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バンベルク交響楽団 + ヤクブ・フルシャ

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年11月3日 19時30分〜21時30分

    Bamberger Symphoniker - Bayerische Staatsphilharmonie
    ソプラノ Barbara Hannigan
    指揮 Jakub Hrůša

    Hans Abrahamsen (*1952)
     Let me tell you (2012-13) EA
    Johannes Brahms (1833-1897)
     Symphonie Nr. 2 D-Dur op. 73 (1877)

    アンコール
    Johannes Brahms
    Ungarischer Tanz Nr. 18 D-Dur
    Ungarischer Tanz Nr. 21 e-moll
    Bearbeitung für Orchester Antonín Dvořák

    バンベルク交響楽団とヤクブ・フルシャのコンサートだが
    いつもの貧民席に行こうとしたら
    席の変更できるわよ、と言われた・・・という事は
    やっぱり連休なか日で、チケットを戻したり
    来られない人が結構いるんだわ。
    ・・・まぁ、前半、現代音楽だしな(笑)

    まぁ、私はチクルスで持っているから
    定位置鑑賞という事で、そのまま来たけれど
    横の賑やかなロシア女性軍団もいなかった。

    さて、最初はデンマーク生まれの作曲家
    ハンス・アブラハムセンの Let me tell you
    どうも調べてみると、かなり有名な作品らしい。
    バーバラ・ハニガンのソプラノで CD まで出ているようだ。

    題材はハムレットのオフェーリア。
    過去・現在・未来(希望形)の3部からなる。
    弱音が中心で、ものすごく繊細な色合いを持つ。
    英語のテキストだが
    途中で止まって止まって、を繰り返すので
    ほとんど英語に聞こえて来ない。

    ハニガンのソプラノが
    これまたオフェーリアという性格に合っている
    ・・・と言ったら、上から目線で偉そうなのだが
    作曲家自身が、ハニガンのソプラノを念頭に置いた作品だけに
    悩むオフェーリアから夢見るオフェーリアまで
    現代音楽なのに
    かなりロマンチックな要素をふんだんに入れて
    ドラマチックな構成で面白い。

    後半はブラームスの交響曲2番。
    これ、私の中では、5月か6月の休暇前の定番。

    例年の11月より、気温は5℃ほど高く
    その意味ではマイルドな秋?冬?ではあるのだが
    空は厚い雲に覆われて
    先週から冬時間になったので、すぐに暗くなり
    そんな、陰鬱な冬の始まりにブラームスの2番・・・

    昨今の若い指揮者って
    みんな、何だかすごく優秀だよね。
    優秀すぎて、ちょっと「良い子」ちゃん、という感じがする。
    フルシャも、ものすごく優秀で
    音楽的にも、あるいは技術的にも
    背景の音楽的知識も
    きっと、ばっちり押さえて

    構成のはっきりした
    解像度の高い、澄んだ音の
    爽やかなブラームスを提示してくる。

    あまりに爽やか過ぎて
    見事な演奏なのだが
    「優等生」が先に立ってしまうような印象がある。
    感情的な部分は充分に表現しているのだが
    それも全部、緻密な計算の上だなぁ、と言うのが
    透けて見えるという感じか(主観です、主観!)

    インテリ臭がそこはかとなく漂ってくるのだ。
    オーケストラ、ものすごく巧いし
    オーボエのソロなんか感涙ものだったけど。

    しっかり構築して、計算して、完璧に演奏して
    それでも文句を言われる筋合いはないワケだから
    私が、この曲に対して抱いているイメージと
    あまり合わなかった、という事かもしれないし

    普通、この曲って、楽友協会の
    あの芳醇な音(=お風呂場音響(笑))で聴く機会が多いので
    コンツェルトハウスのデッドな音響だと
    イメージと違った、という事はあるかもしれない。

    アンコールは大サービスで
    ブラームスのハンガリー舞曲から2曲。
    ドボルジャークのオーケストレーションで
    ちょっとドボルジャーク風味が出ているのが微笑ましい。

    まぁ、何回も演奏される、いわゆる「クラシック」って
    それなりに、自分の抱いているイメージが固定化してしまっているし
    名曲は、一流オーケストラで一流指揮者で聴けば
    それなりに、聴けてしまうからなぁ(すみません、謎発言で)

    これから書く予定だけど
    実はこの後、隣のモーツァルト・ホールで
    ウィーン・モデルン現代音楽祭のコンサートがあって
    実はそちらの方がむっちゃ面白かった、という私に
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      • 2019.12.07 Saturday
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