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ウィーン放送交響楽団 + ロレンツォ・ヴィオッティ

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    Musikverein Großer Saal 2018年10月11日 19時30分〜21時30分

    ORF Radio-Symphonieorchester Wien
    指揮 Lorenzo Viotti
    ピアノ Khatia Buniatishvili, Gvantsa Buniatishvili

    Sergej Prokofjew (1891-1953)
     Die Liebe zu den drei Orangen. Suite, op. 33a

    Francis Poulenc (1899-1963)
     Konzert für zwei Klaviere und Orchester d-Moll

    Erich Wolfgang Kornbold (1897-1957)
     Sinfonietta für großes Orchester, op. 5

    ウィーン放送交響楽団は
    今回、新進指揮者のロレンツォ・ヴィオッティを迎えた。

    ロレンツォ・ヴィオッティ28歳。
    既に日本でも振っているようなので
    読者はご存知かもしれない。

    ウィーン交響楽団へのジャンプ・インで
    見事なマーラーを聴かせてくれたのは記憶に新しい。

    さて、ここから言い訳である(見苦しい (・・;)

    今学期は、必須と面白そうな授業が
    徹底的に木曜日に集中していて
    コンサートとかバレエで身体がいくつか欲しい、というのと同じく
    大学でも、身体がいくつか欲しい・・・

    場合によっては、レコーダー持って行ってもらって
    講義を録音する、という方法もあるか、と真剣に考慮中だが
    今学期は演習をいくつも取ってしまったため
    ひたすら文献読んで、民族音楽聴いて
    和声法やら、大昔の不思議な楽譜やらと格闘しなければならないので
    講義の録音を聞いている時間が取れるか・・・というのもある。
    (もともと、怠け者なんですワタシ)

    この日も、朝9時から4コマ(各1時間半)を15分づつの休みで
    15時45分まで集中して
    16時からのチュートリウムはサボり
    (サボった事を、今、ものすご〜〜〜〜く後悔している)
    一旦、帰宅して食事してからコンサート行ったのだが
    ともかく、ひたすら疲れている状態だった(すみません)

    プロコフィエフの音は、とても尖った音がする。
    ウィーン放送交響楽団は、こういうモダンな曲は得意で
    技術的には完璧。
    それに、音の解像度が非常に高くて透明感がある。

    プーランクの2台のピアノのための協奏曲って
    初聴きで(え〜い、予習しろ!!!)
    カティア・ブニアティシヴィリと
    お姉さんのグヴァンスタ・ブニアティシヴィリのピアノ2台。

    わはははは
    あ、すみません突然笑い出して
    ・・・だって衣装が衣装が衣装が・・・

    カティアの方しか最初見えてなかったけれど
    黒の衣装で、背中が半分以上見えていて
    背中で隠れている半分は、透けるレースで
    前は見えるか見えないか、ギリギリのところまで開いていて
    その盛り上がりが(以下省略)

    演奏どころか衣装に気を取られたまま
    あっという間に終わっちまったぜ(←オヤヂと化してる)

    スタイル抜群で、でも痩せたダンサーとかモデルじゃなくて
    出るべきところは、ばっちり出ている3次元美人が
    ああいう悩殺っぽい衣装を着て舞台に登場したら
    視覚的印象ばっかり先立っちゃう(汗・汗・汗)

    演奏後に2人で舞台の前に立った時に見えた
    お姉さんの衣装も、なかなか露出度高く(以下省略)

    アンコールは1台のピアノ連弾でピアソラ。
    技術的な細かい部分はさすがに凄い・・・というより
    まるでサーカスか、これは。
    ただ、女性2人で、あそこまで細かい音符を
    目にも止まらぬ速さで弾いてしまうと
    ピアソラの「タンゴ」っぽい部分が全部欠けてしまって
    力強いというより、細かい音符が流れていく、という印象。

    幕間の後はコルンゴルトの作品。
    このシンフォニエッタは1911〜12年
    コルンゴルト14歳から15歳の時のオーケストラ作品。

    モーツァルトか、キミは?

    という早熟な天才で
    しかもあの時代、そろそろモダンな無調音楽が出始めている頃に
    (シェーンベルクが12音技法を確立したのが1921年
     月に憑かれたピエロが1912年
     ストラヴィンスキーの春の祭典の初演は1913年)
    見事にトナールのメロディックな作品。

    伝統的と言えばその通りだけど
    トナールな曲が作曲され尽くした、みたいな潮流の中で
    何と美しいメロディを作曲したんだ、この天才は!!!

    コルンゴルトと言えば
    昨今、再発見されてはいるけれど
    演奏されるのはオペラの「死の都」とバイオリン協奏曲がほとんどだし
    こういう初期作品を聴けるのは楽しい。

    クラシックだのポピュラーだのを
    簡単に越えてしまったところに
    ほら、楽しいよね?という感じで存在する美しい音楽。

    音楽と心理分析の構造、という講義を取っているのだけれど
    年配の教授から(調べてみたら87歳・・・いや、お元気で(汗))
    作曲家は、聴衆の感情に訴えるものを音楽にしなければならないので
    心理学者であるべき、とのお言葉を聞いて

    現代音楽(に限定せず、いわゆる「現代芸術」一般)に関しては
    だいたい作曲家に意図がないケースもあるのでは?

    と思ったのだが
    コルンゴルトの(子供)時代くらいは
    まだ、聴衆に何かの感情を呼び起そうというのが
    あったんだなぁ、とつくづく思った。
    しかし、本当に世の中には天才がいる・・・

    ぐったり疲れていた筈なのだが
    コルンゴルトの美しい元気な曲を聴いて
    たちまち回復したような気分の私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ついで、と言ったら失礼だけど
    このヴィオッティという若い指揮者も
    ある種の天才のカテゴリーには入る(と思う)。
    ともかく、耳が良いのだろうが
    音響の構築が非常に巧み。

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      • 2019.11.20 Wednesday
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