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ナクソス島のアリアドネ フォルクス・オパー 第2回目鑑賞記

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    Ariadne auf Naxos
    Oper in einem Aufzug
    nebst einem Vospiel von Hugo von Hofmannsthal
    Musik von Richard Strauss
    指揮 Gerrit Prießnitz

    侍従長 Franz Waechter
    音楽教師 Michael Kraus
    作曲家 Cornielia Horak
    テノール・バッカス Michael Ende
    オフィサー Daniel Strasser
    ダンス・マスター Karl-Michael Ebner
    カツラ職人 Einar Th. Gudmundsson
    侍従 Alfred Werner
    ツェルビネッタ Jennifer O`Loughlin
    プリマドンナ・アリアドネ Meagan Miller
    ハーレキン Klemens Sander
    スカラムーチョ Christian Drescher
    トラファルディン Stefan Cerny
    ブリゲーラ Juan Carlos Falcón
    水の精 Julia Koci
    木の精 Alexandra Kloose
    エコー Mara Mastalir

    違うキャストでの「ナクソス島のアリアドネ」
    (プレミエ鑑賞記はココ

    今回はギャラリー(天井桟敷)の真ん中の一番奥。19ユーロ。
    真ん中だから舞台はよく見えるし、しかも、この席、何て音が良いの!!!(感激)

    ギャラリー席の前の方がずいぶん空いていて
    立ち見席の人が序曲の時にバタバタと、全員、前の方に座ったけれど
    私の席は1段高くなっているので、前の席より見やすい。

    あっはっは (^○^)
    いや〜、久し振りに、突っ込みどころ満載の公演。

    Vorspiel での音楽教師のクラウスはプレミエと同じで
    声は出るし美声だし、ドイツ語は明瞭だし、見た感じも正に「先生」で
    これは役としては決定打だろう。

    侍従長はプレミエ時の Peter Matić より上手な人はいないだろうが
    まぁ、無骨でマジメで嫌味ったらしい役としては、そこそこ。

    作曲家のホラックは抜群。声も出るし演技も良いしシモーニアンに負けていない。
    ただ、顔に髭を描いているのは、ちょっといただけない。
    そこらへんの、しょぼくれたオジサンになってしまっている。
    何となく、薄汚い感じになっちゃって、若々しい作曲家のイメージと違う。

    まぁ、それでも Vorspiel は楽しく鑑賞できたのだが

    え〜っと、あの、その、あれぇ???

    オペラの序曲から、ちょっと、その金管、待ってくれ。
    ずれまくりの音外しの、きゃ、え、なに、どうしたの???

    これでつっかえた、というワケではないと思うが
    出演者全員、力入り過ぎの大声出し過ぎ。
    フォルクス・オパーは国立オペラ座と違って、箱は小さいのだから
    そんなに、がならなくても充分聴こえますが・・・

    水の精・木の精・エコーのアンサンブルが揃っていないし
    揃わないのに、3人が大声で張り合っている。

    見た目は3人ともスタイル良いし、カワイイし美人だが
    どうやっても妖精には聴こえない。
    ヒステリーな女性が3人、舞台の上で喚いているだけである(極論)

    ハーレキン・スカラムーチョ・トラファルディン・ブリゲーラのアンサンブルも
    何だか、バラバラなんですけど。
    テノールの人、リズム遅れ気味ですが、自分で聴こえてないでしょ?

    ミーガン・ミラーの声量に負けまい、としてしまったのかもしれないが
    大声を張り上げる妖精に負けてなるものか、と
    アリアドネも、最初から最後まで、凄まじい声量で歌う。

    だが、このソプラノ、最後になればなる程、声に艶が出てくる、という
    リヒャルト・シュトラウスかワーグナーにぴったりのソプラノだ。
    (で、そういう体型もしていらっしゃるので、腕輪がお肉に喰い込んでいる)

    ともかく「オペラ」部分は、歌手全員の「声量比べ大会」と化してしまった。
    ワーグナーのパロディだから、まぁ、それでも許せるが。

    バッカス役のミヒャエル・エンデは
    見た目、私好みのハンサムちゃんだし、時々、すごくチャーミングな声を出すが
    最後は、もうヤケッパチ。
    大声さえ出ればそれで良いのだ、え〜い、聴け、負けるもんか・・・という
    開き直った声(被ってないっ!)で高音を歌ってくれて
    申し訳ないけれど、苦笑を隠せない。

    ・・・いや、みんな一生懸命でカワイイんですけどね f(^^;)

    ツェルビネッタ役のジェニファー・オローリン
    すごくカワイイ。ものすごく可愛くてチャーミングである。

        顔だけは・・・(爆)

    やっぱりあの体型で、あの服装は、かなり無理がある。
    かなりの厚さの立体的なお身体で、ピチピチなのだが、ちょっとね、あのね。
    しかも、作曲家役より背が高いし、顔も大きい。

    声はかなり出る。高音も楽々こなす。
    技術的にも、欠けるところは全くないのだが
    いま一つ、こなれていないというか、まだ楽譜でギリギリな感じ。

    もっとも、これはグルベローヴァのツェルビネッタを聴きなれた私が悪い。
    グルベローヴァのように、ピアニッシモでも通る声、というワケではないので
    ピアニッシモで歌うべき所を、大声で歌っちゃう、という事になるのだ。

    で、最後の場面が
    あれ? ちょっと、この間と演出変えた???? あやや???
    (ネタばれになるので書けない)

    出演者全員の「声量比べ大会」という意味では(何のこっちゃ?)
    多少、開き直りのヤケッパチはあったけれど
    ある意味、実に「面白いオペラ」になっていた。

    もともと小編成のオーケストラの「室内歌劇」だから
    国立オペラ座より、フォルクス・オパーの大きさに向いているオペラである。

    わっはっは、19ユーロならお買い得だったわ (^^)v


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      • 2020.09.26 Saturday
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