
最後の THE CONCERT は
何回観ても面白い! 面白すぎる!!
エノの演技がコミカルで爆笑できるし
マーシャのバレリーナが実にキュート。
気弱な男性とバレリーナとのパ・ド・ドゥは
コミカルに見せなければならない分
不安定でかなり難しいと思うのだが
それを感じさせない面白さで、モロに笑える。
この気弱な男性が
エノの奥さん(フランツィスカがやっていて、むちゃすごい演技力!)に
ギロッと睨まれて、椅子を移動していくシーン。
言語化できないのがもどかしいのだが
(バレエの筋力で持って、椅子を乗り越えるのである!)
も〜、カワイイの何のって、胸キュン。
フランツィスカの怖い奥さんが
またスゴイ存在感で
この、スゴイ怖い奥さんがリアルに演技される事で
実はスケベ・オヤジだが恐妻家というエノの役どころが活きる。
いつ観ても面白くて笑える、という演目があるのは楽しい。
何回観ても、いつも爆笑してしまう。
というワケで目一杯楽しんだ演目で
あとはイースター後までナイト・ライフはない・・・予定(笑)
ちょっとサボりが続くけれど
またイースター後は
コンサートやバレエやその他に頑張ろうと思っている私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
プリンシパルのローマンのプロモーション・ビデオがアップされたが
3分の間に、ローマンが踊ったほとんどの演目が出ている!!!
(マイヤーリンクの迫真の演技もあり!!!)
ローマンのファンとしては嬉しい。
シーンの上に、作品名と振付師の名前が出るのも親切!!!
ぜひご覧あれ!!! ❤