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ウィーン・フィル + ラファエル・パヤーレ

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal
    2018年6月16日 15時30分〜17時30分
    2018年6月17日 11時〜13時

    Wiener Philharmoniker
    指揮 Rafael Payare
    メゾソプラノ Elīna Garanča

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Ouverture Nr. 3 zu „Leonore“ „Leonore-Ouverture Nr. 3“ (1805/06)

    Gustav Mahler (1860-1911)
     Fünf Lieder nach Gedichten von Freidrich Rückert (1901/02)
      Blicke mir nicht in die Lieder
      Ich atmet einen linden Duft
      Um Mitternacht
      Liebst du um Schönheit
      Ich bin der Welt abhanden gekommen
     Urlicht (Des Knaben Wunderhorn) (1893)

    Béla Bartók (1881-1945)
     Konzert für Orchester Sz 116 (1943)

    両方ともコンツェルトハウス主催のコンサートで
    土曜日はインターナショナル・オーケストラのチクルス
    日曜日はマイスター・ヴェルクのチクルス。

    土曜日、オープン・デイを抜けて行ったのだが
    オペラ・グラス(望遠鏡)を忘れて
    しっかり見える席だったのに
    ガランチャの美しさを手に取るように見る事が出来ず欲求不満。
    日曜日は望遠鏡とチケットを握りしめて会場に行った。

    土曜日のガランチャは黒のラメ入りロング・ドレス
    日曜日のガランチャは白いシフォンのふわふわのロング・ドレス

    ・・・何を着ても、絵になる美人だなぁ。

    指揮者のラファエル・パヤーレは
    見た目、ロシアの防寒帽子を被った可愛い男の子に見える。
    以前よりヘアのボリュームが増しているような気がする。

    2015年に故マゼールの代役でウィーン・フィルにデビューした指揮者で
    ベネズエラ出身の38歳。

    ベートーベンとマーラーとバルトーク。
    全体的に、各パートをクリアに出して来て
    非常に繊細で透明感のある音を出すかと思うと
    ベートーベンでは、途中、うわああ、ワイルド!という部分もあって
    なかなか面白い音を作る人だ。

    お目当てのアーティストは
    美人ナンバーワンのエリーナ・ガランチャ ♡

    このメゾソプラノ、本当はオペラの舞台で観ると
    声量、声の美しさに加えて、演技が巧くて
    しかも見た目の美しさも手伝って
    悶絶モノなのだが
    (最近チケット高くて行けなくなったけれど
     オクタヴィアンとかセストでは、息を飲む美しさだった)

    ドイツ・リートとか別に聴かんでも良いか、と思っていたら
    今回のマーラーのリッケルトで腰が抜けた。

    低音の美しさ!!!!
    Blicke mir nicht in die Lieder なんて
    最初から最後までピアニッシモの歌なのに
    声を張り上げる事一切なく
    なのに、あの美しい声で天井桟敷まで
    あくまでも柔らかく美しく響いて来る。

    オーケストラの繊細さに加えて
    ガランチャの、これもとことん繊細な声。
    低音で倍音なのに厚くならず
    あああああ、これが「美声」ってものよ、うん。

    Um Mitternacht では鳥肌がたった。
    オクターブ飛ぶところがあるのだけれど
    胸から頭への共鳴に飛ぶプロセスとその結果が
    (あ〜、自分でも毒されてるような気がする)
    あまりにあまりに、あまりに見事。

    もう、ここまで来ると
    才能だの努力だの(も大事だが)を超えて
    こういう身体構造を持つ人がいる事自体が
    奇跡としか思えない。

    あ〜〜〜、羨ましい・・・と思うんだけど
    考えてみたら、歌手自身は、自分の声は録音以外では聴けないのだ。
    天賦の才があっても、その才を楽しめるのは聴衆だけ(笑)

    Um Mitternacht も Ich bin der Welt abhanden gekommen も
    もともとのリッケルトの詩は
    恨みがましくてコンプレックスの裏返しっぽく読めるのだが
    マーラーの手になって
    ガランチャの美声で繊細なオーケストラと歌われると
    あああああ、もうワタシ、天国です!!!
    (オーケストラのメンバーで天井見上げて感じ入ってる(っぽく見えた)人もいた)

    土曜日は Ich bin der Welt abhanden gekommen の後に拍手がなくて
    そのまま Urlicht に続けたのがすごく良かった。
    日曜日は拍手入ったけれど
    もともとプログラム記載では別途に載っていたのでフライングではない。

    メゾソプラノでマーラーを歌わせたら
    エリザベート・クルマンという素晴らしい歌手も居る。
    どちらが良いという比較はできないけれど

    ガランチャの持つ「華」って、スゴイ。
    美しさのオーラが(見た目と声と・・・)バンバン飛んで来て
    たぶん、クルマンの方が「深み」はあるのだけれど
    ガランチャのオーラにはひれ伏したくなる。

    なんかもう、別世界に飛んでしまった後の
    バルトークのオーケストラのための協奏曲。

    好きな曲だし、名人芸がバッチリ聴けて
    しかも、各パートのクリアさと透明感が抜群。

    その分、時々バルトークのこの曲で感じる
    強い痛々しい郷愁や、胸を締め付けるようなやるせなさは
    あまり感じなかった。
    音楽的処理の見事さが前面に出てたような気がする。

    しかしともかく
    やっぱりエリーナ・ガランチャ ♡
    ずっとファンだったけれど
    あまりに有名になり過ぎちゃって
    オペラのチケットも入手できないので
    ずっと聴いていなかったけれど

    機会があれば(まぁ、マイク使うコンサートは論外だが)
    やっぱり貪欲に聴いておくべき歌手だなぁ、と
    つくづく思った私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    そろそろコンサート・シーズンも終わりだが
    まだウィーン交響楽団と
    ウィーン放送交響楽団のウィーン音大指揮科卒業試験コンサートと
    クルレンツィスのマーラーがある!!!!

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      • 2018.09.24 Monday
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