<< ウィーン交響楽団 + ユリアン・ラックリン Friday@ | main | ピーターパン@フォルクス・オーパー 2回目 >>

「海賊」国立バレエ 今シーズン6回目

0
    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper
    2019年5月23日 19時〜21時40分

    LE CORSAIRE
    Ballett in drei Akten
    振付 Manuel Legris
    舞台・衣装 Luisa Spinatelli
    照明 Marion Hewlett
    ドラマツルギー Manuel Legris, Jean-François Vazelle
    音楽 Adolphe Adam u.a. ausgewählt von Manuel Legris und
    zusammengestellt von Igor Zapravdin
    指揮 Valery Ovsyanikov

    Conrad : Robert Gabdulin
    Médura : Liudmila Konovalova
    Gulnare : Ioanna Avraam *
    Lanquedem : Leonardo Basílio *
    Birbanto : Masayu Kimoto
    Zulméa : Sveva Garguilo
    Seyd Pascha : Alexis Forabosco
    Drei Odalisken : Eszter Ledán, Anita Manolova, Fiona McGee *
    Korsaren: Giovanni Cusin, Marian Furnica, Trevor Hayden,
    Tristan Ridel, Gaetano Signorelli, James Stephens, Narvin Turnbull,
    Arne Vandervelde, Géraud Wielick
    Pas des Forbans: Erika Kováčvá, Iulia Tcaciuc*, Marian Furnica, Igor Milos
    Walzer: Adele Fiocchi, Suzan Opperman, Rikako Shibamoto, Madison Young

    比較的短期間に6回目の「海賊」を
    様々なキャストで見て来た。

    今日の夜はコンツェルトハウスで映画と音楽のコンサートがあったし
    大学ではベートーベン交響曲9番のスコアの新バージョン発表公演を
    古楽やベートーベンの専門家がやっている
    ・・・という状況の中で
    6回目の「海賊」に行ったのは
    木本全優クンのビルバントが見たかったから。
    (まぁ、チケット持っていたという理由もあるけど(笑))

    コンラードとメドゥーラはロベルトとリュドミラ。
    リュドミラは、テクニック的にはトップだし
    ポーズの一つ一つが、信じられないくらいにキマって
    舞台では華やかなオーラを振りまいてくれる。

    ・・・けど、まぁ、いつもの事ながら
    どう見ても、コンラード(ロベルト)とメドゥーラ(リュドミラ)が
    愛し合っているペアには見えない(苦笑)

    ロベルトのコンラード
    ジャンプは高いし、ロベルトの優雅さも見た目の美しさも生える。
    最初の登場の時に、張り切りすぎたのか
    ピルエットで軸がズレそうになったのにはヒヤヒヤしたけれど
    その後は、じっくりと落ち着いて
    確実な技を見せてくれたところは
    既にベテランの余裕がある。

    で、ロベルトはメドゥーラに恋している
    ・・・という演技を、少なくとも真摯にやっているのだが

    第2幕のラブシーンの PDD 素敵なんだけど
    ロベルトが
    リュドミラ王女さまに傅く従僕にしか見えないのは何故だ?

    王女さまリュドミラ・・・ないしは
    高級会員制倶楽部リュドミラのオーナー・ママという
    美しくプライドの高いオーラを出すリュドミラは
    ロベルトに向かって
    「ちゃんとワタシをサポートしなさいねっ!
     うまくリフトして
     ワタシが最も美しく見えるようにしなさいねっ!」
    と、ずっと言っているようで(妄想)

    ロベルトは
    愛してる、という演技をしながら
    時々、女王さまの叱責に怯えるような表情が
    チラチラ見える(ような気がする妄想)

    ロベルトの技術も素晴らしいし
    演技も頑張っているし
    顔にちょび髭まで描いて、ワイルド味を狙っているものの
    やっぱりロベルトって
    とことん「王子さま」タイプではあるんだよねぇ。
    どこかしらに品の良さが滲んで来る。

    実は子供の頃に海賊に攫われた貴族の子息か
    あるいは先代の海賊の親分に贔屓にされて
    先代亡き後、遺言でボスになった二代目首領というイメージで
    実力で首領にのし上がったようには全く見えない。

    さて、木本クンのビルバント。
    いや〜、このダンサーも・・・上品なんですよこれが。
    どこを取っても美しい。
    ジャンプも、着地の柔らかさも
    指先まで神経の行き届いた正しいクラシック。

