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ベルリン・バロック・ゾリステン

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    Schloss Grafenegg Wolkenturm 2018年8月11日 20時〜22時5分

    Berliner Barock Solisten
    オーボエ Albrecht Mayer
    バイオリン・指揮 Willi Zimmermann

    Tomaso Albinoni (1671-1751)
    Sonata à 5 für Streicher und Basso continuo g-Moll op. 2/6

    Georg Philipp Telemann (1681-1767)
    Sonata à 4 für Streicher und Basso continuo Es-Dur TWV 43:Es1

    Pietro Locatelli (1695-1764)
    Concerto grosso f-Moll op. 1/8

    Alessandro Marcello (1669-1747)
    Konzert für Oboe, Streichorchester und Basso continuo d-Moll

    Georg Philipp Telemann
    Konzert für Oboe, Streicher und Basso continuo d-Moll TWV 51:d2

    Antonio Vivaldi (1678-1741)
    Konzert für Streicher und Basso Continuo g-Moll RV 156

    Johann Sebastian Bach (1685-1750)
    Konzert für Oboe, Violine, Streichorchester und Basso continuo d-Moll

    ここ数日の堪え難い猛暑はちょっとお休みで
    (また来週から暑くなるらしい・・・)
    グラーフェネック到着の19時30分は気温25℃。
    爽やかに晴れて、これこそヨーロッパの夏、という感じ。

    ・・・しかし、このチケット、何を考えて買っちゃったんだろう?
    いや、あの、バロック音楽って私の好みというワケでもないし。

    ベルリン・バロック・ゾリステンの名前に釣られたかも・・・
    ご存知、ベルリン・フィルのプレイヤーたちがメンバーの
    バロック音楽専門集団である。

    コンサート会場は野外音楽堂のヴォルケン・トゥルム。
    野外音楽堂・・・(沈黙)
    たぶん、芝生席の観客を含めたら、1000人くらいの聴衆。

    バロック音楽が、ちまちました室内音楽だ、とは言わないが
    (ほら、水上の音楽だの花火の音楽とか
     オペラ黄金の林檎なんていう例もある事だし)
    チェンバロ含めて12人のメンバーの
    室内オーケストラを野外音楽堂で演奏って

    誰だ、こんな企画を考えた奴は・・・(すみません)

    大編成オーケストラでも音響が悪い時もあるオープン・エアだが
    思っていたより、音響は悪くなかったのが幸いだが。

    楽器はモダン楽器(だと思う)で
    演奏はピリオド奏法(だと思う)少なくともノン・ビブラート。
    それでも、意外によく響いてくるし
    チェンバロもしっかり聴こえてくる。

    最近、耳が遠くなったのか
    演奏中に微かに聞こえてくる飛行機やヘリコプターの爆音や
    道路を走るオートバイの音も
    後半に聞こえてくる華やかなコオロギの歌も
    あまり気にならなくなって来た。

    いやぁ、バロックですね(ってワケわからん感想だが)
    あまり知られていないアルビノーニとかロカテッリとか
    マルチェッロとか。
    まぁ、テレマン、ヴィヴァルディと J.S.バッハは知っているが。

    聴いていて、楽しいというよりも
    あ〜、貴族的でお上品で節操あって
    いかにも上流階級の方々の音楽だわ、という気がする。

    ・・・もっとも、もしかしたら上流階級の
    バック・グラウンド・ミュージックだったかもしれないんだけど。

    少なくとも、1000人近くが
    固唾を飲んで(かどうかはわからんが)
    静かに物音を立てず、じっと聴いている、というのはなかっただろう。

    各曲の構成も、バロック後期とは違って
    アダージョやラルゴで始まって
    途中でアレグロの楽章になったりするので
    楽章間拍手・・・というよりは
    派手に終わる楽章の後で拍手が入ったが
    実は曲はまだ続きます・・・的な曲が多かった。

    オーボエは、前半最後のマルチェッロ
    後半最初のテレマンと、最後のヨハン・セバスティアン・バッハに登場。

    しかし・・・
    なんでこんなに短調の曲ばっかり・・・(絶句)
    2曲めのテレマン除いて、すべて最初から最後まで短調続き。

    え〜い、私、短調苦手なのに・・・
    (学校でも長調の分析はやったが、短調やってない)

    バロック時代は短調=悲しい、という連想はなかったらしいので
    別に悲しくなる訳ではないが
    でも、聴いていて、ウキウキする、というものでもないし
    まぁ、途中の転調で、時々長調入ると嬉しくなるけれど

    12人のプレイヤーで
    短調のメロディを演奏されると
    やっぱり、チマチマした感じになっちゃうのよ(主観)

    もちろん、それが華やかなバロック(かルネッサンス)の居間で
    着飾ったご婦人や殿方が、お飲み物でも嗜みつつ
    というのだったらわかるけど・・・(だから偏見です)

    最後のバッハの曲は
    まぁ、誰でも知ってる曲だと思うのだが

    う〜ん、確かにバッハの作曲技巧って
    現代の我々が多少なりとも耳慣れしている、という事を考えたとしても
    ヨハン・セバスティアン・バッハって・・・す・ご・い!!!

    曲の構成や対位法の巧さが、他の作曲家の比じゃない。

    で、このバッハの曲だが
    オーボエとバイオリンがソロの役割を果たしていて
    途中で、オーボエとバイオリンの掛け合いがあるんだけど

    ・・・・なにこの色っぽさ

    まるでバレエの男性のパ・ド・ドゥを観ているみたい。
    バイオリニストとオーボイスト、出来てるんじゃないか(妄想)
    と思わせるほどに、親密で
    二人がからまって、得も言われぬ妖しげな雰囲気。

    なんだか妖しすぎる。
    いや、ただの妄想なのだが・・・

    コンサート後にオーボイストがご挨拶。

    皆さま、本日はコンサートにお運びいただき
    ありがとうございました。
    特に、幕間の後に戻って来て下さって、ありがとうございます(笑)
    ヨハン・セバスティアン・バッハの後に
    何をアンコールで演奏したら良いのでしょうか。
    あ? ラ・ボエーム?
    いえいえ、やっぱりバッハしかないでしょう。

    という事でバッハのアンコール。
    これも短調って・・・ あ〜、ちょっと絶句。

    もうちっと、長調の派手なバロックをやらんかい!!!
    いや、謂れのない文句だとはわかってますが・・・
    ワタシ、所詮、庶民なので
    バロック時代の貴族の好みはわからん。

    でも、聴衆のマナーも良くて
    (楽章間拍手は、あれは仕方ない。
     それに、変なところでは出てなかったし
     最後のアンコールの時も、演奏終わってからも
     オーボイストが力を抜くまで、ちゃんとみんな拍手は控えてた)
    雰囲気としては悪くなかったし
    それなりに楽しかったし
    空気も爽やかだった。
    (最後はちょっと肌寒いくらい)

    サマー・フェスティバルとしては
    これが最後のコンサート。
    来週末からは
    グラーフェネック・フェスティバルが始まって
    大編成オーケストラが大挙してグラーフェネックにやって来る。

    来週末からは、週末はグラーフェネックに出没予定の私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    コンサート後に花火とかやったら
    多少は華やかな雰囲気が出るのかもしれないが(笑)
    メルビッシュやブレゲンツは「お祭り」のキャラが強いけれど
    グラーフェネックは比較的お上品な年配のクラシック・ファンが多い(と思う)

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      • 2020.09.26 Saturday
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