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トーンキュンストラー + ウルバンスキ

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    Musikverein Grosser Saal 2018年12月16日 15時30分〜17時40分

    Tonkuenstler-Orchester Niederoesterreich
    指揮 Krzystof Urbanski
    バイオリン Augustin Hadelich

    Michail Glinka (1804-1857)
     Ouvertuere zur Oper "Ruslan und Ludmilla" (1842)
    Jean Sibelius (1865-1957)
     Konzert fuer Violine und Orchester d-Moll op. 47
    Igor Strawinski (1882-1971)
     Suite aus dem Ballett "Der Feuervogel" (Fassung 1945)

    11時からのウィーン・フィル+リッカルド・ムーティは
    基本的には木曜日のコンサートから比べると
    かなりまとまって来た、というより
    こちらが耳慣れしたのか
    ゴツゴツした部分がなくなって
    美しさが際立って来た・・・ものの

    やっぱりティンパニ強すぎで、フィナーレのところのメロディが消えるし
    全体的にテンポが遅くて、第2楽章の失速に近いところもあって
    でもまぁ、美しい演奏であった事は間違いない。

    ちょっと贅沢してランチを外食で取ってから
    (しかもマックのハッピー・ミールではない!←普通はこれしか食べられない(笑))
    午後のトーンキュンストラー管弦楽団のコンサートへ。

    今回の指揮はクシシュトフ・ウルバンスキ。
    いや実は同じコンサート、昨日の夜もあって
    行こうかどうしようか散々迷ったのだが・・・
    まぁ、それはともかく(わははは、もう体力も気力も財力もない)

    グリンカのルスランとリュドミラ序曲から
    まぁ、元気一杯。
    もちろん暗譜で、動きにキレがあって指揮姿が美しい。

    うわああ、ウルバンスキって、こんなにイケメンでカッコよかったっけ?

    イケメンについては好みの問題だが
    スタイルの良さが抜群で
    メンズの男性モデルにしても問題ないんじゃないか(強く希望!)
    手足が長い上に
    ともかく腰から下の足が美しい。
    (あ〜、何を見てる?というクレームもあろうが
     私、もともとバレエ・ダンサー好きだし(関係ない))

    さて、シベリウスのバイオリン協奏曲に登場したのは
    アウグスティン・ハーデリッヒという若いバイオリニスト。
    顔色真っ白だし
    真っ白という事は、この人、子供の頃から
    一心不乱にバイオリンばっかり弾いていたタイプなんだろうか。
    最初のソロの音が、かなり神経質っぽく響いたのだが
    そこから出てくる、神経質な音、と言うより、比較的細い音が
    時々、キラッと光ってビックリする。

    テクニックは超絶でスゴイし
    オーケストラの演奏時も、身体を動かしたりして
    音楽に集中しているのは見えるけれど
    何だか不安定な印象があって(技術的にじゃなくて)
    崖っぷちで演奏しているようなドキドキ感がある。
    (悪い意味ではありません)

    ウルバンスキが指揮台の上で
    これはもう、安定性抜群で自信たっぷりに
    美しい踊りを披露している横で
    おどおどするような印象を与えるバイオリニストが
    超絶技巧で、ちょっと面白い不安定さで演奏すると
    まぁ、このコンビネーション、むちゃくちゃ面白いわ。

    このバイオリニストの個性って面白い。
    「聴け、聴け、俺さまの演奏を聴け」というタイプが多いなか
    この人、自分の中に深く入り込んでしまって
    端的に言っちゃえば
    演奏中は聴衆とか、たぶん、どうでも良いタイプかも。

    何一つひけらかそうとしない。
    まだ確立した安定性のある個性はないものの
    それだけに不安定さがスリリングな魅力を生み出していて
    これ、若手である強みだわ。
    ベテランで個性が確立してしまうと
    この面白さは出て来ない。

    アンコールにパガニーニのカプリースの超絶技巧を
    見事に完璧に弾きこなして
    呆気に取られた。
    すごい技巧の持ち主なのね。
    (シベリウスでは、あまりに技巧のひけらかしがなくて
     割にあっさり弾いていたので・・・)

    後半の「火の鳥」組曲。
    音楽を聴く・・・というより
    実はウルバンスキの腰から下ばっかり見てた(すみません)

    腰の括れから下の足の動きが
    本人は意識していないと思うんだけど
    ともかく美しいのである。

    ちゃんとタクトに合わせて
    45度に開いたり(このポジションの美しさ!)
    つま先でルルべしたり(すみません、それ以外の表現が浮かばない)
    上半身のタクトの動きも繊細で美しく
    キューも的確だし、左手の表現力が半端じゃないのだが
    それよりも足の動きが・・・あまりに美しすぎる。
    (すみません、オタク視点で・・・)

    民族音楽学実習でラバーン・ノテーションをトライしているのだが
    ついつい、この動きをラバーンで書いたら
    どうトランスクリプションするか、とか考えている私は
    やっぱり、どこかオカシイんですが
    (そんな事よりラバーンやるなら宿題をやれ!)

    火の鳥の色彩感や表現はエネルギッシュに表現されていたし
    グリンカみたいな力任せのフォルテではなく
    実に考え抜かれた音響を出していて

    だからね、トーンキュンストラーって良いオーケストラなんですよ。
    だって、オーケストラの実力そのものなんて
    一部の超のつくトップを除いては
    どこのオーケストラも、そんなに変わりはない(と思う)
    グローバル化でどんどん国際的になって来ているし
    オーケストラ・ポジションなんて
    空いている時のオーディションのタイミングもある。

    オーケストラ・ビルダーとしての首席指揮者の手腕もある。
    オロスコ=エストラーダの時代に
    技術力の底上げは充分にされていて
    昔とは比較にならない力を持っているオーケストラだから

    ウルバンスキの音楽に合わせて
    自由自在に表現していく。
    木管・金管(ホルン最高!)のソロも完璧だったし
    弦の色合いも、よく変化して
    火の鳥の持っている空気の重さから極限の軽さまで
    実に巧みに表現していた。

    まぁ、ワタクシはウルバンスキの足元に視線釘付けだったんだけど(^^ゞ

    今日は久し振りのトリプル・ヘッダーなので
    今、カフェ(クリスマス時期なので満杯だ・・・)に陣取って
    ウインドウス機で書いているが
    (私の愛用のマックブックはまだ修理中・・・(涙))
    これから、コンツェルトハウスで
    フランス放送交響楽団を聴いてくる
    懲りない私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    マックでコーヒー飲むなら
    BGM のないコーヒーハウスに入ろうと思ったら
    今日のカフェはライブ・ピアノが入ってる・・・
    いや、静かだったらノイズ・キャンセラーかけて
    いくつか課題の曲を聴こうと思っていたんだけど
    ホワイト・クリスマスとか演奏されていたら聴けないじゃん。
    (うわあああ、去年のポップ音楽入門講義を思い出してしまった・・・)

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