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Peter Pleyer / The Ponderosa Trilogy

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    mumok 2017年8月2日 19時〜20時15分

    Peter Pleyer
    The Ponderosa Trilogy

    たまたま夕方が空いていて
    しかも19時から1時間のパーフォーマンスで
    久し振りの MUMOK = Museum der Moderne Kunst 近代美術館だし
    ・・・とチケットを買ってからサイトを見たら

    ヘンなオヤジが編み物のマスクを被っていたので
    ひええええっ、またヘンなモノを買ってしまったか、と
    一瞬、後悔したのだが

    これ、意外に面白かったです(笑)

    近代美術館の地下にあるアーティスト・アトリエに入ると
    青い編み物を顔に被ったむくつけきオヤジが
    ずっとローラー・スケートで会場中を走っていて



    (Im Puls Tanz のウエブから拝借 (c) Michiel Keuper)

    前に置いてあるビデオのスクリーンには
    大写しで男性のナニが動いているビデオが写っているが
    現代芸術で、ナニの大写しをされていても
    もう驚かないカルチャーばばあになってるワタシは平気。

    で、このオヤジ、ローラースケートを脱いで
    流暢で実に美しい英語で話し出すのだが
    友人のダンサー(同性愛)が自殺したとか
    知り合いのダンサー(同性愛)が悩んでダメになったとか

    まぁ、同性愛はアーティストには多いし
    ついでに何故か私の周囲にも結構居るし
    別にだから、と言う思いはあるのだけれど
    (基本的に私は誰が何やっていても無関心)
    レインボー・パレードなんかもそうなんだけど
    昨今、男性の同性愛者は、かなり声高に
    自分を主張して認めさせよう、という行動が多いな。

    男性の同性愛も多いけれど
    女性も結構居るのだが
    比較的女性は穏やかというか、あまり主張しない感じがする。

    まぁ、それはともかくとして
    その友人のダンサーの自殺に対して
    怒りのダンスを踊ります、と

    編み物マスクを取ったら
    別にヘンな顔でもなくて、ただの普通のオヤジである。
    (上記の写真で如何にも怪しげだが
     本当に本当に、普通の、しかも結構、イイ男の素敵なお顔 ♡)

    真っ裸になって服を変えて
    バッハの曲で踊りながら
    流暢な英語で色々とお喋りしつつ

    腹は多少出ていて
    (で、腹の出てる男性は基本的に私は非常に好き(笑))
    動きも派手なアクロバットはなくて
    細かい動きが多いんだけど

    あらこのダンサー、基礎はしっかり入ってるじゃないの。
    ただのシロウトの変態オヤジというのではなさそう(こらこら)
    バランスも良いし、動きも音楽と同調して
    空間もしっかり使っている。

    洋服を替える際も
    他のダンサーがイギリスで警察官に声をかけられ
    警察官がカッコよかったので喜んだら
    着ている Tシャツがエロ過ぎるというので逮捕されてしまった話とか
    このTシャツはどこそこで買ってレアものだとか
    次から次にエピソードが語られる。

    観客の中から何人か呼んで(クラスの学生たちであろう)
    編み物マスクを被らせて舞台に置いたり

    途中で
    「観客の方にヘルプをお願いします。
     誰かハダカになって下さる方」

    ちゃんと居るんですよこれが。
    (たぶん、クラスの中で話は付いているのだろうが)
    若い女性ダンサーが前に出て来て
    一糸まとわぬハダカになって床に横たわり

    他のクラスメイト(だろうきっと)の
    編み物のマスクを被ったダンサーが
    ペ◯ス・ツリーを持って来て
    (枝にたくさん、ナニの編みぐるみがぶら下がっている(笑))
    横たわった女体の上に翳し

    その間、例の男性のナニの大写しビデオには
    スカーフをかけて見えなくして(笑)

    ヘンなオヤジの主役ダンサーも
    何故か一糸まとわぬハダカになり

    普通だったら、あらここで何か良からぬ事が・・・と
    期待 驚愕するところなのだが
    もちろん、みなさん同性愛なので何も起こらず

    女体の足を持ち上げて、三角のスポンジを下に入れたり
    大きな風船で中に砂利が入っているのか
    転がすと音のする物体を
    女体の上で転がしたり

    う〜ん (・・;)

    正直な告白をしてしまえば
    これはパーフォーマーがホ◯なので冷静に出来るのかもしれないが
    ワタシは◯◯なので(註 レ◯ではありません)
    ちょっとこのシーン、マジにヤバかった。

    私のような邪な考えに至った若いメンバーも
    絶対に何人かいるぞ(断言)
    ・・・もちろん、そんな事は噯にも出さないですが(大人だから(笑))

    エロちっくにならず
    どちらかと言えば、アホらしいというか
    実にバカバカしい事を
    真剣にマジメな顔してやってるところに
    ユーモアとペーソスが漂うんだけどね。

    あと、このオヤジが横たわって
    そこに編み物のマスクのダンサー3人が身体を押さえて
    オヤジが、下手くそな「野ばら」を歌うというシーンもあった。
    ワケわからん。
    この人、ドイツで暮らしている筈なんだけど
    歌詞のドイツ語間違ってるし
    メロディもちょっと違うが
    音は基本的に外れていないので、意図的なものなんだろうな、きっと。
    (好意的解釈)

    ブダペストの古着屋で買ったという衣装は
    多分、上半身に纏ったのは女性のスカートではないだろうか。

    最後は自分の持っているスカーフを
    会場一杯に吊り下げて披露して
    スカーフで作ったような薄い上着を羽織って

    「僕はこれから自分の詩を読み上げます。
     この詩は、ダンス・パーフォーマンス用の記録庫にあるので
     誰でも自分のパーフォーマンス用に無料で利用できます。
     詩を読み終わったら、みなさんの中で何人か出て来ていただき
     僕の身体を向こうの方に持って行って下さい。
     パーフォーマンスはそれで終わりにしますが
     最後に僕の好きな音楽家の作品を聴いて下さい」

    この詩の内容が
    自分が何かした後に、それを写真家が撮って、というのが
    時空を越えて
    未来に火星の上で云々の話で
    (すみません、全部流暢な英語だったので
     今ひとつ理解できない部分もかなりあったんです(←英語苦手))

    最後の方になったら
    やっぱりクラスの生徒たちが
    何人か出てきて
    オヤジ、いや先生を持ち上げて会場の後ろに移動させて終わり。

    いやでも、このパーフォーマンス
    パーフォーマーがオヤジのせいか
    時々、神聖な宗教っぽい雰囲気まで漂わせて
    声高で暴力的な主張もなく
    落ち着いた雰囲気で

    パーフォーマーのオヤジのファッション・センスも
    何と言うか、すごく女の子で(笑)
    英語を話す声が、とても可愛いハイバリトンの美声で
    (それかい、私が参ったのは(←声に弱いんです))
    笑顔がチャーミング。

    オヤジ、オヤジ、と連呼してしまったが
    この人、ドイツではあちこちの大学でも教鞭を取っているらしい。

    私の英語理解能力がもう少しあれば
    もっと面白かったんだろうなぁ、と思うと
    自分の能力不足が残念だが(勉強しなさいっ!)

    ウィーンは猛暑。
    パーフォーマンス終了後も32℃もあって
    金曜日にかけて、40℃近くになろうか、と言う予想。

    冬はむちゃ寒いけれど
    自宅が(冷房なしで)涼しくて
    本当に良かった・・・と
    幸運にむせび泣いている(何の事?)私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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