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ロメオとジュリエット ボンバーナ版バレエ フォルクス・オーパー

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    Volksoper/Wiener Staatsballett 2019年3月23日 19時30分〜21時35分

    Roméo et Juliette
    Ballett in zwei Teilen
    振付 Davide Bombana
    音楽 Hector Berlioz
    舞台・衣装・照明 rosalie
    指揮 Gerrit Prießnitz
    コーラス指導 Thomas Böttcher

    ジュリア Maria Yakovleva
    ロメオ Arne Vandervelde
    マブ女王 Ketevan Papava
    ロレンツォ神父 Zsolt Török
    マキューシオ Alexander Kaden
    ティボルト Martin Winter
    ベンヴォーリオ Gleb Shilov
    マブ女王のダブル Tainá Ferreira Luiz, Suzanne Kertész
    Dominika Kovacis-Galavics, Mila Schmidt
    アンサンブル Marie-Sarah Drugowitch, Kristina Ermolenok,
    Tainá Ferreira Luiz, Dominika Kovacs-Galavics, Zuzana Kvassoyava,
    Elena Li, Tessa Magda, Natalie Salazar, Mila Schmidt, Una Zubović,
    Lázló Benedek, Roman Chistyakov, Samuel Colombet, Patrik Hullman,
    Dragos Musat, Keisuke Nejime, Lorenzo Salvi, Felipe Vieira, Robert Weithas
    ソロ歌手 アルト Annely Peebo
    ソロ歌手 テノール Alexander Pinderak
    ソロ歌手 バス Yasushi Hirano

    Wiener Staatsballett
    Orchester der Volksoper Wien
    Chor und Zusatzchor der Volksoper Wien

    2017年の12月に4回観たボンバーナ振付のロメオとジュリエットは
    音楽はベルリオーズで、歌詞はフランス語。
    合唱団が舞台上でダンスのような動きを見せたり
    背景っぽくなったり衣装を変えたり
    バレエ作品というよりは
    劇場作品と言った方が良いんじゃないか、と思うくらいに
    音楽とバレエが(比較的)対等な位置にある。

    今回の公演(何回かある)は
    ベテラン・ダンサーと若手を組ませようという意図なのか
    ジュリエットがマーシャで
    対するロメオが新人アルネ。
    マブ役をケテヴァンが踊って
    ロレンツォ神父(最後に大きなソロあり)にゾルトが入った。

    ティーボルト役のマルティン・ヴィンターは
    悪役にぴったりで、キレキレのダンスだし
    マキューシオ役のダンサーが、キュートで
    死ぬ時の演技も細かくて(ちゃんと白目剥いてた(笑))
    かなりリアルで素晴らしかった。

    主人公はジュリエットとロメオと
    ベルリオーズの場合は最後にロレンツォ神父の3人と言える。

    マーシャのジュリエット、うわああ、何て可愛いの。
    いや、ただキュートというのと違う。
    最初の登場が街の不良娘(死語)のような
    黒いレザーの、ちょっとこまっしゃくれた
    背伸びして大人っぽく見せている感じの衣装とヘア・スタイルで
    これがまた、マーシャに合っていて
    不良娘(死語)がぴったりなのに

    その後、ロメオと恋に堕ちるところで見せる
    輝くような笑顔の美しさ、純粋さ・・・

    わ〜い、若い男の子捕まえちゃった
    ・・・というのも、ないとは言わないが
    (いいじゃん、若い男の子に慕われるって←嫉妬ではありません💧)

    ロメオを踊った新人アルネが意外に良くて驚いた。
    まぁ、これは若手のダンサーに向く役で
    これまでも、新人が踊って来たのだが
    アルネ、ダンス巧いし、初々しくてチャーミングなロメオになっている。
    マーシャとの息も合っていて、なかなかロマンティック。

    この演目、ちょっとラブシーンがしつこいのである。
    いや、それが良い、という人も居るのだけれど
    前半で、延々とラブシーンのデュエットが続く。

    パターンとしては、くっつく、離れる、
    ジュリエットがロメオに飛び込んでリフト
    くっつく、離れる、飛び込みリフト
    ・・・の際限ない繰り返し(に見える)

    あの長さのデュエット、体力的によく踊れるな、と驚くし
    リフトのバリエーションはまるでリフト展示会みたいだが
    他人のラブシーンを10分以上観ていてもあまり嬉しくない(すみません)

    それ考えると、こういう演目は
    踊る方にも観る方にも若さが必要なんだろうな。
    ラブシーンも素敵だと思うが
    あそこまでダラダラ踊られると、ちょっとね(気恥ずかしい)

    マーキューシオの死とロメオのティーボルト殺しの
    激しいシーンの直後に
    ジュリエットが薬を飲んで前半終了。
    ラブシーン長かったのに、ここら辺のストーリーは短縮(笑)

    後半はジュリエットの死体運搬から
    コーラス・メンバー揃ってのお葬式のシーンが
    これまた長くて・・・
    その間、ずっとつま先ばっちり伸びて
    寝ているだけではなくて
    運ばれて、頭を下にして延々と持ち上げられるマーシャ。
    ・・・いや、ダンサーって本当に大変。

    以前にも書いたと思うけれど
    このボンバーナ振付のロメオとジュリエットは
    グノーのオペラと同じく
    ロメオが毒を飲んだ後、まだ生きている時に
    ジュリエットが目覚める、という設定になっている。

    これ、本当にかわいそうだと思いません?
    だって、ジュリエットは目覚めたらロメオが居て
    やったわ〜〜〜 ♡♡♡ と大はしゃぎするのに
    ロメオはその時点では毒を飲んでいて、もう助からない。
    ロメオだって焦ったでしょう、自分の早とちりのアホさ加減に。
    ジュリエットだって、ロメオの早とちりに驚いたに違いない。

    少なくとも、ジュリエットが目覚めた時に
    ロメオが死んでいた、というのであれば
    少なくともロメオは、天国でジュリエットに会えると思って
    死んでいったわけで

    天国に行ったら、ジュリエットが居なくて
    あれ?おかしいな・・・と思っていたら
    ロメオのアホさ加減に怒り狂っているジュリエットが
    天国に登場、という事になるわけか。

    このベルリオーズ+ボンバーナ版に登場する
    マブの女王と言うのは
    人間の悪意の象徴と言うよりも
    運命の象徴でしょうね。
    かなり気味の悪い動きをするので
    ケテヴァンが踊ると、ちょっと、いや、かなり怖い。

    ロメオにティーボルトを刺すためのナイフを渡したり
    ジュリエットに自殺用ナイフを渡したりする役で
    中腰での地面を這うようなダンスは、ものすごく目立つ。

    この演目、最後のシーンで
    長いバリトンのアリアがあって
    バリトン歌手の横で、ロレンツォ神父がバレエを踊る。

    平野さん、カッコいいなぁ・・・
    存在感あって、堂々としていて、美声で
    横で踊るロレンツォ神父なんか要らん、という気分になってしまうが
    ゾルトのソロ、かなり良くて、見応えあった。

    この演目、イースター時期にもう一度行く予定だけど
    もう、それで打ち止めにしよう。

    ブログ書くのが延々と遅れていて
    自分でも焦っているのだけれど
    今学期も、なんだかんだと興味の趣くままに
    演習やゼミを齧っているので(宿題が山ほど出る)
    どうぞお許し下さい、と
    みなさまにお詫びする私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2019.12.07 Saturday
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