<< 国立バレエ「シルヴィア」4回目 | main | ウィーン交響楽団 + フィリップ・ジョルダン >>

トーンキュンストラー + アイヴァー・ボルトン

0
    Musikverein Großer Saal 2018年11月18日 15時30分〜17時25分

    Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
    指揮 Ivor Bolton
    メゾソプラノ Eva Vogel

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Ouvertüre zum Ballett „Die Geschöpfe des Prometheus“ op. 43 (1801)

    Hector Berlioz (1803-1869)
     „Les nuits d’été“ Liederzyklus für Singstimme und Orchester op. 7 (1834/41)

    Ludwig van Beethoven
     Symphonie Nr. 7 A-Dur op. 92 (1811-12)

    キャッチフレーズはベートーベンの交響曲7番だけど
    驚いた事にベルリオーズのチクルス「夏の夜」!!!

    これ、ついこの間、ウィーン交響楽団と
    ハンプソンがコンサート70分前のキャンセルで
    アドリアン・エレードが歌った曲じゃないの・・・

    今シーズンはベルリオーズの「イタリアのハロルド」も聴く予定に入っているし
    来年はファウストの劫罰も聴ける(バンザイ)
    なんかベルリオーズって、今シーズン、流行なのか、と呟いたとたん
    「来年はベルリオーズの没後150年です」==> サイトは ここ
    と何人かの方からご指摘いただきました。
    いや〜、SNS って凄い。勉強になる。ありがたい。

    本当に没後150年を念頭に置いているかと言うと
    あまり、そうは思えないんだけど
    レリオは聴けるし、夏の夜は聴けるし、イタリアのハロルドも聴けるし
    ぶっ飛びベルリオーズの作品が聴けるのは嬉しい。

    指揮者のアイヴァー・ボルトンは
    ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団の首席で
    ワタクシ的な印象は「バロックの大家」
    (もちろんバロックだけじゃないと思うけど)
    あまりウィーンの舞台で見る事はないけれど
    有名な指揮者である事はみんな知っている(と思う)

    ベートーベンのプロメテウスの創造物。
    うはは、元気な曲だが
    ・・・これで、本当にバレエ踊れると
    ベートーベンは思っていたんだろうか。
    というより、この曲、振付したバレエってあったっけ?
    交響曲9番は様々なバレエ団が振付してるけど・・・

    さて、ベルリオーズの「夏の夜」
    もう夏も過ぎて、ウィーンも急激に寒くなった時期なのだが
    この曲、夏の夜とか銘打っていながら
    あんまり夏の夜と関係ない(笑)

    メゾソプラノのエヴァ・フォーゲルって
    プログラムの記載だと、結構有名な人で
    あちこちでオペラやミサ曲で歌っているらしい。

    うおおおお
    声が重くて暗い。

    私の席が悪過ぎて、声だと前に飛ぶから
    その意味では、本当の実力が聴ける席ではないのだが
    もともとの声が低くて暗い色調なのかなぁ。

    この間のエレードの歌唱が
    えらく印象的だったので
    その記憶で聴いているというのもあるけれど
    フランス語全然わからないし
    (プログラムの歌詞を見ていても
     発音が不明瞭で、どこを歌っているのかわからない)
    最初の曲は少なくとも軽くリズミックな筈なのに
    かなりベッタリしたリリックな感じで歌われて
    メロディは出てくるけれど、リズムのキレがない。

    だから、全曲が同じような印象で聴こえてくる。
    この間は、もっと、各曲の特徴が聴こえて来たイメージなんだけど。
    (悪口ではございません。好みの問題です。)

    さて、後半はキャッチフレーズのベートーベン交響曲7番。
    いつも興味のある時だけ来る
    気難しそうなお爺ちゃんは
    前半で帰っちゃうし(笑)
    いや、そりゃ、今更、ベートーベンの7番なんて
    聴き飽きてますよね、あの年代は。

    でも、実は意外や意外に
    このベートーベンが良かったのだ。
    (まぁ、これも好みの問題ですが)

    ゆっくりしたテンポで
    この時代に珍しいな、と思っていたんだけど
    モダン奏法なのに、音に透明感があって
    各パートの解像度が抜群に良い。

    楽器とメロディの構成が
    手に取るように聴こえてくる(ような気がする)

    あくまでも古典的で端正で
    7番の演奏にありがちな、勢い任せの演奏になっていない。
    節度があって、ベートーベンの古典的構成の美を前面に出してくる。

    確かにアンサンブルとして
    もうちょっと細かい部分のクリアさがあれば
    と思ったところもあるけれど
    でも、このカッチリした古典的なベートーベン
    割に昨今では珍しい演奏かもしれない。

    途中のフーガのところなんか
    正にバロック的で聴き惚れてしまったわ。

    気持ち良く古典派ベートーベンを堪能した後に
    同じホールにまた向かった私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    スポンサーサイト

    0
      • 2019.11.20 Wednesday
      • -
      • 18:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      << November 2019 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM