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ウィーン交響楽団 + グスターボ・ヒメノ 1回目と2回目

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    Musikverein Großer Saal 2019年3月22日 19時30分〜21時30分
    Musikverein Großer Saal 2019年3月24日 19時30分〜21時30分

    Wiener Symphoniker
    指揮 Gustavo Gimeno
    チェロ Harrit Krijgh

    Henri Dutilleux (1916-2013)
     Métaboles
    Camille Saint-Saëns (1835-1921)
     Konzert für Violoncello und Orchester Nr. 1 a-Moll, op. 33
    Robert Schumann (1810-1856)
     Symphonie Nr. 2 C-Dur, op. 61

    すみません、すみません、すみません。
    以前は根性でその日のうちにブログ書いていたのだが
    最近、体力・気力その他の衰えで(その他=知力・・・)
    いや、そんなの言い訳だけど 💦

    金曜日と日曜日に行ったウィーン交響楽団のコンサート、
    2回分、まとめて自分用にメモっておく。

    ウィーン交響楽団とグスターボ・ヒメノのコンサートに
    2回も行った理由は
    デュティユーのメタボールのナマ・オーケストラ演奏!!!

    だいたいフランス音楽の演奏が少ないウィーンで
    現代音楽コンサートでもないところに
    しかもシューマンとのコンビネーションでデュティユーが出てくるなんて(感涙)

    このメタボールって傑作だと思う。
    リズムやメロディの変化が多く、多様性に目、いや、耳を奪われるので
    一瞬たりとも飽きる事なく聴いてしまうという見事な作曲の手腕。
    基本的には4度の繰り返しのバリエーションなのだが
    その中でメロディもリズムも絶えず変化していく。

    アトナールっぽい部分もあるけれど
    かなり明確なトナール部分も多くて
    現代曲(近代曲?)にしては、非常にエモーショナルで
    まるで後期ロマン派の音楽を聴いているような
    ワクワク感があるのだ。

    一言で言い表すと、むちゃ「カッコイイ」のである(笑)
    リズムやスペクトルの変化がすごい。
    スペクトルの色彩感がすごい。

    こういう曲って、もっとちゃんとスコア読んで
    それなりにパーツに分けて分析したら
    実はもっと面白いんじゃないかしら・・・
    ↑ 確かに毒されているんだけど
    最近、耳からの刺激で感情に触るという音楽以外に
    目から入って頭に入る、というものがある事に気がついてしまって(わはは)

    第一、この曲だって、ほとんどソナタ形式というか
    ロンド形式というか(どちらだ?(笑))
    比較的古典的な様式を使っているのは
    最後のあたりでよ〜くわかるのだ。

    各パートのソロも良いし
    ヒメノの指揮は輪郭がはっきりして
    音楽の中の要素をしっかり引っ張って出してくる。

    あ〜、カッコイイわ、悶えるわ。

    周囲の観客の反応は知らない(笑)
    ただ、次のサンサーンスのチェロ協奏曲が始まったら
    ホッとしている人が周囲に数人(爆笑)

    ハリエット・クリーフのチェロ、初聴きではないと思うが
    サンサーンスのチェロ協奏曲、最初からオーケストラ+ソロで
    チェロがオーケストラに埋もれず
    埋もれないのに、ちゃんと独立して聴こえて来る。

    しかも、この人の音、厚みがあって
    透明な音で、音量かなりあるのに、出しゃばりもせず
    かと言ってオーケストラにも埋もれず
    まるで美声のバリトンのように歌う。

    金曜日の方がソロは響いていて
    日曜日はちょっと埋もれがちだったけれど
    私の聴く耳の問題かもしれない。

    アンコールの前に2日間ともに
    とてもキュートな声で(アニメ声だよあれは!)
    ウィーンの楽友協会で弾くのは、いつもとても嬉しい体験です。
    子供の頃にウィーンで暮らした時代の思い出に、バッハのシャコンヌ
    ・・・というような挨拶。
    (ご存知、声は前に飛んで来ないので聞き取りにくいのだが
     割に周波数が高かったので、ある程度は聞き取れた)

    嫌味のない素直に歌うチェロのバッハ。
    う〜ん、ヨハン・セバスティアン・バッハの作品の和声も
    実はスゴイんだよね・・・というか
    ほんと、この作曲家の作品って、何でもありだわ。

    後半、シューマンの交響曲2番。
    まぁ、名曲だし、こういうスタンダードな曲は
    誰が振っても似たような感じになる(というか、ならないと困る(笑))

    第1楽章後に大きな拍手。
    第2楽章後にも大きな拍手。
    何と、金曜日は第3楽章の後にも拍手(さすがに日曜日は第3楽章の後はなかった)

    指揮者が苦笑いしていたけれど
    最近、私、楽章間拍手に関しては見解を変えた。

    それだけ、クラシック音楽を聴いた事のない人たちが
    ウィーン音楽の都、やっぱり楽友協会には行かなくちゃ、と
    予習もなにもなく、クラシックを聴いた事もなく
    楽友協会(なりオペラ座なり)に入って
    頑張って20分の現代音楽を聴いて

    (途中でスマホやってる人も貧民席では多いが
     まぁ、お喋りさえしなければ。
     ピアニッシモのところでペットボトルを音を立てて開けて
     水をゴクゴク飲んだ人もいるけれど
     きっと、病気や体調の関係で、あのタイミングで飲まないと
     身体が持たないのだ、と理解することにする)

    サンサーンスで美人のチェリストを聴いて
    シューマンの交響曲聴いて
    あ、これ、すごく良いかも、と、ようつべなり何なりで
    ちょっと自宅でも聴いてみようかな・・・ってなったら

    もしかしたら、そこからクラシック音楽に目覚めて
    ハマる人も出てくるかもしれないではないか。
    誰だって最初のコンサート、という体験はあるので
    それが早いか遅いかは、関係ないし。

    だから、舞台のオーケストラや指揮者も
    そういう未来の層=自分たちのメシのタネが
    今、楽章間拍手をしている人たちの中に居るかもしれない、というのを
    ちゃんと意識して、きちんと演奏しましょう (^^)

    初心者でもベテランでも
    たぶん、演奏の良し悪しって、それなりに直感的にわかると思うの。
    もちろん、批評のプロとか
    コンサート通いのオタクとかと聴き方は多少違うかもしれないけれど
    でも、誰でも鑑賞眼(あ、耳か?)はあるし
    これから好きになって聴く人には
    まだまだ素晴らしい世界が広がってるし (^^)v

    シューマンの交響曲2番の第3楽章の管楽器のソロが
    それぞれ素晴らしくて、座席で悶えまくってた。
    惜しむらくはウィーン交響楽団って
    第一バ(以下省略)・・・ いや、ちょっと時々、音が鋭すぎて。

    シューマンのこの曲は
    最後にどっか〜ん!と盛り上げて終わるので
    聴いていて、ともかく元気になる曲だし
    時々、聴きたくなる曲の一つで
    ともかく、元気になった私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    楽章間拍手については
    楽友協会の人が、他のオーケストラのコンサートの時は
    もっとスゴイよ、と笑いながら話してくれたが
    まぁ、楽友協会だからね・・・(笑)
    コンツェルトハウスは比較的ジモッティの常連が多いから少ないかもしれない。

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      • 2019.11.20 Wednesday
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