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ウィーン交響楽団 + フィリップ・ジョルダン

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年10月12日 19時30分〜21時25分

    Wiener Symphoniker
    ピアノ Yefim Bronfman
    指揮 Philippe Jordan

    Johannes Brahms (1833-1897)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 d-moll op. 15

    Igor Strawinski (1882-1971)
     Le Sacre du printemps

    コンツェルトハウスのウィーン交響楽団チクルス最初のコンサート。
    ブロンフマンのピアノで
    ブラームスのピアノ協奏曲1番(!)と
    ストラヴィンスキーの春の祭典。
    ・・・ばっちりワタクシ好みのど真ん中 (^^)v

    ブラームスのピアノ協奏曲と言えば、2番の方が格段に有名だが
    まるで交響曲のようで勇壮で
    恋する若いブラームスの焦燥感と熱情が迸るような1番が
    私は好きだ。

    ・・・迸る熱情?????

    もちろんコンツェルトハウスの音響はデッドである。
    (だって20世紀の音楽の演奏に適した作りだから)
    更に、オーケストラは比較的小編成で
    私はいつもの貧民席だし
    もしかしたら、まだ風邪が完治していなくて
    耳が遠くなっているかもしれないし
    加齢のせいで耳が遠くなっているかもしれないし
    (うわああ、考えたくない・・・)

    だけど、オーケストラのあの前奏で
    あんまり低弦が聴こえて来ないので
    勇壮さに欠けて
    主観的な好みで言うと、ちょっとお間抜けに聴こえる。
    (すみません、あくまでも好みです)

    ブロンフマンのピアノが入って来た時に
    え? と驚いたのは
    何だか、すごくロマンティックに入って来たから。

    ああ、こういうロマンティック路線であれば
    最初のオーケストラを、あまり勇壮に鳴らしちゃいかんのか。

    ブロンフマンって、むちゃくちゃ強い
    マッチョなピアニストってイメージだったけれど
    それは、もしかしたら
    最後に聴いたバレンボイムとのバルトークの
    ピアノ協奏曲のイメージが強かったのかなぁ。

    丁寧に丁寧に、一つ一つの音を拾って
    ペダルを多用しながら、音響が濁らないように
    クリアな音で演奏して行くのだが
    この曲って、こんなにロマンティックでしたっけ?
    ・・・というのは、あくまでも主観的な印象。

    何だか映画音楽のようにロマンティックなので
    オーケストラの音楽も、何となく締まりがない。
    (だから主観ですってば)
    完全に主観・偏見・独断で個人的印象を書いてしまうと
    ウィーン交響楽団は、サラリーマン・オーケストラだなぁ、という
    芸術的な観点からは、非常に失礼な事になってしまう。
    (サラリーマン・オケが悪いとは言ってません。
     水準の高い演奏を行うという意味では、プロオケの矜恃とも言える)

    で、ブロンフマンのアンコールが
    ショパンのエチュード3番。
    ご存知「別れの曲」である。

    いや、これ、名曲だけど、滅多にアンコールでは演奏されない。
    確かに、この曲、ペダル使用すると
    よほど気をつけないと音が濁るので
    (特に中間部。こうやって聴いてみると、ショパン・アコード山盛り)
    かなり難しい曲なのだが
    まぁ、これも見事にロマンティックに歌い上げてくれて

    ブロンフマン、いつの間にロマンティック路線になった?
    イメージ変わって(あくまでも「音楽」のイメージ)
    ちょっと驚いた。

    後半のストラヴィンスキーの「春の祭典」は
    オーケストラ編成がガラッと変わるので
    楽器の位置も変更。

    こういう曲、端的に言っちゃえば
    別に誰が指揮しても、そんなに変わらないだろう、と思うのだが
    ただ、そう思っていても
    指揮者によって、かなり違いが出てくるのが
    この曲の恐ろしいところではある。

    ジョルダンは、かなり細かく
    パートの音色を、抜群の解像度で出して来て
    そうなると、ウィーン交響楽団の木管・金管の名人芸が活きてくる。

    前半の気が抜けたような(主観ですっ!)オーケストラから
    別人オーケストラに化けたような感じ。
    同じオーケストラとは思えない(まぁ、編成が違う(笑))

    パートがくっきり聴こえてくるので
    ついつい、各プレイヤーまで
    異様にカッコよく見えて来てしまう 😊

    曲そのものもむちゃくちゃカッコ良いし
    解像度が良いので、野生のエネルギーとかワイルドとかじゃなく
    もっとインテリに聴こえて来てしまう傾向は(主観的に)あったけれど
    インテリっぽい香りを漂わせつつ
    ワイルドでエロチックなエネルギーを垣間見せるって
    泥臭さ爆発より、もっと色っぽい。
    (インテリの気取った人が、時に色気に狂う、って
     なんか、色気たっぷりの人よりも背徳的じゃないですか。
     ええ、すみません、どうせ妄想爆発変態人間ですが、それが何か?)

    実は「春の祭典」
    あまり時間を置かずに、次はウィーン・フィルの定期公演で
    オロスコ=エストラーダが振る事になっている。
    (もちろん行きます、試験も発表もほったらかして)

    オロスコ=エストラーダの「春の祭典」って
    実はトーンキュンストラーの演奏で2回聴いた事があって
    あの時から、トーンキュンストラーが化けたという
    鮮烈な記憶があるので
    ウィーン・フィルの「春の祭典」も楽しみという
    浮気っぽい私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2019.11.20 Wednesday
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