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エッセル・コレクション 現代芸術鑑賞の楽しさ

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    強制的に休暇を取らせる、というのは
    本来は労働法違反なのだが、そこで会社に逆らったら
    この時勢、クビも危ない事だし(本気)
    エージェントの怒りを買いつつ、仕方なく会社に行かないという日が続く。

    その上、休暇中は会社の私のガレージを別の人が使ったりしているし(涙)

    まぁ、それはともかく・・・・

    水曜日の夜に予定がなければ
    私が向かうところは、ココに決まっている f(^^;)

    入場料無料キャンペーン期間が終わった後
    入場料そのものが安くなった(以前は確か8ユーロ。現在5ユーロ)
    でも、ケチな 貧乏な私は
    相変わらず、水曜日の夕方6時〜9時の無料時間にしか行かない。

    この間行った時は友人と一緒で
    それはそれで、まぁ、うわ〜冗談作品、とか、ナニこれ、とか
    笑い転げて良かったのだが
    やっぱり、作品とじっくり向き合って
    作者がマジメに作品に秘めた(であろうと思われる)難しい意図を読み取ろうとするなら
    一人にこした事はない。

    この美術館の展示は常設ではなく、数ヶ月ごとに変わる。
    今回、エッセル・コレクションの一部を展示した Corso という展覧会の中に
    ウィーン・アクショニズムの作品がいくつかあった。

    ウィーン・アクショニズムは色々な意味で有名だから敢えて詳しくは書かないが
    いつものニッチュの作品は、まぁ、いつもの通りである(あっさり)

        最初は血だの内臓だのでビックリするけれど
        実際、そういう一見ギョッとするエレメントを外してみれば
        絵画的には、いつも同じで、そう面白いものではない、と思う(主観)

    既に何回も見た事はあるけれど
    今回、ブルースの写真やビデオ・クリップ、ビデオ・コラージュが展示されていた。

    ギュンター・ブルースは、画家というよりは
    アクション俳優? というか、なりそこないダンサー?

    非常にアブナイ妄想を持っている人で、一歩間違えたら犯罪人になりそうだが
    (ブルース・ファンの方、失礼! でも、あの絵画コラージュはスゴイよ)
    ビデオ・コラージュを見ながら
    いったい、この意味は何なんだろう?と考えるのが楽しい。

    本当は意味なんか、なかったりして (^^)
    いやいや、ゲイジュツ世界では、ナンセンスというのも意味があるのだ(笑)

    凄まじい自己顕示欲と妄想の中で、もがいて喚いて悶えて
    大騒ぎしてるんだもん。俗人にはワケがわからない。
    一昔だったら、ただのオカシイ人なんじゃないだろうか。
    (今だって、ただのオカシイ人かもしれないが)

    Hubert Scheibl の展示会もあって
    インスタレーションの部屋の入り口には
    「入って下さる事を望みます。ただし、ご自分の責任で」と書いてある。

    そういう部屋には喜んで入るのがワタクシです。

    床一杯に、ぶっちぎれたタイヤが敷いてあって
    その真ん中には、恐竜?の頭の骨らしきモノの展示がある。
    部屋中、ものすごい、古タイヤの匂いがして、気持ち悪くなるくらい。

    で、作品名が「君と僕」 ・・・ って、ワケわからん(笑)

    う〜ん、これは、過去の遺跡は恐竜の頭の骨だが
    現代の遺跡は古タイヤになるだろう、という、現代社会への警鐘かしら?

    上に展示してある Fat Ducks と銘打った作品のシリーズは
    どでかい絵画が数点。

    シルバーで作られた作品の前で、ない脳みそを絞って考える。
    自然の脅威?の中で、真ん中のヘソに見える部分がある。
    これは神を象徴するものだろうか

        と考えた後にタイトルを見たら

        「シルバーのニコチン 作品その1」

          ???

    もう一点。これは海という自然に象徴主義の神秘が加わったものかな・・・

         題名  「すべて望みのままに・・・ 2001年宇宙の旅」

          ???

    現代絵画には、タイトルのない物が多いのだが
    この人、全部の作品に、一応、タイトルらしきものを付けていて
    そのタイトルが、またワケがわからん。

    だいたい、現代芸術というのは
    観てすぐに「あぁ、これはコレね」というものではなく
    観賞者が「いったい、コレは何であろう。どういう意味があるのだろう」と考えて
    勝手に解釈して、コレかな、アレかな、それともナニかな
    というところに面白さがある。

    よって、シルバーのニコチンを、自然と神との対峙、と考えても
    別に良いんじゃないだろうか (深読みし過ぎ?)

    写真展示(カーテンで区切られて薄暗くなっているところ)の中にも
    女性のオバサンなのだが
    よく見ると、もしかしたら、これ、男性?と思わせるような
    不思議な作品もあった。

    芸術家(作り手)も勝手にやって
    観賞者も勝手に想像して、勝手に解釈して
    ・・・という「自由度」がとても高いのが現代芸術だと思う。

    何だかワケわからない作品を観賞者が誤解して解釈しても
    それがダメだとか、試験に不合格とかいうのがない。

    (学校時代に現代国語でイヤな目にあってますから、ワタシ)

    だから、現代芸術ってスキ (^^)v


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      • 2019.12.07 Saturday
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      • 22:00
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