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ウィーン交響楽団 + エンリケ・マッツォーラ

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    Musikverein Großer Saal 2020年1月30日 19時30分〜21時30分

    Wiener Symphoniker
    指揮 Enrique Mazzola
    ピアノ Jasminka Stančul

    Felix Mendelssohn Bartholdy (1809-1947)
     Ouvertüre „Die Hebriden“, op. 26
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 d-Moll, op. 40

    Antonín Dvořák (1841-1904)
     Symphonie Nr. 7 d-Moll, op. 70

    ワタクシは本日はむちゃくちゃ気が立っている。
    子育てしているライオン並み
    いや、子育てライオンもワタシに恐れをなして後退りするかも。

    ものすごくテンションが高く、イライラが最高潮というか
    ともかく、非常に機嫌が悪い。
    いや、ホント、こういう時って
    家族とか友人とか、周囲に気を使わなければならない人が
    全くいなくてバンザイである。
    この状態で話しかけられようものなら
    躊躇なく噛み付きます。

    友人も家族もいないので
    噛み付く対象は
    当然の事ながら指揮者となる。

    何だか見たような名前・・・というか
    スーパー・マーケットにマッツォーラという
    とうもろこしの芯から取る植物油があるのだが

    よく見たら、スーパーのオイルはZが一つで
    この指揮者には2つあるので
    オイル精製工場の御曹司というワケではなさそうである。

    で、この指揮者、どこかで見た事があるのだが・・・
    プログラムによれば、イタリア出身のオペラの指揮者らしく
    現代音楽の指揮者としても
    あちこちのオーケストラで振っているらしい。

    最初がメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」
    本来のタイトルは「ヘブリディース諸島」

    先学期にメンデルスゾーンのプロゼミを取ったので
    この曲は隅々まで(大袈裟)知っている。
    スコアを前に何回も聴いたし、分析もしたし
    同僚の発表にいちゃもんをつけられるよう
    ひたすら曲と向き合った数日という過去がある。
    たった数日かい、というツッコミは却下する。
    (レポートはルイ・ブラス序曲だったから。
     しかし、ルイ・ブラスはコンサートで演奏されたのを
     聴いた事がない)

    ・・・(沈黙)

    なんか、音楽が揃ってないんですけど。
    アインザッツが甘いのは、まぁ、あるあるだとしても
    何故に曲の流れが、こんなに悪いの?

    ヘブリディーズ諸島ですよ
    海に囲まれているんですよ
    音楽そのものだって
    海の情景を表現するかのような
    メロディ・ラインがあるんですけど

    それが何故そんなにブチギレで登場するのか・・・
    ヘンな低音にアクセントを置くので
    時々、音楽が尻もちついてるような感じだし
    この指揮者、ダイナミックばかり考えて
    リズム感がないんじゃないの。

    いくら学問の海の波打ち際で
    チャプチャプ遊んでいるとは言え
    ド・シロウトですから
    プロの音楽家に文句をつける気はありませんが
    (と言いつつ、つけてるんだけど
     これ、個人的なメモなので
     営業妨害じゃありませんから。
     ついでに、指揮者の個人的な事には全く興味がないので
     名誉毀損ではございません、念の為)

    ドラマチックに描こうとしているのは
    何となくわかるのだ。
    確かに情景の表現とか
    強弱の激しいドラマに満ちた音楽なんだけど

    そこまでドラマチックにしなくても・・・(呆)

    メンデルスゾーンは良いところのお坊っちゃまなので
    自分の属する有産階級のインテリな層のなかで
    わかる人にだけわかれば良い、とか思っていた節がある。

    だから、そんなにドラマチックに
    ルバートたっぷりで
    時々、音楽が止まりそうになるような
    ブチギレのリズムで演奏しなかったんじゃないかと思う。

    あくまでも個人的感想です。
    プロの指揮者とプロのオーケストラにしてみたら
    けっ、シロウトが何を言う、と
    鼻で笑われるような感想だが
    あくまでも個人的メモなので・・・

