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ウィーン・フィル + ティーレマン 1回目

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    Musikverein Großer Saal 2019年10月5日 15時30分〜17時

    Wiener Philharmoniker
    指揮 Christian Thielemann

    Anton Bruckner (1824-1896)
     Symphonie Nr. 8, c-Moll, WAB 2018
     Mischversion aus Bruckners erster und zweiter Fassung von Robert Haas

    コンサートの時間を注意深く見た人は
    ちょっと驚くかもしれないが、本当である。
    途中に休憩とか入ってませんから。

    ウィーン・フィルの定期公演だが
    今回は例外的に、明日の同じプログラムがコンツェルトハウスで
    日曜日定期は来週10月13日になる。
    今のところ、明日のコンツェルトハウスも13日の定期も
    チケットは押さえてあるので、3回聴く予定。

    11月の中国と日本公演でも演奏される予定の
    ブルックナーの交響曲8番で
    今回はファーストとセカンド・バージョンのミックスのハース版。

    明日も同じコンサートなのだが
    会場が違うので、また印象が変わると思うので
    今の印象だけ、ちょっとメモしておきたい。

    一言で印象を言うならば
    ティーレマンがブルックナー8番振ったら
    やっぱり、これだよね(笑)

    かなりテンポが遅い。
    (よって、演奏時間は1時間30分!)
    ゲネラル・パウゼは短めで
    ティーレマンにしては、もったいぶってないという感じだが
    全体のテンポが遅いので
    和声の響きを極限まで表現して聴かせるという

    まぁ、ティーレマンがよく言う「麻薬」みたいな感じですよ。
    本人も熱に浮かされたような指揮ぶりだし
    最初から神がかっちゃって(すみません、貶してません)
    指揮棒を振るというよりは
    ゲルギエフのように、指揮棒の先をブルブル震わせているだけ
    というお姿も拝見。

    1時間半、指揮ぶりを見ているのもしんどかったので
    第一楽章の後は座って音楽に集中してましたが。

    楽友協会という響きの良いホールとしては
    かなり音量は最初から上げて演奏していたけれど

    何せ、ワタシ、まだ風邪が完治していなくて
    耳が聴こえにくいので
    今日だったら、ショスタコーヴィッチでもオッケーという
    音楽を聴くにはあまり理想的な状態でなかったのが幸いして
    かなりの音量でも、全然大丈夫(笑)

    遅いテンポと
    指揮者のわかりづらい指揮棒という二重苦で
    時々、パート同士のテンポのズレも聴こえたけれど
    ウィーン・フィルは、それなりの自浄作用があるし
    明日はきっと、ズレの部分は治っていると思う。

    ティーレマンらしい、と言ったのは
    テンポの遅さと
    強弱のダイナミックの極端な強調が聴けるからだが
    思い込みとか色々と偏見があるにしても
    ブルックナーの交響曲で
    これだけ

    俺だ、俺、俺サマを聴け!!!!

    という印象を受ける演奏も滅多に聴けるものではない。
    最初から最後まで
    ティーレマン節が、小節ごとにくっきり刻まれている感じで
    ご本人は忘我の神がかりの境地で
    指揮台の上で感極まって悶えていて
    これは、ティーレマンのファンには堪らないだろう。

    私は誰のファンというのは、あまりない上に
    感受性ゼロなので
    何を聴いても、ふ〜ん、としか思わない冷血人間だが
    あの暑苦しさはティーレマンでなければ聴けないわ。

    ブルックナーの8番の和声の重厚さを
    しつこく、暑苦しく
    ティーレマン・ブランドの刻印をつけて
    みなさまにご提供します、という感じですね。

    ティーレマンの指揮に関しては
    ワーグナーやブルックナー、リヒャルト・シュトラウスなんかは
    ともかく巧いと思う。
    指揮者自身のアクの強さに曲が負けていないし
    どれだけ「オレ様を聴け」が表面に出て来ても
    曲そのものの個性の強調が際立ってくる。

    ウィーンの(特にご年配の)聴衆は
    ティーレマンの熱狂的ファンも多いし
    ブルックナーとなれば
    オーストリア出身のキリスト教の保護者みたいな作曲家だし
    モーツァルトのファンです、と言うより
    ブルックナーって良いですね、と言う方がインテリっぽく聞こえるし
    みなさん、揃ってブルックナー大好きで

    お陰で、途中の無駄な咳き込みとかが一切なく
    非常に快適ではあったのだが

    照明・録音装置がずらっと揃っていて
    どこかの電気接続の関係だろうが
    微かに、ジーッという雑音が聞こえていたのが
    ちょっと気になった。

    明日のコンツェルトハウスでの同じプログラムも
    強気の価格設定(39ユーロから159ユーロ!)なのに
    チケットはもちろんすべて売り切れ。

    まぁ、日本公演の1万7千円から3万7千円(もちろん売り切れ)に比べれば
    ウィーンの方が安いんだけど
    我々の給与水準、すごく低いからなぁ(オマエだけだ、というツッコミありそう)

    明日の印象がホールの音響でどの位変わるか
    私の鼓膜の調子がどうなるか

    それはまた明日、という事で
    急いでファースト・インプレッションだけ書いた私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    実はこの後、サンクト・ペルテンにバレエを観に行った。
    その印象記も書きたいのだが
    サンクト・ペルテンのバレエは明日も観るので
    (よって、今日と明日とは全く同じプログラム(笑))
    サンクト・ペルテンは、明日、まとめて書くつもり。

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      • 2020.09.26 Saturday
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