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ウィーン・フィル + ティーレマン 1回目

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    Musikverein Großer Saal 2019年4月27日 15時30分〜17時30分

    Wiener Philharmoniker
    指揮 Christian Thielemann

    Christian Mason (*1984)
     Eternity in an hour
    Anton Bruckner (1824-1896)
     Symphonie Nr. 2 in c-Moll, WAB 102 (2. Fassung 1877, hg. William Carragan)

    ウィーン・フィルの土曜日定期。
    プログラムの最初の作品が
    Eternity in an hour
    とあって、私は仰け反った。

    あ、でも、楽友協会のサイトには
    予定終了時間17時30分とあったし
    後半のブルックナーの交響曲2番も
    だいたい1時間くらいの演奏時間の曲だから

    この「1時間の永遠」と題された曲の演奏時間は
    間違いなく1時間以下に違いない。

    英国の作曲家にウィーン・フィルが委嘱したもので
    初演だそうだ。
    なんだかプログラムには色々と解説があったが
    途中で
    「1時間の永遠」というタイトルだが、演奏時間は約15分
    という記述を発見したので、あとは省略。
    (明日、気が向いたら詳細を書く)

    最初の弦が特殊奏法ばかりで
    でもトナールである。
    その上、ほとんど伝統的な三和音を使用している。
    特殊奏法の音響効果は面白いけれど
    これって、もしかしたらシンセサイザーでもできるんじゃない?
    (↑というような失礼な事を考えてはいけない(反省))

    オーケストラの色彩を出すのが目的か?
    和声にかなり厚みがあるのは
    次に演奏されるブルックナーと関係があるようだ。
    (とある事情で、今、プログラムが手元にないので(笑))

    聴きやすいと言えば非常に伝統的で違和感は(あまり)ない。
    その分、ちょっと映画音楽っぽい。
    映画音楽がクラシックに比べて聴き劣りするものとは思っていないので
    これだけ、脳内視覚に訴えてくるのだったら
    それはそれで楽しい。

    しかも演奏時間15分って、割に理想的じゃない?
    飽きる前に終わるし
    こういう「現代曲」が苦手でも、15分の我慢はできる。
    (これだけ伝統的手法で書かれていたら
     いわゆる、ワケのわからん「現代音楽」っぽくはない。
     ただ、その分、目新しさはないし、冒険もしていないような感じ)

    幕間があって、後半はブルックナーの交響曲2番。
    第2稿のキャラガンの改訂譜での演奏。

    客席が静かになるのをジッと待つティーレマン。
    もちろん、楽友協会の客席が、シンと静まるなんて
    まずはあり得ないわけで

    あまりに長いと、反対に客席がザワザワし出す。
    (舞台が見えない席も多いので)

    何故か突然鳴り出す携帯電話の呼び出し音・・・
    それが終わって、指揮棒を、というタイミングで
    すごい音量でのすごい咳。

    わっはっはっはっは
    ティーレマンさま、楽友協会の客層はよくご存知なのにね(笑)

    何とか始まった演奏だが
    そこまで待って、できるだけ完璧な静けさで始めたかったのが
    何故だか理解できない普通の音量ではないか。

    ただ、演奏は、うううううううん・・・
    これはもう、ウィーン・フィルの独壇場と言うか
    ウィーン・フィル以外で、こんな演奏できないだろう(断言)

    ちょっともう、あまりに美しすぎて悶絶する。
    音の焦点のあった、重厚なブルックナーの和音。
    これこそブルックナーだぁ、と叫びたくなるほどの高揚感。

    ティーレマン節もワーグナーやブルックナーでは映える。
    ティーレマンでなくても
    ウィーン・フィルって、こういう演奏しただろうと思っちゃうんだけど
    音楽に純粋な「美」というものがあるのだったら
    これこそがそれじゃないか、とか思ってしまう。

    楽友協会に収録用のライティングがあったので
    もしかしたらテレビ放映とか DVD になるのかも。
    録音では、この美しさは半減してしまうだろうから
    明日、もう1回、聴けるチャンスがあるのは嬉しい。

    コンサート後に知り合いとお喋りしてから
    コンツェルトハウスに向かった私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



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      • 2019.11.14 Thursday
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