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国立バレエ「シルヴィア」プレミエ(初演)

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    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年11月10日 19時〜21時30分

    SYLVIA
    Ballett in drei Akten
    振付 Manuel Legris nach Louis Mérante u.a.
    ドラマツルギー・リブレット Manuel Legris, Jean-François Vazelle
    nach Jules Barbier und Baron Jacques de Reinach
    音楽 Léo Delibes
    舞台・衣装 Luisa Spinatelli
    照明 Jacques Giovanangeli
    指揮 Kevin Rhodes

    シルヴィア Nikisha Fogo
    アミンタ Denys Cherevychko
    オリオン Davide Dato
    エロス Mihail Sosnovschi
    ダイアナ Ketevan Papava
    エンデュミオン James Stephens
    妖精 Dumitru Taran
    ナイアド Natascha Mair
    2人の狩人 Ioanna Avraam, Alice Firenze
    農民の娘 Sveva Gargiulo
    農民 Géraud Wielick
    羊飼い Scott McKenzie
    ヌビアの奴隷 Anita Manolova, Fiona McGee

    サターンたち Marcin Dempc, Marian Furnica, Gaetano Signorelli, Andrey Teterin
    樹の精 Nicola Barbarossa, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Arne Vandervelde
    ドリアード Natalya Butchko, Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Isabella Lucia Severi
    ナイアド Adele Fiocchi, Anita Manolova, Xi Qu, Rikako Shibamoto
    狩人 Xi Qu, Anita Manolova, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Gala Jovanovic,
    Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Katharina Miffek,
    Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo, Madison Young
    ウエスタの乙女 Marie Breuilles, Alene Klochkova, Suzan Opperman, Flaria Soares
    農民の娘たち Emilia Baranowicz, Natalya Butschko, Fiona McGee,
    Joana Reinprecht, Isabella Lucia Severi, Oksana Timoshenko,
    Céline Janou Weder, Beata Wiedner
    農民たち Giovanni Cusin, Trevor Hayden, Igor Milos, Hanno Opperman,
    Kamil Pavelka, Tristan Ridel, Zsolt Török, Navrin Turnbull
    ヌビアの奴隷たち Natalya Butschko, Suzan Opperman, Xi Qu,
    Alaia Rogers-Maman, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder

    Wiener Staatsballett
    Jugendkompanie der Ballettschule der Wiener Staatsoper
    Orchester der Wiener Staatsoper

    昨シーズンの「海賊」に続き
    マニュエル・ルグリ監督の振付作品、今回はシルヴィア。
    本日がプレミエ(初演)で
    会場には華やかな服装の人も多い。

    休憩2回を挟んで21時30分の終演後
    オペラ座総裁のメイエールがマイクを持って登場。
    バレエ団やルグリ、オーケストラや指揮者、スタッフ等に感謝の言葉を述べた後
    ニキーシャのプリンシパル昇進を発表。

    ああいうのは本人に事前に告知はしないんですかね?
    素晴らしいバレエを完璧に踊ったニキーシャは
    一瞬、何だかわからない、という表情をして
    周囲から押し出され
    ほとんど泣き笑いの表情で、観客の盛大な拍手とお祝いの声に応えていた。

    ニキーシャ、おめでとう!!!!

    同期の中ではナターシャがまず上がるんじゃないかと思っていたが
    ニキーシャが抜いたか・・・

    確かに、あの存在感や個性に加えて
    バレエの素晴らしさは群を抜いているダンサーで
    今回の、このむちゃハードなシルヴィアを見事に踊った。

    そうなんです
    「海賊」もそうだったけれど
    今回のシルヴィアは「海賊」に輪をかけて
    ともかくむちゃくちゃハード。

    ルグリがヌレエフの弟子だった事は有名で
    ヌレエフの振付も超難しい事で有名だが
    弟子のルグリは、ヌレエフよりダンサーいじめが好き
    ・・・あっ、じゃなかった(汗)
    踊れるダンサーだから、自分で振付すると
    どうしても自分が基準になってしまうんだろう。

    ウィーンの国立バレエ団って
    他のバレエ団では踊らない(踊れない)ヌレエフ版を踊っている位だから
    実力はあるんだけど
    ルグリのこのシルヴィア、ヌレエフ版どころの騒ぎじゃない。

    ケテヴァン演じるダイアナは
    堂々としていて品があって
    ジェームスの踊るエンデュミオンとのデュエットは
    ケテヴァンの持ち味の明るさが出て来て
    ちょっと歳の差カップルだな、とか思いながらも
    幸せそうで良いんだけど

    ジェームス、全編通じて、出て来て踊るのはここだけ???
    (最終幕で登場するが、上の方で横たわっているだけ)

    妖精たちが登場して
    この群舞がまた・・・よく見れば細かい困難なパの連続で
    ええええっ、主役級だけじゃなくて
    コールドのバレエの振りも、こんなに難しいなんて
    ルグリのサド(以下省略)

    ここでナターシャのソロ。
    これも超絶技巧連続の技で
    ナターシャだから、例のキュートな流し目で踊るんだけど
    それでも技術的には、かなりギリギリのところ。

    ナターシャ、全編通じて、出てくるのはここだけ・・・
    う〜ん・・・・

    アミンタのデニスは全編で登場するが
    まずはここで出て来て
    妖精に囲まれて
    シルヴィアに愛を告白するも
    ディアナが怒って、シルヴィアに矢を渡し
    シルヴィアの矢に当たって
    哀れアミンタは昇天。

    もちろん、後で魔法使い(実はエロス)によって生き返る。
    でないと、話がアミンタの死で終わってしまう(笑)

    オリオンが手下を引き連れて出てくる。
    ああああああ、ダヴィデ、見事に完全復活!!!!

    オリオンは第2幕で
    ものすごい跳躍と回転の技を繰り広げるソロがあるのだが
    ううううう、見事に踊りきってくれた。
    1年半、長かった(涙)
    前と同じように、舞台の上で鮮やかな跳躍や
    安定したピルエットを見せてくれて
    ちょいワルの男の子の役にぴったり合っていて
    舞台の上で抜群に輝いている。

    オリオン(ダヴィデ)とアミンタ(デニス)の
    ソロ対決(まぁ、対決じゃないけど(笑))が凄まじい。

    技術のある似たような傾向のダンサーを
    ソロで対決させようという、振付師の根性の悪さ
    あっ、いや、観客をとことん楽しませてあげようと言う
    サービス精神に涙が出る。
    (ほんと、ここはスゴイです。お互い一歩も引かない)

    タイトル・ロールのシルヴィア!!!!!
    出ずっぱりとは言わないけれど、それに近い状態で

    だいたい、最初のシーンの登場は
    グラン・ジュテの連続なのだが

    ひえええええ、このダンサー、空中を飛んでる!!!
    (滞空時間が異様に長い上、降りる時に足音がしない)

    後のシーンでは、すごいリフトをオリオンにもアミンタにもされて
    (アミンタとのリフトの中で、超スゴイのがある。
     どうやってバランス取ったんだ、あれは)
    ソロの難度も凄まじいけれど(ポワント続きのソロ!!!)
    白鳥の湖かこれは、と思わせる
    連続のピルエットを
    ピルエット大得意のデニスとシャドーで繰り広げて
    デニスより速いピルエットした女性ダンサーって初めてみた。

    ミーシャのエロスはハマり役。
    ジャンプが非常に大きく派手に見えるので
    観客にものすごくウケてた。
    第2幕での登場はペガサスに乗って、という意味があるのだろうが
    背中に羽つけて出てくると
    前がフンドシなので(あっ、失礼、確か他の言い方もあったはず)
    神さまというよりは(以下省略)

    あ、背中の羽は第3幕ではなくなります。
    フンドシも第3幕では腰布になります(あんまり違いはない)

    ケテヴァンのダイアナは
    え〜っと、ちょっとコワイです(笑)
    いや、女神さまだから、威厳があって然るべしなんだけど
    悪さをした学校の児童に
    容赦なく厳しい罰を与える
    冷血で謹厳な女教師という感じがする。
    まぁ、それはそれで、そういうシチュエーションに萌える人も(以下省略)

    農民たちのダンスとか
    あと、オリオンの手下たちの悪魔的なダンスも見事。
    私の初恋の君にそっくりなマリアンも
    手下で踊っていたけれど
    何せメイクが・・・顔に黒線引いてるから
    あのチャーミングなフェースを堪能できないのは残念。
    (個人的見解です)

    群舞も楽しめるけれど
    ともかく難度の高いソロが多い。

    ルグリの舞踏言語は、あくまでもクラシックである。
    シルヴィアは私はノイマイヤー版の DVD を持っているのだが
    ノイマイヤーのモダンな言語に比べると
    古臭いまでにクラシックで
    マイムだって、えっ、この現代で、そのマイム使う?
    と驚くところもあるのだが

    モダンやコンテポラリーの振付が多い中にあって
    あくまでも伝統的なクラシックを守り抜こうという
    ルグリの振付は、それはそれで意義があると思う。

    これから続けてこの演目を追いかける。
    11月後半には、清香ちゃんと木本クンの回もあるのだが
    その2回には、コンサートがぶつかっていて
    ・・・・でもチケット買っちゃったんだけど
    いったい、私はどうしたら良いのだろう・・・

    いやチケット買わなければ売り切れになっちゃう公演なので
    チケットを確保したのは悪い判断とは思っていないのだが
    でも、でも、でも、でも
    本当に身体が2つ欲しい、と
    真剣に思う私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    月曜日に受ける予定だったテストはキャンセルした。
    資料をプリント・アウトしてみたら
    2日間の俄か勉強で追いつける量ではなかった(涙)
    まぁ、その分、ちょっと気持ち的には楽。
    12月に受けるか、あるいは、来学期に受けるかは、まだ決定してない。
    別に卒業を急ぐ必要はないので、ゆっくりやれば良いのよ、うん(勝手に納得)

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      • 2019.09.15 Sunday
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