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ウィーン交響楽団 + ラハフ・シャニ

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2020年7月8日 18時〜19時05分

    Wiener Symphoniker
    バイオリン Sophie Heinrich
    チェロ Christoph Stradner
    ピアノ、指揮 Lahav Shani

    Sergej Rachmaninoff (1873-1943)
     Klaviertrio Nr. 1 g-moll »Trio élégiaque« (1892)

    Modest Mussorgski (1839-1881)
     Morgendämmerung an der Moskwa
      aus der Oper »Chowanschtschina« (1872-1880)

    Bild einer Ausstellung (1834)
     (Bearbeitung für Orchester von Maurice Ravel, 1922)

    ウィーン交響楽団今シーズン最後のコンサートは
    第一客演指揮者のラハブ・シャニが
    まずはウィーン交響楽団のメンバーがソリストになって
    シャニがピアノを弾いて、ラフマニノフのピアノ・トリオ。

    大ホールで室内楽を、しかも平土間席で聴くという
    滅多にない機会ではあるのだが
    私は大編成オーケストラが聴きたいのであって(以下省略)

    平土間も後ろの方の音響は良くないのだが
    最悪音響より、かなり前の方。
    ただ、やはり平土間客席には傾斜がないので
    音が頭の上を素通りする感触はある。
    それに、室内楽だと、反響の前にダイレクトに響いてくる感じで

    オーケストラという雲の中の音ではなくて
    なんだか食材を料理されず、そのまま、ナマで出されている気分。
    新鮮な刺身みたいで、確かに良いんだけど
    やっぱり、色々と調味料加えて、隠し味とかあって
    全体を複雑な風味のソースで包んでくれる方が好きかもしれない。

    あ、すみません、あくまでも私の好みなので
    室内楽ファンに逆らっているわけではございません。

    ちょっとロシア的に辛気臭い(すみません💦)室内曲の後
    オーケストラのメンバー登場。
    ムソルグスキーのオペラ、ホヴァーンシチナからの朝焼けの曲。

    ロシアの泥臭さみたいな(悪い意味ではございません)
    土着性というか、ちょっと垢抜けないけれどワイルドで
    真っ直ぐで力強くて頑固で
    いや、いかん、ロシアのイメージ(どういうイメージ?!)が
    頭の中で先行しているような気がする。
    民族性を生かしながらも
    洗練されたオーケストラの音。
    やっぱりオーケストラの音響が、私は好きだ。

    ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲の「展覧会の絵」は
    よくコンサートでも取り上げられる。
    ざっと数えただけで、2010年から22回は聴いているようだ。

    たぶん、その度に書いてはいるのだが
    この曲のもとになった、本物の「展覧会の絵」は
    ピアノ曲やオーケストラ曲でイメージしているほどの
    絢爛豪華な色彩の饗宴ではないので
    オリジナルの絵画とか見ずに
    音楽を聴いて、頭の中であらぬ妄想をしている方が
    色彩豊かで、号数も多い、巨大な絵画を堪能する事ができる。

    ムソルグスキーのオリジナルのピアノ曲も好きだけど
    ラヴェルのオーケストラ版の色彩感も捨てがたい。

    金管絶好調。
    ウィーン交響楽団の金管軍団は
    本当に何の不安もなく、聴いていられるのが素晴らしい。
    しかも、金管特有の輝くような音色だけではなくて
    柔らかいニュアンスや強弱も素晴らしい。
    トランペットのソロで、もう、ワクワク・ドキドキの世界に突入。

    プロムナード・バリエーションの
    特に最初のバリエーションで
    ちょっと躊躇して立ち止まる感じのテンポの揺れが
    何ともリアルに出ていて、面白かった。

    耳は聴こえるようにはなったんだけど
    何せ、今までは超貧民席であるところの
    天井桟敷でしか聴いた事がないので
    (天井桟敷は音響は良いのである、念の為)
    平土間での音の聴こえ方の違いが顕著で
    音の混ざり具合が天井桟敷と違う。

