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ミュンヒェン・フィル + ゲルギエフ

Musikverein Großer Saal 2017年5月15日 19時30分〜22時

Münchner Philharmoniker
指揮 Valery Gergiev

Claude Debussy (1862-1918)
 Prélude à l’après-midi d’un faune
Franz Schubert (1797-1828)
 Symphonie Nr. 4 c-Moll, D 417 “Tragische”
Hector Berlioz (1803-1869)
 Roméo et Juliette, op. 17 Ausschnitte
  1. Introduction
  2. Roméo seul : Tristesse - Bruit lointain de bal et de concert
   - Grande fête chez Capulet
  3. Scène d’amour
  4. Scherzo : L Reine Mab ou la Fée des songes
  5. Roméo au tombeau des Capulets
Maurice Ravel (1875-1937)
 Boléro

ミュンヒェン・フィルと
ワークホリックのゲルギエフのコンサートは
昨日も別プログラムであったのだが
ご存知、私は白鳥の湖に浮気したので行けず
本日のコンサートだけ行く事にした。

幕内弁当みたいなプログラムだが(笑)

最初の牧神の午後への前奏曲は
まぁ、ウチの木管優秀ですよ、というご挨拶で
いや、本当に優秀だった。

ワタクシ的にはフルートよりも
続いて入ったオーボエが魅力的な音だったなぁ。

シューベルトの交響曲4番。
ミュンヒェン・フィルの音も
如何にも「中央ヨーロッパ的」という感じ。
ちょっと土臭くて、素朴で、厚みがある。

ただ、今日のコンサートで一番強烈だったのが
幕間の後のベルリオーズだった。

いや、最初、プログラムにベルリオーズと書いてあったので
あぁ、また幻想交響曲かよ、とげっそりしたのだが
さすがゲルギエフ、そんな当たり前の曲ではなくて
ロメオとジュリエットの抜粋とは・・・

以前にも聴いた事はあったかもしれないが
この曲が、ともかく凄かった。

ベルリオーズの狂気と先鋭的な部分が
容赦なく、しかも、徹底的な説得力とエネルギーで
聴いているとドラマチックな世界に取り込まれてしまって

ポピュラーな映画音楽と紙一重・・・(笑)

ベルリオーズのとんがったところは
容赦なくガリガリ演奏するので
もうこれが面白いったらありゃしない。
語り口の巧みさでストーリーの中に
ぐいぐい引き込まれてしまうって

ゲルギエフって、やっぱりもともとオペラ畑の指揮者だなぁ
・・・と、ヘンに納得してしまう。

ベルリオーズという作曲家って
ともかく、あの時代にしては
ぶっ飛び方が異様な人だと思うけれど
その、とんでもないぶっ飛びを
実に巧みに表現してくれて
むちゃくちゃ楽しかった。

聴き慣れた曲をじっくりと
自分の頭の中の曲と比べながら聴くのも良いが
知らない曲で、ここまで楽しく演奏してくれると
コンサートの醍醐味って、これかも、と思ってしまうわ。

終わった時点で既に21時30分を過ぎていたが
ワークホリックなゲルギエフは
最後にラヴェルの「ボレロ」を持って来た。

これこそ名曲中の名曲・・・というより
子供の頃からレコード(あっ、今は CD かストリーミングですね)で
名演奏と呼ばれるものを何回も聴き
ついでにコンサートでも名演奏を山ほど聴き

私にとっては忘れられないのが
ジョルジュ・プレートルの、あのリズムずれボレロなんだけど

さすがにあのリズムずれはプレートルしか出来ない
というよりは、他の指揮者はあんな邪道、絶対にやらんだろ(笑)

ゲルギエフってスゴイ、と思ったのは
最初から最後まで
テンポを全く変えず、ほとんど揺れのない状態で
最後の盛り上がりまで一気に持って行った事。

最後のあたりになると
興奮して(かどうかわからんが)
多少のテンポ・アップが出てくる事が多いのだが
見事に同じテンポで演奏したのに
しっかり盛り上がって

更に、無駄な音響の団子状態にならず
あくまでも透明感を失わずに
各楽器のパートを見事に活かしたのには脱帽。

この曲は
ともかく各楽器のソロが完璧でないと
何せ聴衆も耳が肥えているから(笑)
ちょっとでもミスしたら
後々までの語り草になってしまう、という
まぁ、プレイヤーにとっては腕の見せ所、みたいな曲なので

ミュンヒェン・フィルの皆さま
見事な演奏でした ♡ お疲れ様です。

久し振りの楽友協会って
周囲の雑音もスゴイけれど(笑)
まぁ、人が入るコンサートだから
仕方ないかも、と、諦めの境地に達してしまった私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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