Musikverein Großer Saal 2012年1月31日 19時30分
“Love Story”
Chanticleer
Casey Breves, Gregory Peebles,Kory Reid (Sopran)
Cortez Michell, Alan Reinhardt, Adam Ward (Alt)
Matthew Curtis, Brian Hinman, Ben Jones (Tenor)
Eric Alatorre, Michael Extell, Matthew Knickman (Bariton/Bass)
Jace Wittig (Music director)
コンサートの予定は入っていなかったのだが
彼氏モドキは「夜の8時に別のアポイントメントがある」とか言ってたし
知り合いから、今日の夜のコンサート行きませんか?とお誘いがあれば
ホイホイ着いていくワタシ(節操なし)
ところが、夕方7時に鳴る電話。
「今日、これからどう?」
「えっ?! 何かアポイントメントがあるんじゃなかったっけ?」
「いや、キャンセルしたから」
・・・・絶句。
そんなこと、もっと早く言ってくれ (((--;)(;--) ))
だからと言って、コンサートを断るのも失礼だし
それに、この男性コーラス、プログラムも良いし、ぜひ聴いてみたいし。
「コンサート終わったら行く」(断言)
最初が
Sebastián de Vivanco (1551-1622)
Tomás Luis de Victoria (1548-1611)
Claudin de Sermisy (1490-1562)
Clément Janequin (1485-1558)
Claude Le Jeune (1530-1600)
という面々の、中世のモテットに
途中で Jean-Yves Daniel-Lesur (1908-2002)の曲が入る。
一環性のある歌で、途中の近代曲も、古楽にとても似ていて違和感はない。
その後、珍しくも Richard Strauss (1864-1949) の
男性コーラスの3曲 (AV 1123) が入り
Steven Sametz (*1954) の Not an End of Loving が歌われた。
何とも柔らかい響きで
カウンター・テノールの響きも美しい。
それに、このグループ、ちゃんと各パートの強弱を考えていて
盛り上がる部分でも、実に巧く、パートごとの輪郭が浮かび上がって
何て素晴らしい・・・(T.T) ← 感涙
Steven Sametz の曲の複雑なハーモニーも、何とも不思議で美しい。
リズムの小気味よさに、重層的なハーモニーで
湖や風が聴こえてくる。
それは良いのだが
この聴衆、何で、1曲ごとに拍手するの?????!!!!
プログラムを見ていればわかるけれど
歌の場合は、1ブロックがあって
その間は拍手せず、ブロックが終わった時に拍手するのが普通である。
ドイツ・リートだって同じだろう。
1曲ごとに拍手されていたら、歌う方も聴く方も集中力を殺がれる。
が、本当に、誰も彼もが、1曲終わると、すごい音で拍手する(涙)
特に私の前に座っていたオジサン
感激しているのは、よくわかる。
身体を揺らして楽しんでいるのも、よくわかる。
でも、あの、デッカイ手で、すごい音で
最後の音が消える前に拍手して、ブラボーとか叫んで
最後の最後まで拍手し続けるのは・・・・非常に困る。
というより、あのでっかい手の大音量の拍手、耳に痛いんですけど(ホント)
前半19時30分〜20時40分。
うち、30分くらいは拍手の時間ではなかったのか。
拍手が、通常の箇所だけでされていれば、前半は20時15分くらいで終わったはずだ。
後で友人に聞いてみたら
舞台上の歌い手も、ちょっと時々、イヤな顔をしていたそうで・・・(笑)
舞台上から上がってくる
温かい、柔らかい、深みのある男声に耳を合せていると
かなり天国にすっ飛んで行くのだが
硬い音質の拍手が1曲ごとにされると・・・ホントに耳が痛いよ。
そのたびに、現実に引き戻されるし・・・
20時40分に前半が終わった後
「ごめん。これ、このままの状態で後半が続いたら
終わるのが22時近くになっちゃうから、これで帰る」
と友人に謝って、コンサート会場を出て来てしまった。
せっかく誘ってくれた友人には、本当に本当に申し訳ない事をしたけれど
後半は、ゴスペルとかジャズなども入ってくるし
これで、1曲ごとに拍手の嵐だと
いったい、何時までコンサートが続くか、わかったモンじゃない。
いや、もどきからの電話がなければ
何時になろうが、コンサートに居たのだけれど・・・・
「コンサートの幕間だけど、中断して行くから」
と、21時に行ったら
「ボク、疲れているから寝るね」(笑)
いやいや、全然かまいませんって (^o^)
でも、人間の声って良いなぁ。
昔、楽器が今ほど発展していなかったころ
最も優れた楽器が人間の声だったという事が、ストンと納得できる。
それに、このグループ
実によく考えられた構成を聴かせてくれるので
感覚的な喜びに加えて、理性的な楽しみまで提供してくれたのは凄い。
舞台はあまり見えなかったので
ハンサムがいたかどうかはわからないけれど
美声揃いだったのは間違いない。
カウンター・テノールというより、ソプラノの澄んだ美声から
滑らかでゾクゾクするようなテノールやバリトン
ものすごい低音を、きっちりと厚みのある声で歌いあげたバス。
素晴らしいグループである!!!
