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ウィーン劇場 「イタリアのトルコ人」

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    Il Turco in Italia
    Dramma buffo per musica in zwei Akten (1814)
    Musik von Gioachino Rossini
    Liebretto von Felice Romani
    指揮 Fabio Luisi
    演出 Cristof Loy, Benedikt von Peter
    セリム Ildebrando D'Arcangelo
    ドンナ・フィオリッラ Nino Machaidze
    ドン・ジェローニオ Renato Girolami
    ドン・ナルチーゾ David Algret
    詩人 Enrico Marabelli
    ザイーダ Paula Gardina
    アルバザール Erik Årman
    ハリー Onwuama Richson
    オーケストラ Wiener Symphoniker
    アルノルト・シェーンベルク合唱団

    ロッシーニのオペラ「イタリアのトルコ人」
    ウィーン劇場で5回の公演。千秋楽だけに行って来た。
    (だって、チケット高いんだもん。19ユーロの席は売り切れで
     次のカテゴリーが34ユーロ・・・ 何回もは行けません(涙))

         満杯・・・(*_*)

    比較的早い時期にオーダーしていたので、平土間ボックスの2列目の壁際。
    (壁際ではない方は同料金だが、舞台が見えない。
     不公平だが、その良い方の席が確保できた私はラッキー (^^)v)

    舞台が近いので、音楽のバランスは良くないけれど
    歌手もすぐ近くで歌うし
    指揮のルイージさまのお姿も、じっくり拝見する事ができる。うっしっし。

    ウィーン劇場のプロダクションは、いつもの事ながら、実に優秀。
    近くの国立オペラ座に飽きた、耳年増(で本当に年増←こらこら!)の
    クラシックのすれっからしのウィーンっ子たちが、こぞって来るのも頷ける。

    あらすじは Wiki のココを参照のこと。

    演出、最高 \(^O^)/
    ・・・ そのままコミックの世界。

    キャンピング・カーからぞろぞろ出てくるジプシーたち。
    サングラスかけて白の背広を着て
    従者と空飛ぶ絨毯(!)に乗って現れるセリム。
    ゴタゴタになった第一幕のカーテン・コールもゴタゴタ(笑)

    決闘場面ではボクシングになっちゃうし
    壁を開ければコーヒーマシンが出てきて、ちょうど良い場面で
    ボカッと爆発するし
    詩人は、あっちで蹴られ、こっちで突かれ
    劇が進むにつれて、頭に包帯、顔には眼帯
    足は骨折してギブスに松葉杖をついて熱演する。

    歌手は、あの超絶技巧を楽々と歌いながら
    動くわ、踊るわ、演技はするわ
    傍から見ていれば簡単そうに見えるが、あれは す・ご・い!!!

    フィオリッラの妖艶さに茶目っ気もマンガの世界そのまま。
    各歌手の表情も豊かで、セリムが2人の女性に挟まれてウロウロするところなど
    顔を見ているだけで、笑えて来てしまう。
    ザイーダのダンスは・・・ ううう、そこらのストリッパーじゃかなわんぞ、あれは。
    (ストリップと比べるワタシもどうかと思うが・・・)

    第一幕後の休憩の後
    第二幕が始まる前に、詩人とジェローニオが舞台に出ていて
    机の上にスパゲッティが・・・
    詩人はスパゲッティを食べて
    食欲のない(でも太っている)ジェローニオが
    自分の分のスパゲッティを詩人のお皿に開けて、詩人が全部食べてしまう。
       そんなワケのわからんシーンも続出する。

    見事な演出だが、これを完璧にこなした歌手陣もすごい。
    全く、歌も最高、声量もあって、演技も出来て、踊れて・・・という歌手が
    これだけ世の中に、さりげなく居る、というのは
    グローバル化の良いところ ♪ d(⌒o⌒)b♪

        さりげなく「居る」のではなくて
        ウィーン劇場が探してくる歌手が優秀だから、だろうとは思うが。

    いや〜、楽しい o(^o^)o

    哲学的内容やら、人間同士の嫉妬や争い、結婚生活の真実に加えて
    一種の「メタ・オペラ」という高尚な内容をマジメに鑑賞し
    歌手の超絶技巧の完璧さを褒めたたえるのが
    堅いクラシック・ファンの本領なのかもしれないが
    そんな難しい、面倒くさい批評は全部、何処かに置いて

    久し振りに大笑いできた3時間20分。
    ・・・ これこそ、ドラマ・ブッフォの正統的な鑑賞方法なのかも。

    2回でも3回でも鑑賞したかったなぁ・・・
    あぁ、千秋楽に行って良かった (^。^;)ホッ

    ウィーン劇場の次の演目は「ドン・ジョバンニ」である。


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      • 2019.12.07 Saturday
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      • 23:00
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