    よって、オーケストラのバランスの聴こえ方も
    超貧民席と、お高級席とでは違う。
    もともと貧乏性なので
    ワタクシ的には、超貧民席の音響の方が好きだ。
    (これを、身体に染み付いた貧乏と言うのだろう、きっと)

    ハンバーグ作るのに、ツナギの卵を入れず
    タマネギと挽肉とパン粉が
    ちょっとボロボロに崩れて来ます・・・って言う感じ。
    あ〜、すみません、謎発言で。
    これ、個人的メモなんで・・・f^_^;)

    パートはクリアに聴こえてくるけれど
    全体的な「団子」としてのまとまりは
    超貧民席の方が良いかもしれない(個人的好み)

    金管軍団の輝かしい音響は
    ローマ人もびっくり(あっ、すみません、ラテン語の後遺症が)
    だけど
    ほんの少しだけ、木管のミスが。
    超有名曲だから、そういうのって、シロウトでもわかっちゃうのである。
    でも、音楽的に気になる程ではなかったけれど

    これ、20時30分からの2回目のコンサートでは
    絶対に良くなっているはず・・・
    ウィーン交響楽団のコンサートは
    本当は2回目が狙い目である。
    (この間の楽友協会でのホーネックの時みたいに
     第1回目で燃え尽くした、と言うのは、非常に珍しいケース)

    ・・・でも、20時30分からのチケットは売り切れだったんだもん。
    どうせ、引退老人でヒマですよ、18時からのコンサートでもかまいません。

    でも、この展覧会の絵、かなり盛り上がった。
    シャニも、音響云々とかあまり考えず
    コンツェルトハウスで(お高級席で)
    ほとんど耳が痛くなるくらいのフォルティッシモに持っていった。

    あそこまで、最後に力一杯演奏されると
    ロックコンサートみたいなもので(比較対象が不適格な事をお詫びします)
    ああもう、どうにでもして、と
    人間の本能部分で平伏してしまうところがあるな。

    平土間なので、オーケストラ全体は見渡せず
    目線が、1列目とか指揮者の足元になるため
    管楽器のプレイヤーとかが見えなかったけれど
    唯一、見える弦のプレイヤーは
    激しいボウイングで、凄い運動量だった(何を見てる)

    と言うわけで
    ウイルスで通常とは全く異なった
    2019/2020年の音楽シーズンも終了。

    現時点でオーストリアでは
    室内は250人までの催物が許可されていて
    秋には5000人までが可能になる予定だが
    人と人との距離は最低1メートル空ける必要があるため
    コンツェルトハウスも、1列づつ、空列を作り
    観客と観客の間も、2席(どうしてもダメな場合は1席)の空席がある。

    とは言え、市内では
    人と人との距離って、それなあに?という人が多いし
    公共交通機関の駅や市電・地下鉄・バスの車内では
    マスク着用義務はあるんだけど

    鼻をバッチリ出している人や
    マスクを下にして、携帯電話で大声でお喋りをする人とか
    ともかく、緩み過ぎで油断がならないし
    (マスク着用義務解除から2週間で、感染者は3桁台で増えている)
    観光客も数多くウィーンに訪れているし
    (一部地域を除いてEU内には旅行の自由はある)
    ウィーン市は、秋に訪れるであろう第二波の流行を見越して
    病床数の拡大を図ったりしているし

    まだまだ道は長い
    というより、9月に本当に2020/21年シーズンが始まるのか
    確信を持てずにいる私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    イム・プルス・タンツも野外の会場にして
    7月〜8月に行われる予定だし(すみません、たぶん行かない)

    8月中旬からのグラーフェネックのチケットは
    ほとんど確保したし

    9月のオペラ座のチケットもちょっと買ったし

    ザルツブルク音楽祭は無理だろうけれど
    トライするだけトライしてみるつもり (^^)v

    ・・・一応、レポート3つと論文1つという
    大学生のキャンバス・ライフもあるんですけどね(笑)

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      • 2020.07.09 Thursday
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      • 23:30
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