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ウィーン交響楽団 + ユッカ=ペッカ・サラステ

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    日曜日のダブル・ヘッダーです。
    時系列に読みたい方は、一つ下の記事からどうぞ。

    以下は夜のプログラムの勝手な印象記です。

    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年5月7日 20時〜22時10分

    Wiener Symphoniker
    チェロ Sol Gabetta
    指揮 Jukka-Pekka Saraste

    Carl Nielsen (1865-1931)
     Ouverture “Helios” op. 17 (1903)
    Dmitri Schostakowitch (1906-1975)
     Konzert für Violoncello und Orchester Nr. 1 Es-Dur op. 107
    Jean Sibelius (1865-1957)
     Symphonie Nr. 2 D-Dur op. 43 (1901-02)

    前のブーレーズのコンサートの片付けの時間を計算に入れたらしく
    通常19時30分開始のコンサートが20時のコンサートになって
    ウエブ・サイトでは20時〜21時30分とか記載があったが
    21時30分で終わりそうもない事なんか
    最初からわかってるじゃないか(笑)
    (あまり遅い終了時間を書くと
     来なくなる年配の観客が結構居るから・・・)

    楽友協会の大ホールでは
    サンクト・ペテルブルク管弦楽団の
    ラフマニノフとチャイコフスキーのコンサートがあって
    どちらに行こうか散々迷ったのだが
    一応、ウィーンに住んでいる身としては
    ウィーンのオーケストラ優先という事で・・・

    ユッカ=ペッカ・サラステって
    エサ=ペッカ・サロネンの同級生らしいのだが
    永遠の青年サロネンが日本でも人気があるのに
    (で、ウィーンにはほとんど来てくれないのに)
    割に地味な指揮者という印象がある。

    持って来たのはニールセンとショスタコーヴィッチとシベリウス。
    何となくニヤッとしてしまうプログラム構成。

    ニールセンのヘリオスは初聴き。
    後期の複雑な交響曲より、ずっと後期ロマン派に近いけれど
    時々、ニールセンっぽい転調があって面白い。
    ホルンを派手に使っていて
    金管が巧いと聴き応えがある楽しい曲。

    ショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲1番には
    美人チェリストのソル・ガベッタが登場。

    しかもマタニティ・ドレスで!!!
    あれだけお腹が大きくなったら
    普通の人は休みを取るんじゃないかと思うんだけど
    アーティストは産休手当とか出ないだろうし(イケナイ考え方)

    情熱的でマスクリンな演奏・・・と言ったら良いんだろうか。
    荒々しい音がして、すごく男性的で
    う〜ん、う〜ん、う〜ん、ワタシ、所詮シロウトなので
    何か音が粗過ぎて、透明感が全くなくて
    濁っていて気持ち悪いしオーケストラに埋もれる。

    いやいやいや、これこそ好みの問題である。
    あの曲を澄んだ透明感のある豊かな音響で弾けと言ったって無理だろ。

    終わった後、オーケストラのメンバーが
    全員揃って盛大に拍手していたから
    きっと、素晴らしいチェロだったのだと思う。

    アンコールはカザルスの「鳥の歌」だったんだけど
    ウィーン交響楽団のチェリスト3人を伴奏に使って
    え〜っと・・・ このオーケストラのチェリストの音の方が
    ワタシには美しく響いて来たし
    第一、ガベッタ、ソロの部分、ほとんど弾いてない(ような気がした)

    まぁ、美人だし、ご妊娠中だし
    私、シロウトだし好みの問題だし・・・(うじうじ)

    後半はシベリウスの交響曲2番。
    ご存知、あの名曲 ♡
    でもナマで聴くの、何かすごく久し振り。

    しかし・・・
    このプログラム構成
    最初から最後までホルンの首席出ずっぱりで
    演奏しっぱなし(吃驚)
    えらくホルンにハードなプログラム構成だな・・・

    特別どうのこうのという派手な演奏ではないけれど
    堅実にシベリウスの響きを明確に出してくれて
    これも金管が良いと、実に映えるチャーミングな曲。

    それに、弦の響きがかなり良かった ♡
    第3楽章とかの細かいパッセージが重なって行く部分なんか
    背筋がゾクゾクする位の快感(どうせヘン○イです)

    第3楽章から続けての最終楽章で
    盛り上げて盛り上げて
    また下がって、また盛り上げて
    (短調が繰り返し繰り返しで長調に変わるところ♡)
    あんたはブルックナーか、という位に
    しつこくしつこくしつこく続くところ
    実はものすごく好きだったりするのだが

    お隣さんは時計を気にしてました(笑)
    まぁ、コンツェルトハウスのプログラム
    各曲のだいたいの演奏時間の記載があるから
    見ていればわかるんですけどね。

    こうやって久し振りに聴いてみると
    やっぱり名曲だよね。
    シベリウスの交響曲って、なかなか嚼み応えがあるというか
    割に難しい部類に入ると思うのだけれど
    文句なしに聴いていて満足。
    金管、お疲れさまです 😀

    今日のコンサートはウィーン交響楽団チクルスだったんだけど
    会場がかなり静か ♡
    無駄な咳がなくて
    まぁ、プログラムを捲ったり
    飴の包み紙ガサガサはかなりあったけれど
    それでも、周囲のマナーは、かなり良くて
    飴の包み紙+ティッシュ・ペーパーのガサガサ音さえ気にしなければ
    かなり良い感じで落ち着いて鑑賞できたのは嬉しい。

    こういうのはコンツェルトハウスの良さでもあるなぁ。
    (あまり観光客は入ってこない傾向があるのだ)

    最近、ちょっとイライラする事も多かったんだけど
    (今日の交通渋滞とかもあったし(笑))
    コンサートの後、爽やかな気分で
    シベリウスを歌いながら
    ドライブして帰って来た私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2017.09.21 Thursday
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