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クラング・フォールム

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    2018年11月11日 17時〜19時(途中退場) Semperdepot

    Klangforum Wien

    Artur Malawski
     Trio in Cis (1954)

    Roman Haubenstock-Ramati
     Konstellation Nr. 2
     Streichtrio Nr. 1 „Ricercari“ (1948/1978)
     Jeux 2
     Pluriel für Streichquartett (1991)
     Konstellation Nr. 1

    Roman Haubenstock-Ramati, Bernhard Lang
     Morendo - double/echo (1991/2002)

    Roman Haubenstock-Ramati
     Konstellation Nr. 3 (1975)

    アングラの香りが香ばしいセンパー・デポの倉庫で
    現代音楽集団ナンバー・ワンのクラング・フォールムが
    今回はロマン・ハウベンシュトゥック=ラマティを取り上げた。

    ただ、このコンサート、ポーランド大使館が絡んでいるらしく
    ポーランド大使の女性が、非常に美しいドイツ語でスピーチ。

    オーストリアも1918年11月11日11時に
    シェーンブルン宮殿の中国の間と言われるルームで
    当時の皇帝カール1世が
    いやいやながら退位に署名して
    ハプスブルク帝国が終焉したのだが

    当然ながら、ハプスブルク家の支配下にあったポーランドも
    長い外国の支配から、この日に独立国家になったのである。

    エスペラントの父、ザメンホフが生まれた国だけに
    ロシアやらオーストリアやら
    周囲の大国に良いように翻弄されて来た国だから
    自国の文化に対する意識は強い。

    という訳で、今回取り上げられたのは
    ポーランドの作曲家、アルトゥル・マラフスキ (1904-1957) と
    ローマン・ハウベンシュトゥック=ラマティ(1919-1994)

    ローマン・ハウベンシュトゥック=ラマティについては
    数年前のウィーン・モデルンで
    現代音楽のノテーション(記譜法)が重点的なテーマになった際に
    オリジナルのグラフィック譜を含めて、見るチャンスがあったし
    クラングフォールムの演奏も聴いている。

    ハウベンシュトック=ラマティは、アルトゥル・マラフスキに学んだそうで
    ポーランドの近代音楽の代表的作曲家2名が取り上げられたわけか。

    ポーランドの近代の作曲家と言えば
    私はヴィトルト・ルトスワフスキとか
    在命中のクシシュトフ・ペンデレツキとか思い浮かぶけれど
    この2人はあまりにビッグ・ネームすぎて
    みんな知ってるから、あまり啓蒙活動は必要なさそう(笑)

    ハウベンシュトゥック=ラマティだって有名だけど
    ただ、あまり実際に演奏されるのは聴いた事がない。

    というより・・・

    あの楽譜で、いったい何をどうやって演奏するのだか
    私は、いつか機会があったら
    クラングフォールムに聞いてみたい(本気)

    今回演奏の曲には入っていなかったけれど
    便利なようつべで、グラフィック記譜の演奏があったので
    ものすごくヒマな人か
    あるいは現代音楽嫌いじゃない、という人のために貼っておく。



    楽器編成が様々なので
    舞台の上でパーカッションが2人で演奏したり
    弦楽アンサンブルだったり
    でも、舞台の上だけではなくて
    ホールの真ん中にスポットの照明を当ててそこで演奏したり
    ホール全体に散らばって
    後ろから、前から、両方の横から演奏したり

    聴衆はもちろんコテコテの現代音楽フリークなので
    間違ってもピアニッシモの繊細な音がホールに微かに響いている時に
    咳したり身動きしたりしないので
    音響オタクには至福の時間。

    ともかく四方八方から音が降ってくる感じ。
    (音楽ではない、音、ないしは音響である)

    こっそり各プレイヤーの持っている楽譜を覗いてみたら
    最初の曲は本当にグラフィック譜を持っていた(びっくり)
    でも、その後は、普通の五線譜。

    グラフィック譜をトランスクリプション・・・(絶句)
    中世の楽譜のトランスクリプションやら
    アフリカの音楽のトランスクリプションに大苦労している私には
    線描楽譜のトランスクリプションと考えただけで鳥肌が立つ。
    (プロに任せます、あ〜、良かったシロウトで)

    同じ会場の次のコンサートが19時開演予定なので
    それまでには終わるだろう・・・とは思っていたけれど
    19時30分の楽友協会でのコンサートに間に合うように
    会場を出なければならない。

    でも、会場が暗過ぎて、時計が見えない。
    スマホなら時刻表示はあるが
    この暗い会場でスマホつけると顰蹙を買いそう。

    一曲終わった後で、何とか腕時計を見てみたら
    えっ!?19時過ぎてる???
    いや、あまりに四方八方からの音に溺れ過ぎて
    出るチャンスを逃すところだった。
    慌てて、次の演奏が始まる直前
    音楽家(ホールのあちこちに立っている)の横をすり抜けて
    何とか外に出て
    (次の19時からのコンサートを待っている人がズラズラ・・・)
    楽友協会に走った私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2019.11.20 Wednesday
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