<< ウィーン交響楽団 + マンフレッド・ホーネック 3回目 | main | ウィーン交響楽団 + ブッフビンダー 1番+4番 >>

ウィーン交響楽団 + ブッフビンダー 2番+3番

0
    Konzerthaus Großer Saal 2020年7月4日 20時30分〜21時40分

    Wiener Symphoniker
    指揮とピアノ Rudolf Buchbinder

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur op. 19 (1786-1801)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 c-moll op. 37 (1796/97-1804)

    コロナ対策のために限定された人数で
    人と人との距離を取って
    コンツェルトハウスで
    ブッフビンダー指揮振りのベートーベンのピアノ協奏曲
    全曲チクルスなのだが
    (18時からと20時30分からの1日2回公演)

    7月の予定が未定だったために、チケット確保が遅れて
    それでも、しつこくしつこく
    コンツェルトハウスに電話して、何とか本日の2番・3番と
    明日の1番・4番は取れた・・・が
    月曜日の5番は、何回電話しても売り切れのままである(くすん)

    しかも私は
    昨日の夜から、右の耳が聞こえない。
    週末に医者は開いていないので
    薬局に飛び込んでスプレーを買ったけれど
    全然効果がない。

    もっとも、シリアスな病気ではなさそうだ、というのはわかるので
    月曜日に医者に電話してみる。

    しかし、片耳が聞こえないと言うのはヘンな感覚で
    世界は静かだし、ステレオじゃなくてモノラルだし
    聞こえてくる音量は少ないし
    しかも時々痛いし
    よく注意して集中すると
    微かなホワイト・ノイズが聞こえるし
    まぁ、骨伝導で多少の音は右からも入ってはくるが

    こんな状態でコンツェルトハウスのコンサートに行くのは
    ともかく、非常に非常に残念で
    聞こえては来るんだけど
    いつもと聞こえ方が全く違う(涙)

    バルコンの真ん中の席で
    ちょっと上は被っているけれど
    音響としては、悪くない席だと思うんだけど
    何せ、耳が聞こえないので全然わからない(自爆)

    ベートーベンってこういう感じ?(違!)

    もともと音響がデッドなコンツェルトハウスなので
    観客が少なくても、楽友協会のように音は団子にならない。
    割りにスッキリ聴こえてくる(はずである。何せわからん)

    いやしかし、音響はともかくとして(よくわからない)
    ベートーベンのピアノ協奏曲って
    こんなに、こんなに

    え〜、言うの、ちょっと恥ずかしいんだけど

    愛に満ちていて良いんだろうか。

    ブッフビンダーが、とことんベートーベンの音楽を
    慈しむ感じが
    もう、何だか、もの凄く温かくて
    手触りがほっこりしていて
    めったやたらに愛おしいというか

    愛情不足の欲求不満が満たされていく(いや違うかも)
    ともかく優しい。
    ベートーベンの初期作品だから
    モーツァルトかハイドンっぽい部分が多いとは言え
    非常にフレッシュで、若々しくて
    いやブッフビンダーに若々しいという言葉がマッチしないのであれば
    若々しいベートーベンを
    そのまま丸ごと受け止めて愛しんでいる印象。

    父性?いや母性?よくわからないけど
    何だかもう、あまりに愛情に満ち満ちている。

    続いての3番。
    これはもう、ウィーン・クラシックの伝統を打ち破り
    ベートーベン「らしさ」が爆発する予感の曲。

    ご存知、最初はずっとオーケストラの演奏で
    テーマの提示から展開部まで
    一通り演奏してしまうのだが

    これって、こんなに良い曲だったっけ?
    (実は3番、苦手だった、というか、苦手である)
    メリハリの効いた、スッキリしたスタイリスティックな感じなのに
    その中に、隠れて見える情熱が
    あからさまに見えないだけに、すごく奥ゆかしい。

    そういう奥ゆかしさを保ち
    抑制の効いた前奏の後に
    スケールで入ってくるピアノがまた
    大袈裟でなく、あっさりと
    でも、1つづつの音が全部、クリアに美しく
    ホールに星のように散らばっていく感覚。

    ああああ、こういう陶酔感って
    いくら耳が半分聴こえなくても
    ヘッドフォンじゃ無理なんです。
    ナマの音でないとダメなんです。
    コンツェルトハウスさま、ありがとうございます m(__)m

    第2楽章の、あのピアノとオーケストラの対話が
    もう、むちゃくちゃ美し過ぎて
    現世をすっ飛ばして、とんでもない上の方に
    身体が浮かんでしまう感じがする。
    しかも、これも、もう「愛」ですよ、「愛」

    何なんだ、この感覚は。

    最終楽章のリズミックな軽快さ。
    いや、わはは、短調で始まって
    途中で長調になって
    最後のコーダも長調の、しかもリズムを変えて
    飛び跳ねて、はしゃぎまくって

    ああああ、このコンサート
    まともな耳で聴いていたら
    どんなに素晴らしかったんだろう・・・(涙)

    医者が開くのは月曜日だし
    月曜日に電話しても
    アポイントメントが取れるのがいつになるかは
    神さましか知らないし
    (だいたい、医者のアポイントメントは
     1週間〜3週間待ちというのが通例)

    明日の2番+4番はやっぱりこの耳の状態で行くのか、と思うと
    ちょっと、いや、非常に残念ではあるのだが

    音響を楽しむというより
    モノラルだけど
    音楽そのものを純粋に集中的に楽しめる、というのも
    もしかしたらオツなものかもしれない、と割り切るしかないわ。

    明日は3月から会っていない大学の同級生のお宅に
    ウィーン郊外までドライブする予定。
    天気予報によれば、晴れで30℃くらいまで上がるらしく
    当該の同僚からは
    水に飛び込みたければ、水着とタオル持って来て、というメールが。

    オーストリアの上の方の中流階級
    どういう贅沢な生活をしているのか
    (家にプールがあるんかいっ!)
    しっかり楽しんで来ます。

    水曜日のラテン語の試験は終わったし
    あれで不合格という可能性は絶対にないし(えっへん)
    (ラテン語七転八倒については ここ 
     ちなみに、3月予定のテストはコロナのために中止になった)

    昨年8月の夏季講習から
    10月の新学期、コロナのお陰でヘタレになった今学期と
    必死に取り組んだラテン語がやっと終わった事で
    ますます怠け者と化している私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    スポンサーサイト

    0
      • 2020.07.09 Thursday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
         1234
      567891011
      12131415161718
      19202122232425
      262728293031 
      << July 2020 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM