<< フォーサイス、ファン・マネン、キリアーン 6回目(今年最後) | main | バイエルン国立管弦楽団 + キリル・ペトレンコ >>

クリスティアン・ゲルハーヘル + ゲロルド・フーバー

0
    Wiener Konzerthaus Mozart Saal
    2019年10月2日 19時30分〜21時40分

    バリトン Christian Gerhaher
    ピアノ Gerold Huber

    Benjamin Britten (1913-1976)
    Purcell Realizations (1943-1959) (Auswahl)
     If music be the food of love Z379a
      (aus der Sammlung »Orpheus Britannicus«, 1692)
     A Morning Hymn Z 198
      (aus der Sammlung »Harmonia sacra«, 1688)
     Job’s Curse Z 191 (aus der Sammlung »Harmonia sacra«)
     Alleluia ZS 14 (aus der Sammlung »Harmonia sacra«)

    Johannes Brahms (1833-1897)
    Ausgewählte Lieder
     Sehnsucht op. 14/8 (1858)
     Vor dem Fenster op. 14/1 (1858)
     Vom verwundeten Knaben op. 14/2 (1858)
     Der Gesang zum Liebchen op. 48/1 (1869)
     Der Überläufer op. 48/2 (1855)
     Vergangen ist mir Glück und Heil op. 48/6 (1868)

    Modest Mussorgski (1839-1881)
     Lieder und Tänze des Todes (1875-1877)
      1. Wiegenlied
      2. Serenafe
      3. Trepak
      4. Der Feldherr

    Benjamin Britten
     Songs and Preverbs of William Blake op. 74 (1965)
      Proverb I - London
      Proverb II - The Chimney Sweeper
      Proverb III - A Poison Tree
      Proverb IV - The Tyger
      Proverb V - The Fly
      Proverb VI - Ah! Sun-flower
      Proverb VII - Every Night and Every Morn

    Johannes Brahms
    Ausgewählte Lieder
     Meerfahrt op. 96/4 (1884)
     Anklänge op. 7/3 (1853)
     Verzagen op. 72/4 (1877)
     Über die Heide hallet op. 86/4 (1882)
     An eine Äolsharfe op. 19/5 (1858)
     Die Kränze op. 46/1 (1868)
     Todessehnen op. 86/6 (1878)

    7月31日にザルツブルク音楽祭で聴いたのと
    同じプログラムのリートの夕べ。
    今回はウィーンのコンツェルトハウス
    室内楽に最も適したモーツァルト・ホール。

    リートのチクルスの固定客が多いので
    ご年配の方が異様に多い。
    いつも思うのだが、こういうご年配の方々って
    やっぱり若い頃には、クラシックとか聴かず
    ビートルスあたりに熱狂していた方々なのか
    あるいは、子供の頃からクラシック一辺倒だったのか
    ちょっと聞いてみたいような気がする。

    (だって、この年配層が全員死んだら
     もうクラシックなんてやって行けない、とかよく言われるけれど
     若い頃はポピュラー(当時はロックンロールとか?)に夢中になって
     ある程度、歳取ったら、クラシックに転向って人が多いのであれば
     今の若い世代も、40〜50歳過ぎ頃から
     この手のクラシックに流れてくる、という可能性もあるのではないだろうか。
     まぁ、私の死後のクラシック音楽界を心配しても仕方ないんだけど)

    ザルツブルクで聴いた時も
    ともかく死を扱っていて、異様に暗いプログラムで
    通向けなのか何なのか
    誰でも知っているような有名な曲は一つもない。

    最初のブロックの
    ヘンリー・パーセルとベンジャミン・ブリテンの謎は解けた。
    さすがコンツェルトハウスのプログラムには
    パーセルの音楽をブリテンがリバイバルした経過を記述していて
    ブリテンのリバイバル作曲年ではなく
    パーセルのオリジナルの作曲年が記載されている。

    いやもう、何という繊細さ!!!
    声も抑えて、徹底的に丁寧に、言葉の力を活かして
    同時にピアノの美しさといったら・・・

    ブリテン・パーセルの後、そのまま舞台上に残って
    ブラームスのリートに突入。
    これも暗い曲ばかりなんだけど
    ブリテンと比べると
    ピアノ伴奏の和声に厚みがある。

    ゲルハーヘルも、印象としてはザルツブルクより
    もっと抑制を効かせて、ほとんどストイックに響くくらい。

    その分、ムソルグスキーではドラマチックな表現を全開にした。
    ・・・けど、これ、私、歌詞が追えなくて、すごく残念。
    まるでオペラか、あるいは劇を聞いているような感じだったので
    テキストが理解できたら、全然違ったんだろうなぁ・・・(涙)
    (プログラムにはロシア語とドイツ語訳が記載してあるが
     ロシア語はロシア文字だ、私は全然読めない・・・(アホ))

    休憩の後のブリテン、
    ウィリアム・ブレイクの歌と格言は、見事だった。
    ザルツブルクの時より、更に磨きがかかった感じで
    細かい英語のニュアンスを余すところなく伝えて来ると同時に
    ピアノ伴奏の透明さが際立って
    いやもう、むちゃくちゃ良いわ ♡

    このワケわからない詩のテキストも魅力的。
    それにつけたブリテンのメロディの表現力が、また凄くて
    それを、限りなく細かい部分まで
    徹底的に拘って聴かせてくれたゲルハーヘルに感謝。

    最後のブラームスも、あくまでも抑制の効いた演奏。
    まぁ、こういう暗いプログラムって
    あそこまで抑制を効かせないと
    往々にして、あまりの暗さと大袈裟な悲しみになって
    オペラになってしまう危険性はあるだろう。

    アンコールは(たぶん)ブリテンから2曲。
    ゲルハーヘルって、いつからブリテン歌いになった?
    というより
    ブリテンって、バリトンでも歌えるのか。
    何となくブリテンの歌曲のイメージって
    ハイテノールに固定されていたので
    バリトンが、あそこまでマッチョにならず
    ストイックに透明感を持って歌うと
    バリトンでも大丈夫か、と目から鱗が落ちたような気分。

    コンツェルトハウスのモーツァルト・ホールに集まった
    年配の男女の皆さまも本当に静か。
    さすがリートを聴き慣れている感じで
    最初から最後まで
    集中できる・・・はずだったんだけど

    何故か9月30日に風邪をひいてしまい
    喉から鼻に来て
    ティッシュの大量消費をしているので
    鼓膜の調子があまり良くない(涙)

    もっとも、通常は喉から鼻の後は
    咳が出て(出てるけど)タイヘンな事になるのだが
    今回はバイキンが肺までは侵入しなかった感じ。
    (うがい薬と鼻のスプレーの大量消費で抑えた)

    もっとも、大学の第1週目は
    まだ授業がないものも多いので
    出る授業には出て、バイキン撒き散らしながら(ハタ迷惑)
    今週中には風邪を治すぞ、と
    堅く決心している私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    風邪ひいてから、やたらと眠い。
    授業中に寝そうになって慌ててしまう(汗)
    ちょっと今学期は無理しているところもあるけれど
    10月30日まではゼミの申し込み取り消しも可能なので
    まぁ、様子を見ながら・・・

    スポンサーサイト

    0
      • 2019.11.20 Wednesday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      << November 2019 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM