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トーンキュンストラー + キタエンコ

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    Schloss Grafenegg Wolkenturm 2018年9月7日 19時〜21時30分

    Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
    ピアノ Yeol Eum Son
    指揮 Dmitrij Kitajenko

    Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
     Konzert für Klavier und Orchester d-Moll KV 466 (1785)
    Dmitri Schostakowitsch (1906-1975)
     Symphonie Nr. 7 C-Dur op. 60 „Leningrader“ (1941)

    グラーフェネックまでドライブして
    車を降りようとしたら・・・・土砂降りの雨 ☔

    だったら今日はオーディトリウムのホールでのコンサートだわ、と
    荷物(コート、座布団などなど)を持たずに車から降りて
    傘で会場に向かったのだが
    野外音楽堂からはリハーサルの音が聴こえて来る。

    あら、お気の毒、これからホールに全楽器移動かしら。

    でも、いつまでたっても
    会場はオーディトリウム、という告知がない・・・

    18時45分に鳴り響く開場のベル。
    (ベルというより、ベートーベン交響曲3番第3楽章のホルンだが・・・)
    え???
    確かに雨はかなり小降りにはなっているけれど
    今日のコンサート、予定通り、野外音楽堂ですかっ!!! (o_o)

    私と同じく、急いで車に荷物(コート、座布団等)を取りに
    パーキングに急ぐ人もちらほら・・・

    恐れていた通り
    椅子の上は、まだ濡れているし
    (仕方ないから、そのまま上に座布団敷きました・・・)
    椅子の下には、小さな水溜りが出来ていて
    バッグを置けない状態。

    もちろん椅子の下にはビニールのレインコートは入っているけれど
    レインコートの入っている袋がびしょびしょ。

    この時点では、もう、小降りの雨も止んでいたのだが
    ビニール・コートを出して着る人たちも多い。

    最初はモーツァルトのピアノ協奏曲20番。
    例の有名な短調の協奏曲で、私でも知っている。

    ピアニストは韓国出身のソン・ヨルム。
    小柄な身体だが、タッチは強い。
    かと言って、男性的というわけでもなくて
    とても良いバランス。

    ・・・でも知っている曲でも
    モーツァルトなので、瞬間的に自動的に爆睡しました。
    ごめんなさい。

    アンコールにモーツァルトのソナタ K545 の第一楽章(の一部)
    これも、誰でも知っている曲だが

    このピアニストのタッチが面白い。
    スタインウェイのコンサート・グランドが
    まるでピアノフォルテのように響く。
    軽いタッチで、音の粒が揃っていて
    面白い装飾音符の付け方。

    さて、幕間の後はショスタコーヴィッチのレニングラード。

    キタエンコはショスタコーヴィッチは得意だから
    これは期待できる。

    演奏そのものは非常に情熱的で力強くて
    緊張感もずっと保たれていて面白かったのだが

    あ〜、ブルックナーの5番より
    しつこい曲がここにあった・・・

    今まで、ショスタコーヴィッチの7番って
    そんなにしつこいとは思っていなかったんだけど
    久し振りにナマで聴いてみると
    いや〜、もう、しつこい、しつこい(笑)

    この曲、本当に爆発的な力を持つ。
    キタエンコもオーケストラを最大限に鳴らせて
    その迫力たるや、圧倒されて言葉がない。

    わかったぞ、何が何でもこのコンサートを
    野外音楽堂でやりたかった理由が(笑)
    あのボリュームで、ホールで聴いたら
    コンサート後に難聴になっていただろう、きっと。

    その意味で野外音楽堂でのショスタコーヴィッチは
    思い切り大きな音で
    輝く金管のアンサンブルで
    しつこく、しつこく、しつこく(笑)
    ピアニッシモから、とんでもないフォルティッシモまで

    それに最初から最後までの集中感や緊張感が素晴らしい。
    キタエンコって良い指揮者だと思うし
    見事に正確な技術で、ばっちり演奏したオーケストラも凄い。

    全く手抜きしていないし
    全員が力一杯演奏しているのがよくわかって
    曲想や、曲に籠められたショスタコーヴィッチの感情が
    ダイレクトに聴衆に伝わって来る。

    う〜ん、名演・・・
    ホールで演奏されるより良かったような気がする。
    (ホールの貧民席はオーケストラの真上だし(笑))

    最後まで雨は降らなかったし
    比較的温暖な気温だったし
    (オーケストラは温度の高低が激しいと大変だなぁ、と思うけれど)
    野外音楽堂で、あれだけの力強さを
    音を分散させる事なく演奏しきった指揮者とオーケストラに脱帽。

    まぁ、確かに共産主義バンザイのプロパガンダみたいな曲だし
    しつこさには、時々、げっそりもしたけれど(笑)

    当時のソビエト連邦の社会状況なんかも
    ちょっと音楽から窺える気がして
    楽しかった私に
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