パリ管弦楽団 + トーマス・ヘンゲルブロック

0
    Musikverein Großer Saal 2017年5月30日 19時30分〜21時40分

    Orchestre de Paris
    指揮 Thomas Hengelbrock
    メゾソプラノ Kate Lindsey

    Maurice Ravel (1875-1937)
     Daphnis et Chloé. Suite Nr. 2
    Joseph Canteloube (1879-1957)
     Chants d’Auvergne für Gesang und Orchester
      Pastourelle, Oï Ayaï, Brezairola, Lou Boussu, La Delaïssádo
      Uno Jionto Pastouro, Lou Coucut
    Modest Mussorgskij (1839-1881)
     Bilder einer Ausstellung. Orchesterfassung von Maurice Ravel

    パリ管弦楽団の2日目のコンサートは
    指揮者が違う (o_o)
    まぁ、指揮者2名でヨーロッパ公演と言う方式もあるけれど
    割に珍しいパターンではないのだろうか(が、よくわからん)

    しかも、平土間にも空き席が目立ってるし
    立ち見席もかなり余裕がある。

    ・・・まぁ、わかるんだけどさ。
    だって、展覧会の絵って、ううう、またかよ、って感じだし(笑)

    さて、ダフネとクロエ、組曲2番。
    う〜ん、微妙・・・(好みの問題です)

    だって音が厚いんだもん。
    昨日のマーラーでの透明感は何処に?と驚いたくらい
    ボッテリとした感じの音響で
    パステル色ではあるのだが
    絵の具を盛り上げた油絵のような印象を受ける。

    ピアニッシモの繊細なフレーズになると
    かなり「おフランス」的な品の良さのある
    美しい音響が立ち上ってくるのだが

    ヘンゲルブロック、オーケストラ鳴らし過ぎ(という勝手な印象)
    まぁ、それは指揮者というアーティストの解釈なので
    一聴衆(しかもド・シロート)がどうのこうの言うべきではないけれど
    あんな重たい感じの
    まるでワーグナーかそれは、というラヴェルって珍しい。

    大音響で終われば、すかさず飛ぶブラボーの声。
    (何故だ? まぁ、確かにジャジャジャーン 即ブラボーって言いやすいけど)
    きっと、素晴らしかったのでしょう。
    (↑ 無理やり大音響にして聴衆をノセるのはロックだと思い込んでる私)

    不勉強で無教養の私は
    ジョゼフ・カントルーブという作曲家の作品は初めて耳にする。
    オーベルニュ民謡に管弦楽法をまとわせた、とウィキには書いてある。

    そのオーベルニュ民謡を歌ったケート・リンジー。
    プログラムにはメゾソプラノと書いてあったけれど
    声がものすごく細くて、ほとんどソプラノじゃないのかこれは。

    いや、私の超貧民席は、声を聴くのには最も適していない場所なので
    そこで聴いて、どうのこうの書くのは見当違いも甚だしいのだが
    声は澄んでいて美しいけれど
    声の質にバリエーションがなくて
    歌の表情が何も出て来なくて、なんとも単調。

    こういう「美しい(だけ)の声」は
    教会音楽とかに合うんじゃないだろうか。

    2曲目とか、最後のカッコウとかでは
    身振り手振りも入れて、オペラちっくに歌おうとしていたけれど
    そうすると、声(とフランス語?)が埋もれてしまう。

    すみません。
    超貧民席は方向が違うから聴こえないんです。
    あれは正面の席で表情見ながら聴かないと意味がなかったわ。

    後半の展覧会の絵は、貧民席からちょっと脱出。
    ダフニスとクロエのあの音量で演奏されたら
    ちょっとヤバイかもしれない、という判断(しかも席かなり空いてたし)

    うううう、展覧会の絵って
    もう、イヤというほど聴いてるからなぁ。

    音量は席を代わったので、良いバランスで聴こえて来たけれど
    何か非常に不思議なリズムというか
    リズムとフレーズが、時々、グニャっと崩壊する印象がある。

    キレがないというか
    ごにゃっとしてしまって、時々、ちょっと気持ちが悪い。

    そりゃ、グノームとか、そういうちょっと下がったポルタメントで
    オドロオドロしさを出してはいるんだろうけれど

    すみません、なんかあまり妄想の浮かばない演奏で
    (いや、私の感受性のなさがいけないのである)
    カタコンベとかあまりに単調で寝落ちしそうになったし
    キエフの大門も、う〜ん、いやそりゃ大音響バンザイではあるけれど
    (ありがたい事に舞台から離れたので大音響はバランス良く聴こえる)

    なんでまた、この曲をウィーンに持って来たのか
    ちょっと理解に苦しむ(ラヴェルの編曲だからか?)

    フランス・プロという事だったら
    もっと他に組み方があったんじゃないか、という気もするが
    それは私の好みの問題なので f^_^;)

    サン=サーンスとか、フランクとか(いや、だから ^^;
    いや、ラヴェルでもドビュッシーでも良いけど(笑)

    でもこのオーケストラの響き
    昨日も思ったけれど、すごく品がある。
    我々が偏見っぽく独断しちゃうような
    フランスっぽいフワフワ感というのは
    以前に比べて減っているけれど
    (オーケストラのグローバル化か)
    何とも洗練された、上品で甘い香りがするのは
    オーケストラの特徴なんだろうなぁ。

    今日は気温が上がって32度までなったけれど
    真夜中、突然の嵐っぽい風の音を聞きながら
    そろそろ寝るか、という私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    パリ管弦楽団 + ダニエル・ハーディング

    0
      Musikverein Großer Saal 2017年5月29日 19時30分〜21時5分

      Orchestre de Paris
      Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
      指揮 Daniel Harding
      ソプラノ Christiane Karg
      アルト Wiebke Lehmkuhl

      Gustav Mahler (1860-1911)
       Symphonie Nr. 2 c-Moll

      ちょっと個人的感想とか書く前に
      ブチギレて良いですか?

