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Dada Masilo/The Dance Factory "Swan Lake" 2回目

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    Volkstheater 2017年8月7日 21時〜22時15分

    Dada Masilo / The Dance Factory (South Africa)
    Swan Lake

    振付 Dada Masilo
    カンパニー The Dance Factory
    ダンサー Nadine Buys, Zandile Constable, Nicola Haskins,
    Dada Masilo, Ipeleng Marafe, Khaya Ndlovu, Thabani Ntuli,
    Henk Opperman, Steven Thibedi, Thami Tshabalala, Llewellyn Mnguni,
    Tshepo Zasekhayo
    照明デザイン Suzette Le Sueur
    音楽 Pjotr Ilijitsch Tschaikowski, Steve Reich, Rene Avenant
    Camille Saint-Saëns, Arvo Pärt
    衣装デザイン Dada Masilo, Suzette Le Sueur

    ツィッターでフォローしている皆さまはご存知の通り
    実はこの公演2回の間に、一度だけ
    郊外でのオペレッタ鑑賞が入る予定だったのだが

    大雨にて中止(涙)

    しかもウィーン出発前にわかっていたらまだしも
    バスで1時間半、会場まで行って
    会場到着してからも大雨の中、上演するのかしないのか
    ずっと雨の中で(強調!)待っていて

    開演15分前に中止のアナウンスがあって
    またウィーンに戻って来たという状態。

    大雨だったのに本気で上演準備を始めていて
    (最初の50分上演した後のキャンセルは払い戻しなし)
    オーケストラ・メンバーは入っていくし
    楽屋では歌手がメイク・アップしてるし

    オープン・エアなので客席には水が溜まっているだろうし
    私はサイクリング用の、ごっつい雨合羽だったのだが
    前の人が傘さしてたら、絶対に舞台見えないだろうし
    第一、雨合羽って頭全部を覆うので、耳が聴こえない。

    念の為ですが、有名なメルビッシュのオペレッタではございません。
    今週末にも上演があるので
    (ううう、残念ながら行けない・・・)
    ウィーン在住の方でご興味ある方は こちら
    ただし、今週末の公演はバスのトランスファーはないので
    マイカーで行く以外に方法はないが。
    (ちなみに来年の演目は「小鳥売り」だそうです)

    というワケで
    ヘンなコンテンポラリー・ダンスのど真ん中に
    レハールのメリー・ウィドウの記録が入る予定だったのが
    ダメになりました(涙)

    ヘンなコンテンポラリーの中でも
    まずは最も「マトモ」な方の
    ダダ・マシロの Swan Lake

    すみませんね、何回も同じ演目を見に行く悪い癖がありまして f^_^;)

    でも、この演目、見れば見るほど面白いし深い。

    コメディ的なんだけど
    白鳥たちがエネルギッシュで魅力的な事と言ったら

    いやそりゃ、ちゃんと最初の方の
    コメント付きの部分では

    白鳥たちは「誰も私と結婚してくれる人はいない」と
    悲しそうな顔をして
    ・・・と、みんな、悲しそうな顔をしているけれど

    で、オデットが登場して
    あぁ、悲しいわ、悲しいわ、パタッ
    ・・・というのが、何回観ても、爆笑してしまう。
    (クラシックな動きを、ものすごい速度でやるんです)

    ジークフリート登場の後、ジークフリートに求愛する
    オデットの6分くらいのソロが
    (オリジナル曲のパ・ドゥ・ドゥの音楽を使っている)
    圧倒的で、キュートで、いじらしくて
    このソロ、本当に凄い。何回観ても凄い。

    確かにモダン・ダンスではあるのだが
    ダダ・マシロという天才は
    クラシックまで完璧に手の内にして
    アフリカン・ダンスと
    自分のダンサーとしての個性を徹底的に振付で活かす。

    あぁ、もう、胸キュンです (。-_-。)

    正直なところ
    ウィーン国立バレエ団の監督あたりは
    こういうダンサーとダンスはお嫌いだろうけど(爆笑)

    ジークフリートは
    多少の悩みはあるにせよ
    徹底的にアホで
    世間体に踊らされて
    結局オディール(♂)からもオデット(♀)からも
    振られてしまうのだが

    パーティ・シーンで
    定石通り、オデットとジークフリートを
    くっ付かせようというロットバルトたちの間に
    オディールが乱入して
    オデットとオディールが大喧嘩するシーンの迫力も凄い。

    心破れたオディールのソロ
    裏切られたオデットのソロ
    それぞれにパロディっぽくは扱われていても悲しみが伝わってくる。

    で、最後のシーンで、とうとう涙腺崩壊。

    夜のシーンで
    下半身のみ長いスカートを纏ったダンサーたちの群舞だが

    衣装から連想するのは
    あのイジー・キリアーンの名作ベラ・フィグーラのシーン。

    ルネサンス風の音楽にのせて
    夜に星が出ているような照明の中で
    ダンサーが一人倒れ、二人目が倒れ
    最後に残ったオデットとオディールが抱き合って
    二人とも倒れてラストになる。

    愛は勝つ・・・とかいう単純なメッセージではないと思うが
    どう解釈するかは観客に委ねられるのだろう。

    ただ、このシーンの美しさは言葉に出来ない。
    クラシックを取り入れたモダンの
    比較的地味な動きだが
    その前が派手で大きな動きが多かったので
    ますますこのシーンの静謐さが強調される。

    う〜ん、色々な感情を呼び起こすなぁ、このプロダクション。
    きゃ〜、キュート、とか喚いているだけでは済まない。
    (でも、ダダ・マシロのキュートさと言ったら・・・ううう)

    来週のジゼルがますます楽しみになって来ている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    正しいクラオタはこの時期は
    ザルツブルクに出没していると思うのだが
    正しいクラオタになるのには
    ちょっと貧乏過ぎるのでお許し下さい。

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      • 2017.10.21 Saturday
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