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マルティン・グルービンガー + ユジャ・ワン

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年1月26日 19時30分〜21時15分

    ピアノ Yuja Wang
    パーカッション Martin Grubinger
    The Percussive Planet Ensemble
    Martin Grubinger sen.
    Leonard Schmidinger
    Alexander Georgiev

    Béla Bartók (1881-1945)
    Sonate BB 115 für zwei Klaviere und Schlagzeug (1937)

    György Ligeti (1923-2006)
    Fanfares. Étude Nr. 4 (Études pour piano, premier livre, 1985)
    Der Zauberlehrling. Étude Nr. 10 (Études pour piano, deuxième livre, 1988-94)
    Désoudre. Étude Nr. 1 (Étude pour piano, premier livre)

    Iannis Xenakis (1922-2000)
    Okho (1989)

    Nikolai Kapustin (*1937)
    Variationen op. 41 (1984)

    John Psathas (*1966)
    One Study (2005)

    Arturo Márquez (*1950)
    Danzón Nr. 2 (1994)

    ユジャ・ワンの衣装が衣装が衣装が・・・😱

    最初の登場では、黒のほとんどビキニの水着タイプで
    上はギリギリで胸のところだけ隠して
    お腹+背中はばっちり見えて
    下半身はホットパンツのもっと短いような(だから水着です!)
    黒のストッキングに、黒の10センチ・ヒール。

    うわあああ
    いや、ユジャ・ワンの衣装がスゴイのは今に始まった事ではないが。
    私でも鼻血ぶーになりそうな状態。

    最初はバルトークの2台のピアノとパーカッションのための曲。
    編曲して、ピアノ1台にマリンバ2台+パーカッションで演奏。
    古典曲だが、やっぱりパーカッションに混じると
    ユジャ・ワンのピアノのタッチが
    尋常でなく強いにしても
    マリンバの音にかなり消されてしまうところがある。

    ユジャのソロで、リゲティのエチュード3曲。
    いや、そりゃ、むちゃ巧い。
    リゲティあたりだと
    ピアノはほとんどパーカッションと化すのだが
    超高速のテンポを正確無比に保ちながら
    中からメロディを引き出してくる手腕に脱帽。

    クセナキスはパーカッションだけで演奏。
    うおおおおお、カッコいい ♡
    黒いTシャツとズボンを着た若い男性3人が
    (パパ・グルービンガーは出ていなかった)
    激しくパーカッションを演奏するところなんて
    聞いても観ても、悶えるじゃないですか。
    まるでダンスのようで。

    しかし面白いなぁ。
    クセナキスのパーカッション曲は
    パーカッション・アンサンブルとしては
    ヨーロッパのクラシック史では初期の作品だと思うのだが
    パーカッションだけ、とは言っても
    途中にテルツやクヴァルトの音の移動も微かに聞こえて
    メロディ・ライン(音の上下)が残っている。

    リズムそのものは、クセナキスなら
    数学使って緻密に計算してある乱拍子だろう。
    ついついトランスクリプションの癖が抜けず
    ついつい拍子を数えようとしてしまうのだが(こらこら)
    クセナキスの曲の拍子を数えても無意味で
    本当に数えたり理解しようと思ったら
    やっぱり楽譜が必要だ(数学だから・・・)

    マルティン・グルービンガーとその仲間たちのリズム感。
    いや〜、もう、マルティンが、ものすご〜〜〜く楽しそうに演奏してる。

    この人、昔の日本に生まれていたら
    2代にわたって、田舎の村の鎮守のお祭りで
    ものすごい名人芸で太鼓を叩くファミリーとして
    庄屋さんとかお代官さまとかのお気に入りになって
    将軍の前で演奏・・・とかしていたんだろうなぁ(妄想です、妄想)

