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ヨナス・カウフマン リサイタル

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年10月14日 19時30分〜22時

    テノール Jonas Kaufmann
    ソプラノ Rachel Willis-Sørensen
    オーケストラ PKF - Prague Philharmonia
    指揮 Jochen Rieder

    Johann Strauss Sohn (1825-1899)
    „Eine Nacht in Venedig“ - Operette in drei Akten
     Ouverüre
     „Sei mir gegrüßt, du holdes Venezia“ - Lied des Herzogs aus dem 1. Akt
     „Ach wie so herrlich zu schau’n“ - Lied des Caramello aus dem 3. Akt

    „Rosen aus dem Süden“ - Walzer op. 388

    „Dieser Anstand, so manierlich“ - Duett Rosalinde/Eisenstein
     aus der Operatte „Die Fledermaus“ Uhren-Duett

    „Tik-Tak“ - Polka schnell op. 365

    „Draußen in Sievering blüht schon der Flieder“ -
    Walzerlied aus der Operette „Die Tänzerin Fanny Elsler“

    „Leichtes Blut“ - Polka schnell op. 319

    „Wiener Blut“ - Duett Gräfin/Graf aus der Operette „Wiener Blut“

    Robert Stolz (1880-1975)
     „Gruß aus Wien“ - Marsch op. 898

    Emmerich Kálmán (1882-1953)
     „Zwei Märchenaugen“ - Lied des Mister X
     aus der Operette „Die Zirkusprinzessin“

    Robert Stolz
     „Wiener Café“ - Walzer
     „In Prater blüh’n wieder die Bäume“
     „Wien wird schön erst bei Nacht“

    Franz Lehár (1870-1948)
     „Die lustige Witwe“ - Operette in drei Akten
     „Es lebt eine Vilja, ein Waldmägdlein“
        Lied der Hanna Glawari aus dem 2. Akt
     „Lippen schweigen“ - Duett Danilo/Hanna Glawari aus dem 3. Akt

    Karel Komzák (1850-1905)
     „Bad’ner Madln“ - Konzertwalzer op. 257

    Rudolf Siecznski (1879-1952)
     „Wien, du Stadt meiner Träume“

    アンコールに Hermann Leopoldi の In einem kleinen Café in Hernals と
    Hans Mayer の Heut ist der schönsten Tag in meinem Leben の後に
    ツェラーの小鳥売りと
    Sag beim Abschied leise Servus に加えて
    最後はゲオルク・クライスラーの Der Tod, das muss ein Wiener sein を
    歌ったらしいのだが
    私は Heut ist der schönsten Tag in meinem Leben にて
    失礼して来た。

    このコンサート・・・というか「歌謡ショー」のチケット
    一番安い席が40ユーロくらいで
    次のカテゴリーが既に90ユーロとか
    ワケわからん値段設定なのに売り切れという

    まだ衰えないヨナス人気?

    プログラムが7ユーロ50セント
    もちろん、カウフマンの出したCDの大々的コマーシャル付き。

    そのアルバムのプロモーションビデオ(ドイツ語)はこちら。



    ウィーン観光局のプロモーション・ビデオっぽい(笑)

    コンツェルトハウスの大ホールは
    舞台上にサスペンション照明がいくつも入り
    上の固定照明も色が変わって青になっていて
    床のサス明かりとか、手すりのところのスポット・ライトとかで

    南国のバラのところは舞台がピンクになったり
    愛のデュエットの時は赤くなったり
    プラーターに春が来るの曲では緑になったり

    なかなかクリエイティビティが(以下省略)
    照明係が悪いワケではないが、金のかかった舞台だなぁ。
    (まぁ、チケット、むちゃくちゃ高かったからな)

    *** さて、これにて、熱狂的なヨナス・カウフマンのファンの方は
      どうぞお引き取り下さい。
      あくまでも個人的印象の自分用メモなので
      書きたい事を書かせてもらう。チケットは自前で買ってる!

    オーケストラだけの最初の序曲で
    あれれれれれれ・・・

    これ、マイク入ってますよね?
    だって、こんなにオーケストラの音って普通響いて来ない。
    それとも、私の耳がとうとうおかしくなったのか
    ・・・と思っていたら

    登場したカウフマンがお客さまに向かって短いスピーチして
    あああああ、やっぱりカウフマンもマイク付けてる・・・

    マイク技術は昨今、目覚ましい発達をしているとは言え
    ワタシは老人だし、前時代的人間なのでマイクはキライなの。

    カウフマンの歌、バリトン領域は出ているけれど
    上の方になると
    張り上げる事はまだ出来ても、ちょっとう〜ん (・・;)
    歌ってるのオペレッタだよね・・・

    ソプラノ歌手と一緒に「こうもり」からのデュエット。
    あああああ
    これをウィーンの(耳の肥えた)聴衆に聴かせるか?

