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火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント3回目

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    Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年5月11日 19時〜21時45分

    Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

    Petruschuka
    振付 Eno Peci
    音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
    ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
    舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
    指揮 David Levi
    教師 Davide Dato
    その妻 Nina Tonoli
    その子供 Raphael Grotrian
    校長 Rebecca Horner
    2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
    クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
    Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
    Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

    Movements to Strawinsky
    振付・舞台・衣装 András Lucács
    音楽 Igor Strawinski
    Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
    Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
    Les Cinq Doigts : Largetto
    Apollon musagète : Aposhéose
    Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
    照明 Attila Szabó
    指揮 David Levi
    Maria Yakovleva * - Jakob Feyferlik *
    Nina Tonoli * - Richard Szabó
    Eszter Ledán * - Andrey Teterin *
    Oxana Kiyanenko * - Igor Milos *
    Adele Fiocchi * - Attila Bakó
    Céline Janou Weder - Géraud Wielick

    Der Feuervogel
    振付 Andrey Kaydanovskiy
    音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
    reduzierte Fassung von Hans Blümer
    ドラマツルギー Richard Schmetterer
    舞台と衣装 Karoline Hogl
    照明 Vasil Lisichov
    指揮 David Levi
    イワン Zsolt Török *
    火の鳥 Davide Dato
    ヴァシリッサ Rebecca Horner
    カシェイ Mihail Sosnovschi
    労働者 Scott McKenzie, Dumitru Taran *, Arne Vandervelde *
    掃除婦 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Jakob Feyferlik, Greig Matthews
    王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
    Sveva Gargiulo, Erika Kováčová, Carolina Sangalli
    Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
    お客さま Attila Bakó, Martin Dempc * , Trevor Hayden,
    Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
    Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem *
    ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

    Orchester der Volksoper Wien
    Wiener Staatsballett

    5月2日の感想記で
    オーケストラが酷い、と書いたら
    オーケストラは頑張っているが
    指揮者があまりに酷い、という内部告発があって

    プログラムの紙に載っている指揮者の写真が
    え〜、これ、10年〜20年前の写真でしょ?という
    (芸術家にはありがちなパターン)
    立派な経歴だが、オペラ関係の指揮が多くて
    う〜ん、この経歴でストラヴィンスキーは・・・(以下省略)

    ペトルーシュカなんて
    変拍子とポリフォニーの嵐みたいなもので
    オーケストラが必死なのは充分に伝わって来るんだけど
    ちょっと何かもう痛々しいというか

    いや、それは火の鳥にしてもそうなんだけど
    ペトルーシュカとか火の鳥とか
    現代の贅沢な観客って
    コンサート・ホールで
    いわゆる超一流オーケストラが
    超一流指揮者で演奏されるのを
    何回も聴いているじゃないですか。

    この演目はあくまでもバレエだし
    フォルクス・オーパー・オーケストラのコンサートじゃないし
    それを考えたら
    オーケストラ頑張っているとは思うのだが

    失礼な言い方であるのは承知の上で
    やっぱりプレイヤーの技量が違う(すみません)

    最初のペトルーシュカは同じキャストだったが
    ストラヴィンスキー・ムーブメントのダンサーが入れ替え!!!

    きゃあああああっ 😍 
    ちょっと飛び上がりたい。
    3回目にしてこのキャストを持ってくるとは
    ウィーン国立バレエ団もニクい事をするじゃないの。

    最初の頃に出てくる
    ゲラウドの完全モダンのソロが
    私はものすごく好きなのだが
    ゲラウドはそのまま持ち越し。
    あんな優雅で柔らかい滑らかなモダンのソロ
    あのダンサーでないと出来ないよね、と思わせるソロ ♡

    最初でも踊ったニナ(トノリ)とリッチーのカップルが素敵。
    もちろん、マリアとヤコブのカップリングもハートがドキドキ。
    エスターとアンドレイも良かったし
    オクサーナとイゴールも、アデーレとアッティラも
    もう、みんなすごく良かった ♡♡♡

    この演目、やっぱりスゴイ。
    スタイリッシュで
    バロック的なところにモダンが違和感なく入り込んで
    新古典派の時期のストラヴィンスキーの音楽と
    コンセプト的にもバッチリ合って
    また衣装がモダンなんだけどバロックというか

    バレエを観ていると
    この演目だったら、何回観ても良いわ、という作品に
    時々遭遇するけれど
    このストラヴィンスキー・ムーブメントは
    間違いなくその一つ。

    これ、そのうち、国立オペラ座の方で取り上げてくれないかなぁ。
    舞台は簡素な真っ白の舞台で
    その中に様々なモダン・バロック的な黒い衣装のダンサーが踊るので
    舞台装置とかに問題はないと思うのだが。

    最後の火の鳥。
    イヴァンを演じたのはツォルト(と読むんだろうか)
    よく脇役には出てくるダンサーなんだけど

    えええええっ
    あんなに若くてハンサムで
    身体のキレイなダンサーだったの????

    こういうのが面白いんだよね。
    脇役やコールドで全然目立たないダンサーが
    主役を踊ると急にオーラが出てくるという・・・

    ちょっとビックリした。

    初演の時には
    最後にホットドッグが出てくる意味は
    私にはわからないだろうと思っていたけれど

    わかったぞ 💡

    ニワトリの着ぐるみに入って
    チラシ配りをしていたイヴァンが
    着ぐるみを脱いで、自分自身になって
    そこに火の鳥がくっついて
    イヴァンの欲望を掻き立てるのだ。

    欲望というのは
    まぁ、男性だからね、彼女が欲しい、というのが第一で
    彼女とイチャイチャしているカシェイの姿を見て
    ボクもああなりたい、というので
    カシェイが破滅すると
    その権威をそのまま引き継いで
    自分の欲望(彼女+権威+金)を実現する。

    それを促進した「火の鳥」は
    またもや彫像みたいになって
    それを見ているホットドッグの着ぐるみの人が
    たぶん、また次に火の鳥に憑かれて
    同じような事をするんだろうな〜というので終わるのだ、たぶん。

    まさかホットドッグの意味がわかるとは思わなかった。
    何回か観てみるもんだなぁ(ってちょっと違う気もするが)

    でもイヴァンとカシェイって
    別に戦うワケじゃないし
    すごく良いタイミングで
    イヴァンがスーパーの品物をぶっちゃけただけの事で
    あれだけで金と権威と女が手に入るんだったら
    人生、結構、楽かもしれない(こらこらこらこらっ)

    ミハイルが踊るカシェイの滑稽さが
    回を重ねるに連れて、どんどん強力になって来て
    ミハイルって、こういう役、本当に巧いわ。

    初演からずっと追い掛けているけれど
    この演目は、ちょっとこれにてお休み。
    9月にも上演されるので
    ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。

    やっと晴れて少し暖かくなって来たけれど
    まだまだ油断できないな、と思っている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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