    ニコライ・カプスティンの曲が演奏されたのは嬉しい。
    もちろんピアノ独奏である。

    で、ユジャ・ワンの衣装が衣装が衣装が・・・ 😳

    クセナキスの間に衣装替えして
    今度は金箔のラメの、超ミニのドレス。

    胸の間がお腹まで開いていて
    もちろん背中は丸出しで
    肌色(金色?)のストッキングに
    金色の(たぶん)13センチのピンヒール。

    ピンヒール履いてピアノのペダル踏むの、大変なんじゃないだろうか。
    (ピンヒールはほとんど床と平行になっている状態)

    カプスティンはジャズのエレメントが楽しいので
    ノリノリのリズム感に加えて
    ジャズのハーモニーがとても美しい。
    ユジャ・ワンって、技術だけじゃなくて
    このピアニストの音楽性って抜群だわ。
    様々なスタイルに対しての反応の良さがずば抜けている。

    ジョン・プササズの One Study は
    ピアノとパーカッション。
    マリンバも入るけれど
    後ろに、ナベのかかったスタンドが・・・(笑)
    マルティンがマリンバを演奏しながら
    時々後ろを向いて、大小の鍋を叩く(爆笑)

    この人、ヨーロッパ中世に生まれていたら
    貴族のキッチンで料理しながら
    料理の間や洗い物の時に
    夢中で鍋を叩きまくっていたに違いない(妄想)

    民衆の中には、きっと、ナベ叩きのエンターテインメントとか
    あったんだろうなぁ。記録も楽譜も残っていないが。

    この One study って、実にクールな曲。
    ユジャ・ワンのピアノも、ばっちり活きていて
    あの強いタッチでなければ
    このグループの中では生きていけないだろう(笑)

    最後はアルトゥロ・マルケスのダントン・ヌメロ・ドス
    ・・・だったんだけど
    ピアノとパーカッション(マリンバ含む)の編曲が
    ものすごくエネルギッシュで
    むちゃくちゃカッコいい ♡

    原曲にあるような、ちょっとしたメランコリーなんて
    どこにある?というような感じだが
    いやぁ、良い曲ですなぁ。
    ピアノのユジャの後ろで
    ものすごく嬉しそうにカホンの上に座って
    叩いていたマルティンの嬉しそうな顔。

    マルティン・グルービンガーって
    ドラマツルギーを知り尽くしてるな。
    観客に「楽しんでもらう」というコンセプトが中心にあって
    しかも古典曲から現代曲、最後はメキシコの現代タンゴまで
    どんどん聴衆を熱狂に巻き込んで行く。

    アンコールするかな?とみんなウズウズして待っていたら
    マルティンがマイクを持って

    「みんな、ありがとう!
     実はアンコールは用意していないんです。
     今日は休憩なしの長いコンサートなので
     みんな、コンサートの後にトイレに行きたいだろうと思って・・・
     メンバーで話し合ったのですが
     だったら、プササズの曲で即興しちゃえ、という事になりました」

    というわけで
    プササズの曲の一部を即興で。

    ユジャの後ろで、マルティンがカホンに座ったら
    パパ・グルービンガーも
    ユジャのピアノの横に座って
    嬉しそうにシェイカー振ってた。

    聴衆熱狂。
    最後は全員のスタンディング・オベーション。

    マルティン・グルービンガーも追いかけて長いけれど
    (確か Frozen in Time の初演(2007)に立ち会ったと思うので
     考えてみれば、もう10年以上)

    この元気なパーカッショニスト
    永遠の「男の子」って感じがスゴイな。

    エネルギッシュで天才で
    本当かどうかはともかくとして
    演奏している時が、ボク、一番幸せ・・・っていう
    アドレナリン爆発状態が
    こちらにも伝わってきて
    聴衆もノリノリになってしまうので
    一度ファンになったら止められない中毒症状が出る。

    マルティン・グルービンガーは
    次はヨーテボリ交響楽団との共演でコンツェルトハウスの舞台に立つ。

    もちろんチケットは確保済み、という
    割にしつこいファンの私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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