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国立バレエ「シルヴィア」3回目

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    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年11月13日 19時30分〜22時

    SYLVIA
    Ballett in drei Akten
    振付 Manuel Legris nach Louis Mérante u.a.
    ドラマツルギー・リブレット Manuel Legris, Jean-François Vazelle
    nach Jules Barbier und Baron Jacques de Reinach
    音楽 Léo Delibes
    舞台・衣装 Luisa Spinatelli
    照明 Jacques Giovanangeli
    指揮 Kevin Rhodes

    シルヴィア Olga Esina *
    アミンタ Jakob Feyferlik *
    オリオン Robert Gabdullin *
    エロス Tristan Ridel *
    ダイアナ Ketevan Papava
    エンデュミオン James Stephens
    妖精 Dumitru Taran
    ナイアド Natascha Mair
    2人の狩人 Ioanna Avraam, Alice Firenze
    農民の娘 Sveva Gargiulo
    農民 Géraud Wielick
    羊飼い Scott McKenzie
    ヌビアの奴隷 Anita Manolova, Fiona McGee

    サターンたち Marcin Dempc, Marian Furnica, Gaetano Signorelli, Andrey Teterin
    樹の精 Nicola Barbarossa, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Arne Vandervelde
    ドリアード Natalya Butchko, Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Isabella Lucia Severi
    ナイアド Adele Fiocchi, Anita Manolova, Xi Qu, Rikako Shibamoto
    狩人 Venessza Csonka, Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko
    Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek, Xi Qu,
    Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo, Madison Young
    ウエスタの乙女 Marie Breuilles, Alene Klochkova, Suzan Opperman, Flaria Soares
    農民の娘たち Emilia Baranowicz, Natalya Butschko, Fiona McGee,
    Joana Reinprecht, Isabella Lucia Severi, Oksana Timoshenko,
    Céline Janou Weder, Beata Wiedner
    農民たち Giovanni Cusin, Andrés Garcia Torres*, Trevor Hayden, Igor Milos,
    Hanno Opperman, Kamil Pavelka, Zsolt Török, Navrin Turnbull
    ヌビアの奴隷たち Natalya Butschko, Suzan Opperman, Xi Qu,
    Alaia Rogers-Maman, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder

    Wiener Staatsballett
    Jugendkompanie der Ballettschule der Wiener Staatsoper
    Orchester der Wiener Staatsoper

    ニキーシャのシルヴィアだと
    人生相談に乗りたくなってしまうし

    昨日の人生相談、コメント欄をオープンにしたら
    私にはとても思いつかないようなユニークな回答も出て
    大笑いさせていただいているのだが

    今回のシルヴィアは

    オルガさま!!!!!!
    オルガさま!!!!!!!!!!!!


    同じシルヴィアの舞台とは思えない。
    ニキーシャが初々しい恋する乙女だとして
    オルガさまが登場すると

    これぞ神話の世界・・・
    その神々しい事と言ったら
    舞台の上だけ、世界が全然違う。

    この世のものではない
    シルヴィアという女神さまが、舞台の上に降臨してる。
    空気が違う。

    お姿の美しさ、おみ足の美しさ
    最初に降臨する(登場するなんて恐れ多くて言えません)シーンでの
    下から目線のオルガさまの「サド目」

    いやもう、アミンタでなくても
    男性でなくても
    若くなくても
    アホでも
    オルガさまの魅力の前にはひれ伏したくなる。

    (あ〜、惚れるなんて、そんな厚かましい。
     ただもう、足元にこうべを垂れて
     その美しさを絶賛するだけである)

    そんな神々しさキラキラの女神さまに
    言い寄るアミンタは

    ヤコブだったら許す!!!
    うわああああ、何て絵になるカップル。

    若々しい、よく伸びる肢体
    甘いマスク
    シルヴィアに恋をした表情
    美しいジャンプとピルエット。

    オルガさま、もといシルヴィアとのパ・ド・ドゥは
    もう、これ、現世の話じゃないですよね
    どこか、神話の世界のおとぎ話が
    3次元で繰り広げられているとしか思えない。