私の好みだったら、率先しては行かなかっただろうコンサートだけど
誘って下さった M 嬢に感謝。
最後まで聴かなくて、本当にごめんなさい。
昨日、クリックしろ、と脅迫したら、順位が落ちたので(自爆)
本日は、ソフトにお願いしてみよう。
できれば、お気が向きましたら、どうぞ1クリックをお恵み下さいまし m(__)m
行ったら、食事だけ作ってくれて
すぐに独りでベッドに行ってしまっても
ワタクシ、惚れてますから、それで良いんですが、それが何か?(自爆)
“Love Story”
Chanticleer
Casey Breves, Gregory Peebles,Kory Reid (Sopran)
Cortez Michell, Alan Reinhardt, Adam Ward (Alt)
Matthew Curtis, Brian Hinman, Ben Jones (Tenor)
Eric Alatorre, Michael Extell, Matthew Knickman (Bariton/Bass)
Jace Wittig (Music director)
コンサートの予定は入っていなかったのだが
彼氏モドキは「夜の8時に別のアポイントメントがある」とか言ってたし
知り合いから、今日の夜のコンサート行きませんか?とお誘いがあれば
ホイホイ着いていくワタシ(節操なし)
ところが、夕方7時に鳴る電話。
「今日、これからどう?」
「えっ?! 何かアポイントメントがあるんじゃなかったっけ?」
「いや、キャンセルしたから」
・・・・絶句。
そんなこと、もっと早く言ってくれ (((--;)(;--) ))
だからと言って、コンサートを断るのも失礼だし
それに、この男性コーラス、プログラムも良いし、ぜひ聴いてみたいし。
「コンサート終わったら行く」(断言)
最初が
Sebastián de Vivanco (1551-1622)
Tomás Luis de Victoria (1548-1611)
Claudin de Sermisy (1490-1562)
Clément Janequin (1485-1558)
Claude Le Jeune (1530-1600)
という面々の、中世のモテットに
途中で Jean-Yves Daniel-Lesur (1908-2002)の曲が入る。
一環性のある歌で、途中の近代曲も、古楽にとても似ていて違和感はない。
その後、珍しくも Richard Strauss (1864-1949) の
男性コーラスの3曲 (AV 1123) が入り
Steven Sametz (*1954) の Not an End of Loving が歌われた。
何とも柔らかい響きで
カウンター・テノールの響きも美しい。
それに、このグループ、ちゃんと各パートの強弱を考えていて
盛り上がる部分でも、実に巧く、パートごとの輪郭が浮かび上がって
何て素晴らしい・・・(T.T) ← 感涙
Steven Sametz の曲の複雑なハーモニーも、何とも不思議で美しい。
リズムの小気味よさに、重層的なハーモニーで
湖や風が聴こえてくる。
それは良いのだが
この聴衆、何で、1曲ごとに拍手するの?????!!!!
プログラムを見ていればわかるけれど
歌の場合は、1ブロックがあって
その間は拍手せず、ブロックが終わった時に拍手するのが普通である。
ドイツ・リートだって同じだろう。
1曲ごとに拍手されていたら、歌う方も聴く方も集中力を殺がれる。
が、本当に、誰も彼もが、1曲終わると、すごい音で拍手する(涙)
特に私の前に座っていたオジサン
感激しているのは、よくわかる。
身体を揺らして楽しんでいるのも、よくわかる。
でも、あの、デッカイ手で、すごい音で
最後の音が消える前に拍手して、ブラボーとか叫んで
最後の最後まで拍手し続けるのは・・・・非常に困る。
というより、あのでっかい手の大音量の拍手、耳に痛いんですけど(ホント)
前半19時30分〜20時40分。
うち、30分くらいは拍手の時間ではなかったのか。
拍手が、通常の箇所だけでされていれば、前半は20時15分くらいで終わったはずだ。
後で友人に聞いてみたら
舞台上の歌い手も、ちょっと時々、イヤな顔をしていたそうで・・・(笑)
舞台上から上がってくる
温かい、柔らかい、深みのある男声に耳を合せていると
かなり天国にすっ飛んで行くのだが
硬い音質の拍手が1曲ごとにされると・・・ホントに耳が痛いよ。
そのたびに、現実に引き戻されるし・・・
20時40分に前半が終わった後
「ごめん。これ、このままの状態で後半が続いたら
終わるのが22時近くになっちゃうから、これで帰る」
と友人に謝って、コンサート会場を出て来てしまった。
せっかく誘ってくれた友人には、本当に本当に申し訳ない事をしたけれど
後半は、ゴスペルとかジャズなども入ってくるし
これで、1曲ごとに拍手の嵐だと
いったい、何時までコンサートが続くか、わかったモンじゃない。
いや、もどきからの電話がなければ
何時になろうが、コンサートに居たのだけれど・・・・
「コンサートの幕間だけど、中断して行くから」
と、21時に行ったら
「ボク、疲れているから寝るね」(笑)
いやいや、全然かまいませんって (^o^)
でも、人間の声って良いなぁ。
昔、楽器が今ほど発展していなかったころ
最も優れた楽器が人間の声だったという事が、ストンと納得できる。
それに、このグループ
実によく考えられた構成を聴かせてくれるので
感覚的な喜びに加えて、理性的な楽しみまで提供してくれたのは凄い。
舞台はあまり見えなかったので
ハンサムがいたかどうかはわからないけれど
美声揃いだったのは間違いない。
カウンター・テノールというより、ソプラノの澄んだ美声から
滑らかでゾクゾクするようなテノールやバリトン
ものすごい低音を、きっちりと厚みのある声で歌いあげたバス。
素晴らしいグループである!!!
私の好みだったら、率先しては行かなかっただろうコンサートだけど
誘って下さった M 嬢に感謝。
最後まで聴かなくて、本当にごめんなさい。
昨日、クリックしろ、と脅迫したら、順位が落ちたので(自爆)
本日は、ソフトにお願いしてみよう。
できれば、お気が向きましたら、どうぞ1クリックをお恵み下さいまし m(__)m
行ったら、食事だけ作ってくれて
すぐに独りでベッドに行ってしまっても
ワタクシ、惚れてますから、それで良いんですが、それが何か?(自爆)