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ウィーン交響楽団 + フェドセーエフ 2回目

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    Musikverein Großer Saal 2019年5月4日 19時30分〜21時30分

    Wiener Symphoniker
    指揮 Vladimir Fedosejev
    ピアノ Lilya Zilberstein
    トランペット Andreas Gruber

    Dmitrij Schostakowitch (1906-1975)
     Hypothetically Murdered, op. 31a
      Ausschnitte aus der Musik zur Revie „Der bedingt Ermordete“, op 31
      Rekonstruktion von Gerard McBurney
      Zusammengestellt von Vladimir Fedosejev
        13. Bacchanalia
        14. Waltz
        5b. Petrushka
        11a. Paradise I. The Flight of the Cherubim
        15. The Number of the Archangel Gabriel
        19. Finale
     Konzert für Klavier, Trompeten und Streichorchester c-Moll, op. 35
     Symphonie Nr. 15 A-Dur, op. 141

    木曜日5月2日のコンサートがあまりに良かったので
    帰宅してから、即、チケットを買って
    土曜日の夜、ウキウキと楽友協会に向かう私は
    宿題も片付けていないので
    親と一緒に住んでいる子供なら、絶対に怒られているに違いない。

    今日のコンサートも、結構人が入っていて
    (こんなにマイナーなのに?笑)
    ピアニストの弟子とトランペット・プレイヤーの弟子も
    絶対に居ると思う。もちろんフェドセーエフ・ファンも多いと思う。

    楽友協会総裁も3日目なのに来ていて
    最後に舞台袖で、フェドセーエフと
    ほっぺにチュッしていたから
    (注 こちらでは普通に挨拶でやります、男女関係なく!)
    フェドセーエフって、ウィーンで愛されているなぁ、とつくづく思うわ。

    最初の「条件付き死者」レビューの付随音楽だけど
    タイトルが死者とか出てくるから、筋立てもシリアスかと言うと
    プログラムを読んだところでは
    何せレビュー(いわゆる「寄席」)だからコミカル。
    音楽もそれに合わせて
    センチメンタルだったりシニカルだったり。

    オーケストレーションは後で別の人が
    ショスタコーヴィッチ風にやったものだが
    最初の厚いオーケストレーションはちょっとシツコイものの
    (言われてみれば、確かにショスタコーヴィッチ風ではある)
    サクソフォーンやアコーデオンまで使って
    面白い音響を演出していて
    コミカルなメロディと合っていて楽しい。

    ワルツが絶品。
    もう、この美しさに、ちょっと頽廃の微かな色がついて
    物憂げな透明感が何とも言えない味。

    楽器のソロとかもあって聴いていて飽きない。
    ホルンのソロ、むちゃくちゃ巧かったのに
    立たせてもらえなかったのがちょっとかわいそう。
    (フェドセーエフに悪気はなくて、ただ忘れただけだと思うよ)

    ピアノとトランペットの曲は
    ピアニストの輝き具合が半端じゃなくて
    (トランペットももちろん輝かしくて素敵なんだけど)
    このピアニストの軽々とした打鍵で
    あれだけの強い音が出てくるって、奇跡みたい。
    全然力を入れているように見えないんだけど
    それで、あの強靭な音色・・・

    ショスタコーヴィッチが初演時には自分でピアノを弾いた曲で
    超絶技巧満載の上に
    やっぱりちょっとプロコフィエフ的な部分があって
    あ〜、ピアノって、やっぱり打楽器だよね(誤解あるかも)と
    こういう曲を聴いていると、つくづく思う。
    ああいう曲が弾けるって、ほとんどスポーツ感覚で
    出来ると、楽しいだろうなぁ(と思わせる演奏の喜びに満ちていた)

    初日にやった、最後の部分のアンコール演奏
    どうも昨日、私が行けなかったコンサートでもやったみたいで
    もちろん今日も、ピアニストが耳打ちして
    オーケストラのメンバーも慣れたもので
    楽譜を広げて準備万端で待っているのだが
    フェドセーエフがスコアのその場所を見つけるのに
    あれあれ?と戸惑っていて

    マエストロ、スコアに青いポスト・イットが貼ってあるところですよ!
    (上から見えるのだ)
    って、ちょっと言ってあげたくなった。
    ボケとは言わないけれど、やっぱりちょっとお歳ですかね(失礼な!)

    後半のショスタコーヴィッチの交響曲15番は
    鳥肌が立った。
    表面上の美しさから
    ぞっとするような底のない空洞に取り込まれるような気分。
    政治上とか、ショスタコーヴィッチの人生とか
    (まぁ、ショスタコーヴィッチの人生の振り返りみたいな曲ではあるが)
    それだけではない、音楽そのものの持つ不気味な力を
    真っ正面からぶつけられたような印象。

    フェドセーエフの音楽へのアプローチには
    いつも驚かされる。
    何かしらの新鮮な体験がある。
    そこまで音楽に忠実で、人生辛くなかったかしら
    ・・・とか言うのは、私の勝手な思い込みだが

    演奏の後に、満面の笑顔で
    メンバーの首席1人1人に握手して挨拶して
    最後のカーテン・コールでは
    指揮台に立たずに、メンバーの間に入って
    肩を組みながら(しかも若い女性を狙っている!マエストロお若い!)
    本当に嬉しそうなお辞儀をしたマエストロ。

    まだまだ元気でご活躍下さい、と
    長年のファンとして、心から祈った私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ここ数日、寒いし雨だし
    ちょっと郊外だと雪まで、という信じられない5月なので
    せめてランキングのバーナーは春らしく・・・

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      • 2019.11.20 Wednesday
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