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ウィーン・フィル + オロスコ=エストラーダ

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年10月15日 19時30分〜21時30分

    Wiener Philharmoniker
    ピアノ Yuja Wang
    指揮 Andrés Orozco-Estrada

    Sergej Rachmaninoff (1873-1943)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 d-moll op. 30 (1909)

    Igor Strawinski (1882-1971)
     Le sacre du printemps (1911-13)

    ついこの間、ウィーン交響楽団とフィリップ・ジョルダンで演奏した
    春の祭典を、今度はウィーン・フィルとオロスコ=エストラーダで聴く。

    しかし、その前にユジャ・ワンのラフマニノフ、ピアノ協奏曲3番がある。
    今日のユジャ・ワンのお洋服は
    花嫁衣装にも使えそうな、ただしボディコンの白いロング・ドレス。

    横にスリットでもあっておみ足が見えるかと思ったが
    本日はスリットは入っていなかったようだ。
    (ただし天井桟敷超貧民席なので、よく見えない)

    ユジャ・ワンのピアノが・・・すごい。
    この曲を、これだけ強いタッチで弾けるピアニストは
    男性だって珍しい。

    リハーサル不足なのか何なのか
    部外者にはよくわからんが
    オーケストラとの連携が今一つで
    ピアノとオーケストラが微妙にズレたりしていたが

    ユジャ・ワンのピアノが凄過ぎて
    原色感に溢れて
    オーケストラの音を遥かに引き離して
    会場にキラキラ輝きながら飛び散ってくるので

    あ〜、すみません、
    ウィーン・フィルの素晴らしい音なのに
    一瞬、いや、ちょっと何回か

    オーケストラいらん・・・

    とか思ってしまった私を
    どうぞお許し下さい。

    いや、たぶん、ユジャ・ワンが
    オーケストラを振り回したんだろうなぁ、というのは想像つくが。

    あんなに力強いピアノのタッチで
    ガンガン弾かれたら
    美女に連れ回されて
    嬉々として女王さまを崇めるオーケストラ、という
    私の(いつもの)ヘン○イ趣味の妄想が爆発してしまう。

    いやしかし、本当にすごい(それしか言えんのかワタシは)
    アンコールにシューベルトの「糸を紡ぐグレートヒェン」の
    メロディ付きピアノ・バージョンを
    (確かリスト編曲のむちゃくちゃ難しい奴)
    完璧に弾きこなす・・・どころか
    中間部の音楽的爆発の素晴らしさに息を呑む。
    リート歌いだって、あれには負けそう・・・

    これでアンコール終わりかと思っていたら
    (ドレスが長くて、たぶん、またピンヒールがすごいので
     舞台の出入りに異様に時間がかかるのである)
    チャイコフスキーの「白鳥の湖」からの
    4羽の白鳥の音楽を、すごいピアノ・アレンジで聴かせてくれた。
    (で、観客がまだ拍手しているのに
     オーケストラが捌け出すという・・・
     まぁ、早く帰りたいですもんね、気持ちはよくわかる)

    春の祭典は面白かった。
    この曲、ウィーン・フィルは何回も演奏しているので
    技術的には全く問題ないし

    オロスコ=エストラーダもジョルダンと同じように
    各パートを均等に出して来て、解像度が高い。
    途中でテンポをアップして
    すごい推進力で曲を引っ張って行くが
    泥臭い感じが全くないのは
    ウィーン・フィルのノーブルな音によるものかもしれない。
    割にスタイリッシュに仕上がっていて
    現代的にスリムな印象を受ける。

    それに、時々、おっ、と思うところを
    前面に出してくるので
    聴き慣れたはずの曲が新鮮に聴こえるのがお得な気分(笑)

    指揮者が完璧にオーケストラを支配下に置いている
    という印象はまだなくて
    今ひとつ、抑え切れていないかも、という感じはあったけれど
    オーケストラと指揮者の桎梏みたいなものが
    垣間見える感じがして
    それはそれで非常に面白い(根性悪いですワタシ)

    明日はグラーツで、ドボルジャークの「新世界から」を演奏するのだが
    このプログラムはウィーンで演奏してくれないのだ、ちっ。

    日本でのコンサート・プログラムも
    ラフマニノフとストラヴィンスキーになってるな。
    オロスコ=エストラーダだったら
    ドボルジャークの方が楽しそうな感じがするんだけど
    「新世界から」だと、通俗的な名曲アワーになってしまうという
    主催者側の判断なんだろうか。

    日本公演までに、春の祭典も、どんどん緻密になって
    きっと素晴らしい演奏になるんだろうなぁ・・・

    今学期、まだ始まったばかりだが
    アホな事に授業を詰め込みすぎて
    そういう時に限って
    面倒な仕事が山積みになったりしていて
    (その面倒な仕事の報酬がどうなるのか
     実は私もよくわかっていない。ペイしない可能性もある)

    そんな中で
    ぶっ倒れそうになりながらも
    コンサートだけはしつこく行くという
    周囲の顰蹙を買いそうな私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2019.12.07 Saturday
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