    続いてはメンデルスゾーンのピアノ協奏曲2番。
    熱心な読者の方々は
    私を遥かに上回るクラシック・オタクだったり
    専門家だったりするのでご存知かもしれないが
    この曲、滅多にウィーンで演奏されない。

    ヤスミンカ・スタンチュルは
    ものすごく強い華やかなピアノを
    ファツィオーリで演奏するピアニストで
    強靭な技術に裏打ちされた強いタッチが
    私は大好きである。

    だけど
    うううう、しまった
    第2楽章の途中で寝落ちしてしまった。
    あの華やかな第3楽章では、さすがに目が醒めたけれど
    あんなに楽しみにしてたのに・・・
    ううう、一生の不覚・・・(で、ますますイライラする悪循環)

    アンコールが
    ベートーベンのピアノ・ソナタ14番、作品番号27-2 の第一楽章。
    言わずとしれた、月光ソナタ。

    しかも、かなり速い速度で
    サクサクとスタイリスティックに
    すごくすっきりと
    ドロドロの感情とか
    不要な感情移入のない
    さっぱりした高級お茶漬け風味的なベートーベン。

    それって、感情的に濃い
    指揮者へのアンチ・テーゼですか?
    ・・・と言うのは、私の深読みだが、個人メモなので
    侮辱ではございません。どうぞお許し下さい。

    いや、でも、う〜ん、ああいうベートーベンはありなのか。
    ベートーベン・イヤーだから
    今年はベートーベンを聴くチャンスが増えそう。

    後半はドボルジャークの交響曲7番。
    もう、私のこの個人メモを読んでる人には
    言いたい事は全部わかるはず。

    途中でヴェルディのオペラでも聴いているような気分に・・・

    オーケストラはこういう曲は巧い。
    だから、オーケストラだけで何とかなっているけれど

    私の妄想世界では
    この指揮者、何とかしてくれ、とため息つきつつ
    演奏しているウィーン交響楽団という図式が出来上がっている。
    (すみません、あくまでも妄想です、事実とは違います、たぶん)

    きっと、この指揮者、
    オペラ(特にイタリア・オペラ)を振らせたら
    ものすごく巧いのかもしれない。

    ドボルジャークの交響曲の最終楽章が終わったら
    指揮者は感極まって指揮台の上で
    そのままのポーズで固まった。

    そんな事、関係のない聴衆が
    最後の音が消えた瞬間に拍手してくれたので
    拍手を浴びても、まだ、壇上で
    感極まって固まっている指揮者、という
    珍しいものを見てしまったわ。
    (ついでに、早く帰りたかったので
     凝固している指揮者をほったらかして
     すぐに席を立ったのはワタクシです、ごめんなさい)

    何とか最後の試験は終わったし
    成績はともかくとして
    今日の3つの試験には、何とか合格したと思うので
    (この間の不合格試験は3月に追試がある)
    イライラも少しは収まっては来ているのだが

    私の八つ当たりの対象にされた
    指揮者さまへは、本当に申し訳ない
    (とか言いながら、何でまた、こんな指揮者を呼んじゃったんだ?という
     一抹の疑問は残る。
     ウィーン交響楽団を指揮した最初のコンサートの時も
     私の個人メモでは、あまり良い事は書いていない)

    明日からコンサートは長いお休みに入る。
    来週はウィーンの学校は学期休みで
    ウィーンの人はこぞってスキーだの休暇だのに
    子供連れで出かけるのだ。

    大学の2019年・20年冬学期も明日で終わり。
    3月からの時間割は既に組んであるという
    計画だけは作るのが好き(遂行するかどうかは別問題)という私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    イライラの原因は
    ものすご〜くたくさんあり過ぎて
    書こうと思ったら、むちゃくちゃ長くなったので省略します。

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      • 2020.09.26 Saturday
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