      って聞かなくてもブチ切れるんだけど
      楽友協会、もうイヤです(本気)
      昔から椅子や床の軋みは酷かったけれど
      高い会費を取って、楽屋口を美しくしたり
      廊下に作曲家の胸像を置いたりする前に

      あの軋む椅子を何とかして下さい!!!!(超怒)

      それでなくても最近、ここの貧民席の聴衆の層が悪くなっている。
      (たぶん、立見席とかもっと酷くなってるかも)
      ただ黄金のホールを見たい観光客は
      静かに聴いていてくれれば
      ずっとスマホを弄っていても気にはならないが

      突然立ち上がると椅子がガタンと音をたてるし
      すごく繊細なバンダが響くと乗り出すので
      (何も見えないってば!)
      椅子がすごい音をたてて軋むし

      いつも見かけるモグリのおじさんが横に立って
      でっかい身体を揺するたびに
      私の耳元には、床の軋る音しか聞こえて来なくなる(涙)

      しかもピアニッシモの時に
      足音たててドアを乱暴に開け閉めして出ていく
      どこかの国の観光客がいるし(号泣)

      ・・・ブチ切れ終わり(唐突)

      さてマーラーの交響曲2番は
      ウィーンでも滅多に演奏される曲ではないので
      私の記憶ではコンツェルトハウスでのベルリン・フィルとラトル
      その前がベルリンのシュターツカペレとピエール・ブーレーズ(!)
      ・・・いったい何年前になるんだろう。

      ダニエル・ハーディングという指揮者は
      私が何回か聴いた時は
      ものすごく繊細な室内楽的表現をする人だった。
      しかも、記憶によれば
      いつも普通の背広にネクタイで
      どこかのお坊ちゃんサラリーマンみたいな指揮者だった。

      今回は、おおおおおっ
      すごいぞ、燕尾服で、白の蝶ネクタイまでしてる (o_o)
      雰囲気がお坊ちゃんサラリーマンじゃなくて
      ちゃんと指揮者になってるじゃないの。

      低弦をしっかり鳴らして
      フォルティッシモもしっかり出すけれど
      いったいどういう魔法なんだかわからないが
      パート毎の解像度が抜群に良くて
      バランスが絶妙で
      全部のパートがしっかりと聴こえて来るのに
      音響に無理がない・・・というより

      どんなに鳴らしても透明度が失われず
      フォルティッシモであってもうるさくならない。
      ・・・楽友協会という、とんでもない音響のホールで
      この見事なバランスは、いや、う〜ん、あり得ない (-_-)

      確かにこの表現力
      ちょっと脇道にズレたら
      また「室内楽的チマチマ」になっちゃいそうだが
      さすが老練になって来て(と言ったら失礼なんだけど)
      リズムの揺れと強弱のレンジで
      ダイナミックさをとことん「室内楽的」に取り入れて
      凄まじい程の「音の立体的空間」の広さを表現してしまった感じ。

      第二楽章のレンドラーは
      独特のリズムで演奏してたな。
      通常の「ウィーンらしさ」と全く違って面白かった。
      ああいうレンドラーもありか、う〜ん。

      アントニウス(すみません第三楽章です(笑)から最後まで
      全てアタッカで続けた指揮者とオーケストラの体力に脱帽。

      実はあの魚に説教する聖アントニウスの楽章は
      ワタクシ的に印象が強いのが
      ルチアーノ・べリオの「シンフォニア」で(わはははは)
      なんかすごく懐かしく思い出しちゃった(すみません関係なくて)

      アルトのヴィープケ・レームクール!!!!
      すごいです、この人!!!!!!!

      舞台見えない席だったのだが
      (よって、アルトが入ったら、全員が
       椅子をギシギシいわせて舞台を覗き込もうとして
       もう本当に勘弁してくれ状態)
      指揮者の横とかコンマスの横ではなかったので
      コーラスに近い辺りに居た可能性が高くて
      通常、背中しか見えない(声は前に飛ぶので聴こえない)のだが
      今回は下から、ものすごく魅力的なアルトが
      上に立ち上って来て
      しかもドイツ語のディクションもしっかりしていて
      雑音さえなければ、至福の時間 ♡

      あんなに素晴らしい Urlicht って、もうもうもう感激するだけだわ。
      (註 雑音さえなければ)

      怒りの日の不気味さはあまりなくて
      (ほら、透明度の高い室内楽的扱いだったから)
      それだけに、次の、あのミステリアスなピアニッシモでの合唱が
      ゾクゾクするような快感(註 雑音さえなかったら)

      楽友協会の合唱団って、もう呆気に取られる程上手い。
      素晴らしい。手放しで褒めても良い。

      最初から最後までの緊張感も保っていたし
      私が周囲の雑音にブチ切れていなければ
      名演だったと思う。
      (だってバンダがピアニッシモで鳴ってる時に
       椅子や床の軋み音でバンダが聴こえないって
       かなり異様な状況だと思うよ、ホント)

      明日は同じオーケストラだが
      指揮者も変わって(こういうの珍しい)
      プログラムも変わる。

      椅子の軋みが演奏を台無しにしないよう
      祈るような気持ちの私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      ついでに拍手のタイミングも早すぎたし
      楽友協会の客層って、どんどん悪くなってるような気がする。
      コンツェルトハウスの方がチケットは安いけれど
      最近は客層が良い(し、椅子も(それほど)軋らない)

      火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント4回目

      0
        Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年5日28日 19時〜21時45分

        Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

        Petruschuka
        振付 Eno Peci
        音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
        ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
        舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
        指揮 David Levi
        教師 Jakob Feyferlik
        その妻 Nina Tonoli
        その子供 Raphael Grotrian
        校長 Rebecca Horner
        2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
        クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
        Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
        Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

        Movements to Strawinsky
        振付・舞台・衣装 András Lucács
        音楽 Igor Strawinski
        Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
        Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
        Les Cinq Doigts : Largetto
        Apollon musagète : Aposhéose
        Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
        照明 Attila Szabó
        指揮 David Levi
        チェロ Ricardo Bru
        ピアノ Chie Ishimoto
        Alice Firenze - Masayu Kimoto
        Nikisha Fogo - Greig Matthews
        Ioanna Avraam - James Stephens
        Erika Kováčová - Zsolt Török
        Adele Fiocchi * - Attila Bakó
        Céline Janou Weder - Géraud Wielick

        Der Feuervogel
        振付 Andrey Kaydanovskiy
        音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
        reduzierte Fassung von Hans Blümer
        ドラマツルギー Richard Schmetterer
        舞台と衣装 Karoline Hogl
        照明 Vasil Lisichov
        指揮 David Levi
        イワン Masayu Kimoto
        火の鳥 Greig Matthews
        ヴァシリッサ Gala Jovanovic
        カシェイ Denys Cherevychko
        労働者 Scott McKenzie, Zsolt Török, Arne Vandervelde
        掃除婦 Ioanna Avraam, Sveva Gargiulo, Richard Szabó, Andrey Teterin
        王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
        Erika Kováčová, Carolina Sangalli, Carolina Sangalli
        Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
        お客さま Attila Bakó, Martin Dempc * , Trevor Hayden,
        Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
        Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem
        ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

        Orchester der Volksoper Wien
        Wiener Staatsballett

        鑑賞を休んでいる間にキャストのチェンジがあったようで
        (今回、私は4回目だが、上演は7回目、と言う事は3回お休みした)
        学級崩壊、教師イジメ事件の主人公が
        ヤコブになっていて、ちょっと失神しそう・・・

        おバカな私は同じ演目でも曲でも CD でも
        1回だけでの判断が出来ないのだが
        何回も観たり聴いたりしているうちに
        あ、これ、何回観ても聴いても飽きない、と思うものが
        ワタクシ的には「良い演目、良い曲」だったりする。

        それを考えると、エノには失礼だけど
        (で振付そのものは面白いのだが)
        ペトルーシュカは、もう観なくても良いな、と言う感じ。

        だいたい扱っているテーマの学級崩壊が
        あまりにシリアス過ぎて
        ちょっとこれ、生徒のおふざけじゃ済まないでしょう?

        奥さん役のニナ(トノリ)はむちゃくちゃ可愛いし
        ヤコブとデュエットすると
        二人のキュートさにジ〜ンと来るのだが

        だいたい先生虐めなんてやっちゃいかんだろう、という
        私の中のモラルが、演目のテーマにひたすら逆らうのだ。

        生徒の中に私の初恋の君(にものすごく似たダンサー)もいるし
        ジェームスやフランチェスコのソロは見事だし
        レベッカの校長先生の存在感はスゴイんだけど
        あまりに暗い話だし。
        (子供が多いんだけど、あ〜いうモノを観せても良いのか?)

        ストラヴィンスキー・ムーブメントは
        多分、何回観ても良い演目の一つ。

        衣装も舞台もモダン・バロックで
        ストラヴィンスキーの新古典主義の音楽とも合っていて
        スタイリッシュで洒落ていて
        ムーブメントが本当に美しい。

        ものすごい完成度を持った作品なので
        他の作品とは一線を画していて
        何回でも観たい。

        さて、最後の「火の鳥」だけど
        木本クンのイヴァンは前にも観ているが
        いやん、ガラが可愛い 🤗

        大柄なガラと木本クンのカップリングが
        なかなか見事なデュエットになってるし
        考えてみれば
        ガラって、最初、何年か前の
        フォルクス・オーパーでやった
        ベジャールの「コンクール」の時に
        あれ、すごく巧い子がいる、と思ったのが発見のきっかけだから
        もともと、すごく演技の出来るダンサーだったんだわ。

        最近、国立オペラ座の方で
        シリアスな役しか見ていなかったので忘れていたわ。

        で、カシェイ役だけど
        ぎゃはははははは
        デニスにあのカシェイを踊らせるとは・・・(^○^)

        コミカルというよりはアホ役としか言えないけれど
        あんなに実力のある国立バレエ団のプリンシパルを
        あんなアホ役に持って来てしまうなんて・・・

        しかもアホ役なのに、技術が凄いので
        いやもう、見応えある事ある事(爆笑)
        しかも、どうも本人も楽しんでいるようで(もっと爆笑)

        この演目、各ダンサーが
        自分の母国語で喚くシーンがいくつかあって
        レベッカの時にはドイツ語だったからちょっとわかったけれど
        他のダンサーが何を喚いているのか
        (ロシア語とかだろうと思うが)
        今ひとつよくわからんのだが

        日頃の不満(しかも公式には言えないような事)を
        思い切りブチまけていたら
        ロシア語わかったら面白いんだろうなぁ。

        ついでに木本クンのセリフ(日本語)もあります。
        「やった!」という一言だけだけど。

        この演目はあと1回だけ観に行く予定。
        9月にも何回か上演されるけれど
        今日のギャラリー(貧民席)の入りの悪さを見ると
        もし9月に観たかったら
        直前割引50% を使っても
        全く問題なくチケット入手できそう(笑)

        フォルクス・オーパーながら
        とんでもない役どころに
        国立バレエ団の新進気鋭のメンバーや
        プリンシパルも出演するし
        気合いは入っているので
        数回観るならオススメです。

        さて明日からまたコンサート続きの私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        お一人様考

        0
          引退記念に
          (いやまだ継続して一部の仕事はしているのだけれど(笑))
          週末、1泊だけ、温泉に行ってのんびりしよう・・・と

          土曜日〜日曜日に温泉に行って来た。

          さて、問題は
          リゾート・ホテルというのは
          シングル・ルームがないところがほとんどである、という事。

          温泉とかになると
          家族連れがほとんどで
          せめてカップルのロマンティックなキャンドルライト・ディナーとか
          ロマンティックではない年配のカップルには
          ヘルシーなセラビー付きの温泉滞在とか

          シングルは、この国ではマーケットのターゲットにはならんのだよ。

          日本の未婚率とか色々と取り沙汰されてはいるけれど
          お一人様で肩身が狭いのは
          ヨーロッパの比ではないと思う(断言)

          以前に、やっぱり温泉地に
          4泊くらいでセラピーに行った時
          (保険適用のないプライベートのホテルだった)
          そのホテルに泊まる前に
          チェコの方を車で巡って来て
          やっぱり一人で来ている
          リンツか何かの学校の先生という女性と
          ディナーの時に同席した際に

          ええええっ、あなた、一人で旅行なさるの?
          勇気がおありなのね!!!

          とワケのわからん事を言われたのだが
          あれは、暗に「彼氏も旦那もいないの?」と驚かれたのかもしれない。

          そうなのよ、本当にこちらは一人で出来る事が少ないのだ。
          コンサートはオタクというジャンルがあって
          私みたいにほとんど毎日、楽友協会やコンツェルトハウスに出没する
          気難しいオジサンとオバサンは結構居るけれど

          オペラになると、これはもう、一人で来ている人は
          圧倒的に少ない。

          これが食事になったりすると
          もっと悲惨であって
          ちょっと良いレストランに行こうとしたら
          これは、さすがの私でも、一人では行けない。

          友人でも知り合いでも
          ともかく誰でも構わないので(あら失礼)
          2人以上で行かねばならぬ。

          リゾート・ホテルも同じで
          だいたいシングル・ルームなんてないんだから(涙)

          そう言えば、健康保険から出る、最低3週間のクアという制度があって
          これは健康に問題がある人が
          3週間(最低)、ほとんど無料で
          しかも会社は病欠扱い(=休暇とは別)で
          リゾート地で、セラピーを受ける事が出来る。

          当然、これは当該の人が一人で参加するのだが
          実は・・・ここでくっつく人が結構いるんですよ。

          ほとんどの場合、既婚者だから
          数週間のアバンチュールではあるのだけれど
          私も30代の時、背骨の問題でこのクアに行った時は
          毎日、年配のカップルが出来上がっているのに驚いた事がある。
          (で、調子に乗って飲み過ぎて、次の日のセラピーに遅刻したりすると
           即刻、自宅に帰されて、病欠ではなくなります。そのケースもあった)

          あれで本当にくっつく人(で離婚して再婚?)も居るんだろうなぁ。
          私の場合は1000カロリーのベジタリアンを選択したので
          さすがに同じテーブルに男性がいなくて
          それでもしつこく言い寄ってくるのは居たが
          面倒なので相手にしなかった(笑)

          会社だって
          何かあった時の連絡先、というのを提出させられて
          私が「日本大使館」と書いたら
          上司(女性)がわざわざ私のところに来て
          お前は友人なり彼氏なりはいないのか、と詰問して行った位だし。

          だからこちらの人はパートナー探しに必死である。
          離婚も多いお国柄なので
          何歳であろうが、全く構わないため
          結構、年配のパートナー探しも盛んで

          日本と違うのは
          割にみんな、必死になってシリアスにマジメに探している(ちょっとコワイ)

          とある劇場だって
          そのウエブ・サイトで
          一緒に劇を観に行く人を募集、というのをやっていた程である。
          (いいじゃん、一人で行けば・・・とか思ってはイカンのだ)

          舞踏会なんていう「社交界」もあるので
          これはデビューする(=いわゆる成人式みたいなもの)時に
          パートナーがいないと
          人間じゃないような目で見られるし
          もちろん、その後も、必ず「社交界的」なパートナーと一緒に参加が義務である。

          それが何年にもわたって別居している奥さんであっても
          一応、社会的にパートナーであれば、それで良い。
          (愛人を連れて来ても構わないが、その際は愛人は奥さんと見做される)

          オーストリアで
          「彼氏・彼女がいない」というのと
          「運転免許持ってません」というのは
          人間として見做されない、と言うのは歴然とした事実である。

          だからと言って
          今更、一人暮らしの気楽さから
          パートナー云々、探すのも面倒だしなぁ・・・

          その意味では
          日本の方がお一人様には寛容だと思うよ?
          一時帰国している時に
          レストランに入るの苦労する事はあまりないもん。

          それって、ただ、モテなかった事の言い訳?
          ・・・・と言われると

          ハイ、そうです(汗)

          しかし、このシングルのマーケットって
          掘り出せば意外に需要があるような気がするんだけど
          どの業種も乗り出していないのは残念。

          せめてリゾート・ホテルで
          家族のいないお一人様歓迎、みたいなホテル
          ないでしょうかね?

          (というか、あったら、
           ものすごく気難しい老人ばっかり集まるような気が・・・)

          オーストリアもパートナー探しのマーケットだけではなくて
          開き直ったパートナーいらん、という人のための
          マーケティングをしてくれれば良いのに・・・と
          ちょっと思ってしまう私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。




          ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 + ネルソンス 2日目

          0
            Musikverein Großer Saal 2017年5月26日 19時30分〜21時40分

            Gewandhausorchester Leipzig
            指揮 Andrís Nelsons
            ソプラノ Kristine Opolais

            Antonín Dvořák (1841-1904)
             Othello. Konzertouvertüre, op. 93
             “Měsíčku na nebi hlubokém” (Lied an den Mond)
              Arie der Rusalka aus der Oper “Rusalka”, op. 114
             “Když mne stará matka ypívat” (Als die alte Mutter mich noch lehrte singen) op. 55/4
             Polonaise aus der Oper “Rusalka”, op. 114
            Bedřich Smetana (1824-1884)
             “Dobrá! Já mu je dám - Jak je mi”.
              Arie der Milanda aus der Oper “Dalibor”
            Antonín Dvořák
             “Ó, marno, marno to je!”
              Arie der Rusalka aus der Oper “Rusalka”, op. 114
            Symphonie Nr. 9 e-Moll, op. 95 “Aus der Neuen Welt”

            ライプヒチ・ゲヴァントハウスのゲスト公演2日目。
            ドボルザーク・プログラムに
            何故かスメタナが1曲あるが
            これは歌手の都合での曲の選択なんだろうか。まぁ、良いけど。

            ソプラノ歌手のクリスティーネ・オポライスは
            ネルソンス夫人だ、という情報は後で入手。
            (だってプログラムにはそんな個人的な事は書いてないし)

            知っていたら、ちゃんと舞台を覗き込んで
            どんな女性だか見たかったのに(ただのミーハー)

            そりゃググれば美しい写真は山ほど出てくるけれど
            ネルソンスだって太ったし、頭髪は後退しているしヒゲ生やしたし
            いや、私は音楽を聴きに来ているのであって
            別に指揮者とか歌手とかの見た目を鑑賞しに来ている訳では (¬_¬)

            ドボルザークのオテロ序曲(インストルメンタル)
            うううう、弦の響きがすごく柔らかで
            まるでタンポポの綿毛みたいに
            ふわふわと纏わり付いてくる・・・と思った途端に
            鋭いドラマチックな音色になったりして

            う〜ん、ネルソンスの今回のコンサートで
            昨日と今日、ともかく驚いたのは

            そのオーケストラの音色の豊かさ。

            昨日も弱音から強音までのレンジの広さに驚いたけれど
            音量だけではなくて
            緻密に作られたそれぞれの楽器の音色の組み合わせの妙に
            信じられない位のオーケストラの色彩感が
            ホール全体に立ち上る。

            さてルサルカの有名なアリアとか
            かの有名な「母が教えた歌」とか
            なんかすごくテンポの速いスメタナのアリアとか

            ・・・これ、チェコ語だよね?
            手元にテキストあるから見てるけど
            どこを歌っているのか、さ〜っぱりわからない (・・;)

            普通は少しだけでも聞き取れる筈なのだが
            あの子音の多いチェコ語で
            ま〜ったく子音が聞こえて来ないのも不思議。

            声量はあるし、強靭な声質で素晴らしいと思うのだが
            ただ私、オペラ苦手だし
            ソプラノ苦手だし・・・(言い訳)

            途中に入ったルサルカのポロネーズが
            凄まじい音量で
            元気と言えば元気・・・なのだろうが
            これだけは、オーケストラの色彩感はなかったなぁ。
            (あまりに最初から最後まで力任せだった)

            後半のドボルザークの交響曲「新世界から」
            これが、思っていたよりずっと良くてビックリした (o_o)

            楽器のパートごとのバランスの絶妙なコントロールで
            出てくる音の(しつこいけれど)色彩感が半端じゃない。

            特に第二楽章のあの美しさって
            悶えてしまう・・・・
            甘やかで、でもドライで
            限りない空間を感じさせる弦に乗るイングリッシュ・ホルン。
            郷愁と言うよりは
            もっと直裁的な、広い広い草原に
            誰もいない景色で夕陽が沈んでいくような印象。

            途中の管の掛け合いが、またもう見事で
            ここだけ、「お〜い、一人じゃ寂しいよ、こっちにおいで」と
            誰かが声をかけてくるような気分。

            そして、また一人で景色を見ている最後のあたりが
            自然の静けさを感じさせて
            一瞬、レスピーギのローマの松の
            あの鳥が出てくるかと錯覚する位。

            出て来たのは鳥ではなくて
            観客の咳き込みだったけど (TT)

            第三楽章のリズム感の良さはネルソンスならではか。
            隣の人が足と手で踊るので
            椅子が揺れて困ったが
            (しかも前の席を、指輪付きの手で叩くので音が出る(涙))

            それもまぁ、わかる・・・(けど許せない)
            あのドッカンと決まるところの抜けの良さが実に快感。

            最終楽章だけ
            かなり個性的な解釈をしていて
            ちょっとあざといと言うか、
            そこまでウエットにやるか?と違和感はあったが

            それでも全体的には
            色彩感の溢れる、ニュアンスに満ちたすごい演奏だった。

            ネルソンスのセンスの良さもあるのだろうが
            あれだけの音色の違いを
            見事に出したオーケストラにも脱帽。

            良い音楽を満喫したなぁ、と
            月並みだけど、すごく楽しかった私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 + ネルソンス 1日目

            0
              Musikverein Großer Saal 2017年5月25日 19時30分〜21時40分

              Gewandhausorchester Leipzig
              指揮 Andrís Nelsons

              Franz Schubert (1797-1828)
               Symphonie Nr. 7 h-Moll, D 759, “Unvollendete”
              Anton Bruckner (1824-1896)
               Symphonie Nr. 4 Es-Dur, “Romantische” Fassung 1878-1880

              ドレスデンに続いてライプチヒ・ゲヴァントハウスの客演。
              同じ時間帯にシェーンブルン宮殿の庭では
              ウィーン・フィルのサマー・コンサート(入場無料)が行われているはず。

              髪の毛が後退した分
              何故かヒゲを生やしたネルソンスは
              ちょっと肥満から回復した?

              デビューの頃の「かわいい美少年」とはかなり変わったけれど
              ますます音楽性に磨きがかかった上
              老練さまで身につけて来た、と思わされたコンサート。

              シューベルトの「未完成」のニュアンスがすごい。
              細かい部分まで徹底的にニュアンスを作り込まれて
              一瞬たりとも気が抜けない。

              そんなピアニッシモありですか?という
              音量を徹底的に落として
              しかも澄んだ音響に拘って
              それがまぁ、自由自在な畝るような音楽になって

              聴き慣れた「名曲」とは一線を画す演奏になっている。

              ネルソンスの今までのイメージって
              天真爛漫、という感じだったのだが
              かなり変わって来た感じ。

              天性のセンス、月並みな言い方だけど音楽性が
              ずば抜けている。

              確かにグローバル化の進む現代では
              飛び抜けた才能のある人しか舞台には立てないけれど
              ネルソンスはまさしく飛び抜けたセンスの持ち主だ。

              未完成の第二楽章なんて
              ダラダラ演奏していたら、ただ退屈な曲になってしまうのに
              あくまでも優しい表情を崩さないまま
              芯に一本、きちんとした線が入っていて
              それを取り巻く音楽が、ものすごく繊細なジェリーみたい。

              すごいモノを聴いちゃった、とワクワクしつつ
              後半はブルックナーの4番。

              ・・・なんか最近、これも流行りだよね?

              ところが、これがまた凄かった。

              このオーケストラ、何て弦が強いの!!!
              金管が咆哮しても、全く後ろに引っ込まない
              強靭な音で管に真っ正面から対抗して来て
              大音響の金管と強い弦のバランスが絶妙で悶絶しそう。

              シューベルトでも聴いたニュアンスの深さはそのままに
              ブルックナーらしい「ありがたみ」と
              底の深い、厚みのある強靭さが加わっている。

              しかも、まぁ、これはブルックナーのオーケストレーションに依るのだろうが
              あの楽友協会で、あれだけ大音響で鳴らして
              うるさいと感じる瞬間がゼロ。

              ピアニッシモはとことん音を抑えて
              いやもう、あんなピアニッシモの管
              まず他のオーケストラでは聴けないわ。

              ピアニッシモでほとんど聴こえない位まで
              音量を落としている部分にも
              ちゃんとニュアンスがあるって、どう言う事?(o_o)

              最終楽章が、ちょっと聴き慣れないフレーズが多くて
              いつもの4番より長めだったような印象があるが
              ブルックナーの交響曲って、色々な版があって
              シロウトの私にはわからないので、そ〜いうもんなんだろう(逃げ)

              強弱の幅広いレンジと
              注意深いフレージングのニュアンスで
              最初から最後まで、すごい緊張感が続いて

              しかも音響のバランスが(弦の力強さ!)理想的で
              ああ、もう、こんな聴き慣れたはずの曲に
              こんなに夢中になるなんて
              ネルソンスって、天真爛漫だけじゃなかったのね。

              明日はドボルザークとスメタナのプログラム。
              あまり良い席ではないのだけれど
              (貧民席ではあるが・・・)
              ドボルザークの「新世界より」を
              ネルソンスがどう料理するか
              ちょっとワクワクしている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。


              白鳥の湖 今シーズン4回目

              0
                Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年5月25日 14時〜17時

                SCHWANENSEE
                Balett in vier Akten
                振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                舞台・衣装 Luisa Spinatelli
                照明 Marion Hewlett
                指揮 Paul Connelly

                ジークフリート王子 Robert Gabdulin *
                オデット・オディール Maria Yakovleva
                ロットバルト Andrey Teterin
                王子の母 Erika Kováčová
                王子の友人たち Alice Firenze, Nikisha Fogo
                Masayu Kimoto, Richard Szabó
                王子の教育係 Jaimy van Overeem
                侍従長 Gabor Oberegger
                第一幕
                ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Laura Nistor
                Leonardo Basílio, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin
                Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
                Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
                Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
                Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
                女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
                Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
                第二幕・第四幕
                大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
                小さな白鳥 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Natascha Mair, Nina Tonoli
                白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
                Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Vanessza Csonka, Erina Kováčová,
                Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek
                Andrea Némethová, Suzan Opperman, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
                Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
                Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
                Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
                第三幕
                貴族の娘たち Elena Bottaro, Eszter Ledán, Laura Nistor
                Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
                スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Koválova
                Alexis Forabosco, Andrey Teterin
                ナポリのダンス Natascha Mair, Richard Szabo
                Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
                Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
                ポーランドのダンス Ioanna Avraam, Masayu Kimoto
                Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
                Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
                ハンガリーのダンス Nina Tonoli, Mihail Sosnovschi
                Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
                Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli, Iulia Tcacius
                Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Igor Milos,
                Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Jaimy van Overrem

                キャスト書き出すだけでタイヘンで
                主役級以外は後で自宅でしっかりチェックするので
                今は変えてない(お許し下さい)

                本日は祝日でオフィスはお休み。
                ここ1ヶ月くらい、週に1回、木曜日に休みを取っていたので
                身体のリズムとしては悪くない。
                (けれど、昨日、明け方3時まで起きていて
                 今日の朝もいつもの時間に目覚めて(あぁ、悲しい習性)
                 午後になると・・・眠い(涙))

                白鳥の湖は、何と今日は昼と夜の2回公演 (°_°)
                さすがに主役級のキャストは変わるけれど
                コールドはそのままで2回踊るのか・・・
                むちゃくちゃハードだな。

                今日の夜はウィーン・フィルは
                シェーンブルン宮殿の庭園での無料サマー・コンサートで
                今、演奏しているメンバーも行くんだろうか?
                (だってコンマス、シュトイデさんだったし
                 木管によく見るメンバーが結構いたぞ)

                ローベルトがジークフリート王子のデビュー。
                あれ? ローベルトって王子さまタイプなのに
                ジークフリート踊った事、なかったっけ?

