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サンクト・ペテルブルク・フィル + テミルカーノフ

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    Musikverein Großer Saal 2018年10月8日 19時30分〜21時50分

    St. Petersburger Philharmoniker
    Herrn des Singvereins der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
    指揮 Yuri Temirkanov
    バス Petr Migunov
    バイオリン Emmanuel Tjeknavorian

    Jean Sibelius (1865-1957)
     Konzert für Violine und Orchester d-Moll, op. 47

    Dmitrij Schostakowitsch (1906-1975)
     Symphonie Nr. 13, op. 113 „Babij Jar“ für Bass-Solo,
     Männerchor (Bass) und Orchester nach Gedichten von
     Jewgenij Jewtuschenko

    サンクト・ペテルブルク・フィルの2日目。
    いやもう、圧倒的に音が強くてロシア風味がバッチリ。
    以前のレニングラード管弦楽団の頃の強さを彷彿とさせる音響。

    シベリウスのバイオリン協奏曲のソリストは
    2015年のジャン・シベリウス・コンクール2位
    1995年ウィーン生まれの23歳
    指揮者の父親とピアニストの母親のもと
    16歳からウィーン音楽大学で勉強しているそうで
    楽器はクレモナのアントニオ・ストラディヴァリ。

    ふ〜ん・・・
    親のなな(以下省略)

    技術的にはスゴイし
    (昨今のソリストはすごくなければ出て来ない。
     すごくても檜舞台に上がれない人も多い)
    良い楽器を使ってるなぁ、と言うのはあったけれど
    もともとバイオリン協奏曲苦手だし
    特別これ、というピカピカしたところも(以下省略)

    会場からのブラボー・コールが凄かったけれど
    あれは、学生仲間ですね(笑)

    後半のショスタコーヴィッチ、交響曲13番。
    バビヤールの歌詞のドイツ語対訳は
    プログラムに載ってはいるけれど
    やっぱりロシア語が理解できないと、あんまり意味がないなぁ。
    (ロシア語が記載されていても
     まず、ワタクシには文字が読めません(冷汗))

    こういう曲って、テキストが大事なので
    その意味では、いくらドイツ語の訳が記載されていても
    どこの部分を歌っているのかがわからないと
    曲の理解も全く出来ない。

    と言いつつ
    何だか、ものすごく感情にグサグサ刺さって来たのは
    バスの歌手の美声がものすごく素晴らしくて
    (本当は正面でないと、声の本当の素晴らしさは体感できないのだろうが)
    楽友協会合唱団のバスの男性の深い響きが
    これまた素晴らしくて

    加えて、ものすごい底力を見せた
    どっしりしたオーケストラの響きが
    迫力たっぷりに迫ってくる。

    ドラマチックなバビヤールのテキスト(理解不能だが)に
    ドラマチックなショスタコーヴィッチの音楽を
    オーケストラと歌手とコーラスが
    この上なくドラマチックに演奏する。
    (自分の語彙のなさ、ここに極まれり・・・(恥))

    第2楽章の皮肉なこと。
    ほとんど自虐的な軽さを持った曲の後に
    アダージョの「商店で」
    ・・・これ、歌手が手を伸ばしたりして
    ほとんどオペラっぽくなっていたが
    でも、情景が目の前に浮かぶようだ。

    ラルゴの「恐怖」のゾッとする暗さ。
    最終楽章の「立身出世」の皮肉さの後に
    シンプルで、極限まで美しい変ロ長調でのパッセージ。

    長い曲なんだけど(演奏時間約1時間)
    音楽のバリエーションの豊かさ、曲想の豊富さ
    オーケストラのダイナミックな演奏に
    男声(ソロとコーラス)の美しさで
    あっという間の1時間だった。

    指揮者のテルミカーノフは今年79歳。
    相変わらずスコアに顔突っ込んでの指揮だけど
    (指揮棒はなかった)
    オーケストラの響きを豊かに出して
    細かい部分の処理も巧い。

    あの感動的なバビヤールの後に
    (もしかしたら、男声のバスに聴き惚れていたのかもしれないが)
    まさかアンコールはやらんだろう、と思いつつ
    感動のあまり、ずっと拍手していたら

    ややややや・・・
    何と、エルガーのエニグマからのニムロッド!!!

    この間のアンコールがエルガーの「愛の挨拶」だったので
    ニムロッドやれば良いのに、と思っていたら
    今日のアンコールがニムロッドだったのには、ちょっと笑えた。

    バビヤールの後のニムロッド
    しかも、あの深いオーケストラの音で
    感激に更に感激が加わって、感無量で
    ホールを後にした私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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