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トーンキュンストラー + 佐渡裕 1回目

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    Musikverein Großer Saal 2017年10月8日 15時30分〜17時

    Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
    指揮 Yutaka Sado
    ピアノ Roger Muraro
    オンド・マルトノ Valérie Hartmann-Claverie

    Oliviert Messiaen (1908-1992)
     Turangalîla-Symphonie
      für Klavier, Ondes Martenot und Orchester (1946-48)

    全国の皆さま!!!
    ウィーンに定住してから32年
    やっと、やっと、やっとこの曲を
    ナマでウィーンで聴ける時代がやって来たとは・・・

    20世紀最高傑作の一つ、メシアンのトゥーランガリラ交響曲!!!
    今シーズン、トーンキュンストラーと佐渡裕のコンサートに加えて
    11月9日には
    何故かウィーン・モデルン現代音楽祭の一環として
    ウィーン放送交響楽団も、この曲を演奏する予定。

    トーンキュンストラーのピアニストは
    何とロジャー・ミュラロ!!!

    いや、今日はエクスクラメーション・マークが多いが
    トーンキュンストラー、最近景気が良いのか
    オフィスは市内の一等地に引っ越すわ
    ミュラロをピアニストとしてウィーンに招聘するわで
    まぁ、すごいわ・・・

    さて私の貧民席はオーケストラに非常に近い場所である。
    「現代音楽」(笑)のコンサートなので
    トーンキュンストラーは、かなりメール等で宣伝してはいた。
    (チケット持ってるコンサートに今更割引とか言われても面白くない)

    そんなわけで、比較的空き席があったので
    係員の人に許可を取って
    ちょっと離れた席に座らせてはもらったが

    ・・・やっぱり音が大きい(汗)

    トゥーランガリラは大編成だし
    管楽器やパーカッションの数も多いので
    楽友協会のあの音響ではどうだろう、と懸念していたが
    やっぱりオーケストラに近いところだと、すごい音量。

    エネルギーの塊が、ものすごい速度で
    正面から飛んで来て衝突しているような気分。

    あまりにエネルギーが大き過ぎて
    メロディ・ラインが全く聴こえて来ない。

    まぁ、あの曲にメロディ・ラインがあるかについては
    色々な意見があるだろうが
    今まで聴いた CD では
    音響の中にトナールでのラインが聴こえていた・・・ような気がする。

    佐渡裕氏は、こういうエネルギッシュな曲は好きそうだし
    とても合うような気がする。
    エネルギーの発散からすれば
    楽友協会の中を、とんでもないエネルギーが満たす感じ。
    ・・・だが
    これ、やっぱり、できるだけオーケストラから離れた席の方が良さそう。
    (かと言って、幕間なしだから動く訳に行かない >_<)

    聴こえて来るのが大音響の塊だけで
    中の構成が全然聴こえて来ないし
    何だか全部が埋もれているような感じで・・・
    オーケストラ全員が必死になって、すごい音量で演奏するので
    エレメント同士の掛け合いが全然わからない・・・

    ミュラロのピアノがすごい。
    もうこのピアノの色彩感だけで
    このコンサートに来て良かったと思わせるくらい
    カデンツァでの音色の煌めきが圧倒的。
    背筋がゾクゾクする。

    エネルギッシュな部分は
    指揮者がオーケストラを思い切り鳴らすので
    音量も大きいし
    オーケストラも必死で演奏していて
    音そのものは、かなりの団子状態で聴こえて来てしまうのだが
    その中に秘められた熱い思いというのは、充分に伝わって来る。

    この曲、もともと
    時々、えらくエロチックになる部分がある筈なんだけど
    いや、う〜ん、ピアニッシモの部分の音色はそれなりにキレイとは言え
    あまりエロチックとか言うのは感じないなぁ。
    まだ演奏に余裕がないのか
    (今日のコンサートは1回目)
    あるいは、最初から「エロチック」というような
    不道徳な要素は排除しているのか・・・

    明日の夜はサンクト・ペルテンでのコンサートだが
    残念ながら行けないので
    火曜日に、2回目を聴きに行く予定だが
    (で、できれば席はできるだけ離れたところに逃げたい)
    その時に、演奏に慣れて来れば
    思いがけない色っぽさが出て来る・・・・かもしれない(笑)

    金管楽器が頑張っていて
    トロンボーンなんか、ものすごく迫力の音を
    素晴らしいアンサンブルで出していて魅力的で惚れる。

    しかし、若しかしたらこの曲って
    楽友協会の、あの残響たっぷりのホールでは
    聴いてはいけない曲なのかもしれない、と言う気もしている。
    (音の焦点がぼけすぎる)

    全部のパートがフォルテで聴こえて来て
    ホールの音が濁ってしまうと
    ちょっとアレアレアレ、という状態になってしまうのだ。
    まぁ、全員が必死なのはよくわかるが・・・

    オーケストラを見ていると
    一部のメンバーに、この曲は楽しそうだ。
    特に木管・金管が、大変そうだが嬉しそうに演奏していたな。
    パーカッションも、すごく張り切っていたし。

    帰宅してから
    あんなにメロディ・ラインの聴こえない
    大音響の塊だっただろうか、と自信がなくなったので
    (記憶としてはブダペストでイヴァン・フィッシャーで聴いた時には
     ホールの音響がデッドでクリアに聴こえたせいかもしれないが
     私の記憶に近い音響がしていた筈・・・)
    今、ラトルの CD を聴き直しているんだけど
    これはこれで、えらく色っぽい(笑)

    ラトルの CD の録音は
    それぞれの楽章の構成が見えるような
    各エレメントがキレイに浮き出しているけれど
    これはやっぱりホールの特質の違いなのかも・・・・

    まぁ、次のコンサートで
    もしかしたら、また感想変わるかもしれないので
    それまで待とう、と
    偉そうな事を言っている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2017.10.17 Tuesday
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