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エッセル・コレクション

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    水曜日の夜が空けば
    足が向くのはクロースターノイブルク。
    目指すはもちろん、現代芸術の美術館 エッセル・コレクション

    3月に鑑賞した同じ展覧会。最近、展覧会の回転が遅いかも?
    (3月に行った時のエントリーは ここ

    「カレル・アペルの現実」というドキュメント・フィルムを上演していて
    これが面白いの (*^^*)

    昔のパリの情景が綺麗だし
    アトリエでアペルが、絵具をキャンバスにぶちまける様子が
    電子音楽で、ぴったり仕草と合って演奏されると、ドキドキしちゃう。

    現代芸術は、美術にせよ、音楽にせよ
    何でこんなモノが芸術?と思わせるモノも多い。

    子供が描いた絵でも現代芸術なのか
    どシロウトがピアノの弦をひっかいたり、バイオリンの弦をつまびいたりしたら
    現代音楽なのか

    確かにグッギングの例もあるし(これを挙げるのは失礼かもしれないが)
    美術教育を受けていない人たちが描いた絵が芸術として評価される場合もあるが

    でも、現代芸術でも現代音楽でも
    本来、その芯にあるのは、職人芸ではないか、と思う。

    かのピカソだって、若い頃のデッサンを見ると
    もともと「職人芸」の領域では天才だった事がよくわかる。

    エゴン・シーレのポルノ画だって、デッサン力は凄い。

    アペルの絵具塗りたくりも
    時々現れる具象には、ものすごいセンスが光る。

        ・・・だから、本当は基礎って大事なのよね、たぶん。

    と思いつつ、上の階の Cornelius Kolig の展覧会に行こうとしたら
    階段のところに看板が・・・

    「この展示品は、貴方のモラル感覚を傷つける可能性があります。
     よって、鑑賞は自分の責任にてお願いします。
     なお、18歳未満の子供は、大人が引率しなければ鑑賞できません」

          ほおおおおおおっ o(^o^)o
          実は、こういうの、好き。

    だいたい、2003年には、わざわざ
    サド・マゾ展覧会 
    「快楽の幻想 レオポルド・マゾッホの芸術に及ぼした影響」展を見に
    グラーツまで、わざわざ(それだけのために)車を飛ばした過去を持つ私。
    (感想記を読みたい方は ここ
     ついでだが、前後の日記では、ヨーロッパのサド・マゾ談義を書いているので
     おヒマな方は3月28日とか27日とかもご覧下さい)

    そう言えば、他の展覧会でも
    「この中の展示は気分を害するかもしれませんので
     鑑賞する場合は自己責任で」という立て看板を見たことがあるなぁ。
    (もちろん、そういう部屋には進んで入ります、ハイ)

    話がずれたが
    Cornelius Kolig は、ヘンタイ幻想が昂じて
    オーストリアのフォアアールベルク州に、パラダイスと称する
    自分のおうちを建てて、その中で、ヘンタイ的な自分の作品と生きているのだそうだ。

    下の階の小部屋では
    その建物の見取り図と、周囲の自然の写真をモニターで流していて
    別に、そんなに、何かオカシナ写真とかは写ってないし・・・

       と思ったら、突然、裸の男と、とんでもない格好の女が ちらっ・・・
         ついでに、チラッと出てきた写真は
           我々がトイレで一日一回、見る物体・・・

    でも、ちらっ、だけで、また、建物や周囲の自然や花の写真に戻る。

    何だ、たいしたこと、ないじゃん。
    どこが、モラル云々なのよ〜、ふんっ、と上の階に登れば



    あっはっは、上の階は、そこそこヘンタイ展示ばっかりだわっ!!!



    女性性器に何かの液体を垂らして、植物の名前が上に展示されていたり
    スカートから下半身だけ出した女性が、足を広げたり閉じたり
    おっぱいにチョコレート塗って、おっぱいの魚拓を作ったり

        ・・・ なんか、それって、面白いんですか?! (・_・")?

    確かに、かなりアブノーマルな幻想を持っている人であることはわかるが
    ウ●コの写真を撮って、それが芸術だ、とか言われても
    女性の足の間に液体たらして、それが芸術だ、とか言われても


        ふ〜ん、そうなんですかぁ・・・ ( ← 意訳 「勝手にすれば?」)

    セックスのアブノーマルな幻想というのは
    自分だけで、隠れて、誰にも言わず、コソコソ考えているからエロになるので
    「芸術作品」と銘打って公開して、自分の幻想を垂れ流してしまったら
    全然、エロくも楽しくもなくなるような気がするのだが
    まぁ、世の中、露出狂という人たちも居るようだし

    視覚的に楽しいシリングの作品と
    エネルギッシュなコブラの作品展は8月9日まで。
    観たい方は急いでどうぞ。

    ヘンタイ Kolig のパラダイスは10月11日まで。
    子供連れやカップルでは行かない方が良いと思う。
    ちょっと気持ち悪くなるような不気味さが、実はスキという方はどうぞ。


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      • 2020.07.09 Thursday
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      • 23:00
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