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ウィーン・フィル + アンドリス・ネルソンス 1回目

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    Musikverein Großer Saal 2019年3月30日 15時30分〜17時15分

    Wiener Philharmoniker
    指揮 Andris Nelsons

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Symphonie Nr. 4, B-Dur, op. 60
     Symphonie Nr. 5, c-Moll, op. 67

    指揮者にとってベートーベンの交響曲というのは
    たぶん、永遠の課題だろうし
    ベートーベンの交響曲のコンサートだったら
    チケットも売り切れになるから
    主催者もウハウハだろうと思うが

    かなりの数でウィーンに生息する
    コンサート・フリークとしてみると
    ネルソンス、お前もか・・・って感じは否めない。

    実は金曜日にも行こうとチケットを確保していて
    その後にコンツェルトハウスのラフマニノフとプロコフィエフにしたのだが
    考えてみたら、この4番と5番
    今日、土曜日の定期、明日の日曜日の定期に加えて
    4月4日のコンツェルトハウスでも聴く予定になっている(自分でもビックリした)

    また一回り大きくなったような気がするネルソンス。
    (大きく=物理的な意味です)
    ウィーン・フィルのウエブ・サイトの写真って何年前の奴?(笑)
    髪型も体躯の幅も全然違うじゃないの(爆笑)

    ゆ〜っくりなテンポで始める4番。
    モダン・オーケストラ奏法で、かなり音に厚みがある。
    アレグロ・ヴィヴァーチェに入ったところでも
    厚めの音の残響がかなり聴こえて
    あまり軽さがない代わりにエネルギッシュに聴こえる。
    私の席が悪いのは重々承知だが
    音の核があまり見えないというか、あまり焦点が合っていないような印象。

    ただ以前のやんちゃ坊主の面影は消えて
    メロディ・ラインの繋がりを意識しながら
    ただエネルギーだけにならないように
    細心の注意を払っているのはわかる。

    ・・・だからと言って、目新しいとか
    目からウロコとかの気分にはならないけれど
    ベートーベン解釈って、昨今、出尽くした感があるから
    それ以上に「革新的」に演奏するワケにはいかんだろう。

    第2楽章のリズムの刻みはあまり明確に出して来ない。
    たぶん、それが意図なのかもしれないが
    メロディ・ラインは綺麗に乗るのだが
    背景のあのリズムの躍動感が個人的にはもう少し欲しいかなぁって感じ。
    (うるさい観客ですみません、指揮も演奏もできませんが)

    ただ、何ともロマンティックなのである。
    ロマン派後期の香りまで漂ってくる
    愛のメロディというか
    ともかく、こんなにこの章ってロマンティックだったっけ?

    第3楽章。
    譜面にはアレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェとしか記載がなくて
    ただ、私は長い間、この楽章を
    スケルツォだとばかり思い込んでいたのだが
    これって、メヌエットでした???

    いや、テンポはアレグロ・ヴィヴァーチェなんだけど
    スケルツォの鋭さや皮肉より
    もっと柔らかい感じで、本当にメヌエットっぽく聴こえる。
    私の感じ方が変なのかもしれないが
    そこまでメロディ・ラインに拘った、という事かもしれない。

    最終楽章もテンポよく厚みのある音で
    やっぱり、ほんの少し焦点がボケる印象がある。
    最近、ピリオド奏法で少人数のオーケストラで
    ちまちま演奏されるベートーベンが流行なので
    その軽さと比べると、モダン・オーケストラは、やっぱり重い。
    どう演奏されようと、ベートーベンはベートーベンなんだけど(笑)

    後半の超有名な誰でも知っている交響曲5番は
    単純に偏見一杯で言っちゃうと
    モチーフの繰り返しだけを
    まぁ見事に構築した、という曲なんだけど
    (色々と誤解があったらお許し下さい)
    早すぎず、遅すぎず、奇を衒う事なく
    かなり古典的で正統的な感じ。

    こういう演奏だったら
    別にネルソンスでなくても
    誰でも振れるような気がする・・・と
    恐ろしいシロウトは考えたりしてしまうワケだが
    たぶん、ネルソンス独自の解釈や考慮があるのだろう。
    私にはまだ不明だが・・・

    以前の「やんちゃ坊主」の「いたずら小僧」で
    音楽好き好き好き好きオーラ出しっぱなしの
    カワイイ男の子、というイメージから
    だんだん熟練指揮者、将来の巨匠に向けての路線を
    ベートーベンで歩み出したっていう感じなのかもしれない。

    まぁ、これから否が応でも、あと2回は
    同じプログラムを聴く事になっているし
    最終回は全く音響の違うコンツェルトハウスなので
    また印象が変わってくるだろう。

    友人とコーヒー飲んでお喋りした後
    また楽友協会に足を運んだ私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2020.09.26 Saturday
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