                いや、やっぱり生まれついての王子さまタイプって
                最初に舞台の奥で本を広げて立っているだけで優雅 (^^)

                ご友人のニキーシャ、アリーチェ、リッチーに木本クンって
                なかなか良い組み合わせ。
                木本クン、最近、リッチーと組む事が多いけれど
                やっぱり踊りは優雅だし、体型、本当にキレイだし
                6月の木本クンのジークフリートが楽しみ。

                ローベルト、ステキ ♡
                海賊を踊った時は、荒々しさがなくて
                子供の頃に攫われた王子さまかよ、と思っていたけれど
                あの優雅さがジークフリートにはぴったり合う。
                柔軟さと、ジャンプの大きさもなかなか熟れていて
                役のデビューとは思えない堂々としたところがある。

                マーシャのオデット
                きゃ〜〜〜〜っ、王子さまを誘惑してる
                (というのは私の妄想です)

                技術的にスキはないし
                ボードブラは美しいし
                人間から白鳥への変身の鮮やかさ
                細かいステップの見事さ

                ただ、マーシャの雰囲気って
                あのナヨナヨして何も出来ないオデット姫というよりは
                もっと芯の通った強い女性を感じさせる。

                第二幕、オディールとなったマーシャは
                本領発揮って感じ?(笑)
                ちょっと根性悪そうな、でも太陽みたいな笑顔を振りまいて
                王子さまを堂々と誘惑する。

                あああ、ローベルト、手の内で転がされてるわ、うふ。
                オデットの時も、何となく手玉に取られてる感じがあったけれど
                オディールになったら、一発だ。

                マーシャのこういうところ、好きだわ〜ワタシ。

                ローベルトとマーシャのパ・ド・ドゥは
                素晴らしかったのだが
                何せ昼間の公演で、子供連れ家族も多くて
                今ひとつ、観客の盛り上がりに欠けて
                拍手が長く続かず
                拍手終わってるのに、またローベルトとマーシャが
                挨拶しなくてはならず・・・

                う〜ん、実はわかるんだよね。
                だって、あの後、ローベルトは
                すごいソロを踊る事になっていて
                あの拍手のタイミングで息を整えないと無理。

                なのに、あの短い拍手で
                そのまま、超絶ソロに入らねばならず
                かなりキツかっただろうな、と思ったけれど

                見事に広い空間を掴んで
                優雅に踊ったのは素晴らしい。

                マーシャはパ・ド・ドゥでの拍手の少なさを回復するかのように
                例のフェッテでは
                最初からダブルを連続で入れてきて
                ひえええええええっ、そこまでやるか?!

                さすがに最後の方、少しだけ軸がズレて
                位置が動いていたけれど
                ものすごい力の入った渾身のフェッテ。
                ちょっと張り切りすぎ・・・かもしれないけれど
                プリンシパルのプライドを見た。

                ロジェの前に座っていた親子連れが
                消えてしまったので
                (小さな子供にはちょっと辛かっただろう)
                2列目に動いて、何と、立たずに舞台が見えたのだが

                ・・・それがまずかった(汗)
                第三幕、オデットとの悲劇のシーンで
                ごめんなさいっ!!!
                最初のコールドの踊りは見てるんですけど
                で、ローベルトが探しに来たあたりまでは記憶があるんだけど
                寝落ちしました(あああああああっ、バレエ・ファンとは言えない)

                一列目に移動したオバサマが
                最後は良かったわ〜と言っていたから
                マーシャのオデット
                しっかりローベルトを手玉に取ったんだわ(違!)

                うううん
                睡眠不足のワケがないのに
                座ると寝落ちする体質になってしまったか(冷汗)

                マーシャのオデット・オディールは
                次の楽しみにしている木本クンとの組み合わせだけなのに
                最後の幕で寝落ちするとは、何という一生の不覚(涙)

                でも、この演目、まだ追いかけます、という
                しつこい私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                ウィーン交響楽団 + パーヴォ・ヤルヴィ

                0
                  Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年5月24日 19時30分〜20時55分

                  Wiener Symphoniker
                  指揮 Paavo Järvi

                  Gustav Mahler (1860-1911)
                   Symphonie Nr. 7 e-moll (1904-05)

                  昨日も同じプログラムだったのだが行けず
                  残念ながら本日1回のみのコンサート行きとなったが

                  私、マーラーの交響曲7番って
                  ものすごくものすごく、ものすご〜く好きなのである 😍
                  好き過ぎて、どんな演奏でも
                  最初から最後まで蕩けまくって悶絶しているので
                  あまり中立的な感想記にはならないと思う(防御線)

                  だってこの曲って
                  万華鏡みたいに、人生の全てが詰まっているじゃないですか(妄想)

                  斬新に次から次にめくるめく贅沢に現れる旋律や
                  ポリフォニーのオーケストレーションのため息が出るような見事さ。

                  最初から最後まで、一瞬も飽きさせる事なく
                  伝統と現代への道筋がはっきり出てくる
                  贅沢で芳醇な一品で(何かと間違えているかも)

                  オーケストラと指揮者には大変かもしれないけれど
                  聴いている方にとっては
                  その快感に悶えて、悶えまくって、悶絶する作品なのである。

                  ここ数日、楽友協会で
                  あの芳醇な音響に耳慣れしてしまうと
                  コンツェルトハウス貧民席のデッドな音響は
                  ちょっと不思議な気分にはなる。

                  だってオーケストラの解像度が非常に良い
                  ・・・というよりは、各パーツが鮮明に響いてきて
                  かなりドライで
                  金管の音量に比べると、木管の音量のバランスがちょっと気になる。

                  まぁ、それはホールのせいなので
                  プレイヤーが悪いわけではないし
                  ただの好みの問題、というのもある。

                  でも、全体的に、あまりウエット感がない。
                  かなりアッサリ目の仕上げになっていて
                  マーラーっぽい弦のポルタメントも
                  ほとんど聴こえて来ないし

                  マーラーに有り勝ちな
                  オドロオドロした不気味さが
                  あまり立ち上って来ない。

                  舞台が遠いから、そんなもんかなぁ、と思うけれど
                  音量抑え気味の、透明度の高い演奏。

                  まぁ、マーラーの場合は
                  大音響で鳴らせてもピアニッシモに響くというのが
                  割に私の理想なので、その意味では面白かったかも。

                  ただ、途中のカウベル・・・う〜ん (ーー;)
                  パーヴォさんって都会の人?
                  ほとんど響いて来ない上に
                  カウベルというよりは、バケツ叩いているような音。

                  音量抑え気味で演奏していたと思ったら
                  最終楽章の本当に最後の部分で
                  鐘が入るところで大爆発した。

                  ううううう、鐘ばかり聴こえてくる。
                  ・・・というより、鐘、うるさい。
                  そこまで力一杯叩かなくても・・・

                  この最後の爆発的音量を目指して
                  他の部分を抑えていたのかもしれないが
                  何か突然、最後でどっか〜んとやられると
                  ちょっと仰け反り返ってしまう。

                  最後が派手に終われば
                  会場はブラボーの嵐なので
                  それはそれで効果的なのかも。

                  何とも都会的なスタイリッシュな印象がある。
                  大げさにならず
                  ヘンに不要な感情を上乗せせず
                  素直に音楽に語らせる、という感じか。

                  昨日はドロドロした演奏を
                  楽友協会という、残響たっぷりのホールで聴いたばかりなので
                  ドロドロ感が、ますます薄れて聴こえてきた、というのはあるかも。

                  パーヴォ・ヤルヴィの指揮って
                  ドイツ・カンマー・オーケストラもそうだったけれど
                  音の解像度抜群で、透明感があって
                  割に冷静で(笑)熱苦しくならない。

                  どちらが良いとかの問題ではなくて
                  それぞれに面白い (^^)

                  しかしマーラーの交響曲7番って
                  いつ何処で聴いても、本当に面白いわ。

                  もっと頻繁に演奏されないかなぁ、と思いつつ
                  やっぱりあの大規模オーケストラで
                  しかも普段使わない楽器のプレイヤーも入れなければならないので
                  オーケストラにとっては、コストの問題もあるんだろうな、と
                  ついつい経済観念で見てしまうアホな私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  一つ前の記事で書いたけれど
                  この後、オフィスに戻って
                  社員全員に退職のお知らせメールを出したら
                  夜中の11時過ぎなのに
                  とある男性マネージャーから返信が戻って来て

                  最後に書いた私のメールが
                  「早くベッドに行ってね。仕事より(たぶん)人生にはもっとステキな事がある(はずよ)」
                  ・・・というのが
                  私の会社のメイラーからの本当に最後のメールになったのには
                  自分でも笑えたわ。

                  祝 退職!!!

                  0
                    ワタクシ事で読者の皆さまにはご迷惑である事は重々承知の上で

                    退職したぞ〜〜〜〜 (⌒▽⌒)



                    で、何で寿司の写真が出て来るかと言うと
                    (しかも本来なら縦横が違うんだけど、それを訂正する能力はない・・・)

                    数週間前に、5月24日が最終出社日というので
                    上司から「会社からバジェットもらったから派手に・・・」とか言われて

                    ちょっと待て
                    まず私は、勤務時間中にお祝い事とかの理由をつけて
                    アルコール(オーストリアの場合は大抵スパークリング・ワイン)を飲むのには
                    基本的に反対だし

                    第一、勤務時間中、みんなクソ忙しいのに
                    同僚の個人的なケースのために時間を割くのは非常によろしくない

                    ついでだが、花束もらっても自宅に置くところはないし
                    プレゼントもいらない
                    ましてや、社員に封筒が廻って、そこに何らかの寄付をしなければいけないのは
                    甚だ遺憾である。

                    会社が私の引退日のために予算をくれるなら
                    金具が壊れてボロボロになったリング・バインダーを捨てて
                    新品のリング・バインダーを買ってくれ
                    (↑実はお古しか使わせてくれないので非常に苦労している)

                    ・・・というような事を
                    口頭で伝えても「それはダメ」とか言われるので
                    書式で提出していたのである。

                    最終のミーティング16時30分とアポイントメント取って
                    上司と話していたら
                    突然、他の部の上司がシリアスな顔で飛んできて

                    はっぱ、ミーティング中に悪いけど
                    ちょっと緊急の問題が起こって・・・と言われ

                    会議室に連れて行かれたら
                    上のような机の周りに同僚が待っていた・・・という

                    サプライズするな、と言っていたのに
                    しっかりサプライズが待っていた。
                    ・・・けど、ちょっと嬉しい (^^)

                    高級寿司のパーティ・セットが2つ。
                    机の上には名刺大の「日本の国旗」が50枚(しかも表裏有効(笑))
                    同僚が作った、はっぱのビデオ・クリップを見せられて

                    それがあまりの傑作で
                    爆笑しすぎて涙が出て来た。

                    いや、ホントに、普通だったら
                    感極まって泣くのが正しい社員のあり方だろうが

                    集まっている全員が
                    私が如何にこの日を楽しみにしていたのか知っている。

                    第一、今日が最終出社日ではあるけれど
                    8月31日までは、私はまだ社員である。

                    休暇を66日貯めていたという・・・
                    (だって、どうやって年間30日の休暇を取れと?)

                    一部、そのまま引き継ぐ仕事もあるし
                    今の席は片付けて
                    これから、ノマド専用の机に移動するだけで
                    あんまり「退社」の悲壮感はない(というよりゼロ)

                    何が嬉しいって
                    これから、毎月、レポート書いて
                    何で昨年より売り上げが落ちているか、という言い訳をしなくて済む(笑)

                    ついでに電話が鳴ったらビクビクしなければならない、という
                    24時間の恐ろしい(笑)緊張感から解放される。
                    (まぁ、今はシリーズものがないので少ないけれど
                     コンサート前に電話が鳴ると
                     大抵の場合、ホテルに何回も確かめて書式で確認取ったにもかかわらず
                     アホなフロント・デスクが、バスタブなしのルームをアサインした、という・・・
                     この電話が鳴ると、コンサート行きはぶっ飛ぶ場合がある)

                    緊急電話が鳴らないように
                    バスとかガイドの手配、その他、ともかく
                    しつこくしつこく、しつこくパラノイアのように仕事して来たんだけど
                    現場のスタッフがミスしたら、もうどうしようもないからね。

                    という訳で
                    まだ社員証も持っていて(鍵兼用)
                    ガレージも使えて
                    ノマド専用スペースも確保していて

                    退社・・・というよりは
                    待ちに待ったロング・バケーション 😀 という感じ。

                    32年間、結構な速度で走り続けて
                    次の人生のステージに入る前に
                    ちょっと、まずはゆっくり休憩(←根は怠け者だと思う)

                    日本のエージェントさんからは
                    「え〜っ、退社ですか?
                     契約社員とかで雇ってくれないんですか?」と同情されたけれど

