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ヒューストン交響楽団 + オロスコ=エストラーダ

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年3月15日 19時30分〜22時

    Houston Symphony
    バイオリン Hilary Hahn
    指揮 Andrés Orozco-Estrada

    Leonard Bernstein (1918-1990)

    Three dance episodes (On the Town) (1945)
    The great lover displays himself. Allegro persante
    Lonely twon : Pas de deux. Andante
    Times Square : 1994. Allegro

    Serenade (1954)
    Phaidros - Pausanias. Lento - Allegro marcato
    Aristophanes. Allegretto
    Eryximachos. Presto
    Agathon. Adagio
    Sokrates - Alkibiades. Molto tenuto - Allegro molto vivace

    Dmitri Schostakowitsch (1906-1975)

    Symphonie Nr. 5 d-moll op. 47 (1937)

    アンコール
    Johann Sebastian Bach : Partita Nr.1 h-moll BWV 1002
    für Violine solo (5. Satz : Sarabande)
    Edward Elgar : Variations on an original theme „Enigma“ op. 36
    Variation IX : Nimrod

    お久し振りのオロスコ=エストラーダが
    2014年から音楽監督を務めている
    ヒューストン交響楽団とゲスト公演。

    アメリカのオーケストラ、時々客演で来るけれど
    ヒューストン交響楽団は初めて。

    アメリカ音楽のバーンスタインと
    ソビエト連邦(当時)のショスタコーヴィッチの組み合わせとはね(笑)

    最初は、バーンスタインのミュージカル「オン・ザ・タウン」からのダンス3曲。

    あああああ、ばんざ〜い!!!!
    本日は楽章間拍手がない(感涙)

    小作品だが(全体で約10分ほど)
    金管のリズム感が笑っちゃうほど素晴らしい。
    いや、こういうのって
    本当にアメリカのオーケストラがお得意とするところなんだろうなぁ。

    指揮者のオロスコ=エストラーダのリズム感も抜群だし
    この指揮者は、リズムの指示が非常に巧みなので
    こういう曲、むちゃくちゃ聴かせるわ。

    2曲目で黒に銀のドレスで登場したヒラリー・ハーン。
    お腹が大きい・・・
    あら、いつ赤ちゃんが・・・

    マタニティ・ドレスでも美しい。
    本当にこのバイオリニスト、お人形さんみたいに綺麗。

    バイオリンの音が
    澄んでいる、というより
    溢れ出る清潔感。
    汚れたものが一切ない純粋感。

    ヒラリー・ハーンの音って
    正に貴族の深窓の令嬢、という気品がある。
    混じり気なしの純粋さの印象がものすごく強い。

    バーンスタインとは言え
    割に正当なクラシック曲で
    プログラムによればエロスを表現する・・・らしいのだが
    ヒラリー・ハーンの澄んだ音色だと
    エロスというより、天上のソフィアかアガペだわ、これは。

    チェロのソロとの絡みが、ものすごく美しかった。
    けれど、指揮者、曲の後でチェロのプレイヤーを立たすの
    忘れていて、ちょっとかわいそう。
    (意図的なものではなく、たぶん、本当に忘れていただけだと思う)

    アンコールのバッハの無伴奏バイオリンのパルティータが
    うわあああああ、素晴らしい。
    ここでも、あの透き通った純粋さが際立って
    鳥肌が立つくらいの天上の美しさ ♡

    ヒラリー・ハーン聴いただけで
    もう大満足 (^^)v

    後半はショスタコーヴィッチの交響曲5番。

    ご存知共産主義万歳の景気の良い曲・・・と言って良いのか
    ショスタコーヴィッチって、当時の政府に迎合するために
    景気の良いフレーズを大いに使ってはいるのだが
    基本的には、ロシア的な鬱の人だと思う。

    オロスコ=エストラーダは
    この曲の思想的な部分とかはさて置いて
    音楽的な美しいメロディ・ラインを歌わせる。

    だから大袈裟にならず
    あくまでも音楽としてのラインが提示されるので
    無駄な力がかからず
    端正な音楽が、程よい感情を伴って聴衆に届く。

    何も目立つ事はしていないのに
    見事に音楽になっているのに驚嘆する。

    バーンスタインでむちゃ巧かった金管が
    あれ?という部分は多少見受けられたんだけど(笑)
    冷戦時代は遠くなりにけりだから
    ソビエトの作曲家だから、という偏見はないと思う(爆笑)

    時の運というものはあるけれど
    オロスコ=エストラーダの指揮者としての
    抜群の才能と実力というのは
    間違いなく光っている。

    アンコールが
    エルガーのエニグマからのニムロッド。

    これがまた素晴らしい音で
    ホールを柔らかく満たす天国のような
    平和を希求するような
    愛情に満ちた音響が広がって

    うわあああ、ニムロッドって
    久し振りに聴くと
    しかも、これだけ柔らかいバランスの取れた丸い音響で聴くと
    やっぱり名曲だったんだわ、と

    アンコールに感激して
    友人とビール飲みながら
    真夜中近くまで盛り上がった私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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