    メイクのせいか、目つきだけは
    かなり悪い「海賊」になっていたのがちょっと笑えたりして。

    グイナーレはイオアンナがロール・デビュー。
    イオアンナ、技術のあるダンサーなんだけど
    ・・・ ごめん、今ひとつ、華がないし
    やっぱり最初の舞台なので
    多少、不安定なところが見え隠れする。

    そう考えると
    優等生の雰囲気ばっちりの橋本清香嬢のグイナーレって
    本当に良い出来だったんだなぁ。

    意外や意外に目を引いたのが
    レオナルドのランデケムである。
    もともと、背の高い見栄えのするダンサーだし
    技術はしっかりしているし
    ちょっとヌケた、おバカな感じのランデケムに合ってる。
    ソロの着地の柔らかさも見事だったし
    やっぱり身体が大きいって、舞台で映える。

    ロベルトが地味(いや王子さまだからね(笑))だし
    その分、リュドミラ・ママが頑張ったのだが
    一番盛り上がる PDD で
    リュドミラ、前半のフェッテを
    すべてダブルでやったのは凄い
    (ここまで来るとほとんど意地かも(笑))
    でも・・・まぁ、一部の客席は湧いたけれど
    どうも観客のノリがあまり良くないまま。

    オダリスクはエスター、アニータに加えて
    フィオナが役デビュー。

    エスターのあの可憐さ
    というか、ちょっと虐めたくなるような「か弱さ」
    実はワタシ、好きなんですよね。
    ちょっと頭の中で妄想でストーリーができちゃうくらい(こらこら!)

    フィオナは技術的には全く問題ないし
    まだ若いから、これからとは思うのだが
    残念ながら、このダンサー、小柄なのである。

    いや、小柄なダンサーと言えば
    イオアンナだって小柄なんだけど
    イオアンナは、その技術とオーラで
    なんだか舞台に立つと、大きく見えるのだが
    フィオナは、まだ舞台に立っても大きく見えず
    ちょっとチマチマとまとまってしまう。

    いや、これからだよ、これから!

    第2幕のコンラードを襲うビルバントのシーンで
    ビルバント(木本クン)が
    顔を隠さずに登場してしまい
    メドゥーラが顔の覆いを取って
    あっ、あなたは忠実な部下のビルバント!と
    驚くところが、なんだかちぐはぐだったが
    (一応演技だからリュドミラは驚いてはいるのだが
     観客は、何故驚いているのか、さっぱりわからない(笑))
    まぁ、舞台には有り勝ちな小さなミス。

    オダリスク観たら、もう帰ろうか、と思ったんだけど
    結局、花園シーン含めて、最後まで観てしまった。
    花園シーンのソロのリュドミラは
    「ほら見て、ほら見て、この美しいワタシを!」
    というオーラが中途半端じゃなくて
    こういう押し付けがましい位の自己アピール
    実はワタシ、好きだったりする。

    最終公演は行けないので
    今シーズン、これが最後の「海賊」鑑賞。
    ただ、来シーズンは、これがクリスマス前後の公演になるから
    まだまだ見るチャンスはある。
    (とは言え、今年末にくるみ割り人形が観られないのはツライ・・・)

    まだ見る気があるかどうか
    現時点では、ちょっと疑わしいものの
    たぶん、12月になったら
    うわ〜、また観たい、とか思っているに違いない私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    今日の1時限、ありました、テストが ^^;

    テストというよりは
    チョコレートの箱の中のクジを引いて
    そこに書いてある質問に正解すれば
    チョコレート1個もらえる。

    学生が順番にクジを引いていって
    全員が5つ(くらい)のクイズ?に答える方式。

    学生の回答に追補しても良いし
    黒板に書かれた回答に、もの言いを付けても良い。

    さすがに脱落者が多くて
    結局10人ほどしか残らなかったゼミなので
    みんな、ものすごく勉強してた(笑)

    私は記憶力ゼロなので
    あっ、それ、どっかで見たけど何だったっけ?
    と言うのがあって、ちょっと悔しい。

    ・・・若いって記憶力があって良いなぁ
    とは思うけれど、私は自分の年齢には満足してます (^^)v

    スポンサーサイト

    0
      • 2020.09.26 Saturday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
        12345
      6789101112
      13141516171819
      20212223242526
      27282930   
      << September 2020 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM