<< ウィーン・フィル + マリス・ヤンソンス ウィーン最終公演4回目 | main | 回転木馬 ミュージカル@フォルクス・オーパー >>

地獄のオルフォイス @フォルクス・オーパー

0
    Volksoper Wien 2019年6月2日 19時〜21時50分

    ORPHEUS IN DER UNTERWELT
    Operette in einem Prolog und drei Akten
    Text von Hector Crémieux und Ludovic Halévy
    Deutsche Fassung von Peter Lund
    Musik von Jacques Offenbach

    指揮 Guido Mancusi
    演出 Helmut Baumann
    新演出 Karin Schnyol-Korbay
    舞台 Mathias Fischer-Diskau
    衣装 Uta Loher, Conny Lüders
    振付 Roswitha Stadlmann

    プルート Vincent Schirrmacher *
    ジュピター Martin Winkler *
    オルフォイス Carsten Süss *
    ハンス・スティックス Robert Mayer
    メルキュール Gernot Kranner
    マルス Daniel Ohlenschläger *
    エウリディーケ Rebecca Nelsen *
    ディアナ Birgid Steinberger *
    世論 Regula Rosin *
    ヴィーナス Annely Peebo *
    キューピッド Jakob Semotan *
    ジュノー Christian Graf *
    ミネルヴァ Elvira Soukop *
    オルフォイスの生徒 Una Stanic

    ジャック・オッフェンバックの「地獄のオルフォイス」
    2007年9月にプレミエだった演出の再演初日。

    ・・・記憶によれば
    大昔に一度観た事がある。
    とは言え、このブログには記載がないから
    本当に2007年の秋だったかもしれない。
    (記録は消えました・・・くすん)

    しかしまぁ、舞台が派手。
    舞台装置も大掛かりだけど
    衣装も凝っていて
    (というより、衣装係がむちゃくちゃ遊んでいる?(笑))
    登場する人数が多い。
    コーラスが舞台に居るのに加えて
    バレエ・ダンサーが舞台前方でジュテしてたりする。

    ドイツ語ですが、フォルクス・オーパーの動画を貼っておきます。



    え〜っと、ともかく、しっちゃかめっちゃかである(爆笑)
    オルフォイスとエウリディーケの話は有名だが
    ここでは、オルフォイス(バイオリンの先生で「芸術家」)と
    エウリディーケの夫婦仲は冷めきっている。

    こんなのも〜、やだ、とエウリディーケがヒステリーを起こしていると
    地獄のプルートがやって来る。
    もう死んだ方がマシ、と言うエウリディーケに
    では死にましょう、と地獄に連れて行く。

    それを知ったオルフォイスは
    あ〜、私の妻が死んでしまった(涙・涙・涙)
    ・・・うっしっしっ、やったぞ(嬉し涙)

    というところに「世論」がやって来て
    それは世間が納得しません!!!!
    地獄に妻を迎えに行くのです(断言)

    さて場所変わって天国では
    ジュピターとジュノーの夫婦仲も冷めきっている。
    (どういう設定だ?(笑))
    子供たちのキューピッドやマルスも
    天国にもっとデモクラシーを!と喚いている。

    このジュピターとジュノーのキャラ立ちが最高 (^○^)
    天国全員で地獄に出張するのだが
    そこで、退屈しているエウリディーケに
    ハエになって迫るところの(あ〜、もうこれ、ヤバイです)
    コミカルなエロっぽさが・・・
    ジュノーは男性が女性役なのだが
    実に迫力あり過ぎで、ものすごく魅力的。

    こういうオペレッタって
    途中のクープレで、何かの時事ネタを取り上げるので
    今回もハッハッハと笑って天国のみんなが
    代わる代わる歌う有節の歌で
    キューピッドが替え歌やった。
    いやもう、笑えましたわ。
    (すみません、これはドイツ語が必須だけど・・・)

    登場する人物のキャラが、みんな立ちまくりで
    歌は上手いし(エウリディーケ素晴らしいソプラノ!)
    演技はコミカルで、ものすごく楽しい。
    時々、ほとんど捨て身のような演技で
    いや、もう、本当に芸達者な役者+歌手の見事なコンビネーション。

    こういうのが出来るアーティストが居るというのは
    フォルクス・オーパーの強みだわ。

    世論も地獄で酔っ払って
    だんだん、ワケわからん事になって来るし
    一応、世間を納得させるために
    エウリディーケをオルフォイスが地獄から連れ出し
    でも、振り向いてはダメ、というのを
    もちろん、バッチリ振り向いて
    おお、万歳、めでたしめでたし・・・(爆笑)

    友人と話していたら
    ウィーンのオペレッタは
    夫婦なり恋人なりが、元の鞘に収まってめでたし・めでたしだが
    (まぁ、モーツァルトのコシ・ファン・トゥッテはかなり微妙)
    オッフェンバックは、夫婦はみんな冷めていて
    で、別れて万歳みたいなものが多いね、という話になった。

    当時のパリの状況ももちろんあるから
    政治的メッセージがそこに籠められているかもしれないけれど
    まぁ、それはわかりません。
    (オペレッタに詳しくないので・・・← 言い訳)

    久し振りのオペレッタで
    オトナのためのオペレッタで(笑)
    絶対に子供向けのプログラムではないし
    かなり「アク」は強いけれど
    (だってキャラ立ってるからね(笑))
    楽しい演目である。

    ・・・というか、これ
    冷めきった夫婦が見に行ったら
    どういう感情を抱くんだろう???(余計なお世話)

    最近、ファミリー向けのプロダクションが多かったけれど
    こういう「オトナ向け」の楽しめるプロダクションも
    再演してくれる、というフォルクス・オーパーのサービス精神
    たいしたものだ。

    とは言え、チケット持ってる公演について
    直前に「はい、チケット割引開始!」って言うメールが来ると
    ちょっと複雑な気分ではあるが(笑)

    まだ、土曜日のウィーン交響楽団の記録を書いていないで
    焦ってはいるのだけれど
    気温10℃の雨が続いた後に
    突然30℃近くの真夏がやって来たウィーンで
    夏服を出しながらゼイゼイ言っている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    いや冗談じゃなく、マジに暑いんですが。
    まだ建物は熱くなっていないので(時間がかかる。でも冷房はない)
    図書館閉じ籠りで
    勉強せずに、こういうメモを書いている私は(以下省略)

    スポンサーサイト

    0
      • 2019.11.20 Wednesday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      << November 2019 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM