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フォルクス・テアーター 「ローゼの秘密」

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    Volkstheater 1月3日19時30分〜21時40分(幕間1回)

    Roses Geheimnis (Rosa und Walsh) ローゼの秘密
    von Neil Simon

    Rose : Elfriede Irrall
    Walsh : Erwin Ebenbauer
    Clancy : Alexander Jagsch
    Arlene : Annette Isabella Holzmann

    日本人が行かなくて、地元の人が行く名所を教えて欲しい
    ・・・というリクエストをもらう事があるが
    まず、日本人は見かけず、ジモッティだけで
    しかも、めちゃくちゃ美しいとなれば、ドイツ語演劇の劇場だろう。

    ジモッティの中に混じったアジア人が写真を撮っていると恥ずかしいので
    (ほら、私、見栄っ張りだし f(^^;))
    一枚だけ、人の目を盗んで、外からギャラリーの天井を撮った写真を公開。




    ネオ・ロココの豪華な劇場で
    天井には天使が何匹(何人?)も飛び交っている。
    建物が古くて、ちょっとボロボロだが、内部は目が飛び出るほど美しい(断言)

    贅沢してギャラリー(天井桟敷)の真ん中の1列目を買ったが
    それでも、11ユーロ50セント。コンサートより格段に安い。

    さて、現代国語で一番苦手だったのが
    あらすじを200字で書きなさい・・・という設問。
    200字で書けないから、作家は上演2時間の作品を書くのだ(きっぱり)

    それでも敢えてあらすじを記すと

    ローザは5年にわたり、恋人だったワルシュの幽霊と暮らしている。
    が、ワルシュ(の幽霊)は、2週間後に消える、と宣言。
    生活に困らないよう、遺稿が何処にあるかを教え
    未完の遺稿を完成させるために、若い作家クランシーを指定する。
    ローザと一緒に暮らしている娘のアレーネは、クランシーと恋に堕ちる。

    ワルシュが消えた後のローザは自暴自棄になり
    アレーネは慰めるが、ワルシュの事しか言わないのに業を煮やし
    母親が恋人ばかりにかまけて、娘の自分に愛情をくれなかった不満をぶちまける。
    ローザは反省し、娘とうまくやって行こうと決心した直後に、心臓発作を起こす。

    幽霊になったローザは、幽霊のワルシュと再会し
    娘のアレーネとクランシーの幸せを祈りつつ、ワルシュと旅立つ。

    何か、ものすごくアホみたいなストーリーに読める。
    (↑ 読者サービスのつもりが、完全に裏目に出てる (¨;))

         これは、ひとえに、現代国語の成績が悪かった筆者の責任 \(__ )

    だって、演劇そのものに、私はめちゃくちゃ感激したのである。
    最後のシーンなんか、涙ボロボロで、かなりヤバイ状態。

    クランシーとローザのやり取りに、幽霊のワルシュが口を挟み(ローザにしか聞こえない)
    ワルシュに向かってローザが言うセリフに、クランシーが怒ったり、驚いたりの
    絶妙な会話のやり取りは、爆笑モノ。

    自分が死んだ事を知らずに、娘に話しかけようとするローザと
    ローザの亡霊が居る事に気づかずに、母親に話しかけるアレーネの切々とした独白。

    自分が死んでいる事に気付いたローザは
    同じく幽霊のワルシュに

       「あら、自分の人生の一番大事なところが記憶にないなんて」

             と食ってかかるし

       「ところで、私の葬式はどうだった?」
             と、ワルシュに様子を聞いてから

       「あぁ、そんなイベントを見逃したなんて・・・」

    ワルシュ曰く
       「一番良い場所に居たんじゃないか」 

                   って、まぁ、そりゃそうだ (^O^)

        (私が幽霊になったら、自分で言いそうなセリフばかりだなぁ・・・)

    ヘンにウエットになるのではなく
    軽妙でユーモアに満ちたセリフのやり取りが、むちゃ面白い。

    ブルク劇場とか、アカデミー劇場のような
    いわゆる「官僚指導型」ではない、民間の小劇場で
    ジモッティにウケル演目を選んでいるだけあって
    大笑いしつつ、最後は、ほのぼのした温かい気分で劇場を出る事ができる。

    時々は、こういう、巷の演劇も観賞するべきだなぁ・・・ チケット安いし って、またソレかい

    うううん、年配のラブ・ストーリーも(若い人の恋物語もあったが、それは無視(笑))
    なかなか、心に染みるモノがある。自分じゃやりませんが(たぶん)

    最初の文化生活が演劇って
    昨年も同じだったが(昨年はブルク劇場だった)
    演劇のチケット、音楽に比べて安いので、今年は少し増やそうかなぁ

    と思っている私に、どうぞ1クリックをよろしくお願いします。

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    ところで、ウィーンって、昨日、また雪が降った ( ..)ヾ
    積もりはしなかったが、もう、雪、イヤ、とみんな思っていると思う。


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      • 2019.12.07 Saturday
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