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フォルクス・オーパー Herreinspaziert!

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    Volksoper 2020年6月20日 15時30分〜16時30分

    Herreinspaziert!
    Salonorchester der Volksoper Wien
    歌 Anita Götz,, Christian Drescher
    指揮 Josef Bednarik
    司会 Christoph Wagner-Trenkwitz

    Carl Michael Ziehrer
     Herreinspeziert, Walzer Op. 518
     Herzensbarometer, Polka Mazur Op. 421
     Loslassen, Polka schnell Op. 386

    Josef Strauss
     Petitionen, Walzer Op. 153
     Verliebte Augen, Polka française Op. 185
     Vorwärts, Polka schnell Op. 127

    Franz Lehár
     Nechledil, Marsch
     „Ich bin verliebt“ aus der Operette „Schön ist die Welt“

    Anton Profes
     „Was macht der Maier am Himalaya“

    Gerhard Winkler
     Skandinavien-Express, Rhythmisches Intermezzo

    Hermann Leopoldi
     „Mit dem sch-sch-sch-Überraschungszug“

    フォルクス・オーパーの週末コンサート、第二弾は
    オペレッタとワルツのプログラムで、2回公演。

    18時からのチケットを買ったつもりで
    プリント・アウトしてみたら、15時30分の1回目を買っていて
    しかも席が一番前という・・・(絶句)

    でも、取り敢えず小編成だけど舞台の上はオーケストラ。
    ナマの楽音が聴けるチャンスは逃してたまるか・・・

    プログラム見てお分かりの通り
    実は最初の20分くらいは・・・
    ちょっと辟易してた。
    いや、私、ウインナー・ワルツとかポルカのファンじゃないし
    ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートも
    バレエ・シーンを見るため「だけ」に見ているので

    ウインナー・ワルツやポルカを続けて聴くと
    そりゃ、一緒に踊るならともかくとして
    ザッハー・トルテの大きいホール・ケーキを
    無理やり食べたような胸焼けがするのである。
    (ファンの皆さま、ごめんなさい)

    ツィーラーのワルツ、ポルカ(割りに珍しいものらしい)
    如何にも職人芸で、楽しい曲だし
    ヨゼフ・シュトラウスの曲も
    技師から、ヨハンが燃え尽き症候群で仕事できなくなって
    急に機械作りから指揮者・作曲家に変身させられた
    (とワーグナー=トレンクヴィッツは言っていた)
    という状況だったにせよ
    さすがシュトラウス・ファミリーという手慣れた感じが伝わってくる。

    そりゃ、舞踏会とかで
    目一杯オシャレして、ロング・ドレスを着て
    素敵なパートナーと踊る、とか言う気分だったら別の話だが。

    それに、本当に前の席なので
    弦はむちゃくちゃ聞こえて来るのだが
    後ろの方の木管が、不思議な程に聞こえて来ない。
    音響的に何かあるのか、私の耳がヘンなのか・・・

    ただ、その後、時代が下って
    フランツ・レハールになって
    アニータ・ゲッツが舞台に登場。

    Ich bin verliebt 私は恋に堕ちた、というレハールのアリア。
    マイクは着けているけれど

    何てチャーミングなの ❤

    さすがにフォルクス・オーパーの歌手で
    演技は出来るし、表情も豊かで
    声も出るし、言葉が実にハッキリ、クッキリと聞き取れて
    恋した女性の喜びがピカピカ光りながら
    (ほとんどが老年の)観客に伝わって来る。

    あ〜、青春時代って良いなぁ・・・
    そういう青春、残念ながらなかったけど
    小説やら舞台やらで仮体験する限りでは
    素晴らしい体験なのであろう、きっと。

    その後出てきたクリスティアン・ドレッシャーの
    Was macht der Meier am Himalaya
    うわあああ、笑い転げたわよ、これ。

    いくつかバージョンがあるが
    その一つを貼っておきます。
    ご興味のある方、ぜひどうぞ。



    綴りは違うけど
    フォルクス・オーパー総支配人のマイヤー氏も
    横のロジェに座っていらっしゃいますが・・・(爆笑)

    この曲、流行曲として、数カ国語に訳されて歌われたらしい。
    アントン・プロフェスは、映画音楽も多く作曲しているようだ。

    「小さなマイヤーは大きなヒマラヤーで何をしてるんだ?
     どうやって登ったんだ?
     マイヤーはヒマラヤーから降りて来られるのか?」

    という語呂合わせの曲なんだけど
    いや、こういうのって、確かに聴いた後で
    口ずさみたくなる曲だわ。

    ゲルハルト・ヴィンクラー(1906-1977)のインテルメッツォは
    映画音楽という感じの、とてもチャーミングな曲。
    今聴いても、全然古くない。

    今学期はインターネット講義で
    映画音楽の歴史があったので
    (試験は秋に受ける ← 勉強してない(汗))
    映画音楽をずっと聴いて来たけれど
    この曲も、とてもとても素敵。
    お時間のある方はどうぞ(短いです)



    最後は鉄道オタクだった
    ヘルマン・レオポルディ (1888-1959) の
    シュ・シュ・シュ、びっくり列車(と言って良いのか?)という曲で
    アニータ・ゲッツとクリスティアン・ドレッシャーが歌いあげる。
    ヘルマン・レオポルディは強制収容所から逃れてアメリカに渡った作曲家で
    強制収容所で作曲した曲もあるようだ。

    このシュシュシュはオーケストラ全員が
    汽車のシュシュシュを真似しながらの演奏で
    ゲッツとドレッシャーの歌の絡みも面白い。
    何せフォルクス・オーパーの歌手だから
    じっくり演技でも見せてくれて

    あああああああああああっ!!!
    オペレッタ観たい、聴きたい!!!!!!

    だいたい、歌手二人がちゃんと衣装を替えて
    ディアンドルとトラハテンで登場する上
    指揮者にも鉄道の車掌さんの帽子(オーストリアの国旗入り)を渡して
    オペレッタの雰囲気を、そのまま舞台に持って来ているんだもん。

    このご時世で、ナマの音楽が聴けるだけでも
    本当はありがたい事なのだが
    人間の、いや、ワタシの欲望に限りはないので
    こういうリートを聴くと

    あ〜、舞台装置と衣装とストーリーと
    オーケストラと歌手と、演技と
    途中のアドリブとかクープレの入るオペレッタを
    観たい!!!!!

    本当に秋からシーズンが開始されるかどうかは
    ここ数日、また感染者数が増加していて
    実効再生産数も1を越えて
    オーストリア人は緩みまくって最低距離を空けてくれず
    国境も開いて、これからみんな、休暇で外国に飛んだりするし
    無症状感染者が多い事を考えると
    まだまだ予断は許さないのだが

    でも、秋のシーズンが始まる事を
    心待ちにしている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    本当にシーズン開始になったら
    オペレッタにも行くぞ、と固く決心済。

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      • 2020.07.09 Thursday
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