                    残ろうと思えば、そのまま正社員で残れたのだが
                    5年延長して年金がほんの少しだけ増えてもあまり意味がないし
                    早いところ法律で許された年齢で引退して
                    自分の好きなコトだけやりたい、と思っていたので

                    すごく嬉しい ☺

                    この件は個人的な事なので
                    これに関しての「おめでとう」メールや
                    同情メールや、嫌味メール等、一切ご辞退させていただきます。
                    (メール入って来ても無視、メールをくれた方は友達認定から外します(笑))

                    もともと夜は予定がずっと詰まっているので
                    これからもブログに関しては、あまり変化はないと思うけれど
                    やっと一息つけそうな私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    ついでに笑っちゃう話だが
                    この1時間半の寿司パーティのお陰で
                    予定していた仕事が出来ず
                    コンサートの後に戻って真夜中まで残業するハメになりました(爆笑)


                    ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 + ティーレマン 2日目

                    0
                      Musikverein Großer Saal 2017年5月23日 19時30分〜21時35分

                      Sächsische Staatskapelle Dresden
                      指揮 Christian Thielemann
                      ソプラノ Renée Fleming

                      Richard Strauss (1864-1949)
                       Vier letzte Lieder für Sopran und Orchester
                       Eine Alpensymphonie, op. 64

                      ティーレマンとドレスデン管弦楽団のコンサートに行くなら
                      やっぱりリヒャルト・シュトラウスのプログラムであろう
                      ・・・とみんなが思ったのかはわからないが
                      ともかく、かなり以前からこのコンサートは売り切れ状態。

                      私はチクルスで持っていたのでセーフ。
                      いつもの席に陣取って、ティーレマンを拝見。

                      ルネ・フレミングは
                      以前にオペラ座でカプリッチオ追っかけをしていた時に
                      何回も聴いたし
                      何を血迷ったか、楽友協会でのリサイタルまで行った。

                      相変わらずスタイル良いし美女で
                      高音がとても美しい。

                      席が席なので(歌声は前に飛ぶ)
                      あまり声量がなく聴こえて来るのは音響のせいで仕方ないのだが
                      それでも、高音になると
                      細く澄んだ声が響いて
                      この歌手の高音の美しさって、やっぱりすごい。

                      ・・・が、同時に
                      ルネ・フレミングのドイツ語の歌詞は
                      ま〜ったく理解できない。
                      膝下にテキスト広げて聴いているのにもかかわらず
                      一体、何処を歌っているのか、さっぱりわからん。

                      まぁ、声の美しさでカバーしちゃうから良いのか。
                      (あまり良くない)

                      で、オーケストラの音色の見事なこと。
                      リヒャルト・シュトラウスの晩年の作に特有な
                      ロココ回帰のレース編みのような繊細な音色が
                      透明な解像度を持って
                      何とも細やかに楽友協会ホールに広がっていく体験は
                      至福の時で、背筋ゾクゾクして鳥肌がたつくらい気持ちが良い。

                      このオーケストラ聴くだけで満足だわ。
                      ソプラノの何を歌っているのかわからない声も
                      まぁ、オーケストラに溶け込めば
                      純粋に音として聴くのなら、こんなに美的な満悦感も珍しい。

                      オーケストラの音を抑え気味にして鳴らしていた指揮者だが
                      次のアルプス交響曲では、絶対に鳴らすだろうなぁ、と思っていたが

                      目一杯鳴らしました(笑)

                      しかしティーレマンって
                      私が好きな指揮者ではないのだけれど
                      (相変わらず仰け反ってるし偉そうだし)
                      リヒャルト・シュトラウスとかブルックナーは巧いんだよね。
                      (ワーグナーはもっと凄そうだが
                       ワーグナーのコンサートの時は逃げたので聴いていない)

                      アルプス交響曲も、響きの作り方が絶妙で
                      あれだけ複雑なオーケストレーションの作品でありながら
                      パートのバランスが実に良い・・・というより
                      全てのパートが、かなりクリアに響いて来るだけに
                      時々、おおおお、音符が多すぎる、と感じる部分はあるが

                      それでも情景の描き方の巧みさには脱帽する。

                      この曲、オーケストラによっては
                      アルプスのド・田舎の景色を知らんだろ、こいつらは
                      と思う事があるのだけれど

                      ドレスデンって田舎なんですか(って失礼な(笑))

                      妙にリアルなカウベルの鳴らし方とか
                      アルプスの鳥の鳴き声とか空気とかの表現が絶妙。

                      で、途中で、アルプスの山が
                      結構な魔の山に化けるシーンもあって
                      これ、禿山の一夜だったっけ?という印象が沸々・・(妄想)

                      オーケストラを容赦なく鳴らすので
                      特に木管の高音部の鋭い音が耳を直撃して
                      ウインド・マシーンは全然聴こえて来ないし
                      難聴になりそうな音量で
                      描く嵐は見事なのだが

                      いやもうダイナミックな大嵐ですね。
                      都会の近くの森とかで
                      我々が日常生活で経験する嵐とは全く違う
                      まるで映画の特殊撮影でも見ているような大胆さ。

                      こういう演奏を聴いちゃうと
                      ティーレマン命、という位にファンになる人が居るのも
                      何となくわかる気がする。

                      見た目は尊大で
                      ふんぞり返っていて偉そうなんだけど(笑)

                      以前、オペラ座でのナクソス島のアリアドネの時にも
                      (舞台見えない席を何とか入手して音楽だけ聴いていた)
                      あんな至福な時間は滅多にない、という位
                      クリアで繊細で、音の艶がすごくて

                      う〜ん、こういうドロドロした曲の扱い
                      感情的になっているように見えて
                      緻密な計算で綿密な音楽を作っているのがわかる。

                      というワケで
                      1日目は途中でバックれたけれど
                      2日間のティーレマン祭りは終わり。

                      明日は楽しみにしているコンサートがあるし
                      その後はライプチヒ・ゲヴァントハウスが来る (^^)

                      毎年この時期は
                      身体がいくつか欲しいと思う程に
                      音楽的には充実していて、嬉しい私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      楽友協会のコンサート前のアナウンス
                      一度、アッと思った
                      味も素っ気もない5ヶ国語でのアナウンスは
                      評判が良くなかったのか
                      さすがにやり過ぎと思ったのか
                      また、丁寧なドイツ語と英語のアナウンスに戻っていた(笑)

                      calendar
                       123456
                      78910111213
                      14151617181920
                      21222324252627
                      28293031   
                      << May 2017 >>
                      PR
                      ★コンタクト・メイル★
                      メイルはこちらへ
                      ブログランキングに1クリックお願いします
                      selected entries
                      categories
                      archives
                      recent comment
                      recommend
                      links
                      profile
                      search this site.
                      others
                      mobile
                      qrcode
                      powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM