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ウィーン・フィル + マリス・ヤンソンス1回目

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    Musikverein Großer Saal 2017年6月16日 19時30分〜21時30分

    Wiener Philharmoniker
    指揮 Mariss Jansons

    Antonín Dvořák (1841-1904)
     Symphonie Nr. 8 G-Dur, op. 88
    Richard Strauss (1864-1949)
     Tod und Verklärung. Tondichtung für großes Orchester, op. 24
    Igor Strawinsky (1882-1971)
     Suite aus dem Ballett “Der Feuervogel” Fassung 1919

    2日間ナイト・ライフはお休みしてから
    ウィーン・フィルとヤンソンスのコンサートを
    今日と明日、明後日、続けて(同じプログラムで)3連発(笑)
    ついでだが、会場も席も同じ最貧民席 (^ ^)

    ドヴォルザークの交響曲8番
    リヒャルト・シュトラウスの「死と変容」
    ストラヴィンスキーの「火の鳥組曲」
    って、かなり珍しい組み合わせだと思う。

    ドヴォルザークの交響曲8番は
    やっぱり巧く歌わせるなぁ、というのはあったけれど
    まだ何となくバタバタしている印象。

    ウィーン・フィル向きの曲、という訳ではないのだが
    ヤンソンスの表現は、ここではとことん明るくて
    あのメロディ一杯の曲を、とことん歌わせようとしている。
    明日、明後日はもっと良くなりそうな予感。

    さて、リヒャルト・シュトラウスの「死と変容」だが
    前から何回も言っている通り、私の苦手な曲の一つ。

    できれば何もシリアスな事は考えずに
    現実逃避の手段として音楽を聴きたい私には
    こんなリアルな死の表現、ったく何という曲なんだ(勝手な好み)

    しかもこういう曲ならウィーン・フィルはお手の物である。
    指揮者なしでも悠々と演奏しちゃうだろう、この方々は。

    ええ、もう、笑っちゃう程、巧いしアンサンブル鉄壁。
    で、ヤンソンス、オーケストラ鳴らし過ぎ!!!

    盛り上がるところで、あまりの音量に
    耳を押さえたくなった(本気)

    自分の手持ちのバイエルン放送交響楽団のホールが
    デッドな音響だからと言って
    ウィーン・フィルで、楽友協会ホールで
    あの音量はちょっと止めて欲しい(本気)

    ヤンソンスの表情を見ていると
    邪推だけど、どうも、何か、ほとんど恍惚の世界に飛んでいる。

    よって、出てくる音が
    これ、死、だよね? なのに
    ものすごい恍惚感があって
    イヤに色っぽくて
    まぁ、そりゃ、アレだってタナトスの一つだけど
    ・・・とか、
    とんでもない妄想に浸ってしまったのは
    私が欲求不満である、という事ではございません(断言)

    こんな耳の潰れそうな音量で
    火の鳥はどうなっちゃうんだろう、と心配していたが
    こちらは無理やり鳴らすのではなく
    きちんと楽友協会ホールに嵌った音量。

    熱心な読者はご存知の通り
    こと「火の鳥」に関しては
    最近、フォルクス・オーパーで
    ずっとアンドレイ振付の、とんでもないバレエを観ていたので
    音楽聴いたら、あの場面が目の前に妄想で出現するんだろうなぁ
    と覚悟はしていたのだが

    うわっはっは
    すみません、フォルクス・オーパーのオーケストラには
    すごく失礼ですが(指揮者が悪い、というのは散々聞いた)
    全く違う音楽にしか聴こえて来ません(ごめんなさい)

    柔らかいのに芯の通った低弦の厚みのある響きに
    火の鳥が舞う部分になると
    アンドレイのあの間の抜けた(ごめん!)イヴァンと
    ダヴィデやグレイグの、赤い上着を着た火の鳥じゃなくて

    ロシアの、あのロシア正教の
    キンキラキンの黄金と原色に飾られた
    王朝の、輝くような色彩がホール一杯に
    あちこちで煌めいて、砕けて、原色を撒き散らしながら
    飛び散って行く。

    これはやっぱりフォーキン振付の「火の鳥」で
    バレエ・リュスでしかあり得ないだろう。

    弾むようなリズム感
    くっきりした原色を撒き散らす音色が
    鋭いエッジで空気を引き裂いて
    音量もバランスも、すごく良い。

    ・・・ただカシェイのところの最初で
    ひえええええ、楽器の調子が悪かったんですか?
    という
    知っている聴衆がひっくり返るような
    見事な吹き間違えが・・・
    (バルコンの2列目・3列目の人たちが
     こぞって席を立って、舞台を覗き込んでた(笑))

    まぁ、コンサートあるあるネタなので
    全体がそれでダメになったワケじゃないし
    最初の間違いの後の
    フィナーレの出だしのホルンのソロは
    柔らかい素晴らしい音で見事だった。

    明日のコンサートでは
    どの曲も、もっと良くなっている筈なので
    楽しみだが
    リヒャルト・シュトラウスだけは
    どこかに逃げたい・・・
    (でも、きっと満席だろう(涙))

    明日と明後日、リヒャルト・シュトラウスの時だけでも
    どこか舞台から遠い席に逃げられないか
    真剣に悩んでいる私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    コンサート終わって出たら土砂降りの雨。
    まぁ、すぐに止んだけど
    このシーズン、日中が暑いと夕方豪雨になります。

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      • 2017.10.21 Saturday
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