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トロント交響楽団 + ピーター・ウンジャン

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年5月16日 19時30分〜21時50分

    Toronto Symphony Orchestra
    Wiener Singakademie
    ソプラノ Carla Huhtanen
    バイオリン Maxim Vengerov
    指揮 Peter Oundjian

    Pierre Boulez (1925-2016)
     Le Soleil des eaux für Sopran, gemischten Chor und Orcheser (1947-65)
    Johannes Brahms (1833-1897)
     Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 (1877/78)
    Béla Bartók (1881-1945)
     Konzert für Orchester Sz 116 (1943)

    コンツェルトハウスの国際音楽祭の一環のコンサートで
    あっ、ブーレーズがある!と気が付いた時には
    貧民席は残っておらず
    同じギャラリーでも比較的前の方の高いチケットを買ったのだが

    う〜ん、ブーレーズ1作品で演奏時間10分。
    しかも、みんな(たぶん)ヴェンゲーロフのファン(かもしれない)で
    ブラームスのバイオリン協奏曲を聴きに来ている感じの聴衆の層。

    よって
    えええええっ、そのタイミングで咳するか、とか言うのが多かったけれど
    まぁ、それはもう言わない事にする(諦めの境地)

    さてブーレーズのカンタータ「水の太陽」は
    1947年の作品なので
    あの名曲、ル・マルトー・サン・メートルより以前の作品だが

    ル・メルトー・サン・メートルを思わせる要素が多い。
    ソプラノ・ソロが入る事もあるけれど
    インストルメンタルのきっちりした骨組みの構成が
    ル・マルトー・サン・メートルや
    その後の傑作、プリ・スロン・プリなんかを思い起こさせる。

    ブーレーズの曲を聴くたびに
    その透明な音色感は
    ほとんど人間不在を感じさせるのに
    そんな透徹した人間の生臭さのない音楽なのに
    人間の声を多用しているって、ものすごく不思議。

    まだ澄んだソプラノの声だけであれば
    オーケストラの一部に溶け込む事も出来るのだが

    この「水の太陽」って、第二部で混声コーラスが入って
    しかもこのコーラス部分
    時々、かなり荒い目のシュプレッヒ・シュティメが入る。

    音楽そのものと相反する
    生っぽいコーラスの人間臭い叫び声って不思議な雰囲気。

    まぁ、正直言うと
    実はコレだけのために高い席を買っちゃったのだが
    ブーレーズの曲って
    周囲の咳や、バッグを探るゴソゴソ音とか
    飴の包み紙のシャカシャカ音とかなしの
    スタジオ録音の方が良いかもしれないなぁ。
    (もちろん、ナマで聴けば、それなりの立体感は出てくるけれど)

    ヴェンゲーロフのブラームス。
    う〜ん、実は私、昔からあまりヴェンゲーロフとは合わないのだが

    このバイオリニスト
    以前は、もっと演歌調の歌わせ方をしてませんでした?

    席が席だったのでデッドな音響だったのは確かなんだけど
    以前に聴いた時のようなヤンチャ感に欠けていて
    よって、以前のような
    好き嫌いは別としてのキラキラ感がなくなって
    何か巧いけれど、普通の真面目なバイオリンになっちゃった印象。

    音には厚みと深みがあって
    如何にもブラームスだぞ!と響くのだが

    何せ最近の私のお気に入りは
    例のコパチンスカヤなので
    (すみません、比べる方が間違いです)

    幕間の後は
    バルトークのオーケストラのための協奏曲。
    好きなんですよ、私、この曲。

    ・・・・だけど
    う〜〜〜ん、私の耳がおかしいのだろうし
    コンサートの後に久し振りに残業予定という
    精神的な圧力もあったし

    昨日、ミュンヒェン・フィルという
    名人オーケストラを聴いてしまったばかりで

    オーケストラ、いや、そりゃ国際的なオーケストラで
    水準は高いのだろうが
    (で、金管、とっても巧かったけど)
    何か、ちょっと、私のイメージと違う。

    だって第二楽章のスケルツォ
    ファゴットがあのテンポに付いていくのに
    かなり苦労していたというか・・・
    (かなり早めテンポですっ飛ばした)

    エレジーも、思い入れがなくて
    アッサリとタメなしで
    バルトークがアメリカという遥かな外国の土地で
    故郷のハンガリーやオーストリアに思いを寄せた
    という感傷が、ま〜ったく感じられない。

    オペレッタからの引用も
    ただ「おおお、楽しいわ」とか演奏されては
    何か違う(と私は思う、私が間違っているかもしれない)

    でもこれは、指揮者のピーター・ウンジャンの解釈によるのかも。
    みんなプレイヤーは一生懸命だし必死だし
    好意的に見れば、おお、頑張っとるのう、とは思う。

    何ともカナダっぽい、とか言ったらイケナイのだろうが
    (だって偏見だもんね)
    キレイに演奏するけれど、それ以上のものは・・・という印象。
    (もしかしたらブラームスも
     オーケストラがそういう感じだったからかもしれない)

    オーケストラのアンコールも演奏したみたいだけど
    (後で SMS でエルガーのエニグマのニムロッドという情報が入っていた)
    ともかく、バルトークの演奏が終わったのが21時50分。

    慌ててオフィスに戻って
    残った仕事に取り掛かって
    (締め切り、明日だと思っていたら今日だった・・・時差の関係で(汗))
    真夜中前には帰れないだろうなぁ、と思っていたら
    1時間で何とか片付いてしまい

    うわ〜、ワタシって
    実は事務処理仕事の天才だったのかしら
    ・・・と、アホな事を考えつつ(ハイになってる)
    真夜中前に帰宅できた私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。




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      • 2017.11.23 Thursday
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