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ホフマン物語@クロースターノイブルク

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    Klosterneuburg
    Kaiserhof Stift Klosterneuburg / Babenberger Saal
    2019年8月2日 20時〜23時45分

    Les Contes d’Hoffmann - Hoffmans Erzählungen
    Phantastische Oper in fünf Akten
    Libretto von Jules Barbier
    nach dem gleichnamigen Drama von Jules Barbier und Michel Carré
    Musik von Jacques Offenbach

    指揮 Christoph Campestrini
    演出 François de Carpentries
    舞台 Hans Kudlich
    衣装 Karine van Hercke
    振付 Monica I. Rusu-Radman
    コーラス指導 Michael Schneider
    メイクアップ Csilla Domján
    照明 Lukas Siman
    オーケストラ Beethoven Philharmonie
    コンサート・マスター Hartmut Ometzberger
    コーラス operklosterneuburg

    ホフマン Zurab Zurabishvili
    リンドルフ・コッペリウス・ミラクル・ダペルトゥット Thomas Hall
    ミューズ・ニクラウス Margarita Gritskova
    オリンピア Daniela Fally
    アントニア Florina Ilie
    ジュディッタ Eugenia Dushina
    スパランツァーニ・ナタナエル Martin Mairinger
    ルーテル・クレスペル Horst Lamnek
    アンドレス・コシュニーユ・フランツ・ピティキナッチョ Thomas Glenn
    アントニアの母 Regine Hangler
    ヘルマン・シュレミール Lukas Johan
    ステッラ Johanna Weinstich

    ウィーン郊外クロースターノイブルクの夏のオペラ。
    オペラ苦手なので、あまり行かないし(時々行く(笑))
    今年は、あの長いホフマン物語というのもあって
    行く気はなかったのだが

    大学の同級生がスタッフのアルバイトをしていると聞いて
    でも、割引券は出ないという話も聞いて(笑)
    ↑ だって、ほとんど全公演、売り切れである。
    行ってみようか、と
    最終公演で一番安いチケットを買ってみた。
    ・・・それでも、40ユーロというのは、安くはない(ちっ)

    かなり曇っていたのだが
    クロースターノイブルク修道院の庭で始まる前に
    アナウンスがあり
    もし、雨が降ったら、近くのバーベンベルガー・ホールに
    会場を移しますとの事。

    うううううう、バーベンベルガー・ホールって
    いわゆる田舎の公民館なので
    舞台も狭いし、どうしても雰囲気が「学芸会」になっちゃうのだが
    残念ながら、開始20分で、ちらほら雨が降り出し
    10分待ったところで、会場移動のお知らせ・・・(涙)

    コーラスのスタッフが
    野外舞台だと広いから踊りまくれて楽しいけれど
    ホールは舞台が狭い、と、チラッと言っているのが聞こえて来た。
    まぁ、その分、オペラ・グラスは不要で
    舞台に近い席から、しっかり舞台もオーケストラも見える。

    さて・・・
    ド素人が何言うか、と怒られるかもしれないけれど

    ホフマン役のテノール
    あれは、いったい何なんですか?

    もしかしたら、今日が最終公演なので
    昨日、夜遅くまで、みんなで集まって
    酒飲みながら大騒ぎでもしたんですか?

    演技が木偶の坊で
    身体が全然動かず
    あの衣装だと、どう見ても浮浪者にしか見えず
    それでも、しっかりと女性にはキスする
    (でも、身体が堅いのでポーズに無理があったりする)
    ・・・とか言うのは、まだ許すが

    声が粗いし、コントロールが効いていなくて
    歌のニュアンスが全くない。
    高音だけ、大音量で叫べばそれで良し、というタイプ。
    その大音響の高音だって、時々音程が不安定。
    声が荒れているので、時々被ってなくて
    話し声かそれは、と突っ込みたくなる箇所も。