    第3幕のオルガとヤコブのデュエット
    ホーネックさんの妙なるソロ・バイオリンの音色で
    舞台で踊る、超美形の2人は
    どこかの美術館のルネッサンス展示の
    動く絵画としか思えない。
    (間違ってもマニエリスムとかバロックではない。
     凛とした美しさとバランスの妙を見せるルネサンス絵画である)

    エロス神には、トリスタンが抜擢された。
    最初のシーンはチラッと出てくるだけだが
    魔法使いに変装して登場して
    アミンタを蘇らせるシーン。

    トリスタン、演技巧いじゃないの!!!
    ちょっとトボけた魔法使いの仕草が
    嫌味のないコミカルさを帯びて
    ちょっと笑えてしまう。

    しかも第3幕のアミンタとの踊り比べ
    あ、いや、別に比べる訳じゃないけれど
    アミンタのソロと同様の、いやそれ以上の
    華やかなソロが多い場面で

    トリスタン、こんなに巧かったっけ?(あら失礼)
    バランス抜群の美しい身体で
    しかも、ジャンプが高いし、動作にキレがあって
    身体の引き上げが完璧に出来ていて
    不要な力が入っていない印象が強く
    実に自然な感じに見える。

    ローベルトのオリオンは
    良家のお坊ちゃまが、途中でグレて不良になりました
    ・・・という、隠しきれないノーブルさがあるけれど
    (良い意味でローベルトの持ち味です)
    それでも、グレ方は半端じゃないよ、という演技で
    しかも、肢体が伸びやかで美しい。

    何だこれ、監督、美男・美女ばっかり集めて来たんじゃないの???

    ニキーシャの回は、比較的個性の強い
    それだけに各ダンサーのキャラが立つタイプを集めて
    ユニークで印象的な舞台だったが

    オルガさまの回は
    登場人物全員、美男・美女で
    神話の世界、おとぎ話はかくあるべし、という
    この世を超越した世界を築いている。

    マニュエル・ルグリの振付って、す・ご・い!!!
    何がすごいかと言って
    クラシック・バレエの隅々までとことん知り尽くして

    どの角度で、どういうパを(あるいはポーズを)
    どのように踊れば(あるいは静止すれば)
    観客に最も美しいダンサーの身体を見せてあげられるか

    ・・・という事に徹底している。

    だいたいコールドだってソロと同様の難度のダンスだし
    前で主役級がソロを踊っている時に
    あそこまで複雑なコールドを振り付ける事もないだろう、とは思うのだが
    (時々、うわ、やり過ぎ・・・と思う事もないわけではない)

    どのダンサーの、どのパを取っても
    どのポーズを取っても
    美的には、ほとんど最上級の段階での「美」が堪能できる。

    長い間、ダンサーとして練習を積み
    毎日、自分の姿を鏡でチェックして、舞台に立って来たエトワールの面目躍如。
    この水準の「美」に達するために
    この人は、どれだけ自分で鏡の前に立ったんだろうか。

    ダンサーなんて、ある程度のナルシストが入っていないと
    とても出来ない商売だなぁ。
    しかも、ナルシストでありながら
    もっと高い美の水準、美の理想を追いかけて来たんだろう。

    オルガさまが登場するのは
    次の11月17日の回だけ(の予定)
    もちろん行きますが、それが何か?(笑)

    あの神話の世界そのままの徹底的な「美」の世界を
    もう一度観られると思うと
    ドキドキが止まらない私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    なお、昨日分のコメント欄
    まだオープンにしてあります。
    アミンタかオリオンかに悩むシルヴィアに
    どうぞ役に立つアドバイスをお願いします。



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      • 2019.11.14 Thursday
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