    ソプラノももちろんマイク付きで
    よって、声は充分に聴こえるものの(うるさい)
    音符、かなり外してますけど
    フォルクス・オーパーの歌手の方が
    ずっと巧いぞ、この曲は(断言)

    アイゼンシュタイン役だって、そもそもバリトンだし。

    途中に入るインストルメンタルだけど
    こういう曲って、いくつか違った編曲のオペラ・スコアがあるのか
    と思わせるほどに
    普段ウィーンで(主にニューイヤー・コンサートのビデオで(笑))
    聴いている曲の感じとは全然違って
    音は粗いし、リズムが飛び跳ねてるし
    パーカッションが微妙にズレたりして気持ち悪い。

    本気で前半だけで帰ろうかと思ったけれど
    チケット高かったから、一応、後半の「ウィーン特集」も聴いて行こう。

    う〜ん・・・
    ものすごく微妙・・・

    だって、本当に声が出てないんだもん。
    私の大好きなローベルト・シュトルツの曲とか
    別に声を張り上げる必要はないんだけど
    こういう曲を
    ヨナス・カウフマンで聴く意味がわからん。

    しかも大ホールで色とりどりの照明に照らされて
    オーケストラも歌手もマイク付きで・・・

    ウィーンの近代民謡って
    やっぱり、ウィーンの方言で
    小さなホールで
    しっとりと聴く曲ではないのか(独断・偏見・好み)

    ヘルムート・クヴァルティンガーとかで聴いちゃってるからな。
    (いったいワタシは何歳なんでしょう?(笑))

    いわゆる本当のウィーン訛りの歌を歌える歌手って
    確かに最近は出て来ていない。
    (余計な話だが、私はフィルハーモニックスのメンバーの
     バイオリニストのセバスティアン・ギュルトラーが
     自分で作詞・作曲したウィーン民謡を自分で歌うのが
     むちゃくちゃ好きである)

    その意味では
    このご時世にウィーン民謡を歌うというのは
    ニッチ・プロダクトではあるのか。
    別に声出なくても
    ウィーン訛りのディクションさえしっかりしていれば
    それはそれで良いんだろうけれど
    その「ウィーン訛り」が、やっぱりリアルじゃない(文句が多い)

    クラシックの発声から言ったら
    こういう民謡って、歌いにくいと思うんですよ。
    だって、どんどん声出なくなって来てるし。
    もちろん、ここ、高音でカデンツするかな、と思うところも
    抑えてしまって中間のドミナントで終わる。

    それと対照的に、ソプラノ歌手は
    後半は真っ赤なロング・ドレスで
    ヴィリアの歌の最後を2回とも
    3音上げてのカデンツで攻めた。
    (3音上げると、三和音の3になるので
     あまり意味がない。和声的にも不安定である)

    アンコール1曲目の
    In einem kleinen Cafe in Hernals では
    マイクの音量を上げて来た。
    (そこでワタシはもうイヤになって、次の曲の後、出て来てしまったのだが)
    いや、この歌、私、大好きですよ。
    しっとりとしてウィーンらしくて
    ただ、これ歌うのは、ものすごく難しいと思う。

    あの退廃的な物憂げさに
    ウィーンっぽい、ちょっと鼻持ちならない
    でも我慢できる程度の嫌味ったらしさと
    無意識的に醸し出される抑えられた背徳的な魅力というか
    ・・・いったいワタシは何を期待しているんだろう(自分でもわからん)

    ともかく、このコンサート
    同じ出演者と同じプログラムで
    来年1月にドイツとスイスの各都市で行われる。

    ウィーンでこういう曲を演奏しちゃうと
    ある意味、ウィーンの聴衆は
    言わないけれど、けっ、ドイツ人が何やってる
    ・・・みたいなところはあるので
    (だって周囲の年配のお客さま方には、ほとんどウケてなかった)
    ドイツとかスイスでどんどんコンサートして
    ウィーンのプロモーションをしてくれれば
    ドイツだったら、絶対にウケると思うよ、たぶん。

    まぁ、こういう嫌味ったらしい個人メモを書きながら
    そんな嫌味をぶちぶち言っていると
    ある意味、ウィーンのいやらしさに染まって来たかも、と
    ちょっと反省している私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ある意味、最後のアンコールまで残らなくて良かったと思ったのは
    ゲオルク・クライスラーが歌われていたから。
    (しかも、Der Tod, das muss ein Wiener sein だ!!!)
    クライスラー大好きなんだけど
    あれは、クラシックの歌手の曲ではあり得ない。
    いわゆるキャバレティストの範疇で
    曲の性格が全く違う!!!

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      • 2019.11.20 Wednesday
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