    最初に野外舞台で聴いた時に
    何じゃこりゃ、と思ったのだが
    長いオペラだから、だんだん調子を上げるかと
    期待していて損した。
    最後まで無理やり声を張り上げていて
    ま〜、お疲れさま。
    正直言って、問題外(すみません)

    それに比べると、ミューズ役のメゾソプラノが抜群。
    スタイル良くて、動きにもキレがあって
    見た目も美しいが
    それ以上に、あの深みのある美しいメゾ・ソプラノの声!
    低音もしっかり響く強い声なのに
    深みと暖かさのバランスが抜群で
    しかも高音も裏返りもせずに、しっかりあの美しい音色で響く。

    キュートな感じの小柄な女性だが
    ケルビーノとかセストとか歌わせたら、映えるだろうなぁ。
    ちょっと見つけ物をした気分。

    オリンピア役はダニエラ・ファリーだったのだが
    いや、確かにファリーってコロラチューラ・ソプラノで売り出したけど
    ・・・ちょっと、いや、かなり無理かかってないか。

    演出と振付が、かなりせわしくて
    左右非対称の絶え間ない動き(瞼のパチパチを含む)を要求しているせいもあるか。
    昔取った杵柄、という感じで
    確かにコロラチューラの高音は、しっかり当たるのだが
    アジリタにあまり余裕がなくて
    聴いていて、ちょっとドキドキする。

    かと言って、この人、ドラマチック・ソプラノというわけでもないし
    以前にジルダとか歌った時には、全然輝かなかったし
    一時期、コロラチューラで派手に活躍していたから
    これからの役をどうするか、という問題があるのかもしれない。
    (最近、あんまりパッとしないし・・・(あっ、失礼))

    演出だが、途中から狭い舞台に変わったのが残念だが
    衣装も舞台も、かなりカラフルで、ド派手。
    カツラやマスク、被り物も多用して
    舞台装置は(舞台が狭いから)小規模ながら
    小物には、しっかり凝っている。
    (コッペリアの目玉のコレクションとか)

    幻想と現実の間を行き交うというのがコンセプトらしい。
    その意味では、コミックのような感じが上手く出ていて面白い。

    ベネツイアのシーンで出てくるコーラスのメンバーの女性が
    手に鞭とか持っているのは、そのテの趣味の人かな(笑)
    給食のおばさん的帽子を被った修道女が
    手にムチ持ってると、ちょっとワクワクする(こらっ!)

    主人公の木偶の坊ホフマンをバッチリ喰った
    素晴らしいミューズの出来以外にも
    脇役がかなり良い感じ。
    こいつ、バレエやってるだろう、という動きの良さで見せてくれたり
    見た目良しで声も出る、というテノールもいた。
    (若いテノールだが、ああいう子にホフマン歌わせれば良いのに・・・)

    ホフマン役のあまりの酷さに
    (最後まで、この人が歌うと(声量はあるが無理やり出してる感じ)
     耳を塞ぎたくなったという体たらくだった)
    オリンピア聴いたら、帰ろうか、と思っていたのだが
    アントニアが、かなり良い感じだったし
    ジュリエッタは、ちょっと金属的な声だけど
    見た目が娼婦っぽくて演技が巧かったし

    ついつい最後まで見てしまいました(笑)

    あの演出と舞台だったら
    野外舞台だったら、かなり映えて良かっただろうなぁ。
    終演後に外に出たら、雨は止んでいたので
    ものすごく残念なのだが

    これが最終公演だったので
    また行くというワケに行かないのが
    ちょっと悔しい私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    雨でホールに移動する時に
    何人かの人が、グラーフェネックの雨合羽を羽織っていたのが
    ちょっと面白いというか(私も実は持っていた)
    やっぱり、同じような人たちが集まるんだなぁ。

    金も体力もないので、あまり遠征したくない私のようなタイプは
    どうしても行くところが同じになっちゃうんですよね(笑)

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      • 2019.11.20 Wednesday
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