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ウィーン交響楽団 + マルッキ Im Klang

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    土曜日のダブル・ヘッダー。
    時系列に読みたい方は、前の記事からどうぞ。

    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年4月27日 18時30分〜20時45分

    Im Klang

    Wiener Symphoniker
    指揮 Susanna Mälkki
    司会 Ulla Pilz

    Richard Strauss (1864-1949)
     Also sprach Zarathustra
      Tondichtung frei nach Friedrich Nietzsche op. 30 (1896)

    2016年6月11日に始まった、この Im Klang という催物は
    とうとう、大人気になったようで
    チケットも以前は窓口のみだったのが
    インターネットで取れて
    自宅でプリント・アウトできるようになったし
    今日などは、何と2回公演で、16時30分からと18時30分から。

    2回公演で観客が多少はバラけたのか
    (子供連れは16時30分に行ったのか、18時30分は大人ばかりだった)
    ギリギリで会場に入ったけれど、まだ席があった!!!

    今回の狙い目はコントラバスだった。

    コントラバスの後ろに座るボックスはあるものの
    考えてみたら、コントラバスってほとんど立って演奏なので
    譜面台が高くて、ボックスに座っている目線では譜面が見えない!!!

    慌てて他の席を探したら
    チェロとコントラバスの間に、ポツンと置いてあるボックスを発見。

    左手はコントラバス
    目の前の譜面台にはチェロの楽譜が置いてあって
    プレイヤーの間に比較的距離があって、チェロの譜面は見られそう (^^)v
    右側のチェリストのボーゲンが当たるか当たらないか
    ギリギリのところ。
    (ちゃんと、大丈夫?って声かけて、10センチほど動いた)

    プレイヤーにとっては、オーケストラの間に入った聴衆なんて
    邪魔者でしかないわけだが(笑)
    それでも、こういう催物をしてくれるウィーン交響楽団
    さすが職業音楽軍団である。
    (しかも続けて2回・・・)

    指揮者のマルッキ登場。
    まずはオープニングのテーマから。
    トランペットは舞台の方向の、私から見て右前方の後ろに居たので
    耳を塞がなくても大丈夫。

    最初のあの低音のトレモロが、お腹の底に響く。
    こういうの好き。

    (このコントラバスの最初の音って C のはずなのだが
     トランペットが c で吹き出すと
     どうしてもコントラバスの C とトランペットの c が
     別の音に聴こえるって、何なんだろう?
     コンサートの時にも、う〜ん、と思ったのだが
     私の耳がヘンなんだろうなぁ・・・。
     この曲の最後も H-Dur でチェロとコントラバスが C を演奏するのだが
     ここも私の耳は音程を正確に把握していないという・・・
     あ〜、才能なにもなくて、感受性もなくて
     ついでに音感もない、という三重苦の自分が情けない)

    テーマの後に司会者登場。
    いつからこの催物が
    曲目解説的な様相を帯びてきたのかは定かでないが
    みなさん、このテーマはご存知ですね
    映画2001年宇宙の旅とか・・・というのから始まって

    ツァラトストラというのが、どういう人で
    ゾロアスター教の教義はなんたらで、今でも信者がいて
    ニーチェが、ツァラトストラに語らせる形式での本を書いて
    リヒャルト・シュトラウスが
    ・・・・という解説が続く。

    ここに来ているオタクの90%は
    そんなの知ってるぜ、という人たちだと思うのだが
    時々、こういう解説を聞くのも、まぁオツなものだ(と考えよう)

    オルガンについての言及で
    コンツェルトハウスのオルガンはヨーロッパ(大陸)で
    最大のオルガン、というのは、私も知らなかった。

    リヒャルト・シュトラウスは
    「学問について」の最初の部分で
    対位法をバカにしている・・・って
    それ、どこかに例証あります?(とは言わない、もしかしたらあるのかも)

    ツァラトストラがワルツを踊るところだけの演奏とか
    解説と一緒に、モチーフの断片の演奏もある。
    (ライトモチーフの解説とかもあった。これは本当に要らない(笑))

    コンサート・マスターにインタビュー。
    30年もコンサート・マスターを勤められて
    バイオリンのソロを演奏される事も多いのですが
    ストレスではありませんか
    とかワケのわからん質問に

    ソロを弾く時には、一緒に心配してくれたり
    支えてくれたりする同僚の助けが必要です、って
    台本あるのか、当たり障りのない答え。
    (まぁ、これで当たり障りがあったらタイヘンだけど(笑))

    指揮者のマルッキにもインタビュー。
    マルッキ曰く、指揮者は作曲家の代弁者。

    今日のような360度に散らばったオーケストラは
    メンバーとの距離が遠くて大変・・・というのは
    どの指揮者でも言う事なので、目新しくはない。

    演奏されると、もちろん私の席には
    チェロとコントラバスが響いて
    反対側のビオラ首席のソロは美しく響いてくる。

    バイオリン・ソロは、観客の壁がちょっとある。

    木管は遥か遠いところに居るので
    音楽はズレズレになるが

    音速は1秒で(通常の気温の場合)約340メートルなので
    ズレズレに聞こえてくるのは想定済み。

    これはコンサートではなく
    あくまでもオーケストラの中で
    別の音響を聴きましょうという催物。
    (以前のブログに34メートルと間違って記載したんだけど
     誰からのツッコミもなかった(笑)もう訂正してありますが)

    解説は多少うざいけれど
    最後には、ちゃんと通してツァラトストラを聴かせてくれたので満足。

    チェロの楽譜が目の前で
    あ〜〜っ、チェロって3部に分かれてるのっ?!
    (確かに後でスコアみたら、1. Pult / 2. Pult / 3. Pult と
     分かれているところがある)

    楽譜には3つのパートが全部書いてあったので
    何で弾いてないんだろう?と思ったら
    左手前方から聞こえてきたりして
    なかなか面白い体験だった。
    (バイオリンもビオラも分かれているところがある。
     いや〜、リヒャルト・シュトラウスって、こういう楽譜を書くのね)

    左後ろからはコントラバスの腹の底に響く音
    前と右横、左前方からはチェロの音色
    反対側からはビオラで、右手奥からはオルガンとトランペット。
    バイオリンや木管は遠い。

    あ〜、面白い。むちゃくちゃ楽しい。
    恐るべき音感のない私が
    オーケストラの中に入って
    まるで一員であるかのように(妄想)聴けるチャンスの
    この Im Klang
    オーケストラ・メンバーも指揮者もタイヘンだと思うのだが
    これからも続けて欲しい。
    ウィーン交響楽団さん、コンツェルトハウスさん、ありがとう!!

    日本は GW が始まったけれど
    私はイースター休みが終わって
    月曜日から、また大学が始まるので
    山積みになった課題を前に
    (休み中にやれば良いのに、はい、わかってます・・・(涙))
    ちょっと焦っている(でもコンサートは行く)私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2019.09